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105(仮称)名無し邸新築工事
>>104
まとめて真面目に答えてみよう

※ONU:光回線終端装置
光信号を電気信号(NET用信号)へと変換する装置
光回線はこの装置に入線すると他に用事はなくなる、
外部から光回線が配管を通ってくるため配管が必要になる
置き場所に制限はないが、後から変更すると素人では手の出せない
光回線の加工が必要になるので熟考して利用者が置く位置を指示する、
LAN出力端子は基本一口

※光ルーター(原理的にファイアウォール機能を併せ持つ)
1本のインターネット回線で同時に何台ものパソコンでインターネットを
利用可能に、又は光電話を利用可能に機器
LAN入力端子は一口、LAN出力端子は基本4口(うち一つが光電話アダプターへ)
残りLAN出力端子は3口

※光電話アダプター
光ルーターからでた電気信号(NET用信号)を通話用信号に変換する装置
光ルーターからでたLANケーブルを一本占有する
LAN入力端子は一口、電話出力端子は基本2口(ここから電話線で各電話出力端子(モジュラー)へ

以上3点が光回線を利用してインターネットと光電話を利用する為に最低必要な装置である
各大きさは多少違うがA5サイズ相当で厚みは2〜3cm程度である
それぞれ多少発熱する機械なので放熱できる場所が望ましい。
尚それぞれ電気機器であるので当然家庭用電源がそれぞれに必要である
それぞれ初期設定が終われば保守以外触ることのない機械なので隠れた場所に設置して
室内をスッキリしましょう。(ここを弱電集中場所と暫定的に呼ぶことにします)

続く
106(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/14(土) 09:37:12 ID:???
※光電話編
光電話アダプターからでた電話線を室内で接続する位置を決めましょう、
最近はFAX併用電話が多いのでFAXを置ける場所が適してるでしょう、
又家族全員で使うものなので家族が集まる居間などが一般的です。

光電話の特徴として安価(300円/月)でもうひとつ電話番号が取得でき代表電話とは別に
同時通話することができます、光電話アダプターに電話出力端子が2口あるのはこのサービスの為です、
お父さんが仕事で夜中に電話する家庭などでは重宝しますが一般的な家庭では必要ないでしょう。
単純な電話は電源を必要としないがコードレスホン、FAXは電気機器であるので当然家庭用電源が必要です

※パソコン(インターネット利用)編(パソコン3台まで)
光ルーターからのLAN出力端子は基本3口です、パソコンを設置する場所をよく考えて
弱電集中場所からパソコン設置場所に配管をお願いしましょう、現在主流のLAN配線は
Cat5e又はCat6です、配管と同時にお願いすれば割安になります、
電気機器であるので当然家庭用電源がそれぞれに必要です。

更に続く
107(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/14(土) 09:38:32 ID:???
※パソコン(インターネット利用)編(パソコン3台以上)
光ルーターからのLAN出力端子は基本3口ですそれ以上パソコンがある家庭ではインターネット原則利用できなくなります
そこで登場するのが HUB(ハブ:一般的にスイッチングハブ )です
LAN入力端子は一口、LAN出力端子は4口程度から8口12口など様々ありますが出力端子が多いほど当然高価なので
必要に応じた機器を選択しましょう、電気機器であるので当然家庭用電源が必要です
HUBの役目は簡易ルーターと考えて下さい、1本のインターネット回線で同時に何台ものパソコンでインターネットを
利用可能に再度分ける装置です(ルーターを親とすると子の役目を担います)

実例を書きます
2階にパソコンが3台、1階にパソコンが2台あるとします光ルーターのLAN出力端子は3口なので2口不足します
1階に弱電集中場所がある場合1階のパソコン2台は光ルーターからのLANを2口占有します、残りは一口ですね
残り一口分を2階に出力してそこに HUB を置きます、そこから更に配管・配線すれば2階のパソコン3台も
インターネットを利用できるようになります、この時光ルーターから見れば1階のパソコン2台は子供に該当します
2階のパソコン3台は子供ではなく HUB の子供すなわち孫に該当します。

更に続く
108(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/14(土) 09:39:16 ID:???
※速度低下に心配について
LANケーブルはノイズ対策がしっかりしてますので一般的な家庭に利用するケーブルでもケーブル長が100M程度までは
理論上速度低下はしないと考えていいです、むしろ多数HUBが存在するほうが速度低下の原因となります。
しかしこのHUBの速度低下も孫・曾孫程度では一般人が体感できるような速度低下には直結しません。
ADSLは距離損失が顕著ですがLANケーブルは基本電力線と同じと考えて下さい、1階でドライヤー使っても
2階で1階でドライヤー使っても同じ風量が得られるのと同じです。

※CD管かPF管か
原理的には同じ合成樹脂製可とう電線管である、違う点はCD管には耐紫外線性がない為外部に使用するのは不向きである
またCD管には自己消化性がなく基本的には燃える素材である、屋内で使用する場合この自己消化性の有無だけが
CD管とPF管の相違点である、ただその特性上価格はPF管のほうが15〜20%高価である。
どうしてもPF管を使用したい人はその旨を業者に伝えその差額費用を負担してください。

終わり