1 :
(仮称)名無し邸新築工事:
耐久性の高い家というスレがあり、耐久性を求める志向が高まって
いるが、耐久性が高くても地震に弱ければ意味がない。震度7の地
震では28%の確率で倒壊する(建築基準法レベル=耐震等級1の場合)。
仮に倒壊しなくても、大破し、建て替えは免れないだろう。
最近は構造用合板やホールダウン金物の使用など、家は丈夫になっ
ているように見えるが、構造計算書がなかったり、釘を正しく打ち
付けていなかったり、ホールダウン金物を省略したりするなどの欠
陥住宅が多く、必ずしも耐震性が高くなったとは言えない。
家を建てたいと思うけど、建てるならやはり地震に強い家を建てた
い。1割か2割アップの建築費では建たない?
>>1 C0=0.3(耐震等級3)で計算した構造計算書つけさせる。
ホールダウン金物は全部25kN用を強制、四隅柱はダブル。
釘は変なのを使われないように、2×4用太め鉄くぎ
CN50(緑)・CN65(黄)・CN75(青)・CN90(赤)以外は
使用禁止とする。
とりあえず平屋にしろ
地震に強いツーバイはいかがですか?
在来工法に比べても1割もアップしないと思います。
外周軸組みに構造用合板の特類を全面張り。
釘の間隔を5cmにすれば実質的に壁倍率4倍程度は確保できる。
(計算上は壁倍率2.5でやるから安全率がある)
筋交いは、大地震ではすぐに折れたり外れたりしやすいので、
だめなことが判明しつつあるらしい。
6 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/05/30(金) 09:49:34 ID:MEsWiMQO
耐震等級1とか3とかは、こちらで3にしてと工務店に頼めばいいのですか?
設計士に頼まないと無理ですか?
以下主要部引用
>阪神大震災の際に神戸海洋気象台が観測した地震波(818ガル)を再現して
>等級1の建物を揺らしたところ、1階の柱や筋交いが折れ、実質的に倒壊したという。
>等級2(基準の1.25倍の耐震性)では壁板が浮いたり、
>柱のかすがいが抜けかかったりしたが、倒壊はせず、
>等級3(1.5倍の耐震性)は変形したものの、構造部分はほぼ無傷だった。
等級3でも変形するのか。等級5(2倍の耐震性)ってないけど、
そのぐらい必要だな。
>>6 耐震等級1はどこでも良い気がするが(欠陥を除く)、2と3は、
ちゃんと一棟ごとに構造計算を行っている工務店か設計事務所に頼んで、
耐震等級2(C0=0.25)又は耐震等級3(C0=0.3)を指定して設計してもらう。
(普段から構造計算書を作成していないところに頼んではだめ。)
耐震等級?構造計算書?何それ?みたいなとこに頼んじゃ絶対だめ。
やっぱりそうなんですか。
うちの大工さん、何それ?って言うタイプなので・・・。
まずは耐震等級3というので設計してくれる設計士さんを見つけて、
その図面通りに大工さんにやってもらうのが良さそうですね。
木造に関して言えば、
ミサワホームの木質パネル接着工法が最強で、
その次に枠組壁工法(ツーバイフォー)で、
その次に木造軸組工法となるらしいです。
ただしミサワホームの木質パネルは腐りやすいという都市伝説も
あるので、枠組壁工法で外壁通気工法・室内側防湿気密シートにして、
構造用合板がいつも乾いている状態にした方がいいかもしれないです。
>>6 ホールダウン金物?何それ?どこに付けるの?は、さらに論外。
14 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/05/31(土) 03:07:40 ID:offE9xGB
a
外周の壁に構造用合板ではなく、ダイライトを貼るそうですが、
耐震性に何か問題ありますか?
>>15 ダイライト9mm厚は、構造用合板9mm厚と同じ壁倍率2.5倍であるものの、
ダイライトは材質がもろく(蹴ると穴が開く)、釘穴もゆるみやすいので、
構造用合板に比べると耐震性は下がると思う。
心配だったら、筋交いだけでももつように多く筋交いを入れておいて、
その上でダイライトを貼るとよいと思う。
あと、木造軸組工法の場合、構造用合板は釘の間隔は150mm以下だが、
ダイライトは100mm以下だから、そこんとこ間違えないようによくチェック。
釘の種類もね。
>>2 >釘は変なのを使われないように、2×4用太め鉄くぎ
>CN50(緑)・CN65(黄)・CN75(青)・CN90(赤)以外は
>使用禁止とする。
それいいね。
基礎も大切だよ。
ベタ基礎でも、鉄筋はD13を150mm間隔ぐらいで入れておかないと、
地形が少し変形したときに、基礎ごとすぐこわれちゃう。
普通はD10を300mm間隔にしか入れないから、すごく弱いよ。
コンクリート断面積に対して鉄筋が少なすぎるんだね。
>>16 100mm以下の方が強度上がりそうだけど、構造用合板で150mmの方がいいんだね。
>>19 面材が同じ材質なら、釘の間隔は密な方が強度が高い。
構造用合板の場合、実質的な壁倍率は、
150mm間隔=2.5倍
100mm間隔=3倍
75mm間隔=3.5倍
50mm間隔=4倍
となる。構造用合板はほとんど剛体として挙動するので、
打ち込まれた釘の多さ(断面積)がそのまま抵抗力となる。
面材がもろい材質の場合(釘の保持力が低い場合)、
同じ強度を得るのに、より多くの釘が必要になる。
いずれにしても、多めに打っておくに越したことはない。
すみません、ホールダウン金物が少ないので、聞いてみたら、
これであっているから大丈夫といって、根拠はないみたいですが、
耐震性は大丈夫ですか?
木造2階建てで、1階の柱の下に2箇所、上はなし、2階は上下ともなしです。
>>20 なるほど。構造用合板でも、可能なら100mmで打ってもらった方がいいんだね。
是非そうしてもらおう。
>>22 壁用の構造用合板は、910mm×2730mmのを縦長に使って、
N50釘又はCN50釘を、構造用合板の四辺と中央のすべてに打つのだぞ。
短い構造用合板を使ってつなげたり、上辺や下辺に打ってないのはだめ、
NC50とかPNF2150とかMN21-50とかいう細い釘を使うのもだめ、ここ要注意。
>>23 おお、サンクス。
うちの大工さんわかってるか心配だから、これをメモって読ませるよ。
26 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/05/31(土) 14:06:24 ID:atEVd2lU
>>23 N50釘とかCN50釘とかNC50釘とかって、どこが違うのですか?
釘なんてどれでも同じにみえるんですけど。
>>26 名前は似ているがそれぞれ全然別物。
N50(鉄丸くぎ) = 直径2.75mm
木造軸組工法用、
構造用合板など厚さ9mm〜12mm打ちつけ用。
Nシリーズは色が付いていないので、打ち込んだ後は検査できない。
CN50(太め鉄丸くぎ) = 直径2.87mm、 緑色
枠組壁工法(ツーバイフォー用)、(木造軸組工法で使ってもよい)、
構造用合板など厚さ9mm〜12mm打ちつけ用。
CNシリーズは長さ別に色が付いているので、打ち込んだ後も検査できる。
NC50,PNF2150,MN21-50 = 直径2.10mm
細すぎるので建築では使用禁止。使ったら違法建築物、耐震性不足。
でも安いし、みんな使っていて、出荷率もNo.1。
設計事務所に頼んでも、デザインばかり重視され、
構造計算書もないし、耐震性とか全然気にしてないもんな。
工務店に頼んでも、科学的根拠もなく「うちのは頑丈です」
と言い張るだけで、実際何もわかってないもんな。
ハウスメーカーは、情報がクローズドすぎる上、値段が高すぎる。
どこか耐震性の高い家を設計・施工してくれるところはないのか?
29 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/02(月) 02:54:24 ID:b1+rqZ9e
>>28 >設計事務所に頼んでも、デザインばかり重視され、
>構造計算書もないし、耐震性とか全然気にしてないもんな。
基本的な間取りは決まっているので、構造面だけ設計して頂けるところ
とかないのでしょうか?
>工務店に頼んでも、科学的根拠もなく「うちのは頑丈です」
>と言い張るだけで、実際何もわかってないもんな。
そうですよねぇ。
どこか第三者が耐震性などの構造面だけ噛んでくれたら良いのですが。
木造3階建て以上なら構造計算が要るんですよね。デザインとか頼まなくても。
二階建てでもそうしてくれたらいいのに。
>>30 >基本的な間取りは決まっているので
その間取りが既に耐震性のないものだったらどうする?
耐力壁の下に耐力壁がない、柱の下に柱がない。
ひどいものでは1階がビルトインガレージの3階建て木造。
設計とは、間取りを決めることではない。
命に関わる耐震性(構造)を優先的に考えながら、
できるだけ希望の間取りに近づけていくことが重要。
素人設計(デザイナーなど含む)の間取りで構造計算すると、
無理やり耐震等級1(建築基準法ギリギリ)はできたとしても、
そういうものは真っ先に倒壊するし、最悪姉歯モード。
>>28 >工務店に頼んでも、科学的根拠もなく「うちのは頑丈です」
>と言い張るだけで、実際何もわかってないもんな。
それ本当に多い。耐震性のことを聞くと、
オール5寸柱を使っているから耐震性抜群ですとか、
床の厚さが50mmもあるから耐震性抜群ですとか言うけど、
在来工法じゃ、柱が太くても耐震性にはあまり関係ないし、
耐力壁が多くなければ意味ないじゃない?
床も厚ければ良いわけではなく、構造用合板を梁にどのように
釘打ちしているかが大切じゃない?
>>30 >木造3階建て以上なら構造計算が要るんですよね。
そうだけど、ほとんどがギリギリの設計で危険だ。
耐震等級3指定なら別だけど。
建売なんか、構造計算書は提出したらすぐ捨てちゃって、
構造計算書通りに建ててないもんな。
建売買った人、構造計算書もらってないだろ。
他の書類はあるのに。
・建売・売建(建築条件付売地)は買わないこと。
・セールストークやデザインにだまされないこと。
・耐震等級3の構造計算書により証明されること。
・構造計算書のとおりに建てられること。
>>31 >その間取りが既に耐震性のないものだったらどうする?
平屋で部屋の多い間取りなのですが、
でも、それでも心配だからこそ、構造面をチェックしてもらって
直すところは直し、問題がないように設計してもらいたいという希望です。
デザイン・意匠中心ではなく、そうい構造面に特化したような設計のお願いを
出来ないかなぁと言う意味で
>>30を書きました。
>>33 >耐震等級3指定なら別だけど。
これをどこで頼めるかですね。
図面があっても、その通りやってくれるかはもちろん別の問題としてありますが
とりあえず。
>つ構造設計事務所
あ、構造設計事務所で頼めばいいのですか。
二階建てでも、上で出てた「耐震等級3指定」でって、頼めればいいのですが。
今は平屋ですが、こういう頼み方が出来るのなら
2階建てで図面お願いして、あとは大工さんにってことも可能ですね。
>>36-38 平屋なら耐震的に有利だから、構造的には耐震等級3はとりやすいと思う。
2階建ては、かなり耐震的に考慮された間取りでなければ、耐震等級3は難しいかも。
3階建ては、1階が相当に壁だらけで、3階が相当に軽いものでなければ、耐震等級3は難しいかも。
木造住宅の構造計算費用はだいたい10万円〜20万円。
建築費総額の1%程度だ。
これで構造計算書が100枚ぐらい付いてくる。
家の耐震性能や耐風圧性能を科学的に証明する唯一の書類だ。
将来補修するときや改築するときにも必要な書類だ。
けちるべきものではない。
>>21,24
今どきホールダウン金物を入れないような違法建築物を作る業者も業者だが、
そういういい加減なところに頼むほうも頼むほうだ。
まあ、建築中に気づいてよかったね。
知らずに完成したら、地震でつぶれているところだ。
>ホールダウン金物
N値計算で常識的な設計をしていれば、2階建てで四隅の柱となると、
20kN用ぐらいのホールダウン金物がX方向用に1つ、Y方向用に1つ、
計40kNぐらい必要だな。
他の柱は、開口部の両脇の柱に、10kN〜20kNのものがつくはずだ。
出隅や入隅の柱、T字型部の柱では、X方向用かY方向用の
どちらかしか付けない設計士や工務店もいるみたいだが、
地震ってX方向とY方向別々に来るものでなくて、両方向同時に来るから
ちゃんと両方つけないとだめだ。両方足し算しても1本で済むならいいけど。
>>42 ホールダウン金物ってそんなに必要なんですか?
普通の建物はそんなに入っていないし、耐力壁の量が守られていれば
いいのではないですか?
>>43 耐力壁の強度(壁倍率)は、絶対に抜けないように作られた柱を用いて
専門機関で3回の実験を行い、もっとも悪い結果で決められている。
従って、耐力壁の強度(壁倍率)の根拠は、壁が破壊するまで絶対に
柱が抜けないことが前提になっている。
壁が破壊するより前に柱が抜けかかったりするようでは、所定の強度
(壁倍率)は半分も発揮されない。すなわち、壁量不足となる。
告示1460号の表、N値計算、構造計算によるホールダウン金物の決定は、
壁が破壊するまで柱が抜けないことを保証する。
つまり壁の強度が予定通りに発揮できることを保証する。
>>42 ホールダウン金物は、3階建ての場合はどのくらい必要ですか?
>>45 四隅の柱では、35kN用ぐらいのホールダウン金物がX方向用に1つ、Y方向用に1つ、計70kNぐらい。
その他の柱は、開口部の両脇の柱に、15kN〜25kN用ぐらいのがつく。
あくまで参考程度。詳しくは構造計算による。
47 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/07(土) 00:15:30 ID:vkMEWyyH
良スレage
48 :
名無しさん:2008/06/07(土) 00:50:41 ID:ceOSeb0i
不治ハウスの建て方手伝いにいったけど、
ホールダウンの数が半端じゃないよ!
建売程度のものを耐震等級3相当の住宅にするとして、
・構造計算書代(耐震等級3) : 2%up
・構造図代(特記仕様書、基礎伏図、各階床伏図、各通り軸組図) : 2%up
・基礎鉄筋強化代(D10@300mm間隔→D13@150mm間隔) : 2%up
・ホールダウン金物強化代 : 2%up
・筋交い・構造用合板強化代 : 2%up
・釘強化代 : 2%up
(外壁:鉄丸くぎN50@150mm間隔以下→2×4用太め鉄丸くぎCN50(緑)@100mm間隔以下)
(床:鉄丸くぎN75@150mm間隔以下→2×4用太め鉄丸くぎCN75(青)@100mm間隔以下)
・外壁の室内側に防湿気密シート(厚さ0.2mm)施工代 : 2%up
たぶん1割〜2割の価格アップでいけると思います。
構造図面もあることだし、釘の色もついているので、
このスレを見ていればチェックは自分でできると思います。
外壁の室内側の防湿気密シートは、耐震性には直接関係ありませんが、
壁内結露を防ぎ、構造用合板を腐らせないようにするために必要だと思います。
予算が厳しければ、内装・外装・設備などのグレードを落とすことも考えられます。
>>50 うわぁ恐ろしい写真。
柱って抜けやすいんですね。
わかりました、ホールダウン金物を強化しようと思います。
52 :
名無しさん:2008/06/07(土) 01:24:39 ID:ceOSeb0i
通しのところだけ35Nな!
35kN用のホールダウン金物では、アンカーボルトの埋め込み長さが
520mmぐらい必要なので、ベタ基礎の場合、底板コンクリート打設前に
先にアンカーボルトをセットします。
25kN用のホールダウン金物では、アンカーボルトの埋め込み長さが
360mmぐらい必要なので、基礎高さが450mmぐらいあれば、
底板コンクリート打設後、型枠に固定して正確な位置にセットできます。
>>49 防湿気密シートを施工する業者って滅多にいないですが、
防湿気密シートを施工しておけば、
耐久性や省エネに役立つばかりでなく、
結局耐震性にも役に立つのですね。
これは盲点でした。
まさに一石二鳥。
>>52 通し柱のホールダウン金物も重要だけど、
四隅の柱の方がもっと引き抜き力かかるよ。
四隅は35kNのホールダウン金物じゃ足りないかもしれない。
>>42によると、2階建ての場合40kNぐらいかかるみたいだから、
25kNのホールダウン金物ダブルがよくね?
>>27 がーん。
まさかと思って見に行ったら、
NC50の釘の空き箱が大量においてありました。
色は緑ではなく、黄色ぽかったです。
違法建築物です。
もう打っちゃったみたい。
どうしましょう!?!?
>>57 ちゃんと一級建築士に検査依頼してあるし、
JIOの第三者検査もあるのですが、
結構みんないい加減なんですね。
とりあえず正しい釘で全部打ち直しさせる方向にします。
2chのこのスレのおかげで助かりました。
もう自分の目で徹底的にチェックするしかないのですね。
Wikipediaの「釘」や「ホールダウン金物」の記事は案外しっかりしてますね。
まさに目からウロコです。
釘の太さをノギスで測っている写真は、特に感動しました。
あそこまで検査してくれるところに頼みたいものです。
>>58 打ち直しさせることなんて、出来るんでしょうか?
>>60 既存の違法釘はそのままとし、追加で正しい釘を打つの。
あまり近接して打つと割れるから、既存の釘より少しずらして打つらしい。
>>58 所詮、土建屋なんてそんなもんだよ。
特に見えないところなんか、欠陥だらけ。
あれだけ姉歯事件で耐震偽装が発覚した後なのに、
平然と欠陥工事をすすめている。
それを見逃す建築士も検査屋も同類。
痛い目にあいたくなかったら、
このスレを
>>1から全部、100回読んで、
自分で勉強して、自分でチェックしなければ、
誰も見てくれないよ。
63 :
名無しさん:2008/06/07(土) 23:58:46 ID:ceOSeb0i
35Nダブルでどうですか!合計70N!
見たことない、趣味のせかいだね!
64 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/08(日) 00:11:13 ID:sliIcCRO
家の平面形状は、正方形か長方形のものが耐震性が高い。
また、家の表面積が少なくなるので、断熱性、防音性なども高く、
価格も安くなるメリットがあると思う。
家の立面形状は、各階同一形状か、上の階ほど小さく
なるものが耐震性が高い。
あと、重くなる浴室や、振動を発生する洗濯機は1階に配置。
ピアノや本棚などの重い家具も1階に配置するのが良いと思う。
>>63 木造3階建ての四隅の柱は、壁倍率4倍程度の耐震壁が3層重なっていると、
本当に35kN用のホールダウン金物が必要になるよ。
X方向とY方向でL字型に耐震壁にしていれば、35kN用ダブルになる。
角をL型に耐震壁で固めた家は、とても耐震性がある。
ホールダウン金物を減らすために、角の壁倍率をわざと弱くした家は、
耐震性がない。
66 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/08(日) 09:25:08 ID:oLxRwvm2
あまり根拠はないですが、
長方形の総2階建ての家で、
すべての壁にスジカイをタスキ掛けで入れて、
外壁は構造用合板(12mm×910mm×2730mm)をCN50釘(緑)@100mmで打ちつけ、
床は構造用合板(24mm×910mm×1820mm)をCN75釘(青)@100mmで打ちつけ、
ホールダウン金物は全部の柱に25kN用(四隅はダブル)を取り付け、
外壁の室内側に防湿気密シートを施工するようにすれば、
間違えようがないし、セルフチェックもできるし、
構造計算書だの耐震等級3だのややこしいことにこだわらなくても
かなり耐震性の高い家ができるのではと思うのですが、
いかがなものでしょうか?
2階より1階の方が耐震壁の量が多いなら、それは大いにありかも。
「間違えようがないし、セルフチェックもできる」という単純明快な構造方式は、
結構重要だと思う。ツーバイなんかは既にそうなっている。
構造計算書に頼らないで思いっきり安全側に作ることは、
将来法律が改正されたとき(例えばすべての柱にホールダウン義務化とか、
構造用合板の義務化とか、CN釘の義務化とか、壁量割り増しとか)あったときにも
既存不適格にならないし、耐震不足にならなくていいと思う。
いずれにしても今の耐震基準じゃ守ったとしてももたないからね。
>>66 価格は1〜2割アップ以内で済むと思う。
・基礎鉄筋強化代(D10@300mm間隔→D13@150mm間隔) : 2%up
・ホールダウン金物強化代 : 2%up
・筋交い・構造用合板強化代 : 2%up
・釘強化代 : 2%up
(外壁:鉄丸くぎN50@150mm間隔以下→2×4用太め鉄丸くぎCN50(緑)@100mm間隔以下)
(床:鉄丸くぎN75@150mm間隔以下→2×4用太め鉄丸くぎCN75(青)@100mm間隔以下)
・外壁の室内側に防湿気密シート(厚さ0.2mm)施工代 : 2%up
つーことは、
木造軸組最安値で見積もりもらって、上記耐震性補強を1〜2割アップ、
コストも考えればこれが最強だな
何でそういう結論になるのか。
>>70 そんならもともとツーバイにして、
・基礎鉄筋強化代(D10@300mm間隔→D13@150mm間隔) : 2%up
・外壁の室内側に防湿気密シート(厚さ0.2mm)施工代 : 2%up
にした方が簡単で頑丈なのでは?
さらに防音仕様も希望の俺は、どうすればいいですか?
防音追求するのにRC以外を選ぶ理由はなかろう
そうですか・・・
RC高いですものね。
2x4でもシートとかで何とかならないかと思いましたが難しいのですね。
ありがとうございました。
RC高いの?
自身を一番に考えて「平屋・25坪RC」で、
中は簡素な家を考えてたんだけど、どのくらいするんだろ?
設備はケチりまくって坪70万、計1750万無理かな?
77 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/09(月) 19:37:13 ID:CbR/KAy6
>>73-76 壁式RCは耐震性があるけれども、価格がバカ高いし、
地盤補強や基礎工事もすごく大掛かりになる。
その予算ではかなり無理があると思われる。
ツーバイでも、壁の防音性能に関して言えば、
構造用合板12mm + グラスウール24k-90mm厚充填 +
防湿気密シート0.2mm + 石膏ボード12mmを二重貼りで、
RCに近い防音性能が出る。
ポイントは、石膏ボードを重ね貼りにするときに、
つぎ目の位置を幅の半分づつずらして重ねることだ。
これは重いRCが使えない超高層のホテルの間仕切壁などで
採用されている、軽くてな高性能な防音壁の作り方と同じだ。
78 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/09(月) 19:47:33 ID:CbR/KAy6
それよりむしろ、音漏れの原因は開口部(サッシ・窓等)が圧倒的で、
これはRCでもツーバイでも同様だ。
開口部の面積を、採光等に必要な最小限度にすることは重要だ。
サッシの種類は、引き違いのものは、締め切っても
戸車のある上下に隙間があって、音漏れが激しいのでだめだ。
一方、片開き式の窓は、車のドアと同様に、閉めたときにサッシ同士が
完全にゴムをはさんで密着するので、大変防音性が高い。
ガラスは、単に複層にするだけでは効果がない。外側6mm厚、内側3mm厚
のように、厚みを異なるものにしておくことと、中間の空気層はなるべく
厚めにとることが重要だ。防火の都合上、網入りガラスを使うのなら、
自動的に1枚は6mm厚のものを使うことになる。
また、換気扇や給気口は、防音仕様の製品を選ぶ。
これで、耐震性と防音性の高い家が、2割アップぐらいでできると思う。
さらに石膏ボードが二重になっているので、準耐火構造が得られる。
>>77 凄いな。出来ることなら私の将来建てる家の設計と施工をお願いしたい。
設計だけでも頼めないかな。
>>78 なるほど。サッシは二重窓を考えていたけど
>片開き式の窓は、車のドアと同様に、閉めたときにサッシ同士が
>完全にゴムをはさんで密着するので、大変防音性が高い。
これは目に鱗。
片開きで二重にすればかなり良さそうだね。
このスレ参考になるなぁ。
本当に77氏や78氏のお世話になりたいよ。
石膏ボードの二重張りも、両氏共通して指摘してるから絶対やりたい。
81 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/09(月) 21:48:25 ID:CbR/KAy6
それから書き忘れたが、防音性を求めるなら、
外周壁の室内側に電気のスイッチやコンセントを付けてはだめだ。
これらを取り付けることは、せっかくの防湿気密シートや二重石こうボードに
大穴を開けることになり、そこから音漏れを起こし、防音性を低下させる。
電気のスイッチやコンセントは、防音性の必要ない室内間仕切壁のみに
付けるとよい。どうしても外周壁の室内側に必要な場合は、
壁内埋め込み式のものではなく、壁表面に後付式のものを採用するとよい
(出っぱってしまってかっこ悪いが)。
こういうところは、いくら設計図に書いても、設備屋や電気屋が勝手に
穴をあけてしまうので、そういうトラブルのないよう、予め設備屋や電気屋
と打ち合わせをして、文書で確認しておかないとだめだ。
ちょっとスレ違いだが、大切なことだからご了承を。
予算関係なしで耐震重視の木造二階(or三階)ならどう設計しますか?
>>81 これも重要な指摘ですね。
ありがとうございました。
>>77 >つぎ目の位置を幅の半分づつずらして重ねることだ
2重貼りにしたら黙ってても千鳥に貼るだろう 普通
頭の良い俺は 2枚重ねて打てば早いのにって思ってました・・・・・
俺って 普通じゃないのね?・・・・・・・・・orz
87 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/13(金) 13:46:21 ID:0wM092m5
だけど、二重にする時の取り付け方やの打ち方ってどうなるの?
上読むと耐震壁としても石膏ボードを使って強度を持たせるという
ことのようだけど、二重にすればそれは無効になる?
>>87 間柱を規定サイズ以上・継ぎ手部胴縁を規定サイズ以上の胴つなぎにすればいい
告示1100号
http://apple.webdos.net/~prearch/news/houreisyuu/kokuji/S56-1100.html ただ
一 別表第1(い)欄に掲げる材料を、同表(ろ)欄に掲げる方法によつて柱及び間柱並びに
はり、けた、土台その他の横架材の片面に打ち付けた壁を設けた軸組
だから↓が正解
240 名前: (仮称)名無し邸新築工事 [sage] 投稿日: 2008/06/06(金) 19:43:16 ID:???
>> 239
所定の釘を所定ピッチ以下で打ち込み更に
本来耐力壁部材として加算するのなら面剛性だから横架材
(土台・梁又は梁・梁に渡り)に力を伝達するように施工し
且つジョイント材も所定の材寸の部材を使用したらの話だと思うが。
壁内通気と床納まりと考えると嘘になるので俺は加算しない。
89 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/13(金) 16:26:19 ID:jCp0QFiT
>>88-89 なるほど
難しそうだね
うちの大工さんには無理そうだw
サンクス
石膏ボード二重貼りは、耐震性というよりは、
耐火性や防音性を高めるものだと思うが、
1枚目と2枚目を別々にずらして貼るのなら、
少なくとも1枚目は通常の貼り方をされるので、
1枚分の強度は考慮してもいいと思う。
2枚目は、釘が木材にあまり届かなくなるので、
考慮してはいけないと思う。
俺は、木造軸組の場合は、石膏ボードは、つぎはぎ
だらけになり、上の辺と下の辺に釘も打てないので、
耐力壁に加算しない。枠組壁工法の場合は、普通の
構造用合板と同じく、3×8尺の石膏ボード1枚もので
下から上まで枠組に釘打ちできるので、特記にそう
作るように書いて、壁倍率1.0として加算している。
耐力壁の仕様と壁倍率について、
木造軸組工法は告示1100号、
枠組壁工法(2×4)は告示56(1540)-1541号、
となっていてそれぞれ違うから注意ね。
枠組壁工法の耐力壁の仕様と壁倍率は、Wikipediaに載ってるよ。
>>82-83 予算が無制限の木造なら、ツーバイで
全部の壁を両面構造用合板貼りの上に石膏ボードずらし貼りにすれ。
壁倍率全部6倍!!(2枚目の石膏ボードは加算しないで)
筋交いなし。面材のみだから粘り強くて安心。
防湿気密シート(0.2mm)は、室内側の構造用合板と
石膏ボードの間にはさみこめば、壁内結露も防げる。
また地震あったな。恐すぎ。
100万やそこらの加算で上のような家が造れるのなら絶対そうしたい。
>>93 詳しく!
より耐震を望むらなら2×6の方がいいのでは?
>>93 このさい予算無制限なら、
耐震性最強の「壁式鉄筋コンクリート造」の長方形の総2階or総3階はどう?
防火シャッターをつければ火災旋風が起ころうとも
びくともしない。
>>94 100万円程度アップという予算制限があるなら、
>>72の仕様がもっとも効果的に耐震性をアップできると思う。
木造軸組がよければ
>>49あたりの仕様が参考になるかも。
どちらにしても、チェックは誰もしてくれないから、
このスレやWikipediaなどをよく読んで、自分でチェックをこなすことが重要。
>>95 阪神や新潟中越などの地震の被災結果を見ても、
同じ家をつくるなら、
木造軸組よりも2×4や2×6の方が
強かったことは確か。
ただ、2×6では、壁が厚くなるので断熱性や
鉛直荷重に対する強度は上がるが、
地震に対する耐力壁としての性能はあまり変わらない。
結局耐震性は、構造用合板を打ち付けている
釘の本数、釘の太さ、釘の長さなどに大きく左右される。
具体的には
>>17や
>>20を。
99 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/15(日) 10:39:37 ID:bKrM2eqG
今回の地震は0.1〜3%しか起こらないと予想される地域で発生しているな。
その他の主要都市は軒並み6%〜26%か26%〜100%の色で塗りつぶされている。
要は日本全国どこにいても地震からは免れないということだ。
http://www.j-shis.bosai.go.jp/ それをわかってて、
わざわざ耐震性の低い建売や売建の家を買ってみたり、
設計時に耐震等級3指定で構造計算をしないで建てているのは、
いかがなものかと思う。
さらにホールダウン金物を減らしたり、細い違法な釘を使ったり
する業者、それを平然と見逃す検査会社は、人の命をなんだと
思っているのか。
100 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/15(日) 17:47:33 ID:0+jFsbnc
スレ違いでしたらすみません
夫の親族所有の築1983年、1階部分が駐車場のマンションに住むよう
強く言われているのですが・・・
1階部分が駐車場のマンションて、耐震性が低いんですよね?
新しいマンションならともかく、1983年建築・・・
一般的にどうなんでしょうか?
>>100 新耐震以降だろう
よっぽど変なところが施工してない限り大丈夫だよ
1983年も今も基本的な基準は同じ
102 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/15(日) 18:50:32 ID:0+jFsbnc
>>101 ごめんなさい、築1980年でした
新耐震前だと思います。
義母が管理組合の理事なんですが、
さすがに聞けず・・・
2X4二階建ての屋根が軽量と、どっちが耐震性あるかな?
105 :
100:2008/06/15(日) 22:36:38 ID:0+jFsbnc
ご回答くださった方々ありがとうございます
特に映像は参考になりました
旧いだけなら構わないのですが
耐震性を考える義母所有のマンションで暮らすのは
かなり気が引けます・・・
義母とは気まずくなるかもしれませんが
別の場所に家を購入しようと思います。ありがとうございました
いまは実物がどういう動き方をして、何が起こるのか、現物の映像を見て
イメージ作れるからいいよな。
数字と図面だけから壊れ方を想像するのは、凡人には無理だったからね。
110 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/21(土) 21:36:27 ID:myEVW4g/
2x4でFA?
111 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/23(月) 16:44:06 ID:SV7gLbg+
RC
レンガ
RC(鉄筋コンクリート)は頑丈だけれども、
もともとが自分の重みでつぶれかかっているような構造だから、
極力低層で、耐震壁を相当に多く設けないとすぐつぶれちゃう。
壁式鉄筋コンクリート造2階建てぐらいならかなり良いかも。
やはり「軽くて頑丈」なのは2×4になるのかな。
実験は地形が変わることは想定していないから、
基礎はうんと強固にしておかないとだめっぽい。
もうFc=30N/mm2のコンクリートで、鉄筋はD16@100mm間隔
のベタ基礎にしてみてはいかがだろうか。
そもそも震度7は地形が変わることが前提じゃなかったけ?
耐震性を求めるなら、
最低1G(980gal)の水平加速度には耐えられる必要がある。
家を基礎ごと90度横倒しにして、
さらにそのまま家をタイヤのように360度転がして、
また家を水平に戻すことを想像する。
これで無傷ならばOKだが、
途中で柱が抜けてバラバラに分解してしまうようでは
耐震性が高いとは言えない。
ちなみに、阪神では800gal〜1500gal,新潟中越では1500galが
記録されている。
RC>>>>>>>
>>2x4くらいで考えればよろしいかと
119 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/26(木) 06:36:47 ID:UrsvY9w1
そもそも 基礎と土台をアンカーで固定することがよくないんじゃない?
ホールダウンなんか役にたたん。
へ? 基礎から土台が浮いたらおしまいだよ
122 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/26(木) 11:08:48 ID:UrsvY9w1
124 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/26(木) 21:44:48 ID:UrsvY9w1
そっか?
西岡棟梁が言ってたから 間違いない
125 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/26(木) 22:20:23 ID:nzvo8geq
常一の言うことは根拠のないデタラメ。
>>119 基礎と土台を固定するのは土台用アンカーボルトM12じゃなくて?
ホールダウン金物は、あくまで柱の引っこぬけ防止用だよ。
だから1階柱脚と基礎だけの接続だけでなく、1階柱頭と2階柱脚の接続、
2階柱頭と3階柱脚の接続、3階柱頭と最上階梁の接続にも使われる。
阪神大震災では、新築でもホールダウン金物のないものは
見事に柱がひっこぬけて倒壊していたではないか。
AllAboutだと「基礎にしっかり固定するための接合金物で、
住宅の四隅に取り付けるボルトのこと。」と嘘の説明しているけど、
Wikipediaの説明は正しいよね。
>>122 耐震性なら屋根は軽いほうが良い。
構造計算してみればすぐわかる。
重い屋根を使うなら、それなりに多くの耐震壁が必要となる。
かわいそうなことに、雪の重みはそれ以上だから、
多雪地域では、さらに多くの耐震壁が必要となる。
大抵 田舎の公民館 体育館は潰れ無い!!
公民館 平屋で新しいものが多いからか?
すまん 書いてから思ったが 公民館は空間でかいから 無理かも知れんわ
新しいけりゃ多分大丈夫だろうが 予算不足で古いのが多いし・・・・
在来の木造住宅は 間仕切りが多く柱、壁が多い 倒壊と言う観点からすれば
今のはしないと思う (修理は必要になるだろうが)
132 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/06/29(日) 08:42:09 ID:hWjX76mP
>>127 神社の瓦葺きの水屋に壁が無い事について 見解を・・・・・・・・
>>131 >在来の木造住宅は 間仕切りが多く柱、壁が多い 倒壊と言う観点からすれば
>今のはしないと思う (修理は必要になるだろうが)
むしろ今のは、1階にビルトインガレージをつけたり24畳のLDKを設置したりと、
ますます柱や間仕切壁が1階に少なくなっている傾向にあるから、
1階部分がつぶれる可能性が非常に高くなったともいえる。
建築基準法は守ったとしても、
>>1や
>>7や
>>8の言うとおり、
なかなか安全とは言いがたい。
ガレージは施主でも理解出来るだろうし
24畳間だと普通 屋根ガルバじゃない?
それにかなり少数派だろうし・・・・・
しかし伝統工法と 木造軸組み工法が別物って解釈は知りませんでした・・・・orz
>>Wikipediaの木構造(建築)を読むと、
伝統工法の部類に入ると思うが、
そうすると、耐震性は、接合部のめり込み抵抗によって
確保していることになる。
叔父が大工さんなんだけど なんかギャップを感じます・・・・・・
めり込みって? 摩擦抵抗とか物理的に抜けない継ぎ手とかじゃないんですね
ウッキーって正しいの?
水屋って参拝前の手を清める所ですよね
四方転びの柱 神社の鳥居を2つ組み合わせた様な形は
柱自体が筋交いの役目も果たしてる
壁は無いけど桁と柱がよじれない様に
桁の下に間を空けてもう一本桁が入っている
耐震の建物ではなく (軒付近を手で押しても揺れる)
ヤジロベエとは違うけど 揺れながらバランスを取ってる感じ
素人の考えです 失礼しました
長方形でも台形でも、
立面的に四角形の骨組みなら、地震力を受けると
骨組みが変形して接合部の角度が変わろうとするよね。
接合部が貫通接合なら、接合部の角度が変わったときに
柱に貫材がめり込みながら抵抗して、元の形に戻ろうとする。
あまり力をかけすぎるとめり込んだまま戻らなくなるけど……。
もちろん貫材が抜けないように十分摩擦していることも大切。
木造軸組のように点タッチの接合だったら、めり込み抵抗は
全くしないから、筋交いや構造用合板が必要になるわけだ。
しかも抜けるから、ホールダウン金物も必要になるわけだ。
おはようございます
なるほど 貫みたいに貫通した部材があるか 無いかの差なんですね
判り易い解説ありがとうございました
140 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/05(土) 21:02:18 ID:pO9v2Khl
枠組壁工法(ツーバイフォー)は耐震性、断熱性、防音性などの点で
非常にコストパフォーマンスに優れた庶民的な工法だと思います。
特に耐震性については、阪神淡路大震災のとき、新耐震基準を守ったと
思われる新築に近い木造軸組工法の住宅さえも倒壊か損傷していた
のに対し、ツーバイフォーのものは新しかろうが古かろうがほとんど無
被害であったと記憶しています。
その理由は、建物全体が耐力壁や剛床で完全に一体化されており、
地震荷重を接合部などに集中させず、全体に分散して受け止める効果が
あるからだと思います。
構造用合板が腐らないように、特類を使うのは当然として、屋外側には
透湿防水シート、室内側には防湿気密シートをきちんと施工して、
構造用合板が濡れたり湿気を吸い込んだりするのを防げば、
かなり耐震性の高い家が普通の価格でできるものと思います。
141 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/05(土) 21:04:37 ID:pO9v2Khl
壁式鉄筋コンクリート造(WRC造)も、ほとんど無被害であったと記憶し
ています。新築の10階建てビルの柱と梁がヒビだらけになって大破して
いる横で、旧式の3〜5階建ての壁式鉄筋コンクリートが無被害だったの
は印象的でした。
これも同様に、建物全体が耐力壁や剛床で完全に一体化されており、
地震荷重を接合部などに集中させず、全体に分散して受け止める効果が
あるからだと思います。
ツーバイフォーに比べると予算はかさみますが、壁式鉄筋コンクリート造
もかなり耐震性の高い家できるものと思います。
>>140 >枠組壁工法(ツーバイフォー)は耐震性、断熱性、防音性などの点で
防音性もいいの?
>>142 通常の木造軸組工法の住宅と比べれば、格段に隙間が少なく
気密性が高いから、音漏れも少なく、防音性はかなり良いと思う。
RC並みとは言わないが、
>>77や
>>78のような工夫を施すことによ
り、より高い防音性を確保することもできる。
ちなみに親戚の家がツーバイだが、ピアノを弾いてもほとんど外に
漏れていないのには驚いた。
ちなみに、耐火性についても、RC並みとは言わないが、やはり
>>77や
>>78のような工夫を施すことにより、準耐火建築物は
簡単に作れるし、耐火建築物を作ることさえも可能である。
近隣トラブルの第一原因が音の問題であることを考えると、
防音性は、耐震性や断熱性に並んで重要なファクターだな。
>>132 >基礎ゴム
>制震テープ
>プロの方から見て 効果の程はどうでしょうか?
効果はほとんどないと思います。
それぞれ普通の基礎通気スペーサー、粘着テープと考えておけばよいでしょう。
免震や制震効果を期待するなら、少なくとも
ブチルゴムと鋼板を交互に積層したようなものが必要になります。
また、木造住宅では建物荷重が軽いため、免震の効果はあまり期待できませんし、
粘性減衰も10%近くあり大きいため、制震の効果はもともと備えています。
むしろ足りないのは固さや絶対的な強度であり、構造用合板や釘や
ホールダウン金物を強化する方が、はるかに安くて効果的だと思われます。
>>140 阪神淡路大震災はあまり知らんが、新潟中越地震の激震地区ともなると、
木造軸組とツーバイの差はかなりはっきりしていた。
いずれも丈夫に建てられていたもので倒壊はしていなかったが、
木造軸組は開口部の四隅が割れ、サッシが脱落していたが、
ツーバイは何ともなってなかった。
木造軸組の方は修理したほうが安いか建て替えたほうが安いか微妙だが、
要はいくら耐久性を追及しても、根本的に耐震性が低ければ意味のない
ことだと思ったのには、
>>1に激しく同意。
ツーバイは 軽量屋根がほとんどだからね
構造的 というより屋根の差がそのまま出たよな気がするけどな
構造用合板 制震テープの効果無いなら
釘で細かく打つより ボンド付けてやった方が良くない?
家の耐震性がどうのこうのと言う前に
地盤がどうかが一番大事です。
先祖伝来の 宅地を今更どうしろと?
>>148 >釘で細かく打つより ボンド付けてやった方が良くない?
新築直後ははっきり言ってボンドベタ塗りが最強なことは確か。
しかし、いわゆる酢酸ビニル系の「木工用ボンド」は耐久性が低く、
ちょっとした水濡れ、湿気などでもすぐに無力化してしまう。
やはり屋内工作物用なのである。
特類の構造用合板のように、木材と木材をフェノール樹脂系の
接着材で長時間熱圧接着することができれば、それなりの耐久性が
出るが、それは工場でなければ不可能な話。
そういうわけで、構造用合板の貼り付けは、釘打ちが
耐久性・耐震性・コストパフォーマンスなどを総合的に見て最も良い。
ただ、細い釘使った欠陥住宅や、釘がめりこみまくっているいう欠陥住宅が
あるので、釘だとしても厳重な検査と注意は必要だと思う。
釘については、
>>20,
>>23,
>>27が参考になる。
>>149,
>>150 もちろん地盤が良いに越したことはないが、
地盤が軟弱(地耐力30kN/m2)な場合、
基礎はベタ基礎とし、コンクリート強度30N/mm2、
厚みは少なくとも150mm以上、鉄筋はD13@150mm間隔以下にする。
さらに、特に海沿い、川沿い、低地など著しく地盤が軟弱(地耐力20kN/m2)
な場合には、杭打ちも必要になる。
具体的には、直径130mmで長さ7mの鋼管を、1820mmピッチで突っ込んで、
鋼管内部にコンクリートを詰めれば、たいてい木造住宅程度なら支えられる
と思うが、揺れも激しいので、建物本体も、通常の住宅の1.5〜2倍程度の
耐震性が必要となる。
いずれにしても布基礎は、地形の変形に弱いのであまり勧めない。
制震テープの会社って フランチャイズ化してるから
加盟してる工務店もそれなりにある
出来れば実際に採用してる会社
住んでる人の体験談が聞きたいんだけどな・・・・・・
>>「木工用ボンド」は耐久性が低く・・・・・・・・・
根太ボンドではいかがか?
制震テープって、もともとは人工芝固定用の、
水中でもくっつく普通のブチルゴムテープのことでしょ。
それを、オーディオ機器の下に敷いて、トランスやコンデンサなどの
発する微振動を吸収して、音質向上させるとかいう使い道はあるけど……。
地震のような大きな振動を吸収させるものではないんじゃない?
まあ、どこに使おうが、儲かれば勝手ではあるのであるが。
>>152 自分の所は、大きなトラックが外を通っただけで、振動するからなぁ。
地盤弱そう。ガクブルだよ。
今更杭を打つわけにもいかないだろうし。
大きなトラックは普通でも多少は揺れるでしょ。
うちは乗用車が通っただけでも揺れるし、風でも揺れる。
素人の見解なれど・・・・・・・
能書きは 大きい地震後 合板の釘が緩んでも 貼り付いて抵抗すると書いてある
でも実際は 釘が緩む以前から効果があるんではなかろうか?
合板と梁をじかに接して多数の釘を打つと 釘だけの摩擦の他に 板と梁との面でも
摩擦が起きている
(板切れを釘一本でビシッと止めた状態)
釘が少し浮くとこの摩擦が無くなる
(ちょっと動き出すと板がクルクル回る状態)
制震テープが間にあるとこの摩擦は働かない
(柔らかいゴム状のテープが極僅かに動くから)
この微妙に動く状態が大事なんだと思う
他の制震装置見たいに はっきり大きく動く物では無く
僅かだが全体で動くので 多少粘りが出る感じ
続いて 基礎ゴムだが
たった3層だが積層ゴムには成ってたんだな
これも理屈は同じ 正直言ってどちらも これ一つで
免震です 制震ですって程の効果は出ないのは判るが
この2つはどちらも それ程高く無かろうと・・・・・・
揺れをゼロにするって訳じゃ無いのよ
誰にでも手が届く位の金額アップで 被害が低く成れば良いって事
使って 仮に10%でも揺れを吸収出来たら より大きな地震に耐えられる
同じ地震でも 被害が減る
今までの耐震のみの考えだと 家財道具や人体への衝撃は緩衝出来ない
普及出来てこその 防災住宅だと思う訳だが・・・・・・・・・・
たかが10%かも知れないが 大きな地震で
あとプラス10% あるか無いかは 大きいと思う訳です
(本当に10%減るかは判りまへん この辺が素人の悲しさでんがな・・・・・・・)
>>156,157 そう大型トラック通過で揺れない地盤は 日本には無いかもね
書き忘れたが 私はゴム製品の営業マンでは無いのでよろしく!
あんなコンセプトで 『安くて 効果のある』
製品の開発は出来ない物か って事です
>>134 平屋程度が限度だと思う。
一応親戚が 在来の大工さんなので(70過ぎても 今だ現役!)
伝統工法の応援を少し・・・・・・
大きな寺院だと 軒先で3階建て位の高さがある(らしいけど 住居では無い)
幕末の池田屋は 階段落ちが有名だが多分2階建て
金閣寺、銀閣寺も確か2階建て
時代劇では結構2階建ての建物が出てくる
しか〜し 耐震性は低かったろう 江戸時代は火災が多く
焼けてもすぐ建てられる 安普請が多かったろうから・・・・・・・・
長々と失礼しました 素人の笑い話だと笑って許してね
162 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/10(木) 23:43:30 ID:Y6SYzrj2
地震の加速度
建築基準法レベル(耐震等級1):約200galまで、それ以上は損傷。
建築基準法レベル1.25倍(耐震等級2):約250galまで、それ以上は損傷。
建築基準法レベル1.5倍(耐震等級3):約300galまで、それ以上は損傷。
兵庫県南部地震・神戸海洋気象台:最大818gal
新潟中越地震・十日町:最大1750gal
岩手宮城内陸地震:最大4000gal(推定)
建築基準法がいかに頼りない耐震強度しか保証していないかがわかる。
こんな基準じゃ守っていても倒壊するのも無理はない。
もっと耐震性の高い家を作るべきだ。
>>103 (鉄筋コンクリート(RC)6層ラーメン構造)
>>106 (枠組壁工法(2x4)3層構造)
実大実験のビデオはとても参考になるけれども、
新品で、欠陥なしのもので実験しているし、地形の変形も考慮していないから、
実際の家では、もう少し大きめの被害になるのではないかと思う。
耐力壁の靭性も考慮した耐震性能、参考までに。
↑弱い
すじかい45mm×90mm
石膏ボード12mm厚、釘打ちGN40@100mm間隔
ダイライト12mm厚、釘打ちN50又はCN50@100mm間隔
構造用合板(特類)12mm厚、釘打ちN50又はCN50@100mm間隔
↓強い
すじかいは大地震ではあまり役に立たない。
小幅板斜め貼り合わせ面材はさらに強くて粘る
>>164,
>>165 釘をN50→N65,又はCN50→CN65にワンランクアップすれば
さらに強くて粘る。
釘打ち大変そうだが。
筋肉が鍛えられて太くなるように、損傷を受けるたびにより強くなる、超回復耐力壁が開発されれば最強。
もちろん地震地帯の家はどれもムキムキになってしまうが。
>>163 そりゃそうでしょ、
とくに下なんてモロに宣伝じゃね?
>>168 そのような気もするが、過去の地震にかんがみて、
2×4が、木造軸組工法やRCラーメン構造に比べ
圧倒的に強かったのは確かだから、
あながち間違ったことは言っていない。
どこかのメーカーを推奨しているわけでもないし。
特に、木造軸組工法は、新しいものでさえも、
柱が土台や梁から抜けて倒壊ないし大破したものが多かった。
スジカイも折れたり抜けたりして役に立っていなかった。
全ての柱の上下にホールダウン金物を付けて、
スジカイの代わりに構造用合板で2×4と同じ仕様で固めれば、
2×4並みの強度は出るかもしれないが(謎)。
一時期、木造軸組工法の実大実験のビデオもいくつか流れていた
ときがあったが、そのすべてが、ことごとく倒壊するタイプ
のもので、いつの間にかなくなってしまった。
恐らく、木造軸組派の人から、あんなビデオを流されては
木造軸組を選ぶひとがいなくなってしまうから消してくれ
みたいな苦情が出たのであろうか?
今ある木造軸組工法の実大実験としては、次のものがある(阪神大震災)。
ttp://www.tatsumi-web.com/hp/zairyou/video/video3.wmv ただ、これは思いっきりT社のテックワンP3金物の宣伝ビデオだから、
その点は多めに見ておく必要がある。
あと、倒壊はしていないものの、1階部分があんなに激しく変形したのでは、
実際には外装・内装・設備ともボロボロになるのではないかと思う。
2×4って比較的 安価な住宅が多い = 屋根はコロニアルが標準
構造が強いのでは無く 屋根が軽いから壊れない
(耐震では屋根の重さはかなり重要な要素)
古民家などの伝統工法と 在来工法はもはや別物になっている様だが
伝統工法の場合は 揺れながら力を受け流す感じ
重い瓦葺きや萱葺きが前提だった昔は これが理想だったはず
固めて丈夫になるなら 高層ビルでも 東京タワーでももっと固めなさいよ
揺れてちゃあぶないよ (笑)
>>171 >2×4って比較的 安価な住宅が多い
マジレスすまぬが、同仕様であれば、
2×4って、木造軸組みに比べれば価格は同等か1割程度高いぞ。
むしろ木造軸組みで高いものは和室造作などに金がかかっている場合が多い。
屋根が軽いことは重要だが、いまどきの木造住宅は工法によらず軽量屋根が
多いし、2×4で重いのを使っている某ハウスメーカーもある。
それから東京タワーみたいな鉄骨トラス構造はもともと十分に固いわけで……、
あの細長さで固くなかったら展望台が風で揺れて仕方ないだろう。
高層ビルは鉄骨ラーメン構造が多く、鉄骨トラス構造に比べればやわらかめだが、
木造なんかに比べれば何十倍も固く、そもそも次元が違う。
というわけで、固めるのが効果的なのは木造軸組工法と2×4、あと
壁式鉄筋コンクリート造か。伝統工法については、もともと
やわらかく作ってエネルギーを吸収させるのが目的だから、
固くすると逆効果となる。
筋交いより面材が良いのはわかるが、
外壁が構造用合板は良いとして、
内壁が石膏ボードだけでは強度的に不安だ。
特に在来工法では石膏ボードの上辺と下辺に釘打ちができず、
層変形を効果的に防ぐことができない。
ここのところが在来工法とツーバイの強度差の一因に
なっているのかもしれない。
175 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/13(日) 11:23:18 ID:bPtHqRuQ
>>1 >家を建てたいと思うけど、建てるならやはり地震に強い家を建てた
>い。1割か2割アップの建築費では建たない?
>>49や
>>72あたりの意見を拝借して、
・構造計算書代(耐震等級3以上) : 2%up
・構造図代(特記仕様書、基礎伏図、各階床伏図、各通り軸組図) : 2%up
・工法はツーバイで、形状は長方形の総2階建て
・基礎鉄筋強化代(D10@300mm間隔→D13@150mm間隔) : 2%up
・外壁の室内側に防湿気密シート(厚さ0.2mm)施工代 : 2%up
というのがいちばん現実的だとおもいます。
それに、これならセルフチェックもできる範囲ですし。
・>構造計算書代(耐震等級3以上) : 2%up
・>構造図代(特記仕様書、基礎伏図、各階床伏図、各通り軸組図) : 2%up
これ、本当にそのくらいのUPで書いてもらえないかな?
どこに頼めばいいの?
外壁の室内側に防湿気密シート(厚さ0.2mm)施工
というのは、シ−トで強度負担するのですか。
少し違和感を感じました。
>>176 2000万円の木造の家として、
構造計算代と構造図代はそれぞれ\40万もしないと思います。
この書類がいかに大切なものかは、
>>40に書いてある通り。
ないとすごーくテキトーに作られてしまいますし、
あとでトラブったとき、そんなことどこにも書いてないじゃん
みたいな目にあいますので……。
普段から、一棟一棟構造計算している業者に頼むように、
するとよいと思います。具体的には、
>>32,
>>33,
>>34,
>>35,
>>36,
>>37あたりの議論も参考になります。
>>177 外壁の室内側の防湿気密シートは、強度を負担するのではなく、
壁内結露を防ぐために不可欠です。
人間の呼吸や料理などで生じた湿気が、壁の中に入り込むと、
壁内結露を起こし、濡れたままにしておくと、構造用合板が腐ってしまいます。
つまり、防湿気密シートをつけることで、壁の中に湿気が入るのを防ぎ、
木材や構造用合板を湿気から守り、耐震性を長く保持させます。
室内で生じた湿気は壁内に吸い込ませるのではなく、
窓や換気扇などから排出することで、壁の木材を腐りにくくします。
>>175 構造用合板の釘打ちは、できれば50mm間隔にした方が良いと思います。: 2%up
ボンド併用は駄目?
183 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/13(日) 16:31:21 ID:XDSIvDGX
なんだ木造の話ばかりしてるんだ?
>>181 ですが ボンド=根太ボンド系でお願いします
計算上なら 50ミリピッチ < 25ミリピッチ < 5ミリピッチ < ボンド併用じゃありませんか?
50ピッチ・・・・・・・書くのは簡単だが やる方は大変だよね
この場合一直線に打つと木目で割れたりしない?
ジグザグに撃つとか・・・・・・・
釘の本数更に増えるな・・・・・・・・・・・
釘間隔は50ミリぐらいまでは本数に比例して高強度になるが、
50ミリピッチより小さくすると、逆に木割れが発生して
悪いみたいね。チドリ配置打ちにできれば問題ないけど。
根太ボンドは構造用ではなくて、あくまで床と根太のすべり
によるきしみ音防止用だから、耐震性とか耐久性はビミョーかも。
根太ボンドに、根太と床材の接着以外の目的で使わないで
くださいって書いてあるし。
鉄骨2階建だったらどのメーカーがいいでしょうか?
軽量鉄骨2階建てはすごく揺れるからあまりお勧めでないな。
ハウスメーカーばかりだから価格も高いし(SハウスとかHハウスとか)。
耐震性はどこも似たようなもんだと思う。
鉄骨ラーメン+ALCの2〜3階建てなら、
コストパフォーマンスはまあ良いかもしれないが、
家としての外見や居住性はいかがなものか……。
まあここは耐震スレだからそれもありか。2階建てなら
柱300×300×12mm厚の角型鋼管を6mピッチ以内で建てれば
まあまあ耐震的であろう。しかし鉄の値段高いな。
12ミリ厚で 30センチ角だってぇ〜?
像でも飼うのか・・・・・・・・・
>>軽量鉄骨2階建てはすごく揺れるからあまりお勧めでないな。
揺れるから良いんじゃないの?
東京タワーなんか先端で3メートル位しなるらしいし
揺れるって事は 地震の時に 地面と同じには揺れないって事ですよね?
>>172の実大実験ビデオを見ると、9mm厚の300角で
見事に1階が倒壊しているぞ。4階建てではあるが。
まあ、鉄骨やRCなら象は飼えるな。
象は現実的でないが、ピアノを置く人や本棚の多い人は
象を飼うのと同じと考えてよさそうだ。
>>189 >揺れるって事は 地震の時に 地面と同じには揺れないって事ですよね?
構造の基本としては、上層に行くほど地面より激しい加速度で揺れるな。
つまり、壊れなくてもそれだけ損傷が激しいということになる。
192 :
189:2008/07/13(日) 18:22:13 ID:???
スマン!
俺の頭は2階建てまでだった
高くてもロフトで3階ってゆう感じ・・・・・・・・
193 :
189:2008/07/13(日) 18:43:49 ID:???
>>191 えっ そういう物なんですか? (耐震設計の家ですよね?)
じゃー その揺れる軽量鉄骨の家に 重い瓦を載せると 逆に揺れにくくなるとか?
(ビルの制震用にタンクに水ってのがありましたが・・・・・)
>じゃー その揺れる軽量鉄骨の家に 重い瓦を載せると 逆に揺れにくくなるとか?
単純に重いものを載せるだけだと、揺れと同じ方向に加速度が追加されるから、
余計に激しく揺れる。
逆に、揺れと逆の方向に力が加わる物体が乗っかっていれば、揺れと逆方向に
加速度が加わるから、揺れは小さくなる。ただ、そういう装置はバカ高い。
一般的な家に取り付けるものでは出てないと思う。
195 :
189:2008/07/13(日) 19:10:20 ID:???
いや その・・・・・・・・・・
実際には 周期がずれるとかで 多少の制震効果出ません?
196 :
189:2008/07/13(日) 19:35:30 ID:???
剛性が高い造りだと 地面からの力がそのまま 屋根まで伝わる
高い方が振幅も大きくなるイメージ
揺れる造りの場合 力がそのままには伝わらないと思いますが
(基礎と土台部なら免震住宅 壁部で吸収出来れば制震住宅のイメージ)
屋根が重いと固有周期は少し長くなり、
また、建物の高さには比例して固有周期は長くなる。
よって、短周期振動に対して有利になるが、長周期振動に対して不利になる。
超高層とかだと固有周期を4秒以上に設計して、
常識的な地震波と共振するのを防ぐ設計になっている。
しかし、最近の研究で、地震波には4秒以上の成分も含まれていることがわかり、
これに共振した超高層は激しい揺れに見舞われることが想定される。
最上階にいる人は、1秒で往復10mの往復ビンタに10分間さらされることになる。
免震装置や制震装置が装備されていれば、それなりに揺れは軽減できるが
あくまで軽減であって、揺れることは揺れる。
特に免震は注意を要する。上部構造体の重さが正確にわかっていて、それに
合った固さの免震装置を採用することで、特定の周期のみの地震波を軽減で
きる。構造体の重さや免震装置の固さが間違っていたり、異なる周期の地震
波ではかえって揺れを大きくするから、ものすごく注意が必要。
制震装置は、最悪でも効かないか壊れるだけで、悪い害が出ることはないと
思う。
>>屋根が重いと固有周期は少し長くなり、
また、建物の高さには比例して固有周期は長くなる。
よって、短周期振動に対して有利になるが、長周期振動に対して不利になる。
で 一般的な2階建て住宅の高さだと やはり長周期振動で不利なんでしょうか?
(確かに古民家 寺院は平屋がほとんど)
建物の割りに屋根が重いのは 水屋や鐘楼など
いずれもかなり重量バランスは悪そう
これも余り壊れたと聞かないのは 高さが低いからなのでしょうか?
>で 一般的な2階建て住宅の高さだと やはり長周期振動で不利なんでしょうか?
2階建て住宅は、短周期振動に不利、長周期振動は有利。
超高層などは、短周期振動に有利、長周期振動に不利。
実際の地震は、両方の成分を含んでいるから、どちらが良いとは言えない。
古民家・寺院・水屋など、伝統工法の建築物については、
>>133,
>>134,
>>137,
>>138,
>>139のあたりが参考になる。
あと、平屋が有利なのは確か(いくら屋根が重いとは言え2階建てよりは軽い)。
あと、寺院の平屋でつぶれたものも、あまりクローズアップされないが
過去の地震で結構ある。だいたい1階がつぶれて屋根だけが地べたに残っている。
つまりは、特定の振動数に対して強く作ったりしても運任せになるから、
どんな種類の地震でも対処できるように、
制震装置をつけて加速度応答倍率を下げるのは一案ですが、
木造はもともと粘性減衰10%近く備えてますからいいですね。
鉄骨は粘性減衰2%程度、鉄筋コンクリートは5%ぐらいなので、
とくに鉄骨造は制震装置をつけるのが有効ですね。
タイミング遅過ぎですが
>>173 伝統工法については、もともと やわらかく作って
エネルギーを吸収させるのが目的だから、固くすると逆効果となる。
在来木造の家って本当はこっちに行くべきじゃなかったのかな?
ッて思います 研究した人には悪いけど・・・・・・・・
>>202 鉄骨は粘性減衰2%程度、
て〜事は固いって事なんですか?
>>軽量鉄骨2階建てはすごく揺れるからあまりお勧めでないな。
軽量鉄骨の揺れるってのは 伝統工法の揺れ方とまた違う揺れ方なんですか?
粘性減衰が小さいって事は、揺れがなかなかおさまらないって事ですね。
軽量鉄骨って言っても工法はいろいろだから、ゆれやすいのもあればゆれにくいのもあると思われる。
ブレースで支える構造は概してゆれやすいのかな?
パナの大型パネルは鉄骨のフレームを両側から耐力面材で挟んでいるから、ほとんど2x4に近いのではないだろうか。
>ブレースで支える構造は概してゆれやすいのかな?
逆だよw
通常鉄骨はラーメン工法だからフレームのみで、ブレースを入れるのは壁構扱い。
パネルは、耐力面材で挟んでるなんてとんでもない!
揺れ方自体が違うのに、鉄骨を押さえる効果なんてないよw
パネルの仕口は、結局ALCだから、ぶら下げてるだけ。
>>205 軽量鉄骨でラーメン工法はむしろ少数派ではないかな?
パナの大型パネル構造知らない?あれはダブルの耐力面材+鉄のフレームで支えてるから、外周には柱がないんだよ。
>>206 実際に見てるよw
単なる軸組工法。耐力面材なんてとんでもない!
なんかね
>>188−208
重量鉄骨と 軽量鉄骨が入り乱れてると見た!
因みにPanahomeは重量鉄骨ラーメン構造だから。
実験はあくまでも良くするための実験だから、壊れた状況だけ見て判断するのは浅はか。
何処がどういう原因で壊れたかを考えるべき。
現状で判断する為の実験ではない。
>>207 ちゃんとしらべてくださいw
>>210 パナホームで重量鉄骨ラーメン構造ってソルビオスのことだと思うけど、パナの3種類(だっけ?)の工法のひとつに過ぎない。むしろ全国的に見たら少数派だろう
>>203 軽量鉄骨2階建てがすごく揺れるからお勧めでない という
>>188の発言は、
結局鉄骨ラーメン+ALCって言う構造についていっているだけのことで、いろいろある工法について調べたわけではないでしょう。
でもって、
1〜2割の価格アップで耐震性を高める方法について、
木造の家なら、例えば2×4でこうしろとか、
RCの家なら、壁式鉄筋コンクリートでこうしろとか、
スレの前半戦でいろいろ議論や案が出ているが、
鉄骨の家は、どうしたものか?
制震装置をつける、ブレースで固める、パネルで固める、
極太ラーメンで行く……など出ているみたいだが、
それぞれどこを補強してどのくらい価格upして、
過去の実績や実験結果(メーカーの宣伝用は除く)は
どうだったのかを知りたいものだ。
法令集をみると、ツーバイで枠材に軽量鉄骨のCチャンを
使っている工法があるが、
あれは構造用合板を用いた壁式構造で一体化している
から、頑丈なのかな?
素人の思い込みで難だが・・・・・・・・
丈夫にするなら厚めの H鋼で十分なのでは?
角パイプだと 結露で中に水溜まったりしない?
巨大地震に遭遇した場合
何の素材、工法でも 今の建物の躯体は 相当潰れないだろうけど
内外の壁、屋根などの「面」 の損傷は避けられない気がする・・・・・・・・・・・
H鋼の値段と Cチャンや2X4の値段を比べてからにしてくれ。
金さえかければ、およそ思いつくどんな構造でも丈夫に作れるさ。
12ミリ厚の300角より安くない?
H鋼6ミリ厚位で十分 太さは・・・・・・わからんわ
一般に鉄骨の方が高い?
なら在来木造で十分かと・・・・・・・
(親戚絡んでるんで在来万歳!)
どうしても1階にビルトインガレージだとか、1階に店舗だとか必要で、
1階に耐力壁が確保できない場合には、重量鉄骨ラーメン構造は有力だ。
その場合、3階建てで6m間隔に柱を立てるとして、
12mm厚の300mm角の角型鋼管の柱は、耐震的にみて普通だと思う。
それ以外のシーンでは、鉄骨の値段が高すぎる上に、
暑かったり寒かったり振動したりして居住性もよくないから、
鉄骨造は家としては不向きなのではと思う。
ハウスメーカーの軽量鉄骨は、メーカー独自認定のクローズド工法だから
ここで何を言っても変えられるわけでもないので、議論しても無意味。
で、話を重量鉄骨ラーメン構造に限定してみるが、
阪神大震災では、柱端や梁端の溶接部がはずれたものが圧倒的に多かった。
そもそもラーメン構造では、柱端や梁端に最も曲げの力が加わるから、
こんなところに溶接箇所があること事態が問題であると思う。
改善策としては、柱は階ごとにダイアフラムで区切るのをやめ、
1階から3階まで通しで1本ものとし「外ダイアフラム形式」にすること、
梁端は「ノンスカラップ工法」とすることなどが考えられる。
次に多い被害が、柱脚のアンカーボルトが引き抜けて移動や転倒する被害
である。こちらは柱脚アンカーボルトの強化や、「根巻きコンクリート」
の採用が考えられる。
>>216 >(親戚絡んでるんで在来万歳!)
・耐震等級3の構造計算を毎回しており、その通りに建てられること。
・ホールダウン金物をすべての階の柱の上下に正しく付けられること。
・構造用合板の張り方を熟知しており、正しく釘を打ち付けられること。
ならよいが、今までのスレの流れだと、
構造計算?何それ?耐震等級?何それ?ホールダウン金物?何それ?
構造用合板?コンパネと違うの?釘なんてどれも同じじゃない?
みたいな業者ばっかりなので、
馴れ合いはさけてきちんとしたところに頼まないと、
>>21,
>>22,
>>23,
>>24,
>>25,
>>56,
>>57,
>>58,
>>59,
>>60,
>>61,
>>62 のような痛い目に合う。
220 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/18(金) 22:41:28 ID:+jBSrxV9
>>219 お説ごもっとも・・・・・
だがあえて 書かせて貰うが
どんな大企業が どんな工法で建てようとも
最終的には 施工する人次第 だとゆう事です
ちょっとググれば あの大手が? って感じでクレーム記事続出
確かに>>21-
>>62 みたいな人がここに問い合わせに来てるだろうけど
大工さん全てがそうじゃない!
今頑張って仕事してる大工さんは 大半が勉強熱心ですよ
そうじゃないと生残れない・・・・・・・・
221 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/19(土) 02:16:20 ID:Yq2B5zv9
222 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/19(土) 06:28:10 ID:SVgnYqY/
見ただけで 手が出ないと確信した・・・・・・・
船乗りには なれそうも無い!
夏は家の中どれだけ暑くなるんだろうかw
>>219 そのきちんとした業者を見つけるのが難しい・・・
すみません、木造軸組工法の2階建てを建築中なのですが、
ホールダウン金物が少ない
(1階柱下は4本しかなく、1階柱上と2階は一切なし)
ので、
>>21,
>>24と同じパターンだと思い、聞いてみたら、
「どこにいれていいかわからないので四隅だけいれといた」
と言ったので、Wikipediaの「ホールダウン金物」に従って、
基礎から壊してやり直しできないか聞いたのですが、
「それはできない、他でサービスするから勘弁してくれ」
とのことでした。
私は他のサービスなんてどうでもよくて、耐震性の高い、
少なくとも違法建築物でないものが建てたいのです。
こういう場合、皆様はどうされているのでしょうか?
ちなみに、構造部の検査は見事に合格しています。
だからどうして、そういういい加減な工事をするような
業者に頼むかな?
普通に考えてホールダウン金物が足りないですね。
とりあえずその建物は危険だから、取り壊して、
N値計算か構造計算からやり直しでしょう。
万一地震で倒れてきたら、違法建築物じゃ
保険もきかないし、責任を負うのはあなたですよ。
あなたが死ぬのは勝手ですが、隣家へ倒れこむなどして
他人を被害を及ぼしたらどうするのですか。
>>226 ご助言ありがとうございます。
そんなに恐ろしい責任を負うことなんてできません。
業者は、筋交いを増やして頑丈にすると言ってます。
筋交いを増やしたら、余計に柱が抜けやすくなるから、
もっと多くのホールダウン金物が必要になるだろうに!
そんなハッタリにだまされてはいけません。
本当に何もわかっていない業者なんですね。
逆に筋交いを減らせばホールダウン金物は減らせるが、
今度は耐力壁不足でやはり耐震性能が不足する。
どちらにしてもホールダウン金物を入れることからは
逃れられないのですよ。
>>221 テツ臭そうだな。見ただけで、歯が浮く感じがする。
>>225 第三者監理がいればなぁ・・・一旦工事中止で弁護士だろうな
>>第三者監理
工事監理者は必ずいるはずだが(現場に貼ってある確認済証に書いてある)、
建売の場合は、名ばかり監理で1度も見に来ないのが普通だし、
注文でも、あくまで図面の通り施工されているか確認するだけだから、
N値計算書がなかったり、ホールダウン金物の図面がなかったりしたら
どうにもならない。
去年6月20日の改正建築基準法では、
鉄筋コンクリートや鉄骨造などの審査はますます強化されたが、
木造2階などの4号建築物については、まったく変わっていなくて、
平面図だけあればよくて、構造的な図面は一切不要というひどいザル法だから、
悪質な業者が、次々に木造2階建ての耐震性不足の違法建築物を建てるようになった。
>>221 鉄サビが仕上げって、サビ臭い異臭住宅、苦情多そう。
>>225 耐震性の高い家が建てたいのに、何で事前に業者に言うか
設計してもらわなかったんだ?
>>282 >木造2階などの4号建築物については、まったく変わっていなくて、
>平面図だけあればよくて、構造的な図面は一切不要というひどいザル法だから、
>悪質な業者が、次々に木造2階建ての耐震性不足の違法建築物を建てるようになった。
確かに、ホールダウン金物の全くないものや、あからさまに少ないものが目立つ。
他には、構造用合板の省略、違法釘の使用なども目立つ。
安請負だからなのか、見えないところは特に徹底的に手を抜いているのが見え見えだ。
しかも検査は全部合格印が押してある。
でも出来上がると外装内装は立派なものだから、
不幸にも35年ローンも組んでまでこんな欠陥住宅を買ってしまうのであろう。
>>236 その理由は、
>>28,
>>30,
>>32,
>>33 付近に書いてある気がする。
どの業者も、根拠もなく「うちのは耐震性が高いです」みたいなセールストーク。
やはり業界全体がこんなだから、
真に耐震性の高い家を建てるのは難しいのかもしれない。
いやはやなんとも・・・・・・・
ホールダウン少なくても 検査合格とは・・・・・
いつの間にか 法律だか基準だか変えるからおかしくなるんだろうな
筋交い増やすのより こっちの方が良くない?
TIP工法
http://www.tip-str.com/ 合板と違ってバラケル心配無いし 梁から土台まで斜めに固定するから
ホゾ抜けの心配も無い
もし自分が 当事者なら 外回りだけこれにする・・・・・・・・・ カナ?
>>238 結局、近所や知り合いの工務店で建築する場合、
構造計算書やしっかりした設計図はどこで書いてもらえばいいの?
みんなそれがわかってないから、結局は工務店の言いなりでループのような気がする。
>>240 だからちゃんとお金払って設計事務所に頼むのよ、工務店と関係ない所へね、
設計と施工ってのは相反するものだから同じところか工務店優位の関係じゃ
どうしてもなあなあになっちゃう。
そのお金が惜しいとか考える人は
>>225のようなリスクを自分で背負う覚悟で、
法律があるからどこかで決着はつくが、余計な時間と経費を考えたら遥かに安上がり。
>>239 TIP工法の壁倍率は1.5倍程度で、スギ板水平張りの0.5倍よりは
良いとは言え、構造用合板の2.5倍に比べて耐震強度は低めなので、
それよりも、910mm×2730mmの構造用合板を、
土台から梁にかけて大量に釘打ちすることを勧める。
TIP工法も、ある意味Mハウジングの「いい家が」シリーズ本を
中心としたセールストークの一種だから注意が必要。
ただ、壁倍率というのは、
>>43,
>>44 のおっしゃるとおり、
あくまで、「壁が破壊するまで柱が絶対に抜けないこと」を
前提に測定された強度であるから、
ホールダウン金物なしでは、どうしても柱が先に抜けてしまい、
どんな強力な面材もその効果は半減してしまう。
結局、ホールダウン金物はどうしてもつけなければならない。
はい! 質問です!
合板を土台から梁まで打ってても 柱が抜けるの?
傾き様が無いし 上下にも広がらないから 抜けないと思ってましたが・・・・・・・(´・ω・`)
>>243 構造用合板を打ち付けても、柱は抜けます。
傾きもしますし、上下にも幅が広がります。
これは実大実験をしてみるとよくわかることですが、
ホールダウン金物のない場合、水平に力を加えると、
構造用合板と柱はそのまま釘でくっついたまま傾いてゆき、
梁と土台の釘はすべって抜けてきて、だんだん上下に広がってゆきます。
この場合、すべての釘が抜けなくても、ほぞが抜けた時点で
壁は破壊となり、非常に脆弱なものとなります。
ホールダウン金物のある場合、水平に力を加えると、
上下の梁の幅は広がらず、軸組みは平行四辺形になってゆき、
すべての釘が少ずつすべって抜けてきて、
構造用合板全体は回転するように動いてゆきます。
この場合、すべての釘が抜けきったところで壁は破壊となりますが、
破壊するまでに大量の釘が効いているため、かなり粘ります。
>>225 いずれにしても、ホールダウンは必要だと思います。壁を固めるなら尚更。
私がちょっとしたトラブル等で世話になったサービスを紹介しておきます。
「住まいの水先案内人」で検索してみてください。
作り直しからの補強が困難なら、
アラミド繊維を使った補強方法はどうなんだろう?
ttp://www.j-kenchiku.co.jp/jbra1.html これで基礎を壊さずにホールダウン並の引き抜き強度は保てるのかな?
>>244 関連してお聞きしたいのですが、
ツーバイは法律上ではホールダウン金物は必須ではないですけど、
実際は大抵ホールダウンも使われてますよね。
壁構造で力が分散される(?)から、そこら辺も法律が甘いのでしょうか。
JI●なんて、ホールダウンが基礎直結か座金式かの区別もできない(見ない)し、
石膏ボードのビス間隔も見てない。
結局、必要最小限の知識は、
自分でも身につけないとまともな家は建たないのが現実だと思い知った。
>>246 ホールダウン金物のトラブルは多いですね。
私もホールダウン金物の入ってない欠陥住宅を何件も見たことがあります。
アラミド繊維で土台と柱を固定するだけでは、引っ張ったときに
土台に割れ避けてしまい、恐らくVP金物かエーステンプレートぐらいの
引き抜き強度(約600kg=6kN)程度までしか出ないと思います。
あとアラミド繊維や炭素繊維は、鉄鋼と違って、所定の強度に達すると
突然ちぎれるので、コンクリート表面全体にベタ貼りする場合は
効果的ですが、部材同士の接合補強材としては不向きな材料です。
ひとつの案として、柱と側面と基礎の側面から、
幅5cm、厚さ6mm、長さ90cmの鋼板で添え板をして、
柱に対してM12ボルト×5本で締め付け、
基礎に対してM12ケミカルアンカー5本を水平に打ち込めば、
25kN用ホールダウン金物代わりにはなると思いますが、
多少出っ張ってしまいかっこ悪いのと、
正式な工法ではないので依然として法的な問題はあります。
別の案は、ホールダウン金物アンカーボルトを入れ忘れた
箇所に、コンクリートドリルで、直径20mm、深さ36cmの
穴をあけ、ここにM16用のケミカルアンカーを2カプセル
詰めてM16アンカーボルトを埋め込む方法があります。
しかし、こちらは基礎の主筋を切ってしまう恐れがあり危険です。
そうなったら本当に基礎から壊してやり直しでしょう。
どちらもお勧め度は低いので、やはりWikipediaの通りが正解でしょう。
ツーバイだと壁1枚ごとに破壊するというよりは、建物全体が
サイコロのように転がるようにして破壊するので、1〜2階建て
程度ですと、全スタッドの上下にいちばん大きい短冊プレートが
釘打ちしてあれば十分な場合が多いです。
とは言え、さすがに四隅などは引き抜き力が大きいので、
25kNのホールダウン金物を入れることが多いみたいです。
ちなみにツーバイで耐震等級2や3をとろうとするとN値計算や
構造計算必要になります(軸組とは式が違っている)。
その結果ホールダウン金物は必要になりますが、
一般的には、軸組みほど多くは必要になりません。
249 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/20(日) 16:03:25 ID:6RkysbB3
>>1から全部読んでみましたが、
このスレは非常にためになりますね。
下手なセールストーク本なんかより全然良いです。
一人でも多くの方に、構造計算された、欠陥のない、
耐震性の高い家を建てていただきたいと願うばかりです。
特に検査はいい加減なことがわかりましたので、
自己チェックの重要性をあらためて認識しました。
そのためにはまず、自分がホールダウン金物や釘などに
詳しくなることが先決だと思いました(木造の場合)。
ためになるが、いくら俺が知識を得てもどうもならんわ
チェックは厳しくできるくらいかな
私もホールダウン金物がない事件に巻き込まれました。
当時はGoogleはありましたが、2chのこのスレも、
Wikipediaのホールダウン金物や釘や欠陥住宅の記事
もなかったので、こっちが知識不足になりがちで、結局
「図面と異なる場合は現況を優先すると契約してある」
で丸め込まれてしまいました。
さらに構造用合板なども全くつけず、軸組みに直接
防水シートとサイディングで仕上げでひどいものです。
今の家は危険なのでじきに建て替えようと思っていますが、
次こそ耐震性の高い家を建てたいと思います。
みなさん地震保険は入ってますか?
保険料どのくらいなんだろ。。
地震保険は、火災保険に比べ、高い割には保証額は半分ぐらいですね。
全壊した場合、とても建て直せるだけの額は出ません(約1000万ぐらい?)。
さらに悪いことに、半壊と判定されたが建て直しが必要な場合、
出る額さらに低くなります(約500万ぐらい?)。
これはあくまで予定であって、首都直下型や、東海・東南海・南海連動型の
未曾有の地震が来たとき、保険会社が全額支払いきれるかどうかも謎です。
考えてもみてください。既存不適格の旧式木造が何十万棟・何百万棟と
倒壊したとき、保険会社が全額支払いきれますか?
結局自分の命や自分の財産を守るのは、自宅の耐震性が高いことしかないの
です。だからこそ耐震性の高い家が必要なのです。ついでに耐火性も高い方
が良いでしょう。
私としては、
>>72仕様のツーバイ2階建て(外装はサイディングではなく
厚さ38mmへーベルパワーボードの外壁通気工法)、
又は、お金があれば壁式鉄筋コンクリートがいいと思います。
これは耐震性を高くするとともに、保険料を安くする効果があります。
突然ですが、耐震性の高い家を建てる上で、
長方形の総2階建にすることは重要だと思います。
なぜなら、構造用合板の貼ってある最も重要な外周の
耐力壁の上に耐力壁が乗り、また、柱の上には柱が乗
るので、巨大な1枚の壁板として効くようになり、
力を正常に上から下へ伝達できるからです。
また、建物形状は極力長方形がよく、L字型の家などは
入り隅部分が弱くなりやすいので避けるべきです。
また、屋根を単純な切妻とすることで、
雨漏りのリスクを大幅に軽減できます。
複雑な形状の屋根は、屋根剛性が弱いばかりでなく、
見えないところで雨漏りしやすく、
木材を腐らせ、耐震性を低下させます。
長方形の総2階は、外周壁の表面積を少なくできるの
で、断熱性・防音性・コスト等の面でも大変有利です。
単純な切妻の屋根形状も、耐久性・コスト面で有利です。
>>246 >JI●なんて、ホールダウンが基礎直結か座金式かの区別もできない(見ない)し、
>石膏ボードのビス間隔も見てない。
JI●の検査はかなりいい加減ですね。
この前なんて、全部違法な細い釘で構造用合板打っていたのに、
合格出しているんですよ。
しかし、マニュアルに従って検査しているだけですので、
構造計算書や構造図との照合などは一切含まれていません。
ましてや耐震性を高くするための検査ではないのです。
だからホールダウン金物が少なくても、
付け方さえマニュアルと合っていれば合格なのです。
>結局、必要最小限の知識は、
>自分でも身につけないとまともな家は建たないのが現実だと思い知った。
ごもっともです。
くれぐれも誰かの検査に合格したからといって信用しないことです。
余談だが、構造用合板とコンパネとベニヤ(単板)の区別がつかないで
話している人が結構多くいる。それぞれ全く異なるものなのに。
そのような人は耐震性の高い家を建てることができないから、
まずWikipediaなどで「構造用合板」について勉強することだ。
ましてや、業者が、家を建築するのに「コンパネ」や「ベニヤ」という
言葉を一回でも使ったら、その業者は信頼ならないから、即刻却下する
ことだ。そうすればで、少しは無能な業者をふるい落とせる。
>>214 >巨大地震に遭遇した場合
>何の素材、工法でも 今の建物の躯体は 相当潰れないだろうけど
潰れる可能性が高いから、
>>1が危惧してこのスレをたてたり、
>>7,
>>8や
>>12の資料が出てきたりして、
耐震性の高い家を作ろうとしているのでは?
阪神大震災では、基準を満たしている新しい家でも、相当頑丈な家
でない限り、かなり潰れるか、損壊をしているの。特に木造軸組工法。
>阪神大震災では、基準を満たしている新しい家でも、相当頑丈な家
>でない限り、かなり潰れるか、損壊をしているの。特に木造軸組工法。
損壊はこの際法的に度外視だ。
倒壊のみの話だからね。
新耐震の建物で、倒壊は少なかったよ。
被害としては、その後の火災だ。
>巨大地震
確かに建築基準法では、倒壊しなければ損壊してもよいことに
なっていますが、ユーザーサイドでみると、結局は建て替えざ
るを得ないことには変わりなく、耐震性が低かったと言わざる
を得ないと思います。
「無被害」か「軽微な補修」で済めばだいぶ話はちがってきま
すので、このスレではそういう家をめざしているのではないで
しょうか?
徹底的にホールダウン金物が入っていたもので、構造用合板で
外壁全体を正しく釘打ちをしていた家は、耐震性が高かった
と聞き及んでいます。一方で、ホールダウン金物の入ってない
家や、木ずり+筋交い方式の家は、新しいものでも倒壊したもの
が多かったと聞き及んでいます。
>>260 オレ阪神大震災の後被害調査の手伝いで行ったけど(当時院生)
そう単純に決めつけられるものじゃないよ、少し離れた所で公庫仕様の
築10年以内の木造が倒壊はしてないが使用禁止(レッドカード)になってるのに
その一帯は戦後の小舞壁の家が多かったが瓦が落ちたり壁にクラックはきてるが
充分修復可能だった、同行してた設計事務所の所長が「こりゃ地盤だな」と一言。
その夜色々と説明を受けたが、テーブルを揺らすとする直接乗せた物とコンニャクを
置いてその上に乗せた物が同じ形・質量でも揺れ方が全然違うだろうと説明を受けて納得した、
要するに地盤が悪ければ建物自体に耐震性があっても被害が大きくなる可能性は限りなく大きい、
コンニャクに楊枝でも数本刺す(杭とか深層改良がこれに該当する)とか凍らす(浅層改良がこれに該当する)
とか物理的な対策が最初にあるべきだと教わった、だから建物が載るものがコンニャクなのか
はたまたテーブルそのものなのかまず調べることだと、そこから始めないと上屋を幾ら強固に
作っても本末転倒だと。
>地盤
木造の家だと
>>152あたりが参考になるな。
ただ、いくらそこだけ地盤改良しても、
鉛直荷重は支えられても、水平荷重は杭ごと一緒に揺れるから、
結局揺れ幅を抑えることはできないんだな。
昔からの法律で、「著しく地盤が軟弱な地域では壁量を1.5倍とする」
というのがあるが、
>>152のような改良に加え、実際にはさらに多くの
壁量が必要なのではないのかと思う。
>>153は「地震の揺れやすさ全国マップ」出しているが、
ttp://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/index.html うちではまずこのマップで地盤を調べてから、杭をどうするか、
基礎をどうするか、構造計算時のC0をいくつにするか決めている。
通常耐震等級3でC0=0.3だけど、地盤の悪いところでC0=0.9に
(耐震等級3のさらに3倍)にしたこともあった。
>>262 >結局揺れ幅を抑えることはできないんだな
そりゃ地盤そのものが揺れるから震度のそままだわな
つーか地盤が軟弱だと増幅されるよ、以前安芸灘沖地震の
液状化した地域で改修工事したがすぐ上にある
地山を削った団地と明らかに被害が違ってた。
>>260 >木ずり+筋交い方式の家は、新しいものでも倒壊
そういう写真すごく多くみたけれど、モルタルの壁が完全に
はがれ落ちていて、木ずりむき出しでゴロゴロ転がっていると、
火がきたら一気に燃え上がりそうな感じだな。
あれは耐震上も防火上もよくないものと見た。
耐震性の高い家(1〜2割価格アップで):
今のところ
>>49が木造軸組工法(在来工法)大賞、
>>72が枠組壁工法(2×4)大賞、
>>255が両方の工法共通大賞、
>>241が重要事項アドバイス大賞
カナ?
267 :
age:2008/07/22(火) 04:00:43 ID:1S7B0gDi
どんなにホールダウンを多くつかっても、アンカーボルトをいい加減に入れら
れたら意味ないんじゃ???
隣の現場のHMの基礎なんか、カシラが面倒くさがりなのか分からんが、ほと
んどのアンカー、グラインダーで基礎天端から5寸くらいで切って一番上の横
筋に結束線で縛ってた・・・。
建売大工は金物命だろうが、プレカットはホゾが短いし、ガタガタ、あれじゃ
金物に頼るしかないわな。
ウチはプレカットやらないし、通し貫通して、クサビ、これで充分だと思うけ
どどうかな。必要最低限の金物は基準上、しょうがなく使うけどね。
ベタ基礎って、地盤の悪いところにかなりの量の生コン使うじゃない?生コン
の重量考えたら余計沈下しそうでコワイ。鉄筋をよく組んでくれればいいけど、
前出の現場、D13@300だけ組み、写真撮るときだけ、@150に鉄筋を
仮並べしてた。当然、写真撮った後は仮並べの鉄筋は撤収・・・。
証拠写真、いっぱい撮ってあるんだけど、どうしたらいい?
HMの基礎ってそんなもんなのかな?
>ほとんどのアンカー、グラインダーで基礎天端から5寸くらいで切って一番上の横
>筋に結束線で縛ってた・・・。
それはひどい。うちでは打設前に必ず直径と埋め込み長さを全数検査して写真をとっ
ておくが……。というのも、アンカーボルトがないのにホールダウン金物があって、
不思議に思って引っ張ってみたらアンカーが土台天端-10ぐらいまでしかなかったと
いうのがあって、検査が終わったらホールダウン金物はみんなとってしまうらしい。
>D13@300だけ組み、写真撮るときだけ、@150に鉄筋を
>仮並べしてた。当然、写真撮った後は仮並べの鉄筋は撤収・・・。
それはひどい。しかし、その家の基礎に合わせて加工した鉄筋、また加工しなおして
まで使うのであろうか。もうここまでくると、結束も150mmピッチにしないとだめか?
とにかくこっちが検査をするほどに、悪質業者は検査をすりぬける裏技を身に
つけているようで、まったくのいたちごっこだ。まあ、この件は基礎からこわして
やり直しでしょう。当然HM全額負担で。
グラインダーで切るほうが余計手間だろうにw
俺もそう思った なんでそんな無駄なことするんだろう
やはり耐震ということについて信頼できる設計士と
良心的な施工者を見つけることが一番なんだな
272 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/22(火) 19:15:14 ID:FtKJ9yvW
「耐震性の高い家」でぐぐると、
今日からこのスレが1番にヒットするようになっている。
2chなのに……。
良スレの予感。
>>267 >ベタ基礎って、地盤の悪いところにかなりの量の生コン使うじゃない?生コン
>の重量考えたら余計沈下しそうでコワイ。
布基礎でも、防湿と防蟻のために、内部にポリエチレンシート敷いて押さえコン
厚さ100mmぐらい流すから、結構重いよ。
布基礎は荷重も集中するから、地面の負担も大きく余計めりこむし。
だからどうせなら、地形の変形に強いベタ基礎を勧めるよ。
沈下するよう所なら、どちらにしても地盤改良か杭が必要だよ。
耐震補強工事中です。
解体中なのですが、梁まで白蟻でボロボロ。バールでほじくったらまだ白蟻
が侵食中。施主様に相談したら、「もう予算がない!」とのことで、オレが
白蟻の薬(原液)を散布&注入。梁にツーバイ材で補強板(片側のみ)をし
ようと思うのだけど、どうなのかな。
ダイライトを構造用合板に落とせば、白蟻駆除も予算内でおさまるんだけど
なぁ・・・。まだ発注してないから間に合うよぉ。施主様、考えなおしてく
ださいっ。
っまっ、見積もりの段階で、「白蟻診断させてください」と言ったら「ウチ
にはいませんよ!大丈夫です」と断られたのでちょっと不安だったのですが。
心配だったので、水回り周辺から解体を始めたのですが、悪い予感が的中す
ると凹む・・・orz。
単に腐ってたり弱っていたりするだけなら、問題部を削って、
梁両側から2×12材か構造用合板(特類)厚さ28mmを接着して
M12ボルトで200mmピッチぐらいで締め付けというのも考えられるが……。
そこまでシロアリに犯されているのなら、いくら駆除しても
タマゴが大量にあちこちに付着していて、じきにツーバイ材も
食べてしまうものと思われる。他の柱梁もあやしい。
建て替えか部材ごと交換のほうのがあとあとトラブルがないと思われ。
ちなみにダイライトは食べないが、構造用合板は食べてしまうと
思われる。ダイライトについては、
>>16,
>>20,
>>23が参考になる。
シロアリが多いなら、多少耐震性は落ちてもダイライトのほうを勧める。
>>274 ツーバイ材風の オープンデッキ材 (防腐加工品) って事なのでは?
277 :
274:2008/07/23(水) 20:58:58 ID:???
>>275 アドバイス、ありがとうございます。
土台、柱は何本か入れ替えることになりました。水周りの全面改修もです。
梁は補強用のC鋼があるとかで、それを用いて補強することになりました。
梁はどうやっても交換が難しいので、本日、ドブ漬けになるくらい、薬液を
散布&注入してきました。それでもやはり、卵が産み付けられている危険性
は大きいですよね。
追加工事は総予算を提示されているので、それ以内に収まる範囲ということ
でOKもらいました。総工事内容を考えると儲けはほとんどありませんが、
黙ってフタをしてしまうわけにはいかない・・・。
ダイライトって白蟻にも強いんですね。ただ高いだけじゃないんだ・・・。
>>276 ウッドデッキ材だったら防虫防腐加工だからいいかなぁと思ったんです。
278 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/23(水) 21:06:06 ID:FrWc9d4N
やはり木造はやめとくわ。
何を選んでも構わんけどね
自分も在来木造建築に関する仕事してる
読んでて 感じたのは 工事業者の地震のイメージとか 耐震の基準て
自分で体験した地震の何割か増し位 自分で想像出来る範囲でしかない
研究者の人は より力をかけた時 どこからどんな壊れ方をするかを研究してる
言わば無限大の震度だ 際限が無い
この差が 現場職人と研究者のギャップなんだろうな
>>279 >工事業者の地震のイメージとか 耐震の基準て
>自分で体験した地震の何割か増し位 自分で想像出来る範囲でしかない
ということは、関東甲信越地方の工事業者って、せいぜい震度4の2倍、
つまりは、震度5ぐらいまでしか想定していない。柱が抜けるだとか、
筋交いが折れるとか、ピアノが飛ぶとかいった事態は想像できないわけだ。
>研究者の人は より力をかけた時 どこからどんな壊れ方をするかを研究してる
>言わば無限大の震度だ 際限が無い
まあそういう研究もあるけど、現実的には、Kobe波とか、エルセントロ波とかを
想定したときの壊れ方の研究が多いな。
>>277 お疲れ様です。
>ダイライトって白蟻にも強いんですね。ただ高いだけじゃないんだ・・・。
ダイライト:構造用合板(特類)に比べ、
○火災、シロアリ、腐れに強い、透湿抵抗が低く壁内結露しにくい。
×釘穴が緩みやすい(保持力弱い)、材がもろくパンチすると穴が開く、水を吸う、値段が高い。
>>ということは、関東甲信越地方の工事業者って、せいぜい震度4の2倍、
つまりは、震度5ぐらいまでしか想定していない。柱が抜けるだとか、
筋交いが折れるとか、ピアノが飛ぶとかいった事態は想像できないわけだ
まぁ〜知らない事は 想像しようも無い事な訳です
それでも法的には通って居る筈ですしね・・・・・・
ネットで調べろとか言われそうですが 現場でバリバリの世代だと
パソコン使える方が少ないかも (若い 跡継ぎの世代なら持ってるでしょうが)
改善するなら 法律を改正するか 施主が耐震等級3でって 頼まないと
普通に耐震等級1になってしまうと思います
(もう1とか2とか無くして 今の耐震等級3を 標準にしたらどうですか?)
話変わりますが
在来の柱が抜け無い様にするには金具が必要だそうですが
ホゾの長さが120位あったら 抜けないってか
抜ける前にホゾが折れるかもですが そうゆう実験はしないのですか?
それから 地盤が悪い所は揺れも激しいらしいですが
地盤が悪い = 柔らかい って事ですか?
液状化しなければ 柔らかいと逆に揺れが伝わり難くなり
揺れないって事無いですか?
同じ理由で 柔い造りの建物だと 風で揺れても
地震で揺れ難いとか成りませんか?
>>283 >在来の柱が抜け無い様にするには金具が必要だそうですが
>ホゾの長さが120位あったら 抜けないってか
>抜ける前にホゾが折れるかもですが そうゆう実験はしないのですか?
長ほぞ差しでも引っ張れば簡単に抜けますよ。
実際には地震時に壁が平行四辺形になるようにして傾くときに
ほぞが抜けるのでありますが、ホゾは案外太いので、
抜けるのが先で、抜ける前に折れたりはしません。
ちなみに、許容引張り耐力は、短ほぞ差し=長ほぞ差し=0kN、
かすがい打ち=1.08kN、長ほぞ差し+込み栓打ち=3.81kN、
山形プレートVP金物(CN90釘8本打ち)=5.07kN、
ホールダウン金物15kN用=15kN、ホールダウン金物20kN用=20kN、
ホールダウン金物25kN用=25kN、ホールダウン金物35kN用=35kN、
となっております。いずれもほぞ抜けが先になります。
>液状化しなければ 柔らかいと逆に揺れが伝わり難くなり
>揺れないって事無いですか?
基本的には、表層地盤が柔らかいところは、
固いところに比べて揺れ幅が大きくなり、耐震的に不利になります。
>柔い造りの建物だと 風で揺れても
>地震で揺れ難いとか成りませんか?
せいぜい2階建ての家では、柔らかい家は地震でもよく揺れます。
よく揺れるから倒壊しやすいとは一概には言えませんが、
よく揺れるから外装・内装・建具が激しく被害を受けるとは言えます。
286 :
283:2008/07/24(木) 00:27:51 ID:???
なるほどです!
そしてやっぱり自分の考え、イメージとのギャップを痛感致しました
ありがとうございました!
また大地震発生。
この地震王国日本で、耐震性の高い家を建てることはとても重要だ。
どんな家を建てればいいの?
>>225です。
結局、全額自費負担で全部壊してやり直しとなりそうです。
ホールダウン金物を入れていない違法建築物を建てておいて、
自分が死ぬだけならともかく、他人の被害の責任まで負いきれません。
裁判も考えましたが、いくら違法建築物でも裁判官に建築構造(特に耐震)
に関する知識がないために勝てる見込みの薄いこと、きちんとした図面を
確認しないで発注した施主にも責任があること、仮に勝てたところで工務
店に損害賠償能力がないことなどを考えると、しない方が得策だそうです。
途中で気づいたので不幸中の幸いですが、
予定を大幅に上回る費用がかかり、私の人生は台無しです。
本当に
>>241の言うとおりです。助言してくれた皆様ありがとうございました。
ちなみに欠陥住宅の第一位はホールダウン金物の省略だそうです。
皆様も最低限ホールダウン金物とアンカーボルトだけは十分気をつけてください。
わからない場合は、すべての柱に25kN用ホールダウン金物を付ける
ようにしておけば、チェックも簡単で、こんなトラブルもおこらないと思います。
質問させて下さい
>>280 >>、せいぜい震度4の2倍、つまりは、震度5ぐらいまでしか想定していない。
と言う事は 震度の強さとは
震度4の2倍 = 震度5
震度5の2倍 = 震度6
震度6の2倍 = 震度7 〜 ∞
って事ですか?
>>289 >全額自費負担って…
ちょ待てや、
力不足かも知れんが応援するぞ
幾らなんでもあんまりだろうが
>>289 あまりにも ひどい
なにか良い方法ないのでしょうか?
耐震補強などを良く知っている建築士 施工店 などで
対処の仕方を知ってるところがあるような 気がしますが・・・・・
現場を見ないと 確実なことはいえないけれど・・・・
>>290 まあ、すごく大まかに言ってそんなところでしょう。
厳密には計測震度I=2log(a0)+0.94で、a0はホニャララという長い式から
求めるのですが、それによると、震度と平均的な加速度には、おおよそ
次のような関係になります(あくまで目安)。
震度1 = 0.8gal〜2.5gal
震度2 = 2.5gal〜8gal
震度3 = 8gal〜25gal
震度4 = 25gal〜80gal (瞬間最大40gal〜110gal)
震度5 = 80gal〜250gal (瞬間最大 弱:110gal〜240gal、強:240gal〜520gal)
震度6 = 250gal〜400gal (瞬間最大 弱:520gal〜830gal、強:830gal〜1500gal)
震度7 = 400gal〜∞ (瞬間最大1500gal〜∞)
これを耐震基準に当てはめると
耐震等級1 = 200gal(C0=0.2)まで
耐震等級2 = 250gal(C0=0.25)まで
耐震等級3 = 300gal(C0=0.3)まで
となり、建築基準法を守っても耐震等級1では震度6にはもちそうにないということです。
今回の地震で被害が少ないのは、周期が短くほとんど携帯のバイブのような振動だった
ため、小物にしか被害が出なかったとのことで、これは珍しいケースです。
>>289 >裁判も考えましたが、いくら違法建築物でも裁判官に建築構造(特に耐震)
>に関する知識がないために勝てる見込みの薄い
まさにその通りです。明らかに勝てると思える違法建築物・耐震偽装建築物
でも、工事側が勝ち、施主側が負けるという、おかしな判例が大変多いです。
>きちんとした図面を確認しないで発注した施主にも責任があること
冷たいようですが、それがいちばん大きいでしょう。あなたは低耐震建築物
を建てることにハンコを押したのでうから。一生に一度の大きな買い物なの
ですから、もっと勉強して、不足がないか確かめるべきです。今はグーグル
もあるし、Wikipediaに「ホールダウン金物」「釘」「欠陥住宅」など良質
な記事が載っている時代なのですから、そのぐらいは理解しておくべきです。
>>241の言っていることはもっとも正しいことでしょう。
>ちなみに欠陥住宅の第一位はホールダウン金物の省略だそうです。
私もそう思います。見えないところだけに、気づく人は少ないみたいですが。
現にここ10年ぐらい見た建築中の家のうち、正しくホールダウン金物
が入れられた家を見たことがありません。せいぜい1階柱脚のみ、2本〜5本
程度のものが多く、2〜3階は完全に省略されています。
>>289 もちつけ、まずなあ責任所在をはっきりさせよう
請負者・監理者・検査機関だなこれらを相手に訴訟する訳だが
確かに裁判官には専門知識がないがこちらが学識者を手配し
法的・理論的に施工他に瑕疵があることを証明すれば100%勝てる。
ただ問題は双方にそれなりに訴訟費用がかかると言う事だ
双方学識者(構造専門家)と弁護士報酬だな、勝とうが負けようがかかるものはかかる
次に請負者が負けた場合損害賠償能力がない場合いくら全面勝訴の判決文を
勝ち取ろうがただの紙切れと化す事だな
次に時間と労力だ、果てしない時間と労力をかけて争って双方莫大なエネルギーを
かけても誰も得はせん、それとその期間中建物が風雨にさらされ劣化するのが怖い
速攻で手解体して基礎を作り直し木造架構を組みなおせばいいが使い物にならなく
なれば新材を手配しやり直す、一体そこまでして誰が得をするのかという事だな。
第三者建築士と弁護士を手配しろ、そして一週間なり二週間なり時間を与えろ
何か解決策が見つかるはずだ、慌てんな、慌てても誰も得はせんぞ。
>責任所在をはっきりさせよう
>請負者・監理者・検査機関
それがなかなかに厳しい。
請負者は、契約の通りに工事を進めているだけで、ホールダウン金物を合法
的かそれより多く入れるようにとの指定はなかった。
監理者は、Wikipediaの「工事監理」に示す通りの仕事をする責任があるが、
そもそも構造計算書や基礎伏せ図などの構造図がないために、構造面につい
て工事監理をする責任がない(することが不可能である)。
検査機関は、まず確認申請を通したところは、現在の建築基準法は木造2階
建てなどの4号建築物については、構造的な図面は全く無くてもよいし、
構造的な面については責任を負わないというザル法なので、責任がない。
第三者検査機関は、建築物が合法であることが前提で、違法であるかの検査
をするところではないし、構造計算書や構造図との整合性を検査するところ
まではしない。あくまで自社マニュアルとの適合検査だけである。また、工
事業者が倒産したときの保障が請求できるが、合法建築物の場合に限る。
>>292 補修方法としては、
>>247の方法が考えられ、現に使われている方法である
が、これはせいぜい1本だけ入れ忘れた場合に使う方法で、1本補修するだけ
でもかなりのコストと労力がかかる。その割に効果の保障はない。
ましてや、大量に抜けているのなら、
>>247の言うとおりお勧めしない。
つまり、一番重要で取り返しのつかないところを、手を抜いたということだ。
また、そういうところを施主もきちんと記した図面なしでGoしたことだ。
>>296 んー
契約については民間(旧四会)連合協定の約款を使用していれば
第一条に おのおの対等な立場において、日本国の法令を尊守して…
と言う行があるからこれを(尊守して無い事)を証明すれば桶。
監理責任は昨年の話題の最高裁判決がある、要約:契約状態、委任料等に関係なく、
確認通知書に監理者として記名捺印した場合は、監理者として工事に対して責任が生じる。
(建築主と監理契約が成立したものとみなす) を認めた判例だから契約状態(図面の有無)
は関係なしに争えば可能性はなくはあるまい。
確認機関は…駄目だろうな法律を盾に主張してくるだろうな、そもそも法律上4号特例が
あるから確認する義務すらないと…
ただ結果がどうなろうと気の遠くなるような時間がかかるんだよな…
俺は双方が代理人たてて歩み寄りしたほうがお互いに得なような気がするけどなぁ
ちょっと他の人も意見くれない?よくわからん。
板違いだ。 ほか行ってやれよ
4号特例がある限り、施主の相当な努力なしにしては、
耐震性の高い家を建てるのは難しいですな。
4号特例は、木造2階建ては構造計算書がなくても構造図がなくても
いいですよ、震度1で壊れる家でもいいですよ。勝手に建ててくださいね、
役所は一切責任負いませんからね。という糞特例きわまりない。
4号特例を廃止し、1号〜3号と同じようにどのような建築物でも、
構造計算書と構造図の審査があって、合格しなければ確認がおりないように
すれば、少しはまともになるのだが、去年の建築基準法改正で
4号だけスルーされた。むしろ1号〜3号は今までのままで十分だった。
だから悪質業者が、ここぞとばかりに、低耐震な違法木造2階建て住宅を
建てまくるようになり、以前にもまして耐震性は落ちた。
>>301 4号特例がマジに裏目裏目に動いてるよな
>>225さんなんか「経費かかっても厳しい手続きのほうが良かった」
と心底思ってるだろうし・・・官僚ってなんであんなに馬鹿なんだろう。
4号特例を悪用して耐震不足の違法な木造住宅を建てた会社は、
姉歯事件以降だけでも、こんなにある。
『戸建て分譲大手の一建設、681棟の耐震強度不足を発表』日経BP社 2006年6月19日
『戸建て分譲で大量の強度不足、アーネストワンの289棟』日経BP社 2006年9月28日
『木造3階建て23棟が強度不足、アーネストワンが公表』日経BP社 2007年1月22日
『戸建て分譲の「一建設」、強度不足新たに588棟』読売新聞 2007年3月30日
『<ファースト住建>住宅700戸の壁が強度不足 業者のミス』毎日新聞 2008年1月29日
上記は新聞記事になった大きなものだけなので、氷山の一角にすぎない。
中小企業の工務店などは、やっていてもいちいち新聞記事にはならないだろう。
そして、今なおホールダウン金物のない家や、壁量不足の家が、量産され続けている。
これに鑑みて、国はやっと重い腰をあげ、4号特例を2008年12月に廃止すると
宣言した。
ところが、工務店や大工の人から猛反発にあい、この計画は無期延期になった。
仮にいつか実行することになっても、構造計算書や構造図はいらない方向で
いくとのことらしいので、結局何も解決になっていない。
今後も未来永劫、耐震性の低い家が大量生産され続けるであろう。
まったく人の命をなんだと思っているのか。
>>304 4号特例廃止は構造一級建築士制度の施行後か同時の予定
来年の5月か6月、必須になるのが地盤調査と構造図
RC並の計算書はいらないが軸組み量とN値計算の見込み
それか構造一級建築士の安全証明書の発行での免除 予定
306 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/27(日) 00:23:43 ID:gdbuGxKM
マジか、でもどうせ、ザルなんだろ?
次のサイト(ブログ)は特に問題だ。
自分が構造計算できないからって、科学的な構造計算を否定し、今までの
方法で正しいと言い張る。また、
>>260や
>>261の言うとおり、阪神大震災
では新耐震の新しい建物でも倒壊したものが多かったにもかかわらず(特に
木造軸組工法)、新耐震のものは倒壊がなかったと言い張る。倒壊の原因は
シロアリと腐朽になすりつける。
ttp://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-11-25 このような考えの人がいる限り、業界に耐震性の高い家を建てようとする
意識は進まないどころか、ますます後退するのではないか。
木造の構造計算は確かに面倒であるが難しくはない。今はExcelやマクロも
あるし、専用の構造計算ソフトも出ているので、全く怯える必要はない。
309 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/07/27(日) 18:22:26 ID:MhN23DPb
日経BP社によると、2008年5月22日に行われた公開実験にて、
筋交いは建築基準法仕様規定の強度を下回り、構造用合板は上回ることが判明した。
筋交いは折れたり外れたりしやすく、大地震では役に立たないことは、
>>5,
>>8や、Wikipediaの「構造用合板」のページで既に解説されているが、
建築基準法の強度をも満たしていないとは非常に危険だ。
もはや、構造用合板を打ち付けた家でなければ耐震性が高いとは言えない。
とすると、木造軸組工法よりも枠組壁工法(ツーバイ)が有利になるのもわかる。
290です
>>293 さん解答ありがとうございます m(_ _)m
あと >>ホールダウン金物35kN用=35kN、
この35kN、って単位は 3.5トンって事ですか? それとも35トン??
ツーバイの場合 ホールダウン金物は付かないのですか?
>>310 35kN≒3.5tです。
ツーバイでホールダウン金物が必要かについては、
>>248に解説があります。
ちなみに、3階建てではかなり必要です。
>>309 たしかに合板のほうが有利な点が多そうだけど、筋交いは内外装仕上げると(サンドイッチされて)圧縮にたいして座屈しにくくなって耐力が結構アップするらしい。
合板に関してはそういう効果はあまりないのではないか?
筋交いは、層変形1/200程度で面外座屈が始まり、1/75程度で激しく飛び出して折れる。
その押し出す力といったらすごいもので、石膏ボードを割るわ、場合によっては面材
ごと剥がしてしまうわ、モルタル外壁は脱落させるわで、良いことがない。
一方、構造用合板が剥がれるにはすべての釘が抜ける必要があるので、層間変形1/30
程度まではもつ。しかも1/150の時よりもますます抵抗力が増してゆく。その間、
平面状態をたもち、膨らむこともない。
確かに面材でサンドイッチにすれば耐力はあがるけれども、それで被害が大きくなった
のでは元も子もない。そこで品格法などで耐力壁線の間隔を定義するときに、
・筋交いを含む耐力壁=靭性に劣る耐力壁=8m以内間隔に設置
・筋交いを含まない面材だけの耐力壁=靭性の優れた耐力壁=12m以内間隔に設置
と定めている。
私素人ですが・・・・
結局 筋交いって強過ぎて 圧縮方向の時に 桁を突き上げてしまうんですね?
筋交いを一本物の材木ではなく 中央付近で重ねて 一本のボルトで接合
引っ張り方向の時はそのまま抵抗するが 圧縮方向の時には接合部で折れ曲がり
力を逃がすとか・・・・・・・・
もっと進めて ワイヤーにターンバックル式の筋交いなら仕事は早そうですが
商品化は無理ですかね・・・・・・・・
>結局 筋交いって強過ぎて 圧縮方向の時に 桁を突き上げてしまうんですね?
まあ、そうして柱がほぞ抜けするから、必ずホールダウン金物で押さえるん
ですけどね。それで初めて筋交いが効くもんだから。
引張り専用筋交いは材端が(金物を使ったとしても)はずれやすいです。
令82条の許容応力時計算は、圧縮用と引張用で異なる強度が設定されて
いますが、おおむね引張りは圧縮の半分で計算します。
ワイヤーターンバックル式の筋交いは既に出ていますが、
引張りにしか効かないので、
片筋交いで壁倍率1倍、タスキ掛けで壁倍率2倍と、
強度が低くて、ほとんど使われていませんね。
316 :
357:2008/07/29(火) 07:37:37 ID:???
314ですが 強度低いなら数を増やして・・・・・
って考えた所で 合板の方が安いだろうって気付きました
しかも金属だと結露しそうだし・・・・・・・・・○| ̄|_。
>>316 セルロース断熱を吹き込めば、金物が150〜170倍錆びにくくなるらしいです。
合板と筋かい、それぞれにメリットデメリットがあるのではないでしょうか?
隣の家が、ホールダウン金物が2つしか入っていない
在来工法の木造3階建て住宅(3階は屋根裏にみえる)を建築中です。
地震のときなど、柱が抜けて、自宅の方に倒れこんできそうで、
大変こわいのですが(見ただけで非常に恐怖感があります)、
他人の土地の、他人の所有物であるゆえ、
どうすることもできないでしょうか。
>>225の事件を参考に、できれば建て直ししていただきたいのですが、
そうしてくれなかった場合、倒れこんできたら賠償請求できるとしても、
自分が死んでしまっては元も子もありません。
>>318 倒れてきたって死ぬほどつぶれやセンだろ。
とりあえず写真でもとっとけ。
>>318 耐震の違法建築物は、近隣住民に恐怖感を与えるので、
また大変危険なので、ただちに取り壊してください、
みたくできれば良いのだが……。
姉歯事件のときは取り壊したような気がする。
>>319 阪神大震災では、住宅の倒壊による圧死が90%。
この中には、隣家のもたれかかりによる倒壊もかなり含む。
普通の家は、家が地震に耐えられるように作っていても、
隣の家の重みまで支えられるようには作っていない。
>>320 いや 確かに 隣の家の重みまで支えられるようには作っていないでしょうが
今現在建築中なんですよ・・・・・・・・・
今の基準で建ってるんだから 倒壊はしないでしょう って事なのでは?
>>320 >この中には、隣家のもたれかかりによる倒壊もかなり含む。
「かなり」って、はっきりしてるのはどれだけあるの?
こんなところで愚痴ってたって何も解決しないぞ
隣の心配よりも まず自分の家が倒れないようにする事だよな
加害者の方になりたくないし
隣の家が危ないから建て替えてくれとも言えんしな
成12年頃に基準法が変わったらしいから それ以降のものは心配要らんだろう
それ以前の物でも 壊れるだろうが 倒壊まで逝くのは少ないのでは?
(阪神以降 意識が高まり 本当にやばい家は建て替えてると思う)
それでも隣に巻き込まれたら・・・・・・・・・
まぁ〜 諦めるしかないわな?
325 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/08/05(火) 19:33:27 ID:b5xw4nwN
>>318 3階建てでホールダウン金物が2本だけとはまずあり得ません。
3階建てなら普通は半数程度の柱の上下にホールダウン金物がつきます。
まだ、隣家の建て主がホールダウン金物が不足していることに
気づいていない可能性があります(恐らく欠陥工事されているのでしょう)。
Wikipediaの「ホールダウン金物」を参考に教えてあげ、
現在の耐震基準を満たした合法な建物につくりかえるよう
説得してみてはいかがでしょうか。
それでもだめな場合は、役所の建築指導課に相談してみて、
違法建築物であることが確認され次第、除去・修繕などの
違反是正命令が下されることになります。
それにしても、いくら自宅の耐震性を高くしても、隣家が
(もともとある場合は除く)耐震基準を満たさない危険な家を
建てられてはたまらないですね。
>>318 ところで在来工法の3階建てなら構造計算書が必ずあるはずで、
そこにすべての入れるべきホールダウン金物が明記されているはずです。
しかし、悪質な業者は構造計算書の通りにホールダウン金物を入れませんし、
構造計算書を一切見せてくれません(又はそのようなものはないと言い張る)。
そのような場合は、確認申請を下ろしたところにコピーが保存されて
いますので、理由次第ではそれを利用できるかもしれませんす。
あと、ホールダウン金物不足の次に多い違法建築物は、
3階建てであるにもかかわらず、2階建てで確認申請し、
完了検査も2階建てで合格し、検査後に、3階に予め作ってあった
隠し部屋をつなげるという違法建築物です。
この場合、耐震強度は2階建て程度のものしかないばかりでなく、
各種の防火規定にも違反しており、大変危険です。
「3階は屋根裏に見える」という表現から気になりました。
>>325 >(>318:3階は屋根裏にみえる)
縦方向のプロポーションによっては実質2階かもしれない。
うまい壁配置をすれば柱の引き抜きが小さくなりV字プレート程度で
処理できるかもしれないよ。
そもそも論を言えば木造軸組の柱に引張応力を発生させること自体がアホ
なんだから、ひょっとしたらそれを回避している>318物件はいい構造計画
なのかもしれない。
まあ実際のものを見てみないと何とも言えないな。
>>318です。
どうやら隣の人はホールダウン金物のことを知らなかったそうです。
そこで、構造計算書のとおり入っているか調べるように勧めてみたのですが、
やっと出てきた構造計算書と照らし合わせてみれば、
ホールダウン金物が大幅に不足していたとのことでした。
まさか自分が耐震偽装の欠陥住宅を建てられるとは思っていなかった
ようで、相当にショックを受けている感じでした。
とりあえず、工事を中止し、どうするか協議に入るようですが、
現在の危険な建物は、取り壊してやり直しとなると思います。
おかげさまで隣家倒壊の恐怖からはとりあえず逃れられそうです。
いろいろな情報ありがとうございました。
えーと、なんすかこれ、
>>1 本当に耐震性の低い家ばかり増えてるな。
最低限の法律を守っても、震度7では28%倒壊するというのに、
それさえも守っていない違法建築物が次々と建てられている。
>>21のホールダウン金物省略事件といい、
>>56,
>>58の違法釘事件といい、
>>225,
>>289のホールダウン金物省略事件といい、
>>318,
>>328のホールダウン金物省略事件といい。
まあ、ホールダウン金物は欠陥住宅(耐震偽装)の第一位確定ですな。
見えなくなるからって重要なものを省略、くれぐれも気をつけるように。
このスレは役に立つから
>>1から全部読むといいよ。
耐震性の高い家を作る方法から、
耐震性の低い家を作る業界の実態もよくわかる。
教訓:
1.木造軸組工法にするときは、すべての柱の上下に25kN用のホールダウン
金物をつけること。誰がどうみても間違えようがないから。
2.耐震等級3では物足りない。激震や隣家のもたれかかり荷重も考え、
建築基準法レベルの3〜5倍の耐震性能は確保すること。
3.筋交いは極力使わず、構造用合板(特類)や強化石膏ボードを、正しい釘で
大量打ちすること(それぞれCN50@50mmジグザグ、GNF50@50mmジグザグ)。
4.金があり地盤が良いなら壁式鉄筋コンクリート造2層程度とする。
これなら地震でも火事でも隣家衝突でも耐えられ、しかも腐らない。
5.構造計算書と構造図一式はよく確認してからハンコを押すこと。
基準法5倍だと、震度7でも正味無傷(弾性範囲)なんじゃないか?w
大工さんに笑われそうだな。いったい何建てるんだよってw
>>332 >建築基準法レベルの3〜5倍の耐震性能は確保すること。
ミサワホームだと、木質パネルの壁倍率を5倍で計算しても、だいたい基準法の3倍前後(軽い屋根の場合)の耐震性はあるようだ。
実際の壁倍率はもうチョイあるかもしれない。
スウェーデンハウスも大体それくらいの耐震性はある。神戸海洋波を2倍で加振しても弾性範囲(最大変形角1/179rad)という実験結果。
なので基準法の3倍あれば、ドンと構えていられるだろうね。
>>334 いわゆる木造軸組の金物工法ですね。
本物見ると、梁端なんかはボルトが何本も並んでいて頑丈そうですね。
あれなら柱も梁も抜ける心配はないのではないかと、
私も結構注目しているのですが、
いかんせん、納まりが悪い(四角い建物しか対応しない)、
金物の値段が高い、プレカット工場が対応していない、
木材に梁受け金物など突起がつくので運搬コストがかかる、
大工が慣れていないなどの問題があるので、
今のところ採用に至ったことがありません。
でも耐震的にはとても良い品物だと思います。
>>318の隣家もホールダウン金物の不足を認めていることから、
普通の木造軸組工法ではないかと思います。
建築基準法レベルの3〜5倍に賛成、
というか、
>>293を見るに、基準法が低すぎる。
読売新聞の記事では次のようにある
「首都直下の地震、半年後も53万人が避難所暮らし」
ttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080808-OYT1T00444.htm >首都直下地震が起きた場合、半年後も最大22万世帯53万人が住宅
>を失ったままになるという試算を東京大と東京工業大学の研究チ
>ームがまとめた。
>賃貸住宅や仮設住宅の数にも限界があり、研究チームは「住宅を
>耐震化し倒壊を防ぐのが重要」としている。
しかしそもそも、避難所が首都直下地震に耐えられるようにはでき
ていないから、「半年後も53万人が野宿」が正しいであろう。
そうすると、仮に生き残ったとしても、二次的要因(ストレスや衛
生環境の悪化)で亡くなる人も多いであろう。
結局、自宅が無事に建っていてそのまま普通に使い続けらることだ
けが頼みどころなのである。
>>7,
>>8の実大実験記事も見るに、同じことが言える。
耐震等級3(建築基準法の1.5倍)でも変形、
実質赤紙が貼られて、「危険、使用禁止」では、役に立たない。
もっとも、実験だから地盤は理想的に良くての話。
>>337 >避難所が首都直下地震に耐えられるようにはできていない
ソースは?
>基準法が低すぎる。
最低のレベルを定めてるんだから、そこまでする必要もないだろ。
基準法を改正したら、数年以内に既存建築を適応させる義務を追加するだけで
劇的に被害は軽減されるはず。
回収しなければ、自己負担で取り壊しか、使用禁止にすれば済む。
既存不適格が防災の足を引っ張っているのは、過去の事例を見ても明らか。
>>337 その住宅を失ったままになる22万世帯のほとんどが
古い基準法で建てられて家じゃないのか?
>>335 ミサワホームやスウェーデンハウスの耐震性が高いことは認めるが、
ミサワホームは
>>11や、スウェーデンハウスは他のスレを見ればわ
かるように、別の理由でお勧めしない。
しかし両者共通していることは、構造用合板でガチガチに固めた
壁式構造であるということと、建物が長方形であるということだ。
よって、平屋建てか、1階に細かい個室を配置、2階にLDKのみと
いう配置にすれば、あながち建築基準法の3倍程度というのは無理
な話ではない。
>>340 古い家の人ほど避難所や仮設住宅を優先的に補給します、
というわけではないから、新旧とか関係なしだな。
むしろ新しい家の人のほうがローンを抱えている分、
いつまでも住宅を失ったままになりそうだ。
まあ、確率的には古い家のほうが倒壊しやすいが、
阪神大震災では新しくても倒壊したものが多かったので。
静岡県とかだと、建築基準法にはないZ=1.2で計算しないといけないし、
建築基準法レベルでは確認おりない物件もあるそうだな。
官僚用施設と宗教施設は恐ろしく頑丈だぞ。
>>342 阪神淡路で倒壊した新しい在来木造は、筋交いを釘だけで固定、壁バランスが(かなり)悪いなどがほとんどだと思うけどね。
平成12年以降の建築基準なら倒壊するものはかなり少ないはず。
>>338 >>8 の>等級3(1.5倍の耐震性)は変形したものの、構造部分はほぼ無傷だった。
っていうのは、揺らしている最中は変形した、というごく当たり前のことが書いてあるだけだと思う。
1/30radくらい変形したらしいけど、それくらいだったら残留変形はほぼゼロだろうから、赤紙とかはありえない話。
実験のときは外壁つけずにやってるけど、実際の等級3なら外壁の余力があるだろうから(外壁による耐震性は計算に含まない)もう少し変形も小さくなる。
>>337 基準法が想定している地震力のレベルはちょっと低いかもしれないけど、実際の建物はそれよりだいぶ強い地震でもたいていは大丈夫みたいですね。
たとえば、96年くらいに行われた実大実験だと、
建築基準ギリギリ(2階建て瓦屋根で壁量33)の家を神戸海洋波(818ガル)で揺らしてみたけど、
外壁のモルタル、内装のクロスに、開口部の隅のところからひび割れが入った程度。残留変位はほとんどなし。
さらに、筋交いを1/3撤去、 外壁を1/3撤去、石膏ボードを1/2撤去して同じく神戸海洋波で揺らしてみても、
柱2本が土台を踏み外す、筋交い3本が座屈した程度で、倒壊にはまだ余裕があったそうだ。
二階の床面積が一階の7割ほどの部分二階建てだったので、二階が軽かったためそういう結果になったのかもしれないですがね。
(基準法の壁量33というのは、総二階建てを想定したもの)
>>301,
>>302,
>>303,
>>304にあるように、
4号特例を悪用して、新耐震以降でも壁量不足の家は建ちまくっているし、
平成12年の新耐震以降でも、偏心率の検討やホールダウン金物の検討を
していない(いわゆるホールダウン金物なし住宅)が相当数建っている。
木耐協の調査によると、新耐震以降でも壁量不足の危険な家が多いこと
に驚かされる。
姉歯事件のあとも改善の兆しはなく、ますます状況が悪化、新聞沙汰に。
HOWTECは、今になって、壁量計算の仕方、N値計算の仕方、4分割法計算
の仕方の講習会を開くようだが、法律がそれを守らなくてもいいように
できている以上、安請負じゃどうしても耐震性の低い家になるな。
>>347 法律守ってなかったどうしようもないですね。
でも平成12年以降の物件の間取り見てると、外周にバランスよく壁を配置してるものがほとんどだし、筋交い金物の使用も当たり前な風潮になってきているので
危険な家はだいぶ減ってるように感じます。
知り合いの建築士さんは、4分割法の計算をつけて出すと、市のほうから「そんな面倒なものつけてくるな」って言われるといってましたw
公庫仕様だと必要になるそうですが。
>>348 そうなんです。
壁量計算書やN値計算書や偏心率計算書をつけて出すと、
これは出すな(出したら確認をおろさない)と言われるのです。
つまり、国は、4号建築物(木造2階建て)の耐震性について、
全く責任を負わないようにするために、このような態度を
とるように指導を徹底しているのです。
出して困るものなら、もともと何も計算しない方が得です。
すなわち違法建築物を蔓延させる原因がここにあるのです。
だから壁量やホールダウン金物の不足した家が多すぎるのです。
じゃ、あえて小部屋でも付けて3階建てで建てた方が安全かな?
安全という意味ならば平屋が一番!
ミサワホームの平屋とか強そうですねw
耐震性重視で中古の戸建ていろいろ見て回って、結局場所が悪かったからミサワの平屋はパスしたけど。
>>352 強いというよりも、荷重が少ない分の安全性。
平屋で有れば、法的にも耐力的な緩和が為されるわけで、一概に強いとは言えない。
現代的な仕様で建てた平屋であれば、耐力壁以外の余力が占める割合が相当大きくなるはずなので、法律ギリギリ守っただけでも、基準法の3倍程度の耐力があるかもしれない。
>>354 >基準法の3倍程度の耐力
それは有り得ないw
基本は耐力壁、その考えは平屋だろうが、3階建てだろうが変わらない。
耐力壁を有効に働く仕様にするべく、引き抜き考慮などで金物やアンカーを行う。
>法律ギリ>ギリ守っただけでも、基準法の3倍程度の耐力があるかもしれない。
法律ギリギリのものは、どう考えても建築基準法の1倍なのでは!?!?
ただ、平屋だと地震荷重が小さい分、外壁は構造用合板貼り、
内壁は筋交いタスキ掛けで、ほぼ建築基準法の3倍程度の
耐震性を得られる(注意:ホールダウン金物を忘れるな)。
ツーバイならなお良い。
ここで一句。
耐震は ツーバイ平屋の 軽い屋根
>>356 >外壁は構造用合板貼り、
>内壁は筋交いタスキ掛けで
そうではないよ。
変形性能や、仕口の関係で、同時に付けても実際に働く耐力的には限界があるから、これは意味無い。
平屋と雖も、全体のバランスを考え、小屋、屋根面の剛性も必要。
基礎には限界があるから、上物が箱ごとずれても耐える使用がベスト。
床面や屋根面の剛性を求めるなら、なおさらツーバイが強い。
上物だけの強度に関して言えば、
ツーバイは完全に箱型で一体化しているから、アンカーボルトだけ
はずせばトレーラーで家ごと運搬できる。
アメリカの洪水地帯で、家を高台に移動させるのを見たことがあるが、
幅はトレーラーからはみ出して、左右先端が少したれ下がっていたが、
全体的にはガッチリした感じで難なく家ごと運搬を終了していた。
あと、ミサワホームの木質パネル接着工法の宣伝で、
多摩川が決壊したときのアパートの写真がよく使われるが、
アパートの全長の半分が濁流で基礎がもぎとられ宙ぶらりんに
なっているにもかかわらず、先端が少したれ下がっていただけで、
全体的にはガッチリした感じで上部躯体だけで居座っていた。
361 :
360:2008/08/22(金) 19:59:26 ID:???
>>354で基準法3倍と書いたのは全く根拠がないわけでもないwので書いて見ます。
まず、実物大の総二階建て、一階の壁量は筋交いだけで48の建物の2階床レベルに力を加え変形1/30radになるまでの最大耐力を計測するという実験が96年ごろあったそうです。
結果は、筋交いだけの状態では最大80kN、次に内外装(石膏ボード、サイディング)仕上げたものだと最大180kN
これを強引に壁量に換算すると、内外装仕上げたものは壁量108くらいに相当する。
とすると、内外装仕上げることで壁量に換算して60増えていることになる。
この60というのは、間取りや開口だけで決まるものなので、平屋でも同じ間取りなら内外装が60位の耐力と考えました。
すると、瓦屋根の平屋(必要壁量15)でも壁量75相当の強度があることになり、基準法3倍くらいはいくのではと・・
しかしこの考えはちょっと問題があることに気づきました。
362 :
360:2008/08/22(金) 20:05:11 ID:???
360に書いたように筋交いが面材にはさまれることで35.6%も耐力アップするとのなると、
実験で使われた建物(壁量48)の場合、筋交いの耐力は48→65に増えるので、
全耐力−筋交い=108−65=43 これが内外装の実力と考えられます。
平屋の場合は内外装仕上げると、15x1.356+43=63 くらいでしょうか?
でもこれでも基準法3倍くらいありますね ありゃりゃ。
363 :
360:2008/08/22(金) 20:10:13 ID:???
もうひとつの問題は、361で書いた実験のように二階建ての二階床部分に加力した場合、一階の耐力壁周りの柱にかかる引き抜き力は、上に二階が乗っているぶんだけ小さなものになるので、
平屋の場合は引き抜きに耐えられなくなって壁の耐力をフルに発揮できない可能性が高いと思います。
でも引き抜きに耐えるようにさえ作れば、壁量63くらいの実力がある??のだろうか。
本当のところよくわかりませんw
364 :
360:2008/08/22(金) 20:36:11 ID:???
365 :
360:2008/08/22(金) 21:55:30 ID:???
>>360 計算ミスった!
筋交いと石膏ボード複合することでの筋交いの耐力アップは23.8%でした
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004763696/ の表2の上から3行目の動的のほうから
2/3*Pmax(最大耐力の2/3)
筋交い(B)と石膏ボード(G) 単体加算(B+G)で14.18
複合(BG)だと16.32に増え(+2.14)、それがすべて筋交いの耐力アップと仮定すると
筋交い単独(B)の9.01 が9.01+2.14=11.15
11.15/9.01=1.2375
23.75%のアップ
>平屋の場合は引き抜きに耐えられなくなって壁の耐力をフルに発揮できない可能性が高いと思います。
>でも引き抜きに耐えるようにさえ作れば、壁量63くらいの実力がある??のだろうか。
>本当のところよくわかりませんw
>>44に書いてあるように、
現在の基準では、耐力壁が破壊するまでは柱が引き抜かれないように
ホールダウン金物を取り付けないといけないようになっています。
(壁破壊が先行するように告示の表やN値計算式ができている)
それゆえ、壁倍率の大きい場合や、カウンターウェイト(上部荷重)の
軽い場合には、それなりに大きなホールダウン金物になります。
工事業者がサボらない限り、耐力は発揮されるでしょう。
総2階と仮定して構造計算すると、
1階の必要壁量は、軽い屋根の場合、
建築基準法の1.00倍=36cm/m2
建築基準法の1.25倍=45cm/m2(耐震等級2)
建築基準法の1.50倍=54cm/m2(耐震等級3)
建築基準法の2.00倍=72cm/m2
建築基準法の3.00倍=108cm/m2
建築基準法の4.00倍=144cm/m2
建築基準法の5.00倍=180cm/m2
となります。
壁量計算表では、1階の必要壁量は、軽い屋根の場合、
建築基準法の1.00倍=29cm/mとなっており、上記と異なっていますが、
これは甘めの値で、構造計算の方が正確です。
>>366 >現在の基準では、耐力壁が破壊するまでは柱が引き抜かれないように
でもそれは、耐力壁の強度に見合ったぶんのホールダウンや接合金物でしかないと思うんです。
耐力壁以外の余力(平屋だと確実に余力のほうが大きいはず)がフルに発揮できるほどの引き抜き耐力は計算していないと思うんですけどどうなんでしょう?
確かに、石膏ボードなどの面材は実際には耐力壁としてかなり効くのに、
壁倍率にはカウントしないですね。
そこで
>>66や
>>245や
>>289や
>>332がおっしゃるように、
全部の柱に25kN用ホールダウン金物(四隅はダブル)作戦ですよ!!
360からの書き込みに近い内容の論文見つけました。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004839928/ 窯業系サイディング12mmも結構耐力があるらしい。
かなり粘り強く、1/14rad 位まで耐力が増え続け、105x45mmの筋交いと同程度の最大耐力
そこまで建物が変形したらそれはそれで困りますが。
また、筋交いは面材ではさまれることにより、圧縮による座屈が抑えられ、どちらかというと引っ張りによる金物の破壊が起こるらしい。
(110ページ左下あたり)
>>42 >出隅・入隅・T字部の柱ではホールダウン金物を、XとYの両方向につける?
そんな間違った理解をしている素人が多くて困るんだよな!
構造設計事務所の(専門家を自称している)人でさえ
T字部の柱では3つの柱金物が必要だと言っていたので、あきれた。
ホールダウン金物は壁につけるもの・・・・みたいな先入観、あるんだよね。
X方向とY方向、または左右の壁を比べて
その中の最も大きな引き抜き力に対応すれば良いだけ。
不必要に多くつけると、柱頭柱脚を傷めるだけ。
壁がT字形に交差する部分で、3の各壁に筋かいが入っていたら
それらの中央の柱には、筋かい金物が3つの方向に取り付くけど
さらにホールダウン金物を、2つもつけるの?
地震がくる前に柱がボロボロになちゃうこと確実でしょ!
>X方向とY方向、
>その中の最も大きな引き抜き力に対応すれば良いだけ
地震の力はX方向とY方向別々に来るわけではないから、
X方向とY方向の大きい方ではなく合計した力のホールダウン金物が必要。
それが35kN以内なら1本で住むが、四隅とかだと普通は50kNとかになる
から、2つ必要になることがある。70kN以上になることはあまりないから
3つは必要なことはあまりない。
専門家でもそこは間違えるので注意が必要。
(構造計算ソフトも間違えて作られているものがあるので
手直ししなければならないものがある。)
むろんT字部ではX方向用とY方向あわせてもたいてい35kN以下だから、
1つで済むとは思うが。
「壁ごとに」というのは片方向につき左右両方見て決めているので、
左用、右用をたす必要がないが、壁が1枚ずつ壊れていった場合に、
片壁状態になっても耐力が落ちないように、念のために最低1つ入れ
ておくことはある。
>>372に同意。
X方向の地震力による柱の引き抜き力を計算し、
Y方向の地震力による柱の引き抜き力を計算し、
X方向とY方向の引き抜き力が同時にかかるものとして、
つまり両者の引き抜き力を合計して、
ホールダウン金物1つで足りなければ2つつける。
特に「耐震性の高い家」では高倍率の耐力壁を多用するので、
その分ホールダウン金物も大きくなるし、2つになる柱も
出てくるであろう。
ん???
通常、X方向とY方向で同じ強さで揺すられることは無いんだけど
そんな設計することになってんのか?
まぁ,安全側といえば安全側だが・・・
Q6:耐力壁が直交する柱に取り付ける金物について
Q6: 耐力壁が直交する柱に取り付ける金物について
隅角部などで壁倍率の異なる耐力壁が直交して取り付く場合、
それぞれの耐力壁から導き出される柱頭・柱脚金物は、
別々に取りつけなければならないのですか。
A6: X方向とY方向で、それぞれ必要となる金物を選択し、
そのうちの耐力の大きい方の金物をとりつけます。
ttp://www.howtec.or.jp/qui/faq/faq01-3.htm#Q6:
>>357 それいいよなぁ。
土地さえあればそうするんだが。
>>376 確かに建ぺい率と容積率を考えると、
平屋は現実的でなく、2階建てが現実的。
そこで
>>341の意見を借りて、もう一句。
耐震は ツーバイ2階の 軽い屋根
1階個室のみ 2階LDKのみ
注:洗面浴室は1階
1階は24畳のLDK 2階は書斎、ウォーターベッドにグランドピアノ
内心不安になりつつも
計算上は大丈夫、と自分に言い聞かせるのが玄人。
さらに恐ろしいことには、
1階はビルトインガレージ4台、
2階はLDK30畳+風呂洗面、
3階個室4つ、各部屋に大量の本棚とグランドピアノと高級ステレオ
屋上には象を4匹飼う。
普通の木造軸組み3階建て、
壁量ギリギリ設計、ホールダウン金物手抜き省略、
構造用合板省略、軸組みに直接防水シート+サイディング。
歩いたら揺れるわ、風が吹いたら揺れるわ、
自転車が通ったら揺れるわ、震度1で倒れるわ。
……って確認通るからこわい。
なんか建売で普通にありそうだ、売れそうだし。
(屋上の象はさすがにイナバ物置になっているとは思うが、
中には、趣味の園芸用土と砂利がビッシリ(汗…))
隣に住んでる人はたまらんな。
構造屋なんていちばん下請けで身分が低いから、
デベにむりやり
>>379のような図面でもたせろと
要求されて、計算してみると明らかに持たない。
しかし、もたせないと次から仕事は他に回すと脅され、
仕方なく耐震偽装をするのも、業界の末期症状。
それを構造計算した建築士一人の責任に押し付け、
デベや確認を通した国は全く責任がないことになるように、
建築基準法と建築士法を改悪したところだ。
>>378,
>>379 まあ、どうしてもそのように
耐震的に無茶のある間取りと重量物の設置を
したいのであれば、
鉄筋コンクリートラーメン構造か
重量鉄骨ラーメン構造にするのが一番ですな。
構造計算はC0=0.6でやってもらえば、
建築基準法の3倍になります。
パナホームの大型パネル構造と積水ハウスのシーカスではどっちがいいですかね?
制振装置のエネルギー吸収量が同じなら、面構造のパナのほうが強いような気もするけど、正直解らないですね。地震波&地盤、と建物との相性で変わってくると思います。
シーカスの実大実験の動画、積水のHPで見たけど、160kineの入力だとさすがにブレースが伸びちゃってますね。
パナのパネルはたぶん面材のビス止めの部分がめり込むような壊れ方になるのでしょうか?
ちなみにうちは築20年強の中古のパナホーム大型パネルだけど、耐震基準適合証明書出してもらったときの書類見たら、1階が基準法の1.5倍強ありました。
でも外周のパネルの開口部の大きさだけでパネルの耐力が決まるので、
偏心率が結構あります。偏心考慮して基準法1.5倍だからまあ強いとは思うけどw
383です
ちなみに積水の築20年弱の軽量鉄骨の部分二階建ても中古購入の際の候補でした。
こちらの図面を見ると、一階の耐力壁は外周だけみたいです。(実は字が小さくて判読できないだけかも)
今住んでいるパナの大型パネルも部分二階建てですが、一階の耐力壁は外周以外に、平屋と二階のつなぎ目のラインにも入っています。(壁倍率5倍くらいのパネルが2枚)
これだけじゃなんともいえないですが、パナのほうが構造に関する配慮は行き届いているのでしょうか?
20年位前の建物だとパナのほうが強いかもしれないですが、
阪神大震災以来、実大実験とか耐震に関する研究もだいぶ進んでいるだろうから
たぶん今の建物ならどちらでも十分強いのではないかなぁ。
>>377 それ良いんだけど、自分は不眠症で
LDKの下の寝室だと、LDKに誰かいると寝れないかも。
何か良い防音方法ないですか?
>>386 ツーバイで限られた予算で2Fからの音伝播を抑えようと、
>>387に近い方法でやってみました。
(2階床:構造用合板24mm+石膏ボード敷き詰め12mm+フローリング)、
(天井内には100mm厚のロックウール、吊り天井構造)
余裕があれば、さらに遮音シート数mm厚を挟みたかったですが、
防音を施されていないモデルルームのそれと比べれば、かなりの効果がありました。
ただこれだけでは不十分で、
階段・廊下の空間で伝達する音が、より大きく感じられるようになりますから
階段やリビングの入り口などの要所にドアを設けたり、
寝室のドアを簡易防音ドアにするだとか、一工夫が必要になります。
加えて、上下階で電気やガス配管・アンテナ配線で梁に穴を開けますから、
そこもきっちり塞いでやることも大事だと思います。
2Fからの下水配管をどこに通すかも、検討して間取りも決めました。
・寝室や居間の天井裏には通さない。
・2Fトイレ(風呂)の真下は同じくトイレにするか、納戸などの収納スペースにする。
・1Fへ下水を流し落とす壁内の箇所も考えて、
防音シートなどを巻き付け、石膏ボードを二重張りにする。
スレ内容と少し話がずれましたが、
床合板の厚みを増すことは、耐震性の向上などのメリットもあるので
やっておいても損はしないと思います。
もっと厚めの合板でもよかったかなぁ…
>>387 これは、凄い!
そのまま大工さんにマジでお願いしてみます。
ありがとうございました。
>>388 なるほど。
ドアと穴ふさぎがポイントですか。
こちらも頼んでみます。
ありがとうございました。
>>389 こも参考になります。
厚めで考えます。
>>391 寝室の5面(天井+壁4枚)石膏ボードは12mmをずらして使い
遮音シートも入れとけ。
柱→合板→12mmボード→遮音シート→12mmボードが最強
ただし簡易防音ドアにするとその部屋は専用給排気扇が必要。
窓は極力小さくペアガラス+内窓の二重窓にして遮音カーテンを
使え。シャッターも忘れずに。
勿論内壁と天井にはロックウールがすべて入る。
出来ればドアは防音で、壁面収納も多く作るとよい。
うちは鉄骨だがこの仕様で、ものすごい静かだ。
>>393 ミスった
× 柱→合板→12mmボード→遮音シート→12mmボードが最強
○ 柱(グラスウール等)→合板→遮音シート→12mmボード→12mmボードが最強
雷が落ちても気付かない部屋がほしいな(*´ェ`*)
>>395 394仕様でRCとか鉄骨ALCならほとんど聞こえませんよ。
上空付近で落ちれば地響きするくらい。 えらい遠くで聞こ
えてる感じで地響きどーん!です。
397 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/09/06(土) 23:43:49 ID:EwDAKj/7
良スレあげ
90年代の初めのころだったと思うけど、近所に鉄骨造8階建てのオフィスビルが建設中だった。
8階まで鉄骨が組みあがったところで工事が中断。
建ててた会社が倒産したらしく、その後半年くらい放置され、
結局3階から上が取り壊されて2階建ての店舗になった。
かなりの耐震性だと思うw
399 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/09/10(水) 11:51:04 ID:ldzuWPx4
>>394 木造軸組かツーバイしか無理なんだけど
マジでその仕様でやってみたいと思った。
ただし、前部屋はコスト的に無理そうだけど。
全部部屋やったの?
>>372-373 おまえらアホか?構造力学も木のことも解ってないだろ。
45度加力を考えたときにその軸応力は Xmax+Ymax にはならんよ。
だいたい四寸角程度の木の柱に引張応力が35だの50kNだの、その時点で「異常」だと気付け。
本当にそんな力がかかるのなら、いくら端部をホールダウンで固めても梁の差物のための
断面欠損部で引きちぎれかねん。
>>400 仮に正確に√(Xmax^2+Ymax^2)としても、
四隅の柱とかは35kNや50kNなんか普通に出てきますが。
通し柱の胴差部の断面欠損が大きいのは承知のうえなので、
そういうところは普通の柱+梁勝ちにしますが。
あなたがホールダウン金物を省略してコストダウンしたいのは、
わかりますが、他の人にそのような耐震偽装をしてはなりません。
また、ホールダウン金物を節約しようとして、隅角部に耐力壁を
極力配置しないように工夫することを美徳としている人もいます
が、そのような家は非常に耐震的に脆弱です。
まあまあ、ここは耐震性の高い家を追求するスレなんだから、
耐震上最も重要なホールダウン金物ぐらい、全部の柱に
入れておきなさいよ。多めだとしても、余力があって良い
じゃないですか。
このスレで、ホールダウン金物がなくてトラブルになる例を
さんざん語られているし、あとから付けられるものでもないし、
あって困るものでもないし。
>>401 わかっちゃいないねえ。
そんな過大な引き抜けが発生するということは、もう耐力壁・筋交い配置が
「下手くそ&足りない」なんだよ。つまり構造計画の失敗なんだよ。
数字のお遊びは良いから、まともな構造設計してくれよ。
構造計画もないナンセンスな設計で「耐震偽装をしてはなりません」なんて
チャンチャラおかしいぜ。
あとさ、耐震要素配置の基本は慣性質量の存在位置に合わせてなんだよ。
特に剛床がいまいち怪しい木造では。その次に振り回されるところ。
隅角部に入れるとしても弱点だらけ・効きが悪い、という前提でいて下さい。
合板耐震壁の場合はいいですが、筋交いの時は要注意。
404 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/09/12(金) 23:48:53 ID:kpsiwT3X
すまんageてもた。
>>400,
>>403は、やたらと「柱の引き抜き力が生じる」ことを気に
しているようだが、
ホールダウン金物の付け方は、存在応力でなく、壁破壊先行の法則
できまっている。従って、柱に実際に50kNの引き抜き力がかかるわ
けではなくても、それに付随する耐力壁の破壊を先行させるには、
50kN分のホールダウン金物が必要になることがある。
>>44に書いてあることが特に重要で、それを再度引用すると、
>耐力壁の強度(壁倍率)は、絶対に抜けないように作られた柱を用いて
>専門機関で3回の実験を行い、もっとも悪い結果で決められている。
>従って、耐力壁の強度(壁倍率)の根拠は、壁が破壊するまで絶対に
>柱が抜けないことが前提になっている。
>壁が破壊するより前に柱が抜けかかったりするようでは、所定の強度
>(壁倍率)は半分も発揮されない。すなわち、壁量不足となる。
>告示1460号の表、N値計算、構造計算によるホールダウン金物の決定は、
>壁が破壊するまで柱が抜けないことを保証する。
>つまり壁の強度が予定通りに発揮できることを保証する。
耐震設計には1次設計と2次設計が存在するが、
C0=0.2のときの存在応力に耐えられるように作るだけでは1次設計しか
満たせない。C0=1.0における靭性を保証するには、C0=1.0における保
有耐力設計をしなければならないが、木造でそんなことやるのは大変
だから、仕様規定として、耐力壁が破壊するより前に柱は抜けないこ
と、たとえ耐力壁がこわれて最後の1枚となったとしても、その耐力壁
は有効に機能することなどが求められている。すなわち、実際の引き
抜き力には関係なく、その柱に付随する耐力壁の性能によってホール
ダウン金物のサイズが決まる。
これは、
ttp://www.howtec.or.jp/gijyutsu/kousyuqanda.pdf の、P5のQ8や、P5のQ10、P19のQ57や、P23のQ75に解説が出ている。
古い青本で設計している人は、告示1460号が出てからは、ホールダウン
金物の部分は大幅に強化されているのに対応してないので要注意である。
N値計算や「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」は、告示1460号に対
応済みなので、そのまま計算式が使える。
>>406,407
だから、その一枚の耐力壁の耐力に拘る設計だから、そのようなホールダウン金物が必要になるんだろw
耐力を目一杯見るよりも、全体で負担出来るように、各耐力をそれなりに見直して設計するのが普通じゃないのか?
最後の一枚って・・・?
ま、あまり考えなくても良いような、法的基準になってることは確かだけどな。
横槍いれてすまんが、
木造だから終局的な靭性を確保しなくいいというのは間違いだぞ。
およそ1G〜2Gの地震に対しても倒壊してはならない。
実際には、すべての耐力壁を目一杯きかせることによって、
層間変形1/30〜1/10付近での繰返し応力に対する靭性を確保し
ているから、構造特性係数や保有水平耐力の計算はしなくて
いいだけであって。
まじめに設計すれば、ホールダウン金物は必然的に多くなる。
試験は単一の耐力壁パネルの供試体でやるからね。
合板の釘や筋交い(筋交いプレート)での変形・破壊を調べたいから柱脚絶対固定にする。
でさ、1/30以上の変形で靭性どうのって、その時既に「建物としては崩壊」してるんじゃないの?
実際は高さもあって重量しょってる木の柱がそんなに傾いたらP−δで潰れてるんじゃないの?
木造の半剛床で「すべての耐力壁を目一杯きかせる」なんて都合の良い芸当を期待できる?
耐力壁要素の靭性を確保したいというのはいいけど、木を見て森を見ずなんじゃないの?
そもそもルート1的な発想・壁量を確保するというのと趣旨が違うんじゃないの?
>でさ、1/30以上の変形で靭性どうのって、その時既に「建物としては崩壊」してるんじゃないの?
重量載せた静的加力実験の実大実験みたことあるけど、1/30は全然大丈夫だったし、
その状態でとめて、全員で中に入って写真とらせてくれたよ。
でも構造用合板を打っている釘がだいぶ抜けて、一部はがれ落ちているものがあった。
ホールダウン金物は変位が3cmほど出て、柱が抜けかかっていた。
その後の加力では、構造用合板が次々はがれ落ちていった。
やはりこの付近の状態における粘り具合が、最終的に倒壊するか、
変形しながらも立ち残るかの違いになるんだなあと思った。
最終的に1/10程度までやったけど、なんとかくっついている数枚の構造用合板の
おかげで、倒壊には至らなかった。
これが筋交い方式だった倒壊していただろうというのが
現場の一致した見方だった。
>>410 もちろん木造はほとんどルート1で強度指向で計算するが、
それで耐震2次設計を省略できるのには、終局的に倒壊しないように
するための、それなりの厳しい条件があるからなのよ。
木造で言えば、壁破壊が先行する(つまり耐力壁を最大限きかせる)
ように十分な量のホールダウン金物を入れること。
ホールダウン金物の量は、いわゆる存在応力によってではなく、
告示1460号の表か、N値計算か、「木造軸組工法の許容応力度設計」
による方法に基づくこと。
鉄骨造で言えば、3階以下(地階を除く)で、高さ<=13m軒高<=9m、
延べ面積500m2以内、柱間隔6m以下、標準せん断力係数C0>=0.3、
筋かいの端部・接合部が破断しないこと。
RC造で言えば、高さ20m以下で、
Σ25Aw+Σ7Ac>=ZWAtを満たす、圧倒的な柱量と壁量。
これらを満たさなければ、当然ルート2やルート3の計算を
し、そちらも満たしていかなければならなくなる。
木造で、ルート1は壁量を満たしていてホールダウン金物が多けれ
ば済む話であるから、大変適用しやすい。
鉄骨造やRC造では、ルート1はごつすぎて適用できる場面が少ない。
>>410 >実際は高さもあって重量しょってる木の柱がそんなに傾いたらP−δで潰れてるんじゃないの?
柱はだいたい剛体回転に近い挙動するから、9センチ角でも、1/30くらいまでなら上からの重量が柱の傾きを元に戻すように働くという話もある。
そうすると、3寸角と4寸角で大変形時の安全性がだいぶ変わってくるのかもしれない。
414 :
410:2008/09/15(月) 00:20:46 ID:???
勉強になった。皆さんありがとうございました。
重い屋根でも、その分、耐力壁が多く入っていれば問題ないよ。
多雪地域なんかは、重い屋根よりもさらに多くの耐力壁が入っている。
もっとも、耐力壁が多くなればそれだけホールダウン金物も多くなる。
耐力壁単体の実験で、C0=0.3相当の積載荷重のせて神戸海洋波で揺らすと、
構造用合板、筋交いは耐力を失うが、石膏ボード、窯業系サイディングは耐えたらしい。
地震エネルギーの吸収量も、後者のほうが大きい。
石膏ボードばかにできませんね。
>>416 でも木造軸組工法では、現実的には床と天井を先に作ってしまう
ので、石膏ボードの上辺と下辺に釘打ちができず、釘間隔も適当
なので、せっかくの効果が半減してしまいますね。
その点、ツーバイなら、通常の施行順序で石膏ボードが1枚もの
で上枠と下枠とたて枠のすべてに打ち付けられるので、よく効き
ます。耐力壁としてカウントするため、釘間隔も100mmで打ちます
から、これは強いわけです。
受け材を介した真壁仕様で石膏ボード張れば耐力壁としてカウントできるんでしたっけ?
手間がかかるだけなのかな?
住宅金融公庫で受け材仕様の真壁ボード耐力壁って
ありますけど、木造軸組み工法の床や天井との取り
合いを考えると非現実的ですね。
仮にできたとして、費用も手間も1〜2割アップでは
すまないでしょう。ホールダウン金物ともぶつかり
ますね。
大抵は、残材の短いのを受け材代わりに付けられる
ところだけにつけて、そこに石膏ボードを打ち付け
るだけ。
安請負だからそれ以上はやっていられないでしょう。
>>417 そんなに石膏ボードって効くもんなんだ
大工じゃないけど 間柱間の上下にタルキ追加すれば
上下も止まるんじゃない? 手間掛かるけど
しかし構造用合板よりも石膏ボードの方が持つってのが 納得出来ないが・・・・・
あれか? たわんじゃうから 釘穴バカに成り難い訳?
構造計算にのせれば、上辺と下辺が釘打ちしていない
いわゆる川の字打ちの石膏ボード貼りでも、準耐力壁
としてカウントできますけれども、その壁倍率は計算
すると0.4倍程度です。
>>420 いや、同条件で打ち付けるならなら構造用合板の方が
2〜3倍程度の強度があります。エネルギー吸収能力は、
面材であればどちらもかなりあります。
逆に筋交いは強度があっても、所定強度に達するとすぐ
座屈したり、はずれたりするので、エネルギー吸収能力
は面材に比べれば格段に落ちます。
真壁面材耐力壁の仕様
1.受け材の寸法は30mm×40mmとする。
2.受け材はN75以上の釘を300mm間隔以下で、
土台・柱・梁に、直接、平打ちする。
3.面材は3尺×9尺の1枚ものを縦貼りとするが、やむを
得ず3尺×6尺を使う場合は、継ぎ目部にも受け材を
設ける。
4.面材は受け材のすべてに、
構造用合板の場合は、N50@150mm間隔以下、
石膏ボードの場合は、GNF40又はGNC40@100mm間隔以下
で打ち付ける。
などなど。
>>423 床はネダノン直貼りで、梁はあらわしなら
なんとかできるかもしれない。
床が転ばし根太方式とか、天井が石膏ボードとかなら
まず無理っぽい。
床はともかく天井は壁のあとから出来ないものなんかね?
426 :
416:2008/09/22(月) 06:38:25 ID:???
C0=0.3相当の積載加重で合板壁が耐力を失うって言うことは、合板だけで耐震等級3キッカリに設計した建物は、
神戸海洋波程度で倒壊するって言うことになるのかな??
(実大実験では大丈夫なはず)
石膏ボードだけで等級3キッカリに設計した建物は大丈夫なのか?
とかいろいろ疑問に思ったのですが、
耐震計算のモデルが、一階の質量は一階天井の高さに全部集中しているという近似で計算しているということが
実際の建物と、耐力壁+積載荷重の実験結果の食い違いの原因ではないかと思い至りました。
実際の建物だと各階の質量の重心は天井の高さよりも低いところにあると思われるので、
C0=0.3でも大丈夫。
耐力壁+積載荷重の実験では天井部分に重さが集中している計算モデルとほぼ同じ設定。
しかしたとえば屋根が重い場合などは天井より高い部分に重さが増えることになるので
耐震計算の近似モデルよりも、危険側になる点は気をつけるべきかもしれません。
そう考えてみると、8階建てとか高層になってくると近似モデルによる質量分布と実際の質量分布が近くなってくるので
より計算上の耐力と実際の耐力が近づいてくると思います。
一方、2階建てなどの低層の場合は近似モデルより実際の建物の重心のほうがだいぶ低くなるために
暗黙のうちにかなり安全側の設計になるのでしょう。
鉄筋コンクリート建物の被害状況をみても同じ基準で建てているにもかかわらず低層のほうが圧倒的に被害が少ないのは
そういう理由もあるのではないかな。
構造用の骨組みだけと 完成した実大実験で だいぶ強度が違うらしいですが
床や天井の枠 屋根のタルキや隅木 軒天の枠や破風板などで
桁の歪みが出難くなるって 関係ありませんか?
よじれなければ 柱ホゾも抜け難くなるとか・・・・・・
欠陥住宅のトラブル(特にホールダウン金物)を避けるためにも、
きちんとした設計事務所に設計図をかいてもらい、構造計算を
してもらい、工事監理をしてもらうことが第一ですな。
いい加減な図面だけ書いてGoなどというテキトーな工務店に直
接発注すること自体、自滅行為。
耐震のポイントは
>>1も言っているとおり、
・ホールダウン金物
・構造用合板と、それを打ち付けている釘(種類・間隔)
・構造計算書(構造図など含む)←最低でも耐震等級3
がしっかりしているか、いい加減か、はっきりと分かれます。
ただ、4号建築物は、いい加減な図面でも確認申請で
平然とまかり通るところが恐ろしいですね。
それ以前にちゃんと構造計画しろよ。
>>428 激しく同意。
耐震性の高い家をと言ったのに、
ホールダウン金物はないわ、構造用合板は貼らないわで、
ひどい目にあった。
質問ですが、
ホールダウン金物のアンカーボルトを入れ忘れた場合、
ケミカルアンカーは認められますか?
既存建物の耐震補強ならともかく、
新築では、ケミカルでは360mmも埋めこめられないので
抜けやすい感じがしてすごくいやなのですが。
ないよりはあったほうが良いから入れておけ
それで倒れるかどうかは運だ。
もともとちゃんとしてあったって、絶対倒れない保証になるわけじゃないんだ
433 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/03(金) 21:37:34 ID:yAbZLnd5
>>225が同様にホールダウン金物欠陥住宅事件に巻き込まれて、
>>226,
>>227,
>>240,
>>241などの説教を経て、
この手の専門と思われる
>>247が苦肉の策を提案するもお勧めできず、
>>289で結局は実費で基礎からこわしてやり直したみたいですね。
1本忘れならともかく、大量に省略されているなら、
後付け費用も馬鹿にならないし、信頼性にも問題は残るので、
なるべく早期の段階で、基礎からこわしてやり直したほうが、
あとあと問題も起こらず安心して住める。
基礎だけの段階なら、予算は1〜2割アップしてしまうが、
一生住む家であるが故、耐震性にはかえられない。
>>428 >きちんとした設計事務所に設計図をかいてもらい、構造計算を
>してもらい、工事監理をしてもらうことが第一ですな。
それが一番難しいでしょう
設計事務所に頼んだから、デザイン意匠押しつけられそうだもんな。
ごく普通の家で安全設計だけ頼めないかな?
被災後に処分が楽、分解・再構築が楽という視点があっても良いと思うんだが。
耐震といっても、構造屋の視点で倒壊しないっていうだけで、素人目にはもう壊れちゃってるんだからさ。
>設計事務所
デザインばかり奇抜なのを押し付けられ、
耐震性は全く無視しているところに限って有名だったりする。
特にテレビとかに出ているのをみていると、
視聴率稼ぎのためにデザインばかり追及し、
構造的には怖くて見ていられないものが多い。
やはりきちんとした耐震等級3の構造計算書を出せる
設計事務所がよいでしょう。
という話が
>>30あたりからループしている気がする。
結論は出ているみたいだけどね。
>>437 だから建築基準法の3倍ぐらい頑丈なのを建てて、
激震でも軽微な補修程度で使い続けられるようにしようと……。
地盤が逝っちゃったら上だけ丈夫にしたって何の意味もないし、
結局とどのつまり運だけが頼り
441 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/08(水) 12:01:30 ID:BBAk5ase
水気ですぐ劣化しちゃうんじゃないの?
443 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/09(木) 01:04:16 ID:sj4j5gdL
テレビでやってたのは 配合変えてかなり硬く高強度になるらしい
止水効果もあるから 水に強いのでは?
現在でも高断熱の家でスタイロフォームを基礎の下に設置する会社があるが
それよりもかなり硬いみたいだ 配合変えてもっと硬くも出来るらしい
u当たり何十dとかの耐力も可能とかで
滑走路やビルの沈下修正も可だとかの話だったと思う
(テレビの紹介は半年前位なので 詳しい事は忘れてしまったけど)
スタイロとか確かに面圧はたかいんだけど、基本的に樹脂系は
紫外線と水分でボロボロに劣化するんですよ。
基礎下だから紫外線は無視できるとして水分の方は・・・
滑走路は定期的に路面補修するからその時に入れ替えもできるけど
建築に基礎下は入れ替え無理ですよね。
>>438 すみません
答えはどこに落ち着いたのでしょうか?
446 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/11(土) 21:04:54 ID:+XfSCDZu
>>444 水分の事は 私が作ってる訳じゃないし 何とも言えませが
配合次第で何とかなるのでは?
>>445 信頼出来る設計屋さんを探すのが難しいと言う事ですか?
もし自分が探すなら 地元近辺の設計屋さんを タウンページで探し
ここで得た知識を織り込みながら 高耐震、高耐久の家が欲しいと相談し
手がけた家を見せて貰い 住んでいる人の話も聞かせてもらい
概算の金額を聞く 出来れば2〜3社同じ様に聞き 選択すると思いますが・・・・
設計屋さんとデザイナーの違いが重要ってことだな。
少なくとも、構造図(基礎伏図、床伏図、軸組図など)と構造計算書を
一棟一棟欠かさず書いていることを確認する必要はあるな。
もちろん耐震等級3相当以上で頼むものとして。
デザインと間取りの図面だけ書いて終わりっていう設計事務所も
多いから注意が必要だ。
また、コンピュータに自動出力させて終わりというところもあるから、
実際、設計士と話をして、
耐震性やホールダウン金物や釘や構造用合板について
正しい知識があるかどうか、確かめておく必要もあるな。
そうすると、耐震のことについて何もわかってない設計士と、
非常に耐震性のことをよく考えている設計士の2種類が
あることがわかる。
設計士
設計士といっても、ただの線引き屋もいるから、
一級建築士か二級建築士でないとだめ。
>>446 耐震性と耐久性の両方を追及するなら、
コストパフォーマンス的に見て
レスコハウスの壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造2階建てが
手っ取り早くて良いと思う。
耐震性を追求する場合は、2階建て程度なら、
信頼できる「ツーバイ専門」の工務店があるなら、
そこに「住宅金融公庫仕様で」と言って頼んでも良いと思う。
釘の種類と間隔とめり込みに注意していればよい。
木造軸組工法は素人工務店が多いし欠陥住宅や
トラブルが多いから避けるべし。
>>451さんは ツーバイ関係者なの?
スレタイと違う論点で恐縮だが
日本の建築従事者は まだ在来軸組が一番多いと思う
軽く否定してるが 少し日本経済の活性化も考えたらどうか
風説で 多くの失業者が出る事は 考慮しないのか
ツーバイが耐震性に比重を置くのは 完全に耐えなければ 釘が浮いて
歪みが戻らなくなってしまうからではないのか
瓦葺きのツーバイもあるらしいが 高さをかなり低目にして しのいでいる感じ
大抵軽い屋根材が前提の物が多い 同じ屋根材なら木造軸組が劣るとは思えない
>>木造軸組工法は素人工務店が多いし欠陥住宅や トラブルが多いから避けるべし。
まさに 従事者が多い事の裏返しだと思う
実社会の中でも優秀な人材ばかりではなく そうで無い人も居る
大工さんにも素晴らしい人が居る反面 そうで無い人も居るのは確かかも知れない
だが 長引く不況に淘汰され 駄目な職人の比率は下がっていると思うが・・・・・・・
453 :
452:2008/10/13(月) 18:05:13 ID:oZukqsYd
ちなみに 私は木造軸組住宅従事者なので
その分割り引いて読んで下さい
>>452 いや、木造軸組工法を否定しているわけではない。
ただ、このスレを全部見ればわかるように、本当に
>>1の言うとおりにホールダウン金物・釘・構造用合板で
トラブルを起こしている人があまりに多いから、
(現実に近所でみかける建築中の建物もホールダウン金物
がなかったり、釘がいい加減だったりするものが多い)、
そこのところをきちんと管理できるように、
相当に耐震面で腕利きの一級建築士に設計・監理をしてもらえば、
木造軸組工法でも十分に耐震的なものはできると思う。
それが面倒なら住宅金融公庫仕様のツーバイはお手軽だよという話。
もっとも、地震国日本では、枠組壁工法の従事者はもっと多くいて
もよいと思うところがある。それほど難しい工法ではないので。
>>452 横レスすまそ。
ツーバイは、
内壁の石膏ボードも上下が釘打ちしてあるから耐力壁となるし、
外壁の構造用合板も、開口部はコの字型にくりぬいて作るから、
開口部四隅からクラックが入りにくく変形もしにくい。
あと、靭性のない筋交いは用いず、すべて面材で耐力壁を構成する。
床剛性も相当に高い。
という点では、ツーバイの方が耐震的に有利だと思う。
>>446 >耐震性と耐久性の両方を追及するなら、
>コストパフォーマンス的に見て
>レスコハウスの壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造2階建てが
>手っ取り早くて良いと思う。
レスコハウスのデザインがイマイチなのは別として、
耐震性と耐久性に関しては確かにあるな。
あれは100年以上はもちそうだ。
457 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/13(月) 21:19:03 ID:G8r2Lo0B
Wikipediaの「枠組壁工法」で必要壁量表をみると、
屋根の重い軽いよりも、
積雪量のほうが重大な問題になってくるみたいですね。
>>452 >同じ屋根材なら木造軸組が劣るとは思えない
これ、本当?
屋根の違いなの?
459 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/14(火) 20:59:51 ID:0KJabxyW
私見を述べさせてもらうなら
昔の木造軸組は確かに 棟梁の器量、判断でかなり差が出たのも事実
(部材の材質、太さ、間隔、加工精度)
昔は総工費の割合で行くと 木材の価格が今より高かった事もあるだろう
それに対して ツーバイは壁ごとのパネルを工場生産して 組み立てるから
誰がやっても強度の差は出ない
現在 木造軸組住宅は ほぼプレカット工場加工されている 部材の選定も工場が行う
木材も昔に比べたら割安になっているから 太い物が当たり前に使われている
棟梁の器量による強度の差は無くなったと思う
更に耐震性を望むなら 外壁に合板やダイライトをはる事も出来る
>>455に同意
>内壁の石膏ボードも上下が釘打ちしてあるから耐力壁となるし、
>外壁の構造用合板も、開口部はコの字型にくりぬいて作るから、
>開口部四隅からクラックが入りにくく変形もしにくい。
新潟中越地震の震度7の激震地区を見てきたが、
同じ新築でも、倒壊してないものの開口部四隅からひび割れ、
かなり変形している木造軸組工法の家と、
まったく無傷で建っているツーバイの家があった。
やはりツーバイは構造的に工夫されているなあと思った。
>>459 >更に耐震性を望むなら 外壁に合板やダイライトをはる事も出来る
てゆーか、普通は耐震性を望まなくても貼るでしょう。
じゃないと家が揺れるよ。
まあ、建売で、軸組みに直接サイディングを貼っている
ひどいのを見たことがあるが、その家は10年ほどで取り壊された。
外壁は、構造用合板とダイライトではどちらが耐震性がよいですか?
463 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/14(火) 22:10:02 ID:0KJabxyW
多分ダイライト
駄目だ 論破出来ん・・・・・・・
>>461 普通は張らない。施主が無知なのをいいことに、「柱は太いです」って、
でも合板張らない注文建築、それが普通の大工クオリティ
逆に安普請のきわみと思われている建売のほうが、HPやらで宣伝の材料にするために
全面合板張りで作っている例が多い
俺のすんでる地域ではね。
>>464 外壁に何も貼らず仕上げのみって、
揺れそう、倒れそう、寒そう、暑そう、防音性なさそう。
これぞ究極の10年住宅(仮設住宅よりひどい)。
>>465 でも違法な細い釘NC50を使っていて、ピッチも規定より荒く、
釘頭も構造用合板にめり込んでいるから、ほとんど耐力壁と
して効かない、見せかけだけの欠陥住宅だったり。
それが建売クオリティー。
>>462 >>281によると、
>ダイライト:構造用合板(特類)に比べ、
>○火災、シロアリ、腐れに強い、透湿抵抗が低く壁内結露しにくい。
>×釘穴が緩みやすい(保持力弱い)、材がもろくパンチすると穴が開く、水を吸う、値段が高い。
ということで、強度面だけを言えば、構造用合板の方が耐震性がありそうだ。
そういえばツーバイでダイライトって見たことない。
皆様はどちらがよいと思いますか?
耐力面材(外壁下地材)ダイライトMS12mm厚は軸組工法で壁倍率3.0・枠組工法で3.5の認定を取得。
木材並の軽さ(比重0.7)の無機質素材では類がなく、
構造用合板(特類)と同レベル以上の耐力性のあることが認められています
>>構造用合板(特類)と同レベル以上の耐力性のあることが認められています
とは 合板より上と?
ツーバイの小屋組みって 大棟で2×6、2×8をタルキ状に組んだだけ?
在来とツーバイ合わせた様な ○○ホームは そんな感じだった
やってる大工さんが 『なんか 自然な照り屋根になりそうだ』 と言ってますた
積雪が1メートルとかだと 瓦屋根より かなり重いと思う
(雪が水分吸ったら氷に近くなる)
積雪仕様とか 瓦屋根仕様だと 小屋組みも変わるのでは?
471 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/17(金) 16:12:15 ID:pEljybtg
472 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/17(金) 17:23:13 ID:pEljybtg
“最強”厚鋼板
住宅には関係ないから無視して
474 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/17(金) 18:01:21 ID:oiaQao1n
建売のフラットって
どのくらいの耐久・耐震性?
そもそもフラットは信用していいの?
475 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/18(土) 00:20:34 ID:tbspqoN4
在来もツーバイもダメだ
やっぱ鉄だろ鉄、マジで
476 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/18(土) 00:23:33 ID:5K5DHjGX
耐震機能って何年保つもんなんだ
477 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/18(土) 20:25:22 ID:Q7/4FtvB
高耐震がどれ位の震度を想定してるのかによるんだろうけど
(多分震度6かな?)
震度6を喰わなけりゃ ずっと持つんじゃないの 多分?
478 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/18(土) 22:20:19 ID:yqJcsTKm
合板が分離するまで20〜30年でない?
構造用合板の特類が分離するのに、
わざと風雨にさらした状態でも10年程度はもつ。
きちんと外側に透湿防水シート・内側に防湿気密シート工事がされていて、
常に構造用合板が乾いた状態に保たれていれば(壁内結露しなければ)、
分離する前に木部が自然腐敗を始めるらしい。
つまり、その木材の寿命と考えてよいのでは。
>>478 >>290のおっしゃるとおり、耐震等級1では震度6にもちそうにない。
つまり、建築基準法を守っているだけでは耐震的とはいえない。
ここでは、震度6〜7でもほぼ無傷でそのまま使えるようなものに
するために、だいたい建築基準法の3倍程度の耐震性をもつものを
めざしているのでは?
しかもだいたい1〜2割の予算アップで。
まあ、このスレでかなり案はでてきているみたいであるが。
>>265が良いのでこぴぺ
耐震性の高い家(1〜2割価格アップで):
今のところ
>>49が木造軸組工法(在来工法)大賞、
>>72が枠組壁工法(2×4)大賞、
>>255が両方の工法共通大賞、
>>241が重要事項アドバイス大賞
カナ?
何気に、構造用合板を湿気から守るために、
きちんと防湿気密シート工事に金かけているところが良さげ。
最近では、耐久性も追及する人のために、レスコハウスが健闘気味。
特類の構造用合板は良いけれども、
OSBは湿気に弱く耐久性がないらしいね。
構造用合板って将来処分に困らないのかなぁ。
環境負荷はどうなんだろうか。
一戸建てにコンクリートなんて本当にエネルギーの無駄遣いだよな。
雛壇状造成地との相性は最悪。
構造用合板→OSB→パーティクルボード→MDF とだんだん細かくして再利用できるのかな?(笑
構造用合板打ちつけまくれば
耐震性が高く震災ごみなんて出ないし、
構造用合板腐れば
土か灰か肥料か燃料になるだけだし、
下手な建材より環境によさげ。
488 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/24(金) 16:55:39 ID:apTfkGsW
いくら強くても腐食対策が必要ってだけでダメだ
だから耐久性があってこその耐震だろうがマジで
だから200年住宅なんてナンセンスなんだってば。
200年住宅のナンセンスさは言うまでもない。
だいたい60年ぐらい使うものとして、
今後60年の間に食らうであろう、
南海地震・東南海地震・東海地震・首都直下型地震
などの大地震には無傷で耐えてもらわないと困る。
どういう順番で来るかは未定だが、地震が来るたびに
耐震性能が落ちていくような貧弱な家では、
仮に倒壊しなかったとしても住み続けられないであろう。
>>337-
>>338が述べるように、仮設住宅は全く足りないし、
ホームレスになるかならないかが、耐震性できまる。
491 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/25(土) 00:35:37 ID:GrM7UxKE
だから>29と>471とシラスコンクリートだろ、JK
492 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/25(土) 08:20:21 ID:oKGsbNg1
>>490 >地震が来るたびに耐震性能が落ちていくような貧弱な家では、
地震が来るたびにそのエネルギー消費に伴う残留変形があるので、その都度絶対性能は落ちていきます。
耐震性の高い家は、
地震が来るたびに弾性範囲内で挙動しろと
言っているのです。
犬小屋のように、
軽くて一体性のある壁式構造のものは
大変地震に強い。
家でいえば、枠組壁工法の平屋がこの
構造に一番近く、大変地震に強い。
495 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/26(日) 00:09:35 ID:u/cCEcyZ
建てた時はそこそこ耐震性があったとしてもシロアリとかにやられてボロボロになったり
したら意味なくね?
地震なんていつ来るんだかわからないだろ?
俺らがじいさんになった頃に来たとしたらどうするよ
そんな年になっての避難生活&新築は厳しいだろうな
だからここはひとつパルコンやレスコハウスとかのコンクリート住宅が
最強だと思うんだけど
地盤が頑丈で予算が許せばパルコンやレスコハウスは
とてもいいと思うよ。
なんと言ってもプレキャスト壁式鉄筋コンクリート造だからね。
壁式という点ではツーバイと同じ構造だし、頑丈だよ。
>>490を読むに、
耐震性がいかに重要かがよくわかった。
外装・内装・設備を最低ランクに落としてでも、
耐震性のためにお金をかけよう。
地震後の火災もこわいから、
パルコンかレスコハウスにして、
開口部に全部、防火シャッターをつけておこう。
499 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/26(日) 01:53:41 ID:c7fAQGXS
>>497 L2地震時に弾性範囲に収まる家だと、減衰が小さくて強く揺れるから、
内装や設備にも耐震性が必要となる。その悪い例が、柏崎の原子力発電所。
>>499 弾性範囲だと減衰が小さいのはわかるけど、応答加速度とかも小さく収まるから揺れは少ないんじゃない?
いや、せいぜい家の外装や内装や設備といったら、
サイディングとビニルクロスとキッチンとウォッシュレットと照明の
グレードのことじゃない?
安物でも高級品でも耐震性にはあまり影響ないと思う。
しかし原発が塑性域で挙動するなんて考えただけでもこわい。
やはり弾性挙動がいいな。頑丈だから層間変形は小さくおさまるよ。
阪神大震災で、
とても新しい14層RCラーメンの集合住宅と、
とても古い5層壁式ラーメンの集合住宅があった。
前者は、倒壊しなかったものの塑性変形を起こし、
見事に全層の梁端に降伏ヒンジを形成した。
これは構造設計としては予定通りの結果であったが、
結局その建物はもはや住み続けられず、補修するよりも
建て替えたほうが安いので、取り壊されることになった。
一方、後者は無傷で、そのまま住み続けることができた。
前者の建物の所有者は後者の建物をみて、
かなりキレていた。
↑訂正
後者は、5層壁式ラーメンではなく、5層壁式RC。
504 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/10/26(日) 10:21:23 ID:pRY23wJb
ルート3なんてのはだから構造屋だけの自己満足。
一般の人から見れば梁ヒンジのひび割れも残留変形(傾き)も
「壊れた」ことにかわらないもん。
Qu/Qun>1でも大地震後の姿はそういうもんなんですよ、って正直に説明したら
マンションなんて全然売れないだろうな。
505 :
500:2008/10/26(日) 14:19:47 ID:???
ちょっと勘違いしてた【汗
減衰が小さくなれば、応答はすべてにおいて大きくなる、が正解か?
特定の地震波(たとえば神戸海洋波)においては、短周期成分(0.2秒以下とか)が弱いので
剛性高めて固有周期短くすると、弾性範囲で減衰がちいさくても応答加速度が小さくなったりする。
ミ●ワホームの実大実験で応答加速度が小さいのはそういうことでした。
逆に短周期成分が強いエルセントロ波(342galの1.5倍で揺らすとミ●ワはダメージ受けるとか
>>504 ごもっとも。
ルート3で設計された建物なんて耐震的とはいえない。
耐震的なのは、ルート1、悪くてもルート2。
となると相当に低層なもので耐震壁の多いものとなる。
↓このスレを見ている人は新潟県の人が多いのか?
508 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/03(月) 15:44:36 ID:ZzZgcBm+
このスレを参考に軸組み相二階で、ダイライト12mm、べた基礎D13ダブル@200、
二階床28mm合版、パワーガード、NC釘を採用しました。あとできれば、内壁に合版を
貼りたいのですが、ダイライトでは50万ほど掛かると言われあきらめましたが、
この家で、他に構造を強化する良い方法はないでしょうか?
このスレには、詳しい方も大勢いると思いますのでよろしくお願いします。
>>508 NC釘はまずいでしょう(欠陥住宅)
>>27参照。
N釘かCN釘を使用してください。
壁のダイライト12mmはN50又はCN50@100mm間隔以下、
床の構造用合板28mmはN75又はCN50@150mm間隔以下を
厳守した上で、なるべく細かく打つとよいと思います。
(釘頭がめり込まないように、できれば50mm間隔程度)
木造軸組工法では、内壁は面材で耐力を確保することが
むずかしいので(上辺と下辺に釘を打てないため)、
内壁は筋交い45×105mmか45×120mmをタスキがけで
入れて、普通の石膏ボードで仕上げるのが
コストパフォーマンスがよいと思います。
最も重要なホールダウン金物の入れ忘れは絶対にないように
してください。このスレを見ればわかるように、
ホールダウン金物不足のトラブルは非常に多いです。
不安でしたら、全部の柱の上下に25kN用のを
入れるのが間違いないと、このスレではよく言われています。
石膏ボードは 桁まで伸ばすと耐力がとれるよ
>>510 >>417の述べるように、
木造軸組工法では、おさまりの都合上、普通は
先に天井をつくるので、内壁の面材耐力壁は
あまり現実的ではないみたいです。
>>424によると、
1階・2階とも床はネダノン直貼りで、内壁下部にに受け材を付け、
天井は無しで、梁と構造用合板をあらわしにするなら、
上辺と下辺にも釘打ちできるかもしれませんが、
そうすると今度は防火や防音の問題が出てきます。
513 :
508:2008/11/03(月) 23:03:10 ID:ZzZgcBm+
レスありがとうございます、やはり内壁への構造用合板貼りは
難しいようですね。予定通り、筋かい・石膏ボードで行きたいと
思います。あと、釘は書き間違いで2×用のCN釘です。
追加質問で申し訳ないのですが、2階同様に1階をネダレスに
するのは効果があるのでしょうか?
これからもこのスレを参考に家づくりをしていきたいと思います。
>>512 ルート3で構造設計された建物は、
「変形しても倒壊しないことは保証されているから、その分強度は低くていいよ」
の概念に基づき、耐震壁を極力減らし、強度を低くしたような建物です。
間仕切壁のない大空間を実現した純ラーメン構造の建物が主に該当します。
実際に大地震が来ると、確かに変形しても倒壊はしないのですが、
建物は激しくダメージを受け、使い物にならず、結局建て直すはめになるのです。
その間の仮設住宅と再建築費用は誰も保証してくれません。
したがって、強度があり変形しにくい、ルート1やルート2を勧めているのです。
大地震後も建物がダメージを受けていなければ、そのまま住み続けられるからです。
>>513 木造軸組工法の許容応力度設計から言えば、
1階の床をネダノンにしても計算上耐震性があがるわけではありませんが、
実際には家が一体の箱型になるので、大変効果的であると思われます。
あと、施工上の問題点として、1階は転ばし根太方式、2階はネダノンなどと
混ざっていると、資材の種類が増え搬入が大変になるばかりでなく、間違い
のもとになるので、1階・2階とも28mm構造用合板にすることをお勧めします。
また、1階を転ばし根太にすると、根太の間から、床下の湿った冷たい空気が
壁内(特に内壁)に入り込み、天井裏まで回り、暖房効率が悪くなりますし、
構造部材も常に湿気を帯びた状態になり、耐久性に問題が出てきます。
1階も28mm構造用合板直貼りにすれば、このような問題をかなり防げます。
土台が基礎にアンカーボルトで緊結してあるのに
1階の床を剛にするのは意味あるのかな?
それと1階の床下地が土台の上にくると掃き出しのサッシの
収まりが悪くなるんだが。
>>516 それ言ったら火打土台の意味は?
剛床ねえ、わからんでもないが壁内通気で問題がでるよな
外壁部は通気工法でなんとかなるが間仕切り部は理解して
施工しないと完全な隠蔽状態になるもんな。
今時の家は、安かろう悪かろうの建売でも、
28mm構造用合板を1階と2階に使用するよ。
釘が正しいかどうかは知らんが。
カネシンのカットスクリューを使えば、
アンカーボルト上端が土台天端とツラ合わせにできて、
出っぱらないから、
構造用合板をべたで敷いて打てるし、
アンカーボルトがサッシにぶつかることもないよ。
いや、アンカーボルトだけじゃなくてサッシの下端が
土台に食い込んじまうだろ?
>>517 そうそう、アンカーボルトで基礎にがっちり止める時代
に火打ち土台は意味あんのか?
521 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/04(火) 22:27:27 ID:KRSqzPgK
なしてスウェーデンハウスとゆう家は振動すんのかな
<欠陥住宅たいけんき&日光市と栃木県が隠す水源汚染/自然破壊ゴルフ場>
↑ さいとアドレス かきこ規制虫
あるせん断変形を想定して一階床面をゆがめてみな。
RC基礎立上り自体の水平面フレーム剛性と木の火打ち土台の軸剛性(接合部のガタ有り)とどっちが効いてるか。
オレは火打ち土台なんか入れないよ。への突っ張りにもならんから。
だよな。あれは束立て時代の名残の盲腸みたいなもんだろ。
まあ、それだけアンカーボルトの施工精度が大事になるわけだが。
いまだに田植えなんていないだろうな・・・
それより屋根面を剛にするときの施工方法が気になる。
屋根の作り方はなんかいまいちいい加減じゃね?
だからいい加減、剛床幻想は捨てろよ。
水平力抵抗(耐震)要素をバランス良く配置するというのは、どの質量を
持つゾーンにもそれに見合った抵抗要素をいれるということ。
地震水平力は慣性力なんですから。
なんで?
いくら壁があったって頭がつながってなきゃ
効かないだろ。
>>522に同意。
基本的に大地震では地形が変形し、基礎が割れることも多々ある。
ひどい場合は基礎が一部もぎとられ、
アンカーボルトがちぎれるかひっこぬけるかする。
そのような場合でも、上部構造体がモノコック構造なら、
住む上では何ら問題なく、あとでゆっくり基礎を修理すればよい。
>>526 よく嫁w
あと、コンクリートの基礎が割れるような地震で上部構造が
無事なわけないw
耐震性の高い家を建てるなら、
火打ち+転ばし根太なんて古くて弱い方式を使ってないで、
構造用合板28mmをN75釘で梁や土台にめった打ちにして、
強力な水平ダイヤフラム作れや。
値段なんてどっちもほとんど変わらん。
529 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/08(土) 21:03:10 ID:txJ9m6Sl
耐震性の高い家を建てるなら、
木造ってだけでダメだろマジで
ギリギリ地震に耐えても火に弱い
地震と火災はセットだからな
地震にも火災にも耐久性にも強くといったら、
コストパフォーマンスを考えるとレスコハウスしかないな。
木造の場合は外壁をサイディングでなくパワーボード(38mmALC)にし、
壁内にグラスウールをたっぷりと詰めておくのだ。
木造の外張り断熱は断熱材に引火したら火に包まれて一瞬で終わりだな。
いずれにしても開口部から火が出入りするから
防火シャッターをつけないとだめだ。
多少揺れやすくて、耐久性は普通の木造程度で、
多少冬寒く夏暑いのはかまわないなら、
へーベルハウスもまあまあかも。
あの・・・すみませんが・・・
ALCもガルバも窯業系もすべてサイディンングですがw
いまどきグラスウールなんてw
ウレタン断熱材は引火などしませんがw
火事の時に悠長にシャッターしめてる人見たことありませんがw
耐火性で言えば、外壁は
ALC100mm>ALC50mm>ALC38mm>>>>窯業系サイディング16mm>ガルバニウム鋼板サイディング
だな。
ALCは主に鉄骨系の外壁に使われるものなので、サイディングに含めるのかどうかは微妙だ。
グラスウールはよく
「グラスウール使うと家が腐る」と言ってアンチ厨がネガキャンしているが、
それは防湿工事に欠陥があるからであって、きちんと施工すれば、
耐火性と防音性がよく、コストパフォーマンスはとても良いものだ。
さすがに長年使用されてきただけに実績があり、
耐火構造の壁や準耐火構造の壁の認定には、ほとんどと言っていいほど
内部にグラスウールが使われている。
ネオマフォームとかは不燃の宣伝をしているが、実際の火災のような大きな炎につつまれると
一瞬で燃えてしまい、非常に危険な材料だ。
>>532 防火シャッターって普通、火事のとき自動的に下りてきません??
>>534 中央管理室のあるビルならな
>>533 >ネオマフォームとかは不燃の宣伝をしているが、実際の火災のような
>大きな炎につつまれると一瞬で燃えてしまい
知ったかもいいとこ。
実際に燃やしたことないだろ。炎をあててる間は燃えるが、炎をはずすと
消える。つまり周囲が燃えている場合だけ燃える。これを難燃という。
断熱材の周囲が燃えている状態というのは、内装なり構造体が発火して
相当燃えている状態だからグラスウールだろうが結果は同じ。
グラスウールが悪いとは言わんが、高断熱にした場合防湿ビニールを
かなりがっちり室内側に施工しなくては躯体内結露する。
そして、きっちり防湿ビニールを施工するのは至難の技。
防火構造の認定は30分防火、45分防火、60分防火と各メーカーの
商品ごとに壁の構成とともに決められている。
>こーんな印つけてどっちが上なんて書く香具師はど素人認定。
ガルバニウム ×
ガルバリウム ○
素人が間違えがちだが
ツーバイの耐火建築物ってあるけど、
あれも外壁にALC、壁内にグラスウール、内壁に石膏ボード二重貼り
でとっているな。
耐火性はRCの方が抜群だが、木造でがんばる場合は、
ALC・グラスウール・石膏ボード二重貼りはさすがに実績あるな。
もっとも、グラスウール使うからには、防湿気密シートをしっかりとだが。
グラスウールの家もはるかに多くがんがん燃えてるぜ。
燃える家ってのは断熱材の種類じゃ決まらない。
二つ目のHPなんてグラスウール業界とくっついてるとこじゃんw
>耐火性はRCの方が抜群だが、木造でがんばる場合は、
>ALC・グラスウール・石膏ボード二重貼りはさすがに実績あるな。
それは言えている。
ツーバイで耐火建築物に認定されるのはグラスウールは関係ない。
主にツーバイ独特のファイヤーストップ材などが入って
部屋ごとの独立性が高い為。
ちなみに土地が広くて一部屋がでかい訪米と違って、狭い日本の
住宅は、部屋をなるべく区切らないで緩く連続的に
つなげて広さを演出するのが主流。
また古来からの日本の家屋の考えでもある。
防火地域では素直に鉄骨かRCにすればいい。
ところが1〜2割の価格アップで耐震性の高い家をとなると、
耐震性は実現可能かもしれんが、耐火までは予算が回らない模様。
せいぜいツーバイの住宅金融公庫仕様の準耐火仕様がいいところ。
あとは予算的にレスコハウスぐらいしか考えられない。
防火地域の耐火ツーバイ?
あのシマシマハウスで使ってるやつかw
安アパート向けの仕様だな。
レスコ?ダサイPC住宅だったらRCの壁式やったほうが
何倍もかっこいいぞ。値段はそんなかわらん。
いったいぜんたい木造に何を求めてるんだ。
普通の家を建てるのに
なぜいつの間にか防火地域限定の話に
なっているんだ?
激しくすれ違いもいいところ。
しかし安アパートのレオ●レスでさえ
クレテック金物工法採用した上に、
外壁全面に構造用合板を貼っている。
しかもCN50釘でいっぱい打ってある。
少し古めの自宅のほうが
安アパートのレオ●レスより
耐震性が相当低いのは屈辱的である。
548 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/12(水) 01:08:32 ID:Ohw1sfPs
鉄骨造で建てる場合の注意点はありますか?
建築士雇って、鉄骨工場での検査(溶接/第3者チェック)を
してもらう事と、現場でのボルトの接合チェックをしてもらうこと。
基礎の精度チェックも必要。
ベースパックの位置と柱のボルト穴の位置が合わないと悲惨。
軽量鉄骨じゃね?
551 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/12(水) 18:11:33 ID:1VloBgl+
鉄骨は溶接があやしいから嫌い。
阪神大震災でもかなり溶接部が破断していた。
あれは何とかして簡単に全数検査できないものなのか。
ハイテン(高力ボルト)は結構信頼できるが……。
553 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/20(木) 01:14:05 ID:DByFLIYS
はげしくうさんくさい団体がバックやね。
なんというか、世間は耐震性の興味はないのか、
一流デザイナーの設計した(すごく耐震性のなさそうな)
分譲住宅(3棟)の見学会は大盛況で、即日売れたが、
耐震等級3を唄った(すごく頑丈そうなしかし普通のデザインの)
分譲住宅(2棟)は1年たった今なお売れていない。
互いに場所は100mも離れていないのに、この差は何なんだ?
556 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/11/29(土) 00:01:00 ID:xBMWjQU9
価格だろ
557 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/02(火) 12:13:49 ID:xpz/NjyN
(シャバ鉄骨)アルミニウムをまぜる
耐震等級3なんて下手が設計したら潜水艦w
売れるかい
559 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/08(月) 19:25:51 ID:TcZvx5RH
ツーバイだけ?
免震住宅ならもっと被害出難いんじゃ・・・・・・
あぁ〜 免震だと地震保険必要無くなるから
意味無しって事なのか!
富士ハウスなら全邸構造計算。決まりだね。
社員乙。構造計算なんて今じゃ普通。
でも4号確認なら確認機関は見ない。
ツーバイの施工はひどいぞ。現場じゃみんな言ってる。
563 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/10(水) 14:10:13 ID:4xzGCqCw
木造は、木造! 鉄骨造は、鉄骨造! RC造は、RC造!
それぞれ、長所も短所もあるんです・・・。
まぜるな!
564 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/10(水) 14:48:28 ID:ggLEnux9
地震で起こった火災対策も免震で何とかするってか?
この辺は田舎なんで 自然の防火帯がある
(隣まで200メートル弱)
ただし免震で建替えてはいない!
566 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/12(金) 03:11:01 ID:O9b7ga6G
既出かもしれんが、伊豆で震度5弱の地震で全壊したのってどこのHM?
保守
568 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/24(水) 21:10:29 ID:tL70XROK
だいたい、このスレを見ていると200年住宅なるものが
いかに馬鹿げたものであるかがよくわかる。
耐震性の低い家に住む人は、200年住宅であろうとなかろうと、
じきにホームレスになるのだ。
>>569 勘違いしてない?
200年住宅 = 耐震住宅
すぐに潰れたら200年住宅って言わないでしょ?
571 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/27(土) 19:11:03 ID:AFQZO8Zn
イコールじゃないでしょうに。
200年住宅ってさ・・・・その建て主が200年生きられたら
家の行く末が見届けれるのにね。
壁量ギリギリ設計で震度7で簡単につぶれるような家でも
柱梁が太くて書類がそろっていれば、200年住宅認定だよ。
かえってごみが増えるね。
60〜100年住宅でいいから、住人が生きている間は、
大地震が来ても家が使い続けられることを優先すべきだ。
大好きな合板は100年持つと?
575 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/27(土) 23:34:52 ID:AFQZO8Zn
せいぜい30年40年でペリペリだろうね、合板なんて。
普通の合板はもたないけど
特類の構造用合板なら持つんじゃない?
もちろん、防水工事と防湿工事がきちんとしていて、
切れた場合はすぐ直すものとしての話だが。
ちなみに加速劣化試験によると、
接着部より木部のほうが先にだめになるらしい。
577 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/28(日) 08:57:26 ID:IOlzh2m2
普通の合板も構造用合板も、実は物としては大差ないらしいよ。
合板の接着剤じゃなく
薄く剥いだ木が劣化?収縮?腐朽?し易いんじゃないかと思う
薄く剥いでも 木の性質は残っていて 僅かでもあっても
湿気があれば吸ったり吐いたりしてる筈
その微妙な収縮や 場合によっては不朽菌の作用が出ると
劣化が出る 一枚の層が薄いから劣化しだすと早い
それを避ける為に 日本では防湿シートが欠かせないのでは?
針葉樹のチップを固めた様な合板があるが
表面までボンドで固めてあるから
場合によってはこっちの方がもつ事もあるんじゃ〜ない?
579 :
(仮称)名無し邸新築工事:2008/12/30(火) 14:07:29 ID:g4baxqMf
樹脂は全般的に紫外線と水分に弱いからなあ。
紫外線は当たらないとしても湿気がね。
580 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/05(月) 09:13:34 ID:yRI132Zv
あけおめ!
要するに 現場で施工したり解体してる人は 合板が不安な訳ですね
考えてみたんですが 50ピッチで釘止めする事もあるなら
6分の貫板を 土台からビッチリと横張りしたらどうかと
2間の貫をずらして半目違いにしても良い (継ぎ手の分散化)
合板じゃないから 室内側の防湿シートは要らない
釘の本数が増えそうですが 貫なら若干しなり効果も期待出来
粘り強い壁になると思う
581 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/05(月) 09:34:18 ID:yRI132Zv
この貫板を床板みたいに 相じゃくりにすれば タイベックすら必要無いかも
校倉作り 板材のログハウスみたいな物です
窓の周りはさすがに防水ブチルテープかシールが必要ですが
柱に相じゃくりの板材を横張り
通気用のタルキを縦張り
受け用のタルキを横張り
金属サイディングを縦張り
外壁はこれがベストかと思いますがどうですか?
1.構造用合板釘厚さ9mm、釘N50@150mm間隔=壁倍率2.5倍
2.木ずり杉板厚さ13mm幅90mm横貼りびっちり、釘N50×2止め=壁倍率0.5倍
というわけで、昔ながらの板の横貼りは、
阪神淡路大震災でさんざんな目にあっているから、
今どきはやらないの。
考えるまでもなく、板1枚1枚がスライドして簡単に平行四辺形に
なってつぶれるでしょう。
斜め張りなら壁倍率1.5倍程度に効くが、
方向性があるのでなんとも。
どうしても構造用合板が嫌いなら、
ダイライトか構造用スターウッドかにすればよい。
583 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/06(火) 01:46:45 ID:FT40vxS7
すでにあったんかい!ww
いや 暫し待たれよ?
>>昔ながらの板の横貼り とな??
昔の板張りの外壁は (時代劇などに出てくる奴)
装飾の意味合いが強く(防水目的もあるだろうけど)
耐震の為の物では無いでしょう?
渋板 羽目板とも言うけど
元は4分の板を削って作った物だから 四分板 厚みは薄く
陽に照らされてるから スグに割れるでしょう?
584 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/06(火) 02:06:16 ID:FT40vxS7
耐震目的の板張りは過去に無い筈
なのに
>>582の壁倍率があるのは 実験してるのかな?
でも13ミリだと少し厚み少ないか
タイベック代わりの防水目的にしゃくるには も少し厚みが要る
いっその事 床板並みにして (24ミリ)
サネ加工の物なら壁に断熱材も要らないかも知れない
(天井と床下は要るかも知れないけど)
この厚みだと50の釘では利かないから75〜90位のビスになるかも
材料と手間が大分増えるが 200年仕様って事なら 何とか納得するのでは
>>どうしても構造用合板が嫌いなら
多分 合板嫌いの人は ボンド嫌いだろうから ダイライトも・・・・・
585 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/06(火) 02:17:50 ID:FT40vxS7
多分これでも震度6〜7なら多少動く 柱自体がしなるだろうから
でも板同士の相じゃくりやサネ組で 良い感じで摩擦が起こり
減震、制震効果が期待出来るかも知れない
問題なのは ここまでビスや釘を細かく打つと
柱自体が割れないかって事です まぁ〜 打ち方次第でしょうけど
柱が集成材の場合は別としても、「受材」が結構割れるみたいですよ。
樹種・縁端距離・釘の打ち方等にもよるでしょうが。
>>20 さんは、釘の間隔は密に @75mmや @50mmで打つに越したことはない
と仰っていますが、問題なのは大壁入隅(┏)柱に設ける「受材」です。
飲み屋で隣に座った大工さんに聞いた話では・・・・
・構造用合板の N50釘・CN50釘を @50mm位で打つと、受材が割れることがある。
・受材を柱に留める N75釘・N90釘を打っことで、受材が割れることもある。
で、割れたらどうするの?設計者や監理者に報告するの?って聞いたら…
…そのまま放置し報告もしない!チェックや指摘もされない!…だって。 (>.<)
一応、木構造専門の構造設計の方がタッチしていて2回見に来たらしいけど
その大工さんによれば、木が割れることは誰も全然気にしてない…そうです。
入り隅があること自体、耐震的ではない。
構造用合板は柱か梁に直接打ち付けなければあまり意味ない。
588 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/11(日) 18:30:38 ID:yp2276Dm
引張耐力40KNを越える耐震金具があるらしい
589 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/11(日) 19:11:11 ID:pQKFtnw2
だからリンク貼れ
>>588 品質性能試験で 44.2kN の引抜耐力の金物があっても
告1460号では(ぬ)30kN までしか認められてないから
金物としては(ぬ)30kN に該当しますよね。
極端に大きな引抜力には、基礎や柱が耐え切れないので
30kN 以上の金物の認定はないんじゃない?
>>588 あるにはあるが、
あんな変な形のごついのをつけるぐらいなら、
35kN用のを2つつけた方が簡単で早くて安い気がする。
気がするって言われてもねえ。
35をすぐ近くにならべてつけても70には並んだろうしな
じゃあいくらよって、計算じゃ出ないやろな
594 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/16(金) 09:42:11 ID:oYij/YKo
震度6強が30年以内に80パーセント以上で来る予測のある場所にすんでます。
地盤の揺れやすさマップでは、真ん中ぐらいのところ。
0.4〜0.6の緑色のところです。
と、このような状況で、
何が何でも大手ハウスメーカーの家で無ければ駄目という、
金も口も出す親と二世帯を立てます。
その親が、とにかく地震に強いの探してこい、とのことで、お力をお貸しください。
免震がつけられたら着けようとは考えていますが、地盤調査をしてから判断するとして、
(車で10分ほど離れた親戚家では、地盤的に免震駄目だったらしいです)
大手ハウスメーカーで、
今出ている中で一番耐震性能が良いのはぶっちゃけどのあたり、どのシリーズなんでしょう?
木造と鉄骨とどちらがいいんでしょう? いろいろなスレや資料を読めば読むほどわからなくなってきました。
対策として、総二階建て、四角、屋根なるべく軽いの(平らにはしない)、とは考えています。
おれなら80%以上の所に自分の金で自分の立てようとは思わないなあ、そんなのもろハイリスク・ローリターンじゃん。
賃貸、賃貸。
>>594 どこでも同じっていうか、どうにでも作れる。
窓は少なく小さく、一部屋を小さく細切れにして内部の耐力壁も増やせって注文しろ。
俺ならそんな意味の無いことに金や労力は費やさないけどな
大手HM限定とかって (笑)
そうそう、いちばん強いのはコンテナハウスだ。 コンテナもどきのハイムとかな。
転がしてもつぶれないぞ ww
素人な俺の理想
平屋の古民家風で 制震仕様
多分多少壊れても 修理で住み続けられると思う
>>594 ツーバイフォー(枠組壁工法)か壁式鉄筋コンクリート造の、四角い総二階建てがよいでしょう。
しかし、地盤が悪そうであることから、壁式鉄筋コンクリート造は重すぎます。
すると、重量の軽いツーバイフォー(枠組壁工法)になるでしょう。
その中から大手ハウスメーカーのものを挙げるとすると、
・三井ホーム
・三菱ホーム
などでしょうか。他のは倒産しているみたい。
大手ハウスメーカーにこだわらなければ、他にもありますが。
これまでも出ているとおり、ツーバイ専門の工務店があるならば、
住宅金融公庫仕様のツーバイを頼むのも良いと思います。
ツーバイならば
>>559のようなメリットも享受できます。
注意事項としては、基礎の鉄筋を多めに入れることと、
外壁の室内側の防湿気密シートをきちんと施工することです。
特に後者は、オプションで高くなったとしても、
構造用合板などの木材を湿気から守るためにはやるべきでしょう。
それから、すべての窓は小さめにするに越したことはないでしょう。
ただし、火災マップや周辺状況を考慮して、
地震後に明らかに火災に巻き込まれるとわかっている場合は、
予算がアップしても壁式鉄筋コンクリート造がよいでしょう。
その中から大手ハウスメーカのものを挙げるとすると、
・レスコハウス
などでしょうか。他のは倒産しているみたい。
601 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/17(土) 12:26:11 ID:BEs4ZrEp
どんなに耐震性能をアップさせても直下型地震が発生したらアウトだと思うが・・・・・
垂直方向の耐震性能はアップできないものか?
トレーラーハウスにしろよ
まず壊れることは無いぞ
>>599 ・三井ホーム
・三菱ホーム
これはツーバイフォーで良いメーカーなの?
検討しようかな。
604 :
594:2009/01/19(月) 10:35:35 ID:???
インフルエンザでくたばっており、お礼が遅くなりましてすみません。
耐震の住宅についての質問の答え、ありがとうございました。
頂いたご意見をもとに、早速両親と相談しています。
特に三井ホームは、かなり気になるところです。
建築士や工務店は知人、親戚、関係者が多く
かえって頼みづらく、それでも祖父の家と仕事場を以前たててもらった経験があるのですが、
どうしても見劣りしてしまい、また設計上の細かなミスがあったりと、正直がっかりなしあがりで、
かといって、工務店等を通すのに、別のところを探すというのはもっとやりずらいです。
細かなリフォームとかを頼むのには、知人がいるのはとても便利なのですが、一軒となると・・・・
大手オリジナルの、コレがどうしても使いたかったから、という理由づけがしやすいのと、
実家と親戚の家が大手メーカーで建てた家(築20年越え)はいまだに気に入っているので、
それでやっばり大手、どうしても大手、というこだわりがある両親なのです。
いくら地盤が弱くても、地震がこわくても、親戚、職場の関係でここを離れることもできませんので、
せめて少しでも安心な家を建てるよう、これからも研究していきたいとおもいます。
ありがとうございました。
個人の趣味の耐久消費財なんだから金出す人が好きにすればいいですよ。
間違っても社会資本とか200年住宅とか勘違いしないでね。
>>604 大手HMの場合、だれでもつくれる標準的な工法と違い、ツーバイが
ことさら強いなどということは無い。
それぞれのメーカーで十分な強度を持たせるよう工法自体が工夫されているから。
いまどきのプレファブなメーカーで、いままで起きた程度の地震でつぶれてしまうような
家は売らない。
それより地盤の悪いところで基礎が動いちゃったら、上モノがいくら丈夫で無傷でも、
結局建てかえるしかないんだよ?
意味の無いことに労力をつぎ込むのはもったいない。
確かにね
610 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/21(水) 01:59:35 ID:LppCIy1l
伝統工法
611 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/23(金) 11:02:55 ID:iyuAuHEA
ほー
木造の通し柱は、断面欠損がありすぎて、
地震時に簡単にぽきっと折れて崩壊するから、
管柱にして、梁通しにして、ホールダウン金物で
上下の柱を引き寄せておいたほうが良いらしい。
613 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/01/30(金) 08:17:58 ID:eHy5ZBxx
なるほどです!
一時 通し柱の方が 揺れに強いかの様な解釈(国も?)だった様な感じでしたが
五重の塔なんかも 中央の心柱以外は 各層ごとの柱になってるみたいです
心柱は先端の総輪を支える為の物らしい
(上の方からぶら下っていて重心を下げる効果も・・・)
でも色々考えると 平屋が一番なんですね
重力(地震力の慣性力も重力の関数になる)に逆らって建築すること自体が不自然なんだから。
不自然さの程度が低いのは平屋。
>613 正解
616 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/03(火) 21:33:54 ID:BXEyNV8k
では無理矢理ループ回避の術!
半地下とか地下室の上に一階建てなんてどうですか?
予算面で却下の可能性大ですけど・・・・・
夕方NHKで紹介してた「品川式」とかいうコタツやぐらの化け物みたいなパネル?
なんであんなもの金かけて作るのか、馬鹿げてるとしか言いようが無い
それで品川区の担当者の言い草が「補助金でまかなえる」
あほすぎる
2chでこんなに勉強になったスレは初めてで感動すらしています
家作りの夢を抱いて勉強している素人ですが、耐震に対して大切なのはやはり
現場での手抜きの無い作業、施工性だと感じています
いくら耐震性に特化した設計をしてもその通りに施工されていないと無意味だと感じます
そこで品確法の性能表示登録制度については皆さんどうお考えですか?
あまりお話しに出て来てないのですが、登録して第三者での検査とか意味ありますかね?
耐震等級3で契約してその品質を保証してくれるのですよね?
勘違いしている部分があったらごめんなさい、しかし私のような素人には皆さんのように
建築知識で武装しておかしな部分に気が付く自信も薄いので、何かしらのシステムに頼る
しかないと思います。
性能表示制度についてのご意見をお聞かせ下さい。
>>618 保険を掛ける金があるなら掛ければいいじゃない。
俺だったらその金は別のところに使うが。
耐震等級3でもギリギリで計算されていたらやばいよ。
そもそも国の基準自体が甘すぎる。
HMでも、耐震性についてはしっかり見極めないと
地震起こった後の人生狂ってしまう。
俺はパ●ホームで最終建てたけど、1年くらいかけて検討した。
専門家(京大・建築出身)にも相談して最終決めた。
日本で生活するためには、デザインより耐震性重視した方がいい。
お金持ちで、何回も建て直せるなら別だけど、自分や家族の命まで
とられたら、取り返しがつかない。
622 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/04(水) 21:15:27 ID:e5NplP9M
倒壊しない家の極意は重心です!と自信満々に我が家の営業は言ってましたけど… 不安になってきた。
自信満々の営業って 最低やん
>>618 耐震等級3は、証明書を取得するにせよしないにせよ、
構造計算を行い、耐震等級3以上の強度は確保しておくべし。
あと、上のレスでも出ているが、第三者検査機関は
あてにならない場合が多い(すべてが悪いとは限らないが)。
結局、人に頼らず、自主検査と自主写真撮影は必要だ。
例えば木造軸組工法の場合、ホールダウン金物と釘と
構造用合板が重要ポイントとなってくるから、
そこら辺をWikipediaとかでよく勉強しておくといいと思う。
それでもトラブルは起こるから、施工ミス・検査ミスの無いよう、
ホールダウン金物は全部の柱の上下に25kN用のを必ずつけるとか、
釘は2×4用太め鉄くぎ(CN釘)以外認めないとか、
釘の間隔は縦横とも全部100mm以下に統一など、
多少高くなっても独自仕様で発注して対策をとる人もいるわけ。
他にもいろいろあるから、このスレを
>>1から全部
何度でも読み直して、理想と現実を知るのも良いと思う。
625 :
618:2009/02/06(金) 01:50:48 ID:???
>>618です
お返事頂いた方々ありがとう御座いました
性能表示登録に14〜16万掛けるよりも
勉強して金物や釘の特別仕様のがよさそうですか
ある程度自分も知識付けて、現場も確認しないといけませんね
大変そうですが頑張ってみます!
惑わせるようで悪いが
それ位の金額なら出すのも在りなんじゃないかと思う
勿論勉強して知識付けて 現場確認するのも大事だが
見る目は多い方が 見落としは減るって事です
>>624 そんなに第三者検査機関とか 施工業者って 当てに出来ない物なの?
法改正で慣れてない とかのレベルじゃないのですか
施工業者は安請負だからまともになんかやってられないことが多いし、
検査業者は多数かけもちだから10分見ただけで合格印おしてっちゃうこともある。
ひどい場合は検査業者とグルだったりすることもあるらしい。
特に構造関係はあとで見えなくなるところだからってひどい。
ぐぐればさらにわんさかと。現場見ればさらにわんさかと。
それでも検査しないよりは、した方が発見確率は高いのは確か。
性能表示登録に14〜16万掛けるのは耐震上の安全策として良いと思いますが、
必ず自分でも検査と写真撮影をしっかりおこなってください。
630 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 13:39:10 ID:6FHw/Un5
2階建ての家を新築したばかりです。
今になって、勉強すると、家の四角にはL字型に筋かいがあった方がいいそうですね。
南向きの横長の家で、玄関は家に向かって見て、少し右寄りの真ん中、
右側(東側)が北に向かうリビングキッチンで、その奥、一番北に洗面浴室です。
玄関をはさんで左、西側は和室が南北に二間続いています。
玄関の奥に階段があり、二階はこの玄関の位置までで、リビングキッチン、洗面浴室の
上には二階は乗っていません。
最近思うのですが、リビング奥の浴室は家の角なのに北側にI字にしか筋かいがありません。
それにつづくキッチンリビングの壁には、キッチンカウンター部分に筋かいは
あるものの、後は家の右前角、リビングの東端にしかありません。
リビングと、ダイニングの東壁に二つも窓があります。
2階は、玄関上あたりと、階段が右端になるのですが、玄関上の子ども部屋も
南側はしには筋かいがありますが、東端に小さな窓があり、筋かいがなく
L字型の筋かいにはなりません。
階段にも北側に窓で、東側には筋かいがありますが、I字です。
設計図を見ると、左半分は和室二間で押入れ部分に筋かいや壁がみっちりあるのですが、
右半分がどうもすきすきな感じです。
二階が乗っている家の中央辺りまでは、壁や筋かいも均等にある感じなのですが
とにかく、家の右端南北にわたる壁に筋かいが少なく思えます。
2階が、乗っていなければ、L字に筋かいがなくても何とかなるのでしょうか。
1階の上に乗って、途中まで1階の屋根がかかっている2階の壁は、
筋かいが無くても、つぶれにくいとか、あるのでしょうか。
文字で表現するのは、難しいですが、
書類が通って建築できたということは安心して住めるのでしょうか。。。
和風の大工さんの建築で、柱などはしっかり太いものが使われてはいました。
この文面で分かりにくいと思いますが、教えてください。
631 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 13:56:16 ID:rFHrH+RK
L字型の筋交いってところが判らん
T字型の筋交いも判らん
/字型 = 片側のみの筋交い
×字型 = タスキ掛けの筋交いではないのか?
それと 屋根材は何?
632 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 14:30:56 ID:6FHw/Un5
630です、
すみません。家の四つの角の部分のことですが、
/字の筋かいが90度に接するように、家の角を囲むように
あった方がいいらしい。というのを見まして、、
ぺけ字の筋かいも、何カ所かありましたが、一つの筋かいの
作り方ではなくて、家の壁の角には、90度に筋かいを
入れた方がいいのに、我が家は、一辺しか入ってないのです。
書いている私も、どう説明していいのやら、分かりますでしょうか、すみません。
屋根は、平板瓦です。普通の焼いた瓦です。
>>630 こうなってんでしょ?
_____
/ \
/ . \
 ̄□□□□□□□ ̄
□□□□□□□\
□□□□□□□ \
■■■■■■■□□
■■■■■■■□□
■■■■■■■□□
和室・玄関・LDK
■:二階の子供と屋根を支える大人
□:自分と屋根だけ支える子供
>右半分がどうもすきすきな感じです・・・子供でいいんだから当たり前
>>630 >今になって、勉強すると、家の四角にはL字型に筋かいがあった方がいいそうですね。
家の四隅にL字に耐震壁があると、直交壁効果が期待できること、
偏心を防げることなどから、耐震的に有利なことは確かだが、
家の四隅に片側の壁にしか耐震壁がついてなくても、
全体としてXY方向に耐震壁が十分に入っていればまあ良い。
家の四隅に耐震壁が全くないのは、さすがに耐震的に不利になる。
>設計図を見ると、左半分は和室二間で押入れ部分に筋かいや壁がみっちりあるのですが、
>右半分がどうもすきすきな感じです。
構造計算書(最低限、壁量計算書、四分割法又は偏心率計算書、N値計算書)はどうなっている?
構造計算書がOKになっているならば、法的には良い(耐震性が高いかどうかは別として)。
構造計算書がないというならば、怪しい(テキトーに入れられただけの可能性大)。
>書類が通って建築できたということは安心して住めるのでしょうか。。。
4号建築物(木造2階建て以下500m2以下)の場合、
役所は構造的な図面のチェックは一切していないから、安心できない。
建築基準法を満たさない違法建築物でも通るし、建築基準法の3倍頑丈なものでも通る。
耐震性について何も指定されなければ、普通は建築基準法ぎりぎりの耐震性で設計される。
建築基準法ぎりぎりだとどういう結果になるかは、
>>7と
>>8に書いてある。
>和風の大工さんの建築で、柱などはしっかり太いものが使われてはいました。
木造軸組工法の場合、柱が太いだけでは耐震的とは限らない。
筋交いの太さも重要で、45mm×105mm程度のものがバランスよく大量に入っていればよい。
ただし筋交いプレートとホールダウン金物も入ってないとまったく役に立たない。
そこら辺はどうなの?
>>633の図だとすると、
■の部分に筋かいとホールダウン金物が多めに入っており、
□の部分は少なめに入っていることは普通である。
□の部分でも、全く入ってないのや少なすぎるのは問題がある。
635 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 20:58:03 ID:W4sjQUms
630です。
すごい詳しくありがとうございました。
図もその通りです。
でも、スペースの割合的には四角いコマ(キーボード打ち込みできず)が
階のみのところ3コマ、玄関和室の2階が乗ってる部分6コマという感じです。
イメージとしては、地震が起きたら、右側の一階のみのリビングが
ビリっと二階部分から引き離され、倒壊。
そして私たち家族は、和室なんて全然使わず、リビングにいる、、。
という恐ろしいものでした。
有効軸組長計算表というものはありましたが、全然違いますか?
636 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 21:18:55 ID:rFHrH+RK
俺はこう思うのよ
確かに震度7なんて体験した事無いし 巨大地震が来たら壊れもするだろうけど
一応 設計屋さんが設計して 確認申請も下りてるんだから 少なくとも
震度4〜5位じゃ壊れない訳だろ? あまり過剰に反応するのもどうかと思う
実際完成して住んでる訳だから 戻す訳にいかんでしょう?
取り合えずローン返済頑張って その後に耐震強化するしか無いと思うのよ
637 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 21:35:53 ID:rFHrH+RK
自分は 大工さんでは無いけど 建築関連の職種なんですが
今時の在来木造の現場は 筋交いにプレート付き物だし
流石に全部の柱とは行かないけど ホールダウン金物も
それなりに入ってる 20年位前の家とは比べ物にならないレベルです
ただ 急激に耐震の基準が上がったので 見落とす事があるのかも知れない
自分が見る限り 地元の大工さん達も必死に今の基準に対応している
ここを読んでると 一部対応出来ない業者居るようだけど
大半は真面目に頑張ってると思う
はなから 疑われる様な書かれ方は正直辛いところです
638 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 21:51:53 ID:rFHrH+RK
蛇足ながら 自分が行った現場で 良さそうだと思ったのは
○屋ホームの現場 この会社 柱は集製材だがホゾは金属パイプ
土台と柱の横にピンを差し込んで抜け防止になる
柱全部ホールダウン状態 (いやホゾに込み栓か?)
多分 桁の継ぎ手も金物 外壁周りはダイライトだったかな?
ただ小屋組みが無く 2×8〜10の合掌風なのが・・・・・
奥行きがあると少し垂れそうな気もする
639 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 22:11:17 ID:W4sjQUms
630です。
ありがとうございました。
前の家がとても暗かったので、窓をつけてほしいと言ったのは自分で、
設計士さんが設計したというより、大工さんが考えたのを
設計士さんが図面にして計算した感じでした。
設計士さんが、すごいやさしい人で、大工さんの言いなりだったらどうしよう、、
と思ってしまいました。
大工さんも、家の角の筋かいという、当り前の耐震を譲ってまで、窓にしてくれちゃったのかしら、、
と頼んだ自分を責めるやら、大工さんや設計士さんを疑ってしまいました。
でも、ただ私が無知なだけで、L字に筋かいがなくては絶対だめ、
というわけでないのですね。
大工さんは、和室部分は二間分窓がいいと言っても
一間半しか開けてくれなかったのに
リビングダイニングは、計算すると二間半も、筋かいがないのです。
おろろ〜でした。
でも一生懸命に作ってくれた、大工さんと設計士さんを
信じなかったのがいけないと思います。
はじめは地震に強い家が欲しかったはずなのに、
いつの間にか設備や間取りばかりを気にするようになったので、
建築中は、耐震のこと、すっかり忘れていたのです。
業者さんはそんなことないですもんね。
ありがとうございました。
ローン返済がんばります。
いざ
私たちの要望をとり筋かいをいれなきゃいけない家の大事な角を削ってまで、窓にしてしまった
のかと、、
640 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/07(土) 22:16:05 ID:W4sjQUms
639です、
最後、いざ〜の所から、間違いレスです。
すみません。
大半はまじめにやっているというのもわかりますし、
一部の悪質業者や知識・技術のない業者のせいで全部が怪しく思われて
しまうのはいた仕方のないことであります。
御施主様にとっては、一生に一回の超高額な買い物ですから、
構造部分のように取り返しのつかない所で失敗はしたくないと思い、
それで質問する方も答える方も必死になっているのだと思います。
特に耐震重視でまじめにやっているのであれば、
耐震等級3の構造計算書・性能評価書や、
その通りに建てられている写真集(検査シーン)などをアピールすれば、
御施主様に信頼されるのではないでしょうか。
単に、まじめにやってます、耐震性がありますと言うだけでは、
根拠もないですし、そんなの当たり前だと思われ、
あまり説得力がないと思います。
御施主様は、今時の家は、震度7でも少し修理すれば普通に住み続けられると思っています。
しかし建築基準法では、大地震では大破しても人命さえ助かればよいことになっており、
現実的にその程度の耐震性の家が多く建てられています。
この部分にも大きな思い違いがあるので、
施主様がどの程度の耐震性の家を求めているのかをくみとることも重要だと思います。
木造軸組工法やツーバイでは、
窓の多さと耐震性はトレードオフ関係にありますから、
どちらをとるか、バランスが難しいですね。
耐震性をとれば、必然的に窓は少なめ、小さめになってきますが、
コスト・断熱性・防音性・防火性・防犯性などの観点からも、
窓は少なめ・小さめ方が有利だと思います。
窓が少なめだと暗いのが問題ですが、
なるべく正方形より縦長の窓使えば、
窓の面積に比べて耐力壁は多く確保できますし、
天井ぎりぎりにつけるようにすれば、
窓の面積の割には明るさが確保できるのではないかと思います。
外壁合板の耐震派の人には否定されそうだけど
土台から桁までの高さのある窓でなければ
パワーガード式の金具も良いかも
単純に火打ち式の補強だと力掛かり過ぎた時 部材が壊れそう
あの系統の補強金具は 多少追従するからね
でも制震グッズは耐震派の人には疑問視されるんだよぇ・・・・
そう言えば 以前行ったビルダーの現場
超高気密を目指すのか やたら窓が小さい
確かに殆ど窓が無いから 温度は逃げない、耐震性も高いだろうが
昼でも照明が必要だと思う
確かに高い位置なら明かり入りやすいけど 開閉しずらい
さわやかな風を望むのは贅沢な時代らしい
645 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/11(水) 23:27:11 ID:BsGevwh1
庭に出で風を楽しめ、
例え猫の額程の庭でも
庭がないならベランダへ出ろ
646 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/12(木) 00:44:33 ID:GZ4dcPGA
何だかんだ言っても1番耐震性の高い家は重量鉄骨住宅が1番
647 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/12(木) 00:51:35 ID:6z0dpQk0
1番はコレだろ
>29
648 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/12(木) 00:53:52 ID:gp74Qu7A
649 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/12(木) 13:10:40 ID:634BxLNC
650 :
644:2009/02/14(土) 02:32:55 ID:???
重量鉄骨までなら 在りかと思うけど
造船屋さんの家はちょっと抵抗ある
金額的のどうなんだろう?
言いたかったのは
確かに耐震性も大事だけど
採光や通気性など暮らしやすさや
総工費も必要条件
で やっぱりトータルで
ツーバイ工法有利って答えらしいですけど・・・・・・・・
在来の大工さん 頑張ってくれ! お願いします!
木造軸組工法でもツーバイ並に頑丈にできないものか?
・外壁・床は、構造用合板直張り、釘はCN釘を使い100mm間隔。
・筋かいは、全耐力壁にたすきがけ入り。
・ホールダウン金物は、25kN用のを全部の柱につける。
などなど、いろいろ工夫の余地はあるみたいだが、
そこまでするなら、もともとツーバイにした方が安いかな(微妙)。
まあ、どちらでも好きな方選べ。
652 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/15(日) 11:08:08 ID:5PIysGrO
簡単に柱全部にホールダウンと言うけど
実際合わすの大変じゃ無い?
数箇所のボルトでも合わない事あるのに・・・・・・
土台敷き手伝ったけど 普通のアンカーでも合わせるの大変なんだよ
少し斜めになってるだけで
本数増えて 長さもある 更に金物代も・・・・・ 実際無理だと思う
柱ホゾに込み栓でも数が多いから実用上問題無いのでは?
25N用って 耐力25トン?
仮に柱50本として1250トン! ちょっと過剰過ぎないですか?
無意味
>>652 ホールダウンアンカーボルトは
冶具を型枠にセットすればほぼ精度でるでしょうに。
多少ずれてもアンカーボルトを少し曲げれば済むし、
ホールダウン金物側の穴のルーズもそこそこある。
これで苦戦しているようでは、ホールダウン金物扱いなれていない。
全部の柱にいれるかどうかは別としても、不安な業者だね。
>25N用って 耐力25トン?
25kNが2.5t。何もわかってない素人まるだし。
しかも地震で真上に引っ張るわけでないのに、
水平力を受ける家の柱接合部は、テキトーに見積もっても
引張りになるものが半分、圧縮になるのが半分。
同時にすべて効くことはありえない。
>柱ホゾに込み栓でも数が多いから実用上問題無いのでは?
>>284より、
ちなみに、許容引張り耐力は、短ほぞ差し=長ほぞ差し=0kN、
かすがい打ち=1.08kN、長ほぞ差し+込み栓打ち=3.81kN、
山形プレートVP金物(CN90釘8本打ち)=5.07kN、
ホールダウン金物15kN用=15kN、ホールダウン金物20kN用=20kN、
ホールダウン金物25kN用=25kN、ホールダウン金物35kN用=35kN。
長ほぞ込み栓だけでは引抜耐力不足、違法建築物ですな。
高強度な耐力壁を使った木造軸組工法の家をつくるとして、
外側:構造用合板(特類)12mm打ち付け(N50@150):壁倍率2.5倍
内部:筋交い(45mm×105mm)たすき掛け:壁倍率4.0倍
内側:石こうボード12mm川の字打ち(GNF40@100):壁倍率0.5倍
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計:高強度耐力壁:壁倍率7.0倍(=13.72kN/m)
となってくると、これが2層重なるとなれば、計算上は、
ほとんどの柱に25kN用のホールダウン金物が必要になりますね。
これが3層重なってくれば、35kN用でも足りないかも。
656 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/15(日) 20:14:37 ID:pxmRO8zN
657 :
652:2009/02/19(木) 17:36:09 ID:3lrFIjGN
素人丸出しで申し訳ない!
一桁違ったか・・・・
しかし 125トンでも過剰すぎないか?
(縦揺れ時)
>>しかも地震で真上に引っ張るわけでないのに、
水平力を受ける家の柱接合部は、テキトーに見積もっても
引張りになるものが半分、圧縮になるのが半分。
同時にすべて効くことはありえない。
その通りに横揺れに対処せよって事なら
長ホゾが まともに抵抗すると思う
揺れで抜けると言うなら
ほぞパイプではどうか?
ttp://www.fp-okuyama.com/shinden_c/tatekata.htm 要するにほぞの木目で込み栓部が取れるか、込み栓が折れるから
3.81kN、 しか無いって事なんだろうから
(しかし真上に引っ張る訳じゃ無いんでしょ?)
それと 柱全部にほぞに込み栓なら ホールダウン金物ゼロでって事じゃ無く
今までの様に通常の本数入れた状態で 尚且つ柱に込み栓って事ですよ
(ほぞパイプの方が 強そうだけど金額が判らん・・・・・)
この方が多分 早いし安く上がると思うけど
長ほぞ込み栓を用いても、ほぞパイプを用いても、
引っ張ると土台がまっぷたつに割れ裂けてしまうから、
あまり変わらないと思います。
ほぞパイプを用いる場合でも、ホールダウン金物を併用するか、
ほぞパイプとアンカーボルトと直接接合できるようになっているもの
(上記のサイトで言うところの、基礎-柱接合金物(HSB−30kN))
を使わなければ、引き抜き耐力は不足します。
金物工法はなかなかに良さげだけど、
対応しているプレカット工場が少なかったり、
柱梁に突起物がついているため運搬コストが多くかかったりします。
>それと 柱全部にほぞに込み栓なら ホールダウン金物ゼロでって事じゃ無く
>今までの様に通常の本数入れた状態で 尚且つ柱に込み栓って事ですよ
それも一案ですね。長ほぞ込み栓は、引き抜き耐力はやや低いものの、
がっちりしていて剛性が高いので、ホールダウン金物の入れ忘れさえ
起こらなければ、とてもいいと思います。
在来支持者の素人の考えが少し受け入れてもらえた様で
なんか嬉しいです・・・・
660 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/20(金) 18:25:37 ID:ieQPUv25
在来は糞
四号は糞
ク、クソ?・・・・・
悔しいです・・・・・・
長ほぞ込み栓は ほぞ先が木目で割れて抜けるかと
ほぞパイプ紹介したんだが 土台が割れるとな?
地獄ほぞならどうじゃい?
http://www.aisf.or.jp/~jaanus/deta/j/jigokuhozo.htm ほぼほぞ穴底部が 最も摩擦が大きいから割れにくいはず
(もっとも、手間掛かって本末転倒かも知れん・・・・・・orz )
素人ながらの発想で
固まるのが遅いボンドが出来れば 塗りながら組み上げる
又はグリスポンプ状の物で 屋起し後にボンド圧入ってのはどう?
シロアリ防虫みたいな・・・・・
ボンドは駄目なんて言わないよね? 集製材使うんだもん
解体まで考えなければボンド最強だと思う (素人考えだけど)
正月だったかテレビでドリームハウスとかで出てたけど
床板を間を空けて二重に貼っていた
隙間風防止と空間の断熱効果で暖かいらしい
テレビでは10センチ位の空間だったろうか?
これを30センチ位まで空けたらどうかと思う
通常の土台から30センチの所に大引きや根太を組み床を張る
柱は傾けない状態
(勿論、一部にホールダウン 柱に込み栓かボンド使ったうえで)
土台内部まで入れたら 40センチ近い長ほぞ状態
柱は ほぼ傾けないと思う 筋交いも要らない位か
本数減らせると思う
耐震等級上げるなら
これに筋交い、外部合板 厚貫横張り校倉仕様でも良い
(これはもう 要塞か?)
664 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/22(日) 22:52:20 ID:BpxGDi4o
ボンド(恐らくイソシアネートだと思う)最強ならエスバかミサワだね。
ウチはエスバにしました。
ミサワでなくエスバにした理由は、夏冬両方の結露対策が万全だと思えたことと、片面パネルのため、断熱材が濡れる心配が無いという説明に納得できたこと、かな。
あとはミサワの特徴である制震の効果に疑問だったことと、土地は十分あるため蔵がいらなかったこと。
そしてこれらを考えるとミサワのメリットが無くなるので、デザインで気に入ったエスバにした。こんなところかな。
665 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/22(日) 23:59:46 ID:hfNydway
うちもエスバイを検討中…株価は気にしなかった?
そりゃ気にはなるが、スレ違いになるのでほどほどに
15〜20年程度でいいんなら良いんじゃない
669 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/24(火) 22:48:42 ID:ntsShMKp
670 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/25(水) 00:44:46 ID:v7DHJYPB
>>668 工法はどの商品も同じ(例外はあるが)。
だから好みと価格を天秤にかけて決めればいいと思う。
個人的には「すまい21」はコスト対効果が高いと思う。
671 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/25(水) 13:38:05 ID:5ia/pwrk
土屋ホームは?
672 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/25(水) 21:38:57 ID:61dubOKW
ヘーベルは?
耐震性スレで、何でエスバがこんなに持ち上げられるんだ・・
会社の土台がぐらついてるからだろ
675 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/28(土) 00:07:06 ID:DKHauzHL
へーベルのスレ見ると 雨漏り多そうなんだよね
屋上のある構造はメンテしづらいのかも・・・・・・・
676 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/02/28(土) 19:24:15 ID:zlFdlr8y
糞な木造在来やら、糞ハウスメーカーの話をするスレじゃねぇだろ
耐震性の高い家の話しろや
スチールハウスとかググレよ
あと、アイアンハウスとか
スチールとかアイアンだと 結露、錆が心配
震度7だとブレス飛びそう 歪みそう
鉄系で耐震重視で行くと重量鉄骨かな 更に結露激しそうだが
震度7クラスだと 良く設計された木質系の方が良いと思う
(全て 素人の想像ですが・・・・・・)
やはり日本では 木の家でしょう
総工費、手の届く価格てのもありますが
国内産 地場産の林業とタイアップした家もある
林業を守る事は 自然環境を守る事にも繋がる
そして経済波及効果も連動して来る
わずか30年前まで 家と言えば国内産の木造住宅だったが
経済優先 低価格至上主義で輸入材に取って変わってしまった
わざわざ外国から 燃料を使い輸入しているが なんと無駄な事だろう
経済優先(一部企業の為の) から 環境優先 国内経済優先へ 変革の時と思う
678 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/01(日) 02:50:06 ID:aKn8XxRM
>677アホだな
錆は味方
結露は施工次第ってか木造も同じ
糞安い大暴落の国内材で経済波及効果も糞もない
先ずはスレを>1から読んで氏ね
地場ブランド化やNPO法人立ち上げて頑張っている所もあるが
理解されないのは残念だな
>>結露は施工次第ってか木造も同じ
て言われると 確かにそうだけど 木造の方が率はかなり低いと思うが
大型の金具が増えるのは 何とも情けない
厚みがあれば 錆も味方と言えるだろうが
結露は根元に集まってくるよね
ホールダウン金物や羽子板ボルトの結露が気になるなら、
金物工法にしてホールダウンホゾパイプ(ただのホゾパイプではない方)を使うか、
ツーバイの2階建て以下にして、全スタッド上下に帯金物をつけるので済ませるのが
よいかもしれない。
重量鉄骨は、細長敷地で4階建ての住宅とか建てるならよいかもしれないが、
そのほかの場合では、重量鉄骨ならではのスケールメリットが生かせないため、
コスト高の割りに耐震性は上がらないのではと思う。
ただ、木造に比べれば耐久性や耐火性は高そうだ。
681 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/02(月) 13:14:38 ID:oy5x98kS
しかし羽子板ボルトって意味ねーな。溶接した部分が弱すぎる
682 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/11(水) 21:48:03 ID:aJfHLU5m
683 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/11(水) 22:39:51 ID:ioJBhZTY
一位 トヨタホーム
二位 セキスイハイム
三位 ヘーベル
684 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/11(水) 23:32:58 ID:9eIulgXE
↑サイコロハウスが得意なメーカーベスト3
685 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/13(金) 21:07:16 ID:Qte1YvEM
>>683,
>>684 形状はサイコロでも、構造は軽量鉄骨じゃん。
こういった部類のものは、外壁などが重い割には構造体が柔らかいから、
倒壊はしないけれども、かなり激しく揺れると思われる。
それでも、そこらへんの木造軸組工法よりはかなり耐震性はあると思うが。
ハウスメーカーは高すぎる。
ローコスト系の住宅を求めると、木造軸組工法しか見当たらない。
ローコスト系のツーバイメーカーがあればかなり魅力的なのだが。
軽量鉄骨は石膏ボードを耐震計算に入れてないから、その分同じ耐震等級でも木造より強いはずよ
木造は石膏ボードを構造計算に入れているのですか?
>>689 面材耐力壁として耐力壁仕様に準じていれば加算して構わない
が・・・俺は算入しない、どうしても密閉状態前提になるから
外部通気工法以外は通気の面で嘘になるし一昨年の改正で
壁倍率が変わったような不安定要素は加算しない。
同じくラス板も加算していいがこれも加算しない、あくまでも土台・柱・梁と
斜材で構成されるトラス構造と考えているから面剛性は付加的要素と
考えてる、改築で面材が減少しても計算上は影響がないよう考えてる。
俺の事務所はね、他の人の意見も聞いて参考にしてくれ。
>>689 令46条壁量計算では、
石こうボードの取り付け仕様を満たしていないので入れない。
品確法の新壁量計算、又は、令82条許容応力度計算では、
石こうボードを縦方向のみ釘で川の字打ち、上下隙間あり仕様と考え、
準耐力壁として、片面貼りにつき壁倍率0.5倍程度入れている
(そうしないとホールダウン金物が危険側になってしまう。)
まあ、入れても入れなくてもたいした違いはなくみえるが、
これはあくまでも層間変形角が1/150の時の話である。
実際の大地震では、
筋交いよりも石こうボードなど面材の方がかなり効いてくる。
筋交い1/100ぐらいで面外座屈したり抜けたりしてしまうが、
面材は1/30〜1/10ぐらいまで粘って高い耐力を発揮する。
将来的に、一部壁が撤去されてもいいように、
全体的には基準法の2倍程度の壁量を確保している。
>>690さん
>>691さん ありがとう
ちょっと素人には難しい話のようですが纏めると
石膏ボードを壁耐力に入れる事は(正しい施工方法ならば)違反じゃない
しかしその効果はまだ不確実な要素の可能性がある
実際の地震では筋交いよりも効果はありそう
なので入れる事が可能であれば基準以上には多めに壁を作る
ってなところですか、、、すいません素人見の感想です
石膏ボードはかなり小さな変形で塑性化(損傷)して地震のエネルギーを吸収してくれるので、
天然の?制振装置みたいなものともいえるかも。
認定壁倍率は低いけど、ちゃんと施工すれば実力はその倍くらいはあるようです
阪神淡路大震災や新潟中越地震で、外壁がはがれ落ち、
筋かいが折れたり外れたりしているにもかかわらず、
倒壊は免れているものがありました。
石こうボードがかなり粘っていたと言えます。
家全体から言えば、筋交いの量に比べ、
石こうボードはかなりの面積に使われています。
もっとも、ホールダウン金物がなく、
柱が抜けたものは、見事に倒壊していましたが。
695 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/03/29(日) 18:15:42 ID:rFIMeyUB
そうか
696 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/07(火) 20:55:52 ID:Zu6H0qvz
うむ
平屋のもので雪が積もっていなければそこそこ強いな。
2階建てのものは2階の重みで1階がつぶれるからだめそうだ。
基礎がなく置くだけだから、
プレハブごと地震で倒れたり飛んでったりする恐れがある。
ホールダウン金物をつけてアンカーをとらないとだめそうだ。
概して震度6ぐらいまでだろうか。
今時、耐震等級3も取得してないような耐震性の低い家を、
わざわざ大金払って建てようとする人いるの?
今どき耐震等級にこだわる人いるの?
701 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/20(月) 15:47:57 ID:bgoehA5F
>>699 耐震等級3を取得している家って、HMではどのシリーズでしょうか?
まあ、住むところを失ってホームレスになって、
ローンだけが手元に残ってサラ金に追われるような
人生を送りたいのであれば、耐震性にこだわらない
のもありだがな。
形状の工夫や耐力壁の量で耐震性は上げられるし、
1〜2割のコストアップができるならさらに頑丈にできる。
俺ならくだらん設備やインテリアに金をかける余裕があるなら
それらを最低ランクにしてでも耐震性を上げるよ。
>>701 耐震等級3かどうかは知りませんが、
どうしてもHMにこだわる人のための、
有力な候補が
>>599に出ています。
ぴったり2時間で戻って来て同値撤退出来た・・・はぁはぁ・・・
すまん・・・誤爆だ
耐震性でいうと
一位 パナホーム
二位 ヘーベル
三位 トヨタホーム
それ以下は似たり寄ったりです。
軽量鉄骨プレハブばっかり。
地震にはそこそこは強いと思うが、
夏暑く冬寒く住みずらそうだ。
まあ、ハウスメーカーは高いし欠陥やトラブルが多いから
概してお勧めできん。特に独自仕様の構造のものはメンテ
や修理でぼったくるし、倒産したらそれまで。
ハウスメーカー並みの高額を払えるお金があるならば、
(デザインではなく)耐震構造の得意な設計事務所に頼む。
で、まともな設計図と構造計算書を作ってもらい、
工事監理もしてもらう。耐震等級3もとればさらに安心だ。
なるほど
709 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/28(火) 00:45:50 ID:akg+saUk
710 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/28(火) 00:51:58 ID:rZOIsMdR
すまい21なら間違いなく耐震等級3が取れるよ。
規格型住宅だから、構造計算間違いの心配も少ない。
>>707 設計事務所ね?
耐震等級3でも潰れるときは潰れるよ。
お金がないのなら、藁の家にでも住んでください。
地震が来ても、神戸のように圧死することはありませんよ。
712 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/28(火) 23:45:43 ID:rZOIsMdR
>>711 >>耐震等級3でも潰れるときは潰れるよ。
あたりまえ。潰れるときにも潰れない家などこの世に無い!
↑
これこそ揚げ足取り。オタクです。貧乏人間違い無し。
714 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/29(水) 23:39:48 ID:1phSKltX
レスコなら潰れるときにも潰れないですよ♪
715 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/04/30(木) 07:24:45 ID:B/1ZP1cX
>>711 偏心率0.3だと応力集中度が1.5倍になるから、等級3で建てたつもりが耐震診断したら評点1.0ってこともありうるしね
>>714 たしかに低層壁式RCが耐震性は最強なんだと思うよ。実績からしても。
被害率から推定される強度は、基準法の3〜4倍くらい行くらしいから。
計算外の余力のかたまりみたいなものか?w
パナホームは鉄骨のモノコック工法と説明受けた。
その他もいろいろ説明受け納得して契約した。さすがパナソニックグループの住宅メーカーと感じた。
商品も、細かいところまで、良く考えられている。
ボルトの強度も他社より強固だし、
映像見せてもらい、積水、ダイワのブレース工法の様に揺れないので安心した。
新聞でダイワは自ら、自社商品否定してるようなこと言ってるし、不安だ。
積水は中気密・中断熱・・・中途半端な説明、納得できなかった。
パナホームの大型パネル構造は、木の代わりに軽量鉄骨の枠材使ったツーバイフォー(スチールハウス)に近いね。
外周は全部耐力壁で柱は家の中央部しかない。
耐力面材をビスで固定しているから釘打ちの耐力壁より強度が出る。
外壁も躯体にしっかり固定してるみたいだからその分の余力が大きいだろうし、当然間仕切りや内装の石膏ボードも計算外の余力扱いなので、計算上より実際の強度はだいぶ強いのでは?
>>716 新聞でダイワが自社商品を否定って具体的にどういうことですか?
↑
ダイワはブレース工法の事を否定してました。
新工法開発を急ぐって・・・まだ出来ていないらしい。
今CMで流れていましたが、
パナホームが「ハウス・オブ・ザ・イヤー」の大賞受賞したみたいですね。
どういう賞ですか?
「カー・オブ・ザ・イヤー」みたいなもの?
だったら凄いねパナホーム。
いつも思うが、このようなキチガイが現れると
(耐久性スレではもっとひどいキチガイをやっているようだが)、
パナホームを宣伝したいのか、陥れたいのかよくわからん。
いずれにしても軽量鉄骨は外壁や床が重い割に構造体が弱いので、
倒壊はしないと思うが被害はかなり大きく出る。重量鉄骨なら
その点安心だが、溶接部が怪しいので、すご〜く注意を要する。
まあ、狭小敷地3〜4階建て住宅なら重量鉄骨しかないわけだが。
パナホームは軽量鉄骨ですが、柱と梁の接合部は厚さ11.8mmの重量鉄骨です。
他の軽量鉄骨とは違います。だから、倒壊どころか、被害もほとんどありません。
722 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/04(月) 21:39:23 ID:T42x7I4z
トヨタホームは何鉄骨?
ボックラーメン構造です。ハイムと一緒です。
トヨタホームはエアバックとABSが付いていれば耐震的かも。
↑
車屋が住宅作っているので有りかも?
トヨタホームはトヨタ車屋の工場で家まで作ってもらってる。
販売も別会社。トヨタホームは何をしているんでしょうか?
パナホームは阪神大震災でも全半壊0でしたが、他社と大きく違うのは
メンテがほとんどかからなかったという点です。ブレースやボックスラーメンの
メンテは大忙しでした。木造なんかは論外です。
ボックスラーメンは大地震時の変形が大きいから、内装材などの損傷も大きいのだろうね。
神戸でも被害が特に激しかった東灘区の一部(木造は築浅を除きほぼ全滅だったらしい)を去年散歩してきた。
パナは何件かあったけど外壁とかは無傷に見えた。
ただコーナーの基礎にひび割れの跡があるものがあったので、あそこが当時のパナ(大型パネル)の弱点なのかとも思う。
それだけパネルの強度が高いともいえるのか?
今はコーナーのアンカーボルト16ミリ径2本でとめてるが、当時のは20ミリの一本。
なぜそんなことを気にするかというと、今住んでいるのが築23年のパナの中古だからw
部分2階建てだけど、平屋部分の天井裏はパナも水平ブレースを使ってる。
↑
柱・梁ラーメンの方ではないですか?
大型パネルは水平ブレースは使っていないと思うけど・・・?
パナは一本のボルト強度が他のものと比べ、2倍の強度をもつ剛接合です。
2階の応答加速度が1階とほとんど同じ。
ブレース工法は2.5倍、ボックスラーメンでも2倍近くになります。
パナはブレース工法のように揺れること前提に作っていません。
その証拠にタイルをどんな形の家でも3階まで貼れます。
他は2階でも、二の足を踏みますよね。できれば部分張りでしたいが、
ユーザーがどうしてもと希望すれば、やっと重い腰をあげる、そんな状態ではないですか?
地震時のメンテ、クレームが怖くて、積極的に提案してくれません。
729 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/07(木) 18:20:24 ID:lmr+vbhm
アキュラホームの550万の家はどうですか?
730 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/07(木) 19:37:42 ID:SuUl6t1V
ちょっと質問なんだが、一般耐震診断+耐震改修計画書の費用で15マンって妥当かな?
>>730 地域によるが補助金などもあるから市役所で聞いてみるといい
補助金とのつりあいで妥当かどうか決めればいいと思う
732 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/07(木) 19:51:00 ID:Zc25ey9A
ボックスラーメンが一番強い構造じゃないの?高層ビルと一緒の構造で超凄い構造って説明受けたけど
733 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/07(木) 19:51:22 ID:SuUl6t1V
>>731 を!早速の返答ありがとう。
今回はすぐに工事してもらいたくて、補助金を断念するんだよ。
公務員の処理はトロ臭すぎで困る。A4の紙切れ一枚の処理に一ヶ月かかるんだって。
で、業者に費用確認したら上記のような金額を言われたってわけです。
アキュラホームの550万の家
こんなに安かったら、地震で壊れてもまた建て直せますね。
死ななかったらですけど・・・
735 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/16(土) 21:04:08 ID:wNyv7vM4
>死ななかったらですけど・・・
いくら丈夫な耐震設計して、家は壊れなくても
実は、家の中はグチャグチャで
家具やTVが飛んできて死んじゃうヨ!
死にたくなければ「免震」しかないね
免震は住宅には高価すぎる。
家具やTVを全部しっかりと固定しておけば大丈夫ですよ。
地震で中身が飛び出さないように工夫された家具もありますしね。
もっとも耐震性の低い家では、固定しても
家ごとつぶれるので無意味ですが。
737 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/16(土) 21:51:09 ID:wNyv7vM4
住宅にも使える免震はありませんか?
家具やTVを全部しっかり固定なんかできっこない!
住宅用免震だってIAUとか何か色々あるじゃん。
免震システムだけで500万ぐらいかかってもよければ。
簡単な装置の割に高価で、かなりぼっている気がする。
100万ぐらいかけて耐震性を3倍ぐらい高くするほうが
現実的のような気がする。
740 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/17(日) 14:45:34 ID:tL9C9Ib6
100万ぐらいの免震が欲しい
誰か知りませんか?
100万ぐらいの免震?
あるわけないだろー。
耐震でいいんじゃないの・
ていうか、建売じゃなくて自分で注文住宅するんだから
免震入れて数百万のコストアップくらい受け入れるべきじゃね。
在来で40坪の家を検討中なのですが
耐震等級1を3にするといくらUPするものなのでしょうか?
仕様はローコスト住宅レベルです。
>>707 >耐震構造の得意な設計事務所に頼む。
そんな事務所がなかなか見つからないんです。
デザインは多いんですが。
>>743 10%〜20%upぐらい。
長方形の総二階建てなら、安めに済む。
狭小敷地の三階建ては、そうは簡単にはいかない。
耐震強化なんて建てるときにやってしまえば微々たるものだ。
内装・外装・設備なんてあとからどうにでもなるけど、
耐震性だけは直せないからね。
ローコスト系×耐震性追求はすごく合理的だよ。
>>743 俺はコストアップより、プランの制約ほうが多くなると思うよ。
耐震性でいうと
一位 パナホーム
二位 ヘーベル
三位 トヨタホーム
それ以下は似たり寄ったりです。
748 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/05/31(日) 13:23:46 ID:DnOsx1SG
木造はないんか?
木ねじは使用したくない
木造軸組工法と軽量鉄骨だけはやめておけ。
耐震性がなさすぎる。
免振+2× が最強
但し、耐久性なし
軽量鉄骨については同意。
軸組みは建て方(設計)次第じゃない?
754 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/02(火) 17:22:35 ID:Rlw0dPr+
755 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/02(火) 20:05:26 ID:o94dorRe
軽量鉄骨て何?ハイムやトヨタは軽量鉄骨になるの?
使用している鉄の肉厚が6mm以下の鉄骨を使ってるのが軽量鉄骨、
それ以上は重量鉄骨です。
ハイムやトヨタは軽量鉄骨です。
750、753は軽量鉄骨を否定していますが、大地震に対しては能力を発揮しますよ。
それほど悪い工法ではありません。
軽量鉄骨が地震に弱い理由として、
>>686が決定的な業界内部事情を暴露している。
>形状はサイコロでも、構造は軽量鉄骨じゃん。
>こういった部類のものは、外壁などが重い割には構造体が柔らかいから、
>倒壊はしないけれども、かなり激しく揺れると思われる。
↑
だから、どうなの?
759 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/05(金) 16:21:30 ID:paIowdSf
木造軸組工法は耐震金具がネック
羽子板金物などでは弱すぎる
鉄筋コンクリート壁式の平屋が最強
耐震性が高いかどうかは地盤の硬軟と建物の相性にもよる
硬い地盤では軽い木造の方が強い
↑
工務店か?
地盤との相性に加え、そもそも耐震性は各建物のプランによるので、
工法だけで判断できるものではない
764 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/06(土) 15:12:32 ID:+Hs7UYN4
同プランで比較しても木造が糞なのは明らか
日本は糞の文化か
766 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/06(土) 17:11:31 ID:/kj18NlJ
へーベルハウスに住んでいる者ですが、へーベルハウスは制震構造です。
>>766 地盤は調べたのかな?
基礎が崩れたら制震もなにも関係ないぞ
へーベルハウスねぇ〜
高い上に・・・失敗した。あとあと金かかり過ぎ・・・涙
769 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/08(月) 10:45:38 ID:0Ur5E82u
少し高いとは思いますが、他のHMよりも、良いと判断したので建てました。
三十年間はメンテ費用は無さそうですが、
三十年後の費用は確かに高いですね。
木造で耐震なんてナンセンス。 RC以外の耐震なんて五十歩百歩だ。
木造で対震能力を考えるのなら免震入れるくらいしか無いだろ。
地震で建物に加わった力がどのように伝わるのか知っているば容易に思いうかぶはずだが、
RCのように非常に重い建物が揺れた時、条件によっては地盤がその重さに耐えきれず
崩れてしまうことがある。
772 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/09(火) 16:51:34 ID:LMP1SrcS
30年や60年保証しているHMで、地盤調査しない会社はありません。
常識ですよ。
木造で耐震なんてナンセンス。
昔、兵庫であった木造の耐震実験の立会いしたけど、
耐震補強してる木造は倒壊には耐えたけど、
その後ここでは生活できないほど壊れてた。
耐震補強していない木造は言うまでもない・・・ここまで逝くかというくらい悲惨?
日本で数々の地震をくぐりぬけて千年何百年も使用に耐えている建物は
木造以外にありません
目の前の現実を素直に見る目をもたないとね
775 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/10(水) 07:50:49 ID:ZPm1DRFK
どっちがいいかは好みの問題で、耐震では鉄骨の方が上でしょう。
木造は別の良さがあります。
昔は木造しかなかったからね(笑)
でも今、千年何百年も持つ木造を作る作り手はいないよ。
現実は、773が言うとおりです。
千年何百年も使用に耐えている建物は確かに存在するが
現行の貨幣価値に換算すればその建築費は優に200万/坪を超えるんだがw
維持管理にしてもしかり、普通の個人じゃ維持すらできんよ。
出すものは最低
求めるものは歴史的建造物並みの性能
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
木造にするなら免震入れる事前提に考えた方がこれからはいいんじゃないかな・・
それでも絶対では無いだろうけど。
憶測推測だらけですね
日本で数々の地震をくぐりぬけて千年何百年も使用に耐えている建物は
木造以外にありません
なぜでしょうか
目の前の現実を素直に見る目をもたないとね
>>780 >なぜでしょうか
そりゃそんな歴史がある構造は木造しかないもんなw
S造だのRC造だのせいぜい100数十年の歴史しかないもんな。
耐えるも糞も存在しないんだからw アホかお前。
ていうか、現代の木造住宅なんて全然歴史ねえし
はいはい、シロウトさんは来ないでね
つーか
何千年はオーバーにしても100年単位の耐久性を言うのなら
耐震性能がどうのこうの話じゃないだろうが、
耐震性能つうのは力学だから標準的な木造住宅に5%ほど予算かけて
計算して設計・監理すれば耐震的な性能な確保は容易いが
耐久性はそうはいかんぞ、素材から施工精度から設計的配慮から全ての
面で緻密な計画と設計 それを可能にする技術、尚且つ設計が要求する
材料の質が揃って初めて耐久性だろうが。
>>781 >そりゃそんな歴史がある構造は木造しかないもんなw
あたま悪すぎです、0点w
786 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/06/11(木) 09:09:54 ID:+hWqvXEW
環境が良く、大きな災害が無ければ、一昔前の木造建築の耐久性は素晴らしいと思うのですが、残念な事に、耐震のスレです。
手抜きした分だけが利益な現状
耐久、耐震性等をいくら語っても、結局下請けの気持ち一つで大きく変わるよ。
やっぱり鉄骨か。
鉄筋コンクリート造は木造に比べて10倍程度の重量があります。
震度はおおよそ加速度によって決まりますが、ma=Fの公式が示している通り、
同じ水平加速度(例えば980gal)を受けたとき、重いものにはより大きな力がかかります。
従って、鉄筋コンクリート造は、木造の10倍程度は頑丈に作らないと同等の耐震性を
確保できません。
しかし、鉄筋コンクリート造は、部材自体の強度が高いことに加え、接合部の
一体性も高いので、普通に作れば木造の10倍程度頑丈になるわけです。
従って、構造種別は、地盤や予算に応じて適切なものを選べばよいのですが、
どの構造種別でも、普通は建築基準法ギリギリの200galまでしか耐えられないように
設計されています。神戸の800galとか、中越の1500galに対して耐えるようにするには、
どの構造種別でも、さらなる工夫が求められます。
耐震壁の性能や量の多さ、配置方法は特に重要な要素ですが、
木造では接合部が弱いため、接合部強化もまた重要です。
そう考えると、木造においては、壁の強度が高くて全体としての一体性も高い
ツーバイフォーが有利になり、鉄筋コンクリート造においては、ラーメン構造よりも
壁式鉄筋コンクリート造が有利になります。事実、過去の被害例をみましても、
住宅などのせいぜい3階建てまでのものに限って言えば、新旧を問わず、
ツーバイフォーや壁式鉄筋コンクリート造の方が被害の程度が少ないわけです。
ただ、狭小敷地や、1階が車庫・店舗などで、どうしても耐震壁が確保できない場合は、
重量鉄骨ラーメン構造などが候補に上がってがってきます。
とは言え、最終的には、
>>1の言うような欠陥住宅を防ぐことが重要になります。
このスレを見渡す限りでも、何度ホールダウン金物省略事件があったことでしょうか。
第三者検査機関もあまりあてになりません(欠陥住宅なのに合格印を押している)。
施主や工事監理者(現場管理者ではない)の正しい知識と厳しいチェックが要求され、
それが結局耐震性につながります。
幸いにも現在はグーグルがあり、大抵の用語や、製品の正しい使い方が簡単に探せます。
木造のように軽い建物なら支えられる地盤に、簡易な基礎工事、不必要に重い建物
そういう建物を見るたび思うのですが、
住宅の上物だけ頑丈にして自己満足というのも、まあそのひとの勝手といえば
そのとおりなんですが、なんだかなぁ、もう少し深く考えればいいのにと思います
JIOの検査がザルっていうのは、住宅性能表示で耐震等級3をお願いしている時の
検査でもそういうものなのだろうか?
ただのフラット35の検査のことを言っているのだろうか?
在来総二階の場合、四隅の筋交いはタスキ掛けがいいですか?
ミサワホームの構造屋が書いた本や無垢の木と漆喰の本を書いた建築士の
本では四隅はタスキ掛けがいいとあります。
しかし、別の建築士は四隅にタスキ掛けだと逆によくないといいます。
専門家同士で見解が異なることがあって素人は困ります。
このスレは良スレです。
しかし一つ不満があります。ツーバイで話をしているところです。
ここのスレは耐久性の高い家からスピンオフされてますが、
ツーバイでは高い家になりません。
所詮、使っている木材はSPFでしょう。上位のヘムファーではありませんね。
私に言わせれば両方ともクズ材木です。
ツーバイでまともな家を建てるならば、ダグラスファーでなければなりません。
しかし、対応するビルダーは少ないでしょう。
結局、在来工法しかないんですね。
筋交いと合板を併用したら耐震等級3の家は在来でも可能です。
総二階にする必要がありますけどね。
あと、在来工法だと100年住宅も可能です。シロアリと結露対策さえしっかりしていれば。
50年後、構造躯体だけ残してリフォームしてもう50年住むことは可能です。
>>660 知識不足
あとあれですね。ベランダを作らないというのは基本ですよ。
>>795 他のところの条件が同じであれば、
建物の四隅は筋かいタスキ掛けの方が耐震性が高くなります。
なぜなら、重心から離れた位置に均等に耐力壁を配置することによって、
建物のねじれ剛性を大幅に高めることができるからです。
また、四隅がL字型の耐力壁になっていることによって、直交壁効果が生まれ、
片面の壁が基礎から抜けようとしたり、つぶれようとしたりしているときに、
もう片面の壁がそれを防ぐように協力してくれるからです。
そのかわりに四隅の柱には大きな引抜力がかかるようになるので、
35kN級のホールダウン金物が必要になるかと思われます。
せっかくタスキ掛け筋交いをつかても、ホールダウン金物が弱くては柱がぬけてしまい、
全く役に立ちません。ホールダウン金物の価格は15kN用も35kN用も大して変わりません。
ねばり強さも考えるなら、筋かいタスキ掛けではなく構造用合板が良いでしょう。
両方併用すればなお良いかもしれません。
併用の場合ホールダウン金物はさらに強力なもの(おそらくダブル)が必要になりそうです。
>>798 四隅は通し柱があるから断面欠損になりやすいし
角は強くしない方がいいと聞いている。
バランスよく配置するのがいいとのこと。
>>795 ところが、建築士の間ではこの耐震補強方法はタブーと見られることが多いようです。
なぜなら、設計の世界では、いかに耐力壁を減らせたか、いかにホールダウン金物を減らせたか、
いかに鉄筋を減らせたかが、その設計士の技術力の高さを示すことになるからです。
その結果、最も耐力壁を減らせ、最もホールダウン金物を減らせ、最も鉄筋を減らせた建築士に
仕事は流れ、他の建築士は仕事がなくなり廃業に追い込まれます。
したがって、多くの建築士は、プランを耐震的に弱くして、法律ぎりぎりまで耐力壁を減らし、
ホールダウン金物を減らし、鉄筋を減らすことに必死です。
時には、法律を破ることもやぶさかではありません。姉歯氏の耐震偽装や、数多くの
ホールダウン金物省略事件は、その氷山の一角が現れたものです。
建築基準法が変わりましたが、木造2階建てのいわゆる4号建築物には関しては、特例があって
何も変わりませんでしたので、むしろ木造2階建ての欠陥住宅は増えている傾向にあるようです。
>>800 私は耐震等級3を取るんですが、
計算上はどこに耐力壁を設けてもいいわけで。
ただ、やはり一番意味のあるところに設けてもらいたいのですが、
素人の当たり前の発想だと
>>798氏のような重心から離れた角を補強するのが
一番だと思います。
しかし、建築士にそれを言うと角を強くするのはむしろよくないと言います。
しかもこの建築士は皆様もよく知っているような世間で信頼されている人なんですね。
ハウスメーカーも角は片筋交いと合板の併用で、タスキ掛けには否定的です。
偏心率とか色々計算あると思いますが、角の耐力壁を強くするのっていうのは
本当に正しいことでしょうか?最新の研究なんかでも。
私が知っている角を強くした方がいいとうのはいずれも書物からで、
リアルな建築士から直に聞いたことはないのです。
家は正方形に近い総二階の家です。
均等にバランスよく耐力壁を配置するのが一番いいという主張です。
角だけ他よりも強い耐力壁にするというのではなく。
>>798 通し柱の断面欠損は、阪神大震災で折れたことで、相当問題になりました。
事実、通し柱の断面欠損部は弱く、運搬中に折ってしまうこともあります。
このような弱い部材をつかうことは耐震的に問題があります。
したがって、通し柱をつかうなら、少なくとも150mm角以上、できれば180mm角以上が必要です。
ところが、このような通し柱は、出っ張ってしまい、現実的ではありません。
現在もっとも進んだ解決方法は、通し柱を一切用いず、梁を通しにして、
柱はホールダウン金物で上下を結ぶことです。
これにより、1階と2階で層間変形角が違っても折れることなく、荷重を支えられます。
また、ホールダウン金物による断面欠損は、ビス止め方式のものを使うことで解決できます。
>>802 四隅に通し柱を使う家だったら、
角に強い耐力壁にするのは止めた方がいいですか?
つまり角を特別扱いするのではなくバランスよく耐力壁を配置した方がいいですか?
>>801 もっとも、四隅の補強が有効な件は、他の部分にもバランスよく同等の耐力壁があることが
前提となります。偏心率が0.15を超えるとバランスが悪くなり、0.3以上は法律違反です。
四隅を補強したので、他の部分の耐力壁を減らしたというのでは本末転倒です。
ちなみに、ツーバイフォーでは、外周壁は東西南北各面において、1/4以上の長さを耐力壁に
することが義務付けられています。この規定は、偏心率を下げ、ねじれ剛性を高くします。
最近の研究により、この規定がツーバイの建物が被害が小さかった一因ともいわれています。
>>803 105角や120角の通し柱をどうしても使うのであれば、各階の地震時の層間変形角が同じに
なるように設計しなければ、通し柱が折れてしまいます。
これは難しい設計となりますが、簡便な計算によるのであれば、
1階部分は2階部分より2倍以上強く作れ、ということになります。
結論から言うと、1階はタスキ掛け、2階は片すじかいがよいと思います。
構造用合板併用の場合は、1階はタスキ掛け+構造用合板、2階は構造用合板のみといったところ
になるでしょう。もちろん、各階に同等強度の耐力壁をバランスよく配置するものとしてです。
なお、通し柱に限らず、角を特別扱いすることと、バランスの良さでは、バランスの良さの方が重要です。
>>804 何度もすみません。
角を特別扱いせず角も含めてバランスよく耐力壁を配置するのと
角を他よりも強い耐力壁(他の部分にも当然配置)にするのとではどちらがいいですか?
806は間違いました。すみません。
>>802 在来工法で通し柱は120mmのヒノキを予定しております。
芯持ち材と芯去り材ではどちらが通し柱にふさわしいですか?
それと、総二階の家で通し柱を使用しないのは、一般的になっている工法ですか?
工務店にはまだリクエストしておりませんが、通し柱を使用しない工法は
大工の対応など一般的に受け入れられそうなものでしょうか?
施工価格はどれくらいアップしそうなものですか?
>現在もっとも進んだ解決方法は、通し柱を一切用いず、梁を通しにして、
>柱はホールダウン金物で上下を結ぶことです。
>>808 >芯持ち材と芯去り材ではどちらが通し柱にふさわしいですか?
通し柱、管柱とも、芯持ち材のほうがふさわしいです。
>それと、総二階の家で通し柱を使用しないのは、一般的になっている工法ですか?
あまり一般的ではありません。耐震性に興味のある人だけやります。
>工務店にはまだリクエストしておりませんが、通し柱を使用しない工法は
>大工の対応など一般的に受け入れられそうなものでしょうか?
工務店が通し柱マニアであれば受け入れられないと思います。
工務店が耐震性マニアであれば受け入れられると思います。
工務店に限らず、確認申請を通すときも、通し柱がないと文句を
言われる恐れがあります。
いずれにしても、なぜ通し柱を使用したくないのかを説明しなければなりません。
また、分断された柱はホールダウン金物で緊結することも説明しなければなりません。
受け入れられない場合、出っ張らないように、105×210とか120×240の通し柱を
使うという奇妙な方法もあります。
また別案として、クレテック金物工法にすれば、断面欠損はかなり防げますが、
プレカット工場や大工が対応していない場合が多くなります。
>施工価格はどれくらいアップしそうなものですか?
木材の体積がかわらなければあまり変わりません。
>>809 通し柱に芯持ち材は危ないのではないですか?
例え乾燥材で背割りがあったとしても芯持ち材は割れる筈です。
そうしますと断面欠損を考えたらかなり危険ではないですか。
>>809 通し柱マニアとかではなく普通の一般的な工務店の大工は、
下記のやり方に対応できるスキルはあるのでしょうか?
好き嫌いで受け入れるのではなく、実際的な技術面で。
>現在もっとも進んだ解決方法は、通し柱を一切用いず、梁を通しにして、
>柱はホールダウン金物で上下を結ぶことです。
角の「い」の「一」番に通し柱を立てると、施工の基準(XY原点で1・2階の連続性・たおれ)ができるから楽なんですよ。
四隅の筋交いは、管柱を金物筋結の場合でもスリップして柱の根本(頭)を押し出すことに気をつけないと。
柱のほぞも抵抗する梁の小口も断面たいしてないからね。ホールダウンのボルト軸と穴はガタがあるし、
筋交いプレートの釘・ビスが筋交いの軸力・押し出し力に見合っているとは到底おもえないもんなあ(笑)
>>812 筋交いはどこにつけようとも、どんなに金物補強しようとも、
大地震の際は、圧縮座屈、折損、踏み外しなどを起こす。
今時の耐震性の進んだ家は、筋交いを使わず、構造用合板を
用いる。特に強い強度が必要な壁は、構造用合板の釘打ちを
2倍密度にしたりして対処する。
これなら建物が一体化して耐震に有利なばかりでなく、
ホールダウン金物もきちんとおさまりやすく、
断熱材も欠損せず均一に入れられる。
>>814 筋交いと構造用合板の併用は?
筋交いをした後、構造用合板をプラスして壁倍率5の耐力壁を作るやつ
木造軸組工法
片筋交い45mm×90mm 壁倍率2.0 方向性あり注意 大地震時粘りなし。
両筋交い45mm×90mm 壁倍率4.0 断熱材おさまらず 大地震時粘りなし。
構造用合板特類9mm 釘N50@150mm 壁倍率2.5 大地震時粘りあり。
構造用合板特類9mm 釘N50@100mm 壁倍率約3.0程度※ 大地震時粘りあり。
構造用合板特類9mm 釘N50@75mm 壁倍率約3.5程度※ 大地震時粘りあり。
構造用合板特類9mm 釘N50@60mm 壁倍率約4.0程度※ 大地震時粘りあり。
片筋交い45×90と構造用合板特類9mm釘N50@150の併用 壁倍率4.5 方向性あり注意 大地震時粘りなし。
両筋交い45×90と構造用合板特類9mm釘N50@150の併用 壁倍率6.5 断熱材おさまらず 大地震時粘りなし。
構造用合板特類24mm(ネダノンスタッドレス5+) 釘N75@100mm 壁倍率5.0 大地震時粘りあり。
※印:法的に規定されていないので、構造計算書による証明が必要。
注意1:構造用合板はいずれも910mm×2730mmの一枚物をたて使いするものとする。
注意2:品格法では筋交いを用いない壁を「靭性のある壁」と定義している。
枠組壁工法(ツーバイフォー)
(1)構造用合板特類9mm 釘CN50@100mm(中間部200mm) 壁倍率3.0 大地震時粘りあり。
(2)石膏ボード12mm GNF50@100mm(中間部200mm) 壁倍率1.0 大地震時粘りあり。
(3)片面(1)、片面(2) 壁倍率4.0 大地震時粘りあり。
(4)両面(1) 壁倍率6.0 大地震時粘りあり。※
※印:ただし防火上、室内側は石膏ボードで仕上げる必要があること多し。
注意1:構造用合板と石膏ボードは、910mm×2430mmの一枚物をたて使いするものとする。
備考:枠組壁工法は面材耐力壁が両面に貼れるのが特徴的である。
>>816 >構造用合板特類9mm 釘N50@150mm 壁倍率2.5 大地震時粘りあり。
>片筋交い45×90と構造用合板特類9mm釘N50@150の併用 壁倍率4.5 方向性あり注意 大地震時粘りなし。
後者の方が壁倍率が上ですけど、
大地震時の粘りがないから前者よりも劣っているのですか?
外張り断熱にすれば筋交いでも断熱材は欠損しないと思う
>>805 「層間変形角」って高さ13m超の木造でいう話じゃなった?
10M以下の木造二階建てでも考慮する話?
>軸組工法(在来工法)最大手のハウスメーカーでは、
>現在、標準で通し柱を設けていません
在来工法最大手のHMってどこですか?
住友林業
>>820 法律的には計算する必要がなくても、
1階の層間変形角が1/10、2階の層間変形角がほぼ0のものは、
1階がつぶれて倒壊しますが(阪神大震災はそういうのが多かった)、
1階、2階とも層間変形角が1/100程度であれば、
被害は小さいでしょう。
要は各階の層間変形角を小さく、かつ同程度にすることが重要なのです。
ちなみに木造3階建てではC0=0.2(200gal)の時で層間変形角1/200以下を
要求されます。このぐらいに抑えないと外壁が脱落しますし、ドアは
開閉できなくなります。
だから構造計算もしないような工務店や設計事務所には
頼みたくないんです。
t
>>818 強度計算上は筋交い併用構造用合板の方が有利ですけれども、
所詮、壁倍率は層間変形角が1/150の時の強度をあらわしてるに
すぎませんから、それ以上変形したときにどうなるかは見物です。
筋交いは1/100程度で面外座屈を起こし、構造用合板などの面材を
押しはがし脱落させようとします。
構造用合板のみの場合は、1/30程度までは強度が徐々に上がり、
1/10程度になると釘が全部抜けて脱落します。
エネルギー吸収能力で考えれば、構造用合板と筋交いでは
構造用合板の方が10倍程度あるわけです。
筋交い併用とどちらがよいかは場合によります。
>>816 筋交いは石膏ボードやサイディングで拘束されると、圧縮側の粘りが大幅にアップ。
合板で釘打ち間隔を狭くすると最大耐力は増えるが、粘りが小さくなる。
>>825 壁倍率は
1)1/150変形時の耐力
2)降伏耐力
3)(2/3)*最大耐力
4)終局変位までに吸収できるエネルギー量
の4項目のうちの最小値。
だから大変形時のエネルギー吸収も考慮されてますよ。
耐震診断の時は 4)の値だけを見るのだったかな?
断熱材や面材耐力壁のおさまりを考えると、
1階は、
外壁は構造用合板+片筋交い(壁倍率4.5)、
内壁はすべてタスキ掛け筋交い(壁倍率4.0)、
2階は、
外壁は構造用合板+片筋交い(壁倍率4.5)、
内壁はタスキ掛け筋交いをところどころ(壁倍率4.0)
でバランスよく配置するのが、良いのではないかと思う。
>>823 木造二階建てでも構造計算は必要だと思われますか?
>>825 >筋交いは1/100程度で面外座屈を起こし、構造用合板などの面材を
>押しはがし脱落させようとします。
筋交いと構造用合板の併用するくらいなら、
壁倍率が減ったとしても構造用合板のみの方が耐震的に優れていると?
もしそうならタスキ掛けよりも片筋交いの方が優れていませんか?
>1/10程度になると釘が全部抜けて脱落します。
筋交いのみでしたらそうかもしれませんが、
この時、構造用合板も効いている筈ですから、
簡単にやられるものでしょうか。
>>828 話を総合するとそれが良さそうですね。
準耐力壁についてはどう思われますか?
合板耐震壁もあくまでも新品同様の時の性能だからね。
築十年物は釘穴結構ゆるんできてるからね。
合板自体も劣化してきてペリペリだし。
筋交いの味方してるわけじゃないですよ。
筋交いだって今の仕口になってない仕口じゃ。
>>823 >だから構造計算もしないような工務店や設計事務所には
>頼みたくないんです。
お 金 払 っ て ね
>>830 >筋交いと構造用合板の併用するくらいなら、
>壁倍率が減ったとしても構造用合板のみの方が耐震的に優れていると?
大変形時の粘りがあるかどうかを考えれば、そうなりますが、
「どちらが良いかは場合によります」と書いてありますね。
例えば、耐震等級3で、耐力壁間隔の規定は、筋交いを用いてない
壁は靭性があるので12m以下、筋交いを用いている場合は、靭性がない
ので8m以下にしなさいと書いてあった気がします。
いちばんいいのは、大変形を起こさないぐらい、強度と剛性の高い
家をつくることですね。大変形したら倒壊しなくても、もう使い物には
なりませんから、結局は赤紙貼られてホームレスでしょう。
要は建築基準法の3倍ぐらいになるように構造計算することでしょう。
>もしそうならタスキ掛けよりも片筋交いの方が優れていませんか?
同じ筋交い同士ならタスキの方が良いでしょうが、偏心率や剛性率を
考えると、タスキと片筋交いを使い分けて、偏心率を0.15以下、剛性率を
0.6以上にするのが効果的ではあります。
例えば開口の多い南面はタスキ、開口の少ない北面は片筋交い、
変形の大きい1階はタスキ、変形の少ない2階は片筋交いとか。
耐震性?
パナホームで決まりでしょう!
パナは3ミリの角ぼっくす
パナホームもうどうでもいいです。
カナダの丸太材でなく、フィンランドの角材(ピジョンテール組)ですかね?
╋組が多ければ強いでしょう。ロフト(屋根裏部屋)があるけど実質は平屋建てだし。
正倉院も三角断面の校倉造(≒丸太組構法)といえるが、倒れていない
神戸海洋気象台の地震波をちゃんと震度6と書いているので好感が持てますね。
これを震度7として宣伝に使っているも会社も結構あるみたいだし。
ただ、神戸海洋気象台の周辺は家屋の倒壊率は3%程度だったので、そんなにめちゃくちゃ厳しい揺れではない。
同じ阪神大震災でも、震災の帯の中にあったJR鷹取駅(周辺の家屋倒壊率60%)の地震波をもっと使えばいいと思うのだけど。
神戸海洋波の150%というと「実際には起こり得ない」というほどでもないと思う。
建物の被害と関係が強いとされる揺れの最大速度だけみると、JR鷹取波は神戸海洋波の1.6〜1.7倍くらいあるし。
ログ材同士の摩擦で地震のエネルギーが吸収されるというのは非常に優れた制震方法なのかもしれない。
普通の木造よりだいぶ重量が重くなるのかな?
843 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/10(金) 00:47:30 ID:OrKt6VME
一通り読んだけどシャーウッドとか良さそう
合板+基礎ダイレクトジョイント+木質ラーメンフレームもあるし
ただ高いだろうな
ホールダウン部分だけ改良すればタマとたいして変わらないけど
耐震性?
パナホームで決まりでしょう!
>>844 タマはたしかデフォルトで耐震等級1なので問題外ですが、
デフォルトで耐震等級3仕様になってくれたら候補でしょう。
ただ、欠陥が気になりますから、ホールダウン金物全数チェックと
釘種類・釘間隔チェックは全部自力で行う必要がありますが。
まあでも、こういうチェックはどこで建てようとも必要なことですし。
847 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/11(土) 15:07:33 ID:d5wWrp6y
耐震で家は壊れなくても、内部はメチャクチャ
地震に対抗するなら、免震を!
「住宅こそ免震」を普及させる会
住宅においては、1〜2割の価格アップで免震することは
ほぼ不可能。しかも特定の波形にしか効果がなく、波形
や積載重量しだいでは、かえって揺れが増幅することも
あり、リスクが大きすぎる。
>>848 特定の波形にしか効果がないはさすがに言い過ぎw
でも台湾地震みたいな揺れ方だと、免震や超高層は危ない。
免震なんてバカがやるもの
耐震等級3の耐力壁で制震のがよい
木造で本当に倒壊防げるとでも?
阪神大震災では公庫仕様の木造は倒壊しなかっただろ
むしろ鉄筋やRCの方がやられていた
853 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/18(土) 21:30:58 ID:N3If4z7v
855 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/20(月) 16:14:37 ID:zY5SD76A
筋交いの場合、多ければいいというわけではなく、バランスが大事なわけですが、
構造用合板だと、単純に外壁すべてに使用するとバランスがくずれる場合があると思うのですが。
(南面がLDKで外壁が少ないとか。)
まあ、南側に壁が少ないこと自体、耐震性が低いわけだが、
南側は構造用合板と筋交いの併用をするとか、
構造用合板の釘を2倍に増し打ちするとか方法がある。
木造では少なくとも外壁全部と床全部に構造用合板を打ち付けなければ、
一体的なモノコック構造とはならず、耐震性が低くなる。
(筋交いだけで同じ壁量確保しても、面材で一体化してないと被害が大きい)。
しかしいくら壁を強化するといっても、各側面で壁長の1/4は
耐力壁になっていなければ、バランスを欠き、耐震性が低くなる。
ツーバイでは、各側面で壁長の1/4は耐力壁にしなければならない
という規定によって、著しい偏心を防いでいる。
偏心率0.15でも応力集中が1.2倍くらいになるんだから、壁バランスは極力良くしてほしいですね。
南側に壁が少なくならないように、東西方向の壁(半間分)を使った収納スペースをとるとかいろいろ工夫しようがあるわけだし。
ツーバイフォーでも各側面で壁長の1/4の規定は守っていても、偏心率0.3を軽く超えるようなものもあって、阪神大震災でもそういう建物が被害を受けてる。
阪神大震災では強い揺れは数パルスだけなのに対し、東海地震とかプレート境界型の地震だと強い揺れが継続する時間が長くなるので、バランスが悪い建物がねじれる被害は多くなりそう。
861 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/21(火) 12:07:50 ID:egvY3dM7
>>852 >>むしろ鉄筋やRCの方がやられていた
マンションを一緒にしたら、だめだろ。
>>854も指摘しているが、個人の戸建住宅は、低層なんだから、
低層同士の、 木造戸建 対 RC戸建 で比べなきゃ意味無し。
もちろん、RC戸建の方が、倒壊はしていないワケだが?
たしかに低層RCは被害率曲線とか見ても最強っぽい。
一説によると被害の程度から想定される強度は、平均すると3階建RCで基準法の4倍弱程度あるらしいし。
9階建RCだと1.8倍程度。
でも同じ建築コストかけられるんだったら、木造でもそのくらいはいけるのではないかなあ
>>でも同じ建築コストかけられるんだったら、木造でもそのくらいはいけるのではないかなあ
耐震性
壁式RC>>2×6
コスト(費用)
壁式RC≒2×6
>>861 RCの方が耐震等級取るの難しいよ
木造の耐震等級3は簡単だけどRCだと難しいだろ
過去の被害例を見ても低層壁式RCは最強だね。
完全なモノコック構造、余力だらけの耐力壁。
まあ、家として住むにはちょっと寒かったり暑かったりするかも。
低層RCでもラーメン構造のはだめだね。
1階の柱や梁が見事にやられて、鉄筋がむき出しになっている。
ひどいものは1階がつぶれてなくなっている。
新耐震基準のものでもだよ。
>>低層RCでもラーメン構造のはだめだね。
RCの構造計算は、コストコストと言われて、
鉄筋を極限まで減らして、柱を極限まで細くしているのだから、
建築基準法ぎりぎりで倒壊しやすいのが多いのも無理ないよ。
いかに鉄筋を減らせたか、いかに柱を細くできたかは、
構造計算の腕前として評価される。
そうしない人は仕事を失う。
>>865 RCだったら大きな地震時にヒビが入るよ
>>866 その理屈で行くとRCが地震に強いっていうのは嘘だよな
だから低層の「壁式RC」が強いんだよ。
仕様で、壁量はこれだけないとだめとか、
壁の厚さは何cm以上とか、鉄筋の量は何%以上とか、
耐力壁の囲まれる面積は何m2以内とか、
ツーバイ並にうるさく規定されているから、
誰が設計しても弱くなりようがないんだ。
その壁式RCの住宅性能表示の耐久性等級はいくつ?
パナホーム厨は、壁式RCの話題が出ると、とたんにおとなしくなるなw
壁式RCの戸建が、阪神淡路大震災の被災地で、窓ガラス1枚の割れさえなかったのは確か。(当該住宅の周辺は、半壊もしくは全壊の状態)
>>863 スウェーデンハウスみたいに外壁を両面合板、内壁にも片面合板にするだけで基準法の3倍くらいの耐震性はすぐ出せますよ。
雑壁やサイディングの余力がさらに上乗せされるので、実際の強度はもっと強い。
スウェーデンハウスの実大実験でも、神戸海洋波の200%で揺らしても層間変形角1/200以下でほぼ弾性範囲内。
もちろん窓ガラスなど割れるはずもない。
>>872 壁式RCとは、鉄筋コンクリートの壁を耐力壁(構造材)に使った構造のこと。
>>875 RCのラーメンとどっちが耐震的に優れてるの?
877 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/22(水) 16:36:29 ID:Lx/7nZt8
地震と湿気が多い日本にいる限り
住宅は使い捨てとして考えた方がよくね?
大地震に耐えたら
建て替えをするみたいな
879 :
:(仮称)名無し邸新築工事::2009/07/22(水) 19:19:13 ID:vU9S4P7f
↑
地震など滅多に来ないよ 東京だと関東大震災以来来てません
自分の住んでいる家が倒壊する可能性の有る地震など50〜200年に一度だろう
しかも倒壊する家も1割りもまず出ないよ
殆どの人は地震と建替えは関係ないと思いますが・
↑つづき
ただ普通のツーバイと違って、石膏ボードの下地にも合板を使っているのでその分強いわけです。
(内壁は両面石膏ボードだけど、合板の下地は片面だけ)
>>883 スウェーデンハウスのツーバイ材はダグラスファー使ってる?
それとも安物のスプルスファー?
安物のスプルスファー
886 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/25(土) 14:38:45 ID:1TCBwzks
888 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/25(土) 19:23:15 ID:pH9uG9rj
見事地震に弱いプラン
>>887 軸組みが集成材だから50年で接着剤の耐用年数が来て家の寿命になるよ
構造用部材に使われる最近の接着剤は耐久性があるから、
接着不良がない限り、接着剤がはがれるより先に木部が腐る。
割裂破壊試験でも、接着部よりも木部の方が弱く、木部が先に
やられることが多い。
結局、集成材にせよ無垢材にせよ、木部の保護が決定打となる。
壁の室外側にきちんと透湿防水シートが施工してあることと、
壁の室内側にきちんと防湿気密シートが施工してあることが重要。
特に防湿気密シートは省く業者が多いからな。
>>49と
>>54が参考になる。
ただ、木造軸組工法という時点であまり耐震性は期待はできないな。
構造上の問題もあるが、隙間や障害物多いので、
防湿気密シートがツーバイに比べて施工しずらい(先貼り部が多く必要)。
また、床下の湿った空気が壁内や天井裏に次々に入り込み、
早々に木材を腐らせる。
>>891 2-7階はツーバイだね。
ツーバイは6層重なっても強いねえ。
枠組壁工法(ツーバイ)は耐震性があるから
今年の秋から地震保険料が半額になるらしい。
>>890 それでも50年以上は当初の接着力は持たないよ
>>890 在来工法でも構造用合板張るから問題ないよ
>887のプランはそのプランだろ
>>887 一階のガレージ東側に南北方向の壁がないのでそこが弱点か。
壁がなくてもラーメンフレームで補強するという手もあるし、ガレージ上部の水平剛性が十分強ければ理屈の上では大丈夫(?)なはずw
でもスキップフロアになっているみたいだしそのあたりどうなのか??
何も対策してないとしたら、見事に倒壊するプランかも・・・
>>891 建物の剛性率を均等にすることで、特定の階にダメージが集中しないようにしているようだ。
>>895 >在来工法でも構造用合板張るから問題ないよ
在来工法でも構造用合板を張ることにより耐震性は上がるが、
枠組壁工法にはかなわない。
新潟県川口市の被災状況からみても、その差は圧倒的だった。
在来工法は、柱の位置でしか構造用合板を継げないため、
開口部四隅という最も力のかかるところに継ぎ目がきてしまい、
そこからひび割れて壁が大破し、サッシは脱落してしまった。
枠組壁工法では、開口部四隅に構造用合板の継ぎ目が
来ないように割り付ける仕様になっているため、
開口部四隅からひび割れがほとんど入らず、
層間変形角が小さく済み、被害は至って軽微だった。
たしかにツーバイの方が垂れ壁、腰壁の部分の強度がうまく生かされるようになってますね。
壁量が同じ設定でどの程度両者に差があるのか知りたいところです。
>>887 そのプランは、東側に耐力壁の全くない2台並列ガレージの上に
リビングが乗っており、耐震的に最悪と見える。
図面や写真を見る限り、木骨ラーメンフレームにでもなっているわけでなく、
床剛性を高めて他の耐力壁に伝達するにしても、面積が大きすぎる。
おそらく建物全体で見れば計算上は偏心率クリアしているのだろうけれども、
枠組壁工法のように1/4は耐力壁にするような規定が必要かもな。
>>899 >枠組壁工法にはかなわない。
かなわないわけないだろ
日本のツーバイは米国と比べてモジュールが小さいから大したことない
>開口部四隅という最も力のかかるところに継ぎ目がきてしまい
総二階だったら問題なし
>層間変形角が小さく済み、被害は至って軽微だった。
在来工法でも偏心率0.15以下、耐震等級3であれば問題なし
在来でもツーバイでもいいけど、
総二階で、偏心率0.15以下で、耐震等級3であることは、
すごく重要なことだね。
で、近所の工務店や、デザイナーズ設計事務所に
「総二階で、偏心率0.15以下で、耐震等級3のものを」
と注文すると、総二階はともかく、偏心率って何?耐震等級3って何?
って思われて、テキトーなものを作られちゃうかもしれないね。
>>903 >「総二階で、偏心率0.15以下で、耐震等級3のものを」
注文住宅であれば大抵の工務店で対応可能だよ
構造計算が必要になるけど
構造計算書の通り作ってくれればいいけどね。
だいたい外注に出した構造計算書なんて現場には届かず、
確認申請だけ通したらすぐお蔵入りしちゃうから、
現場判断で勝手にホールダウン金物変えられたり、
構造用合板が正しく打ち付けられなかったり、
釘の種類や間隔を変えられたりっていう
>>1の結末が。
それに、図面に床は構造用合板28mmをN75釘@150mm以下でって明記
してあっても、見に行くとなぜかNC50釘@300mmとかになっているから
ある意味すごいもんだ。そういうのは全部打ち直しさせたけど、
ひどい場合は転ばし根太に変わっている現場もあって手に負えなかった。
一階RC二階木造の混構造が
最強に思えるんだがどうよ
>>905 構造計算書は契約書にちゃんと添付するし
一級建築士事務所に頼んで第三者監理するから大丈夫だよ
>そういうのは全部打ち直しさせたけど、
>ひどい場合は転ばし根太に変わっている現場もあって手に負えなかった。
ちゃんとやり直しさせるんならいいじゃん
酷い場合だと基礎解体でもさせるよ
908 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 00:10:53 ID:VJUoOHFI
木造軸組で建てる予定です。
柱と土台を米ヒバ(芯去り)無垢4寸で提案されましたが、芯去りでも
大丈夫でしょうか?
また、その他の仕様は耐力壁は外壁ダイライト(建物内部は筋交い)、
制震としてGVA工法を提案されました。
>>908 米ヒバはやめとけ
青森ヒバじゃないと意味ない
それが嫌ならヒノキの芯持ち
910 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 14:51:50 ID:NtbWzBd/
>>886 プレキャストって事は、あらかじめ先に壁などをよそで作って、現場で組み立てるのですか?
マンションみたいに、現場で鉄筋を入れて、型枠にコンクリートを流し込むのかと思っていましたが。
バルコンとへーベルハウスをどちらかにしようと迷っています。
912 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 19:47:48 ID:BKTU2Rko
軽量鉄骨で建てたいのですが基本的に耐震性は良いのでしょうか?
耐震等級の証明なんかをもらった方が良いですか?
>>912 構造計算書通りに施工しているか第三者入れてしっかりチェックすること
耐震等級3で設計を頼むこと
914 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 21:07:40 ID:2xQSV8cP
トヨタホームなら軽量鉄骨でも平気だよ!125ミリ角の鉄骨だし耐震等級3をギリギリクリアではなく大きくクリアしていて病院や消防署並の強さがある。鉄骨ラーメン構造は超高層ビルにも利用されている方法だからね
915 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 21:16:05 ID:5OmXjxv8
大手HMならどこでもクリアしてるよ。
916 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/27(月) 22:20:58 ID:2xQSV8cP
そうですね。でも耐震等級3を大きくクリアしているとうたっているのはトヨタホームだけでそれだけ自信があると思われます
軽量鉄骨は耐震性が低いからやめた方がよい。
軽量鉄骨は構造体が非常にやわらかい割には、外壁などが非常に重いため、
倒壊はしないとしても、激しい揺れに見舞われ、層間変形角が大きく、
壁や建具などに甚大な被害が予想され、建て替えが必要になると思われる。
特にパナホーム・トヨタホーム・へーベルハウスなどがこれに該当する。
また、断熱性や気密性もあまりないことから、夏暑く冬寒い家となりがちで、
物置として使うならともかく、人が住むには居住性が悪い。
軽量鉄骨が弱いなら、木造はもっと弱いことに・・・
木造はもともと、基準法の3分の2の強度で設計すればよかった。
残りの3分の1は雑壁など非構造部材が負担できるという考え方。
(その名残は基準法と耐震等級1の必要壁量の違いという形でまだある)
軽量鉄骨では3分の1を非構造部材に負担させるということはしないし、軽量鉄骨でも非構造部材が負担できる耐力は相当大きいことが実験で分かっている。
919 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/28(火) 10:21:05 ID:RdArpB9Q
へーベルハウスの物置は欲しいな。
920 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/28(火) 10:23:03 ID:RdArpB9Q
へーベルハウスなら、
火事になっても、中身は燃えないね。
921 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/28(火) 10:31:31 ID:RdArpB9Q
いいなー
実際殆どの場合は壁じゃなくて窓か軒裏破られて延焼するんだけどね。
ALCでもサイディングでも。
924 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/28(火) 12:29:47 ID:Dkx1cHH5
よく軽量鉄骨ラーメンはやめとけとあるけど重量鉄骨なんて使用してるとこあるの?鉄が太く重くなればそれだけしならなくなるんだけどな
使いようによるんじゃないかな
>>916 実際その通り作っているかのチェックが必要
外壁合算だからだろ
>>918 >軽量鉄骨が弱いなら、木造はもっと弱いことに・・・
まさにその通りだと思う。
壁量計算しかしていない木造(耐震等級1)は、
必要最低限の耐震性さえも確保できていない非常に危険な建物である。
木造なら耐震等級2か3はとらなければ話にもならない。
>>924 1階が車庫や店舗などでどうしても耐震壁がまともに確保できない場合は、
重量鉄骨ラーメン(+ALC外壁)かRCラーメン以外にほとんど選択肢はないと思う。
ラーメン構造自体は、壁式構造に比べて耐震性が低いのであまり勧められないが、
低層で、柱や梁を相当太くし、柱間隔も相当密にすれば耐震性を確保できると思う。
設計事務所か、設計もしている建設業者に行って、(ハウスメーカーはだめ)、
「四角くて、総3階建てで、ルート1か2で、設計用地震力C0=0.6のものを」
と注文すれば、壁式並に頑丈なのを作ってもらえるのではないか。
>>917 パナホームは該当しないよ。他者と比べて相関変形角は極端に小さい。
要は揺れない(地盤と揺れ方がほぼ一緒)で、建物に加わるリスクが少ない。
一番揺れるのはSハウスのブレース工法でしょう。2階床面は地盤面の2.5倍くらい揺れる。
こわい、こわい。だから、シーカスが出来たんでしょう。それでも揺れは半減。
通し柱についてはどう思う?
木造二階で構造計算をやるメリットを教えてください
932 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/31(金) 04:26:47 ID:3xtTVtVW
構造計算すりゃぁ
アホHMや、手抜き工務店、構造を知らない意匠デザイン設計士
こいつらに騙されずに安全な家を建てる事が出来るじゃないか!
奴らが言う、「耐震性十分です。問題ないです。頑丈です。耐久性あります。」は根拠がねぇ。
933 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/31(金) 12:21:34 ID:gTgDeBWU
結局軽量鉄骨でラーメン構造が一番じゃない?高層ビルにも採用されているしトヨタホームのパンフみたらわかるよ!
>>934 そもそも軽量じゃ駄目
開先が取れない厚みの鋼材じゃ
何処かが嘘になるよ
936 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/07/31(金) 15:00:22 ID:8ckdKZan
へーベルハウスは、H鋼だったと思うよ。
>>931 >>932の言うように、根拠のない「耐震性あります」を防止するばかりでなく、
構造計算によって、適切な梁サイズを選択できる。
構造計算をせずに、適当に選んだ梁サイズでは、梁サイズが不足気味で、
梁が次第にたわんできてドアやサッシが開かなったり、
床が水平でなくなってくる、家が揺れるなどの欠陥が生じてくる。
特に2間(3640mm)以上のスパンを含んでいる場合は必ず構造計算するべし。
ひどい場合は、3間(5640mm)スパンで小梁8本しょっていて、丘柱も3本たっていて、
梁成が300mm(おさまり上それ以上にはできない)というアホみたいな論外図面が
プレカット工場に持ち込まれる。ちなみに有名一級建築士の設計したものだ。
そういうのは、そもそも構造計画がなっていないというべきなのだが、
あまりにも日常茶飯事なので、いかに構造が軽視されているかがわかる。
938 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/02(日) 10:51:12 ID:sbKduSTk
重量鉄骨でやってるHMてどこがあるの?あと火事の温度くらいで鉄骨て溶けるの?
>>938 木造なら中の人が死んでいるくらいの温度。
>>940 出来なくはないんだよ、6mでも7mでも昔の木造校舎思い出してごらん
ただ相応の梁を設計してるし水平トラスなど色々工夫してる
主流の規格材(尺2寸の成)だけで設計しろとしたら普通は無茶
規格外寸法(120*420とか)で3尺ピッチで並べる(小梁は繋ぎ梁のみ)
+上階柱なしとかならできるけど、いずれにしても経験と勘だけでするものじゃない
それなりの計算すべき。
高層ビルと同じ精密な計算方法で設計してますと謳っているところもあるけど、
精密な計算方法=強い家 ではない点に注意しないとね。
重要なのは、どれくらいの強度に設定して計算するかだから。
同じ強度に設定した場合、安全率が多く見込まれている簡易な計算方法でやったほうが出来上がった建物の強度は強いという可能性もかなりあると思う。
たとえばミ○ワホームのパネルの壁倍率も、8.5〜11倍と宣伝しているけどあれもミ○ワ独自の限界耐力計算によって出した値で、
通常の方法で壁倍率出したらたぶん5倍くらいなのではないだろうか?
パネルの荷重変形曲線を見ると、最大耐力はかなり強いが、靭性によって決まる項目は5倍程度なのではないかと推測
そうですね、入力地震レベルが重要ですね。
建築基準法レベルの1.00倍(耐震等級1)…C0=0.20
建築基準法レベルの1.25倍(耐震等級2)…C0=0.25
建築基準法レベルの1.50倍(耐震等級3)…C0=0.30
建築基準法レベルの2.00倍………………C0=0.40
建築基準法レベルの2.50倍………………C0=0.50
建築基準法レベルの3.00倍………………C0=0.60
住宅に限らずほとんどの建物は、コスト削減の制約から、
C0=0.20という最低レベルで設計されており、危険ですね。
大地震でも倒壊しない程度を追及するなら、
最低でも耐震等級3のC0=0.30、
地震後もそのまま住み続けられる耐震性を追求するなら、
建築基準法レベルの2.5倍のC0=0.50ぐらいを指定して
構造計算を注文したいところです。
何も言わないとC0=0.20で計算されてしまいます。
壁式鉄筋コンクリート造や枠組壁工法(ツーバイ)などの
壁式構造は、一体性が高く、腰壁や垂れ壁も耐震性に
寄与するので、余力が相当あり、
計算以上の耐震性を発揮する傾向があります。
>>937 あなたの基準でいけば
二間スパン以下だったら構造計算必要ないの?
>>946 梁のたわみの話に限って言えば、スパン2間以上と書いてあるから、
スパン2間は含めて構造計算が必要だと思う。
すべての梁がスパン1.5間以下の木造2階建てなら、
たわみの欠陥は少ないのではないか。
耐震性の話としては、どちらにしても構造計算は必要だと思う。
プロの方々に質問です。
木造(2×4含む)は構造計算どおりに耐震性能が出ると思いますか?
一時期大工さんのお手伝いをしておったのですが、図面なんか勝手に変えるのが
常識でした。 リフォームの現場では木ネジもいまいち信用が出来ませんでしたし、
ボンドもくっついてない事が多々ありました。
お手伝いしていたのは10年以上前の話なので、今は違うのでしょうか?
皆様教えてくださいませ。
>>947 2間スパン以下の梁だったらスパン表通りの梁を使えば大丈夫じゃないの?
偏心率だってCADの簡易計算で出せるし
>>948 理由はいろいろあると思いますが、構造計算書とは違う仕様の住宅が
建てられることは、よくあることです。これを防ぐためにも、建築士
による第三者監理と施主自身によるチェックは非常に重要です。
具体的には、
>>1の言うとおり、ホールダウン金物を省略したり、構造用
合板を正しく打ち付けなかったり、釘の種類や間隔を間違えたりすること
が多いです。最近はGoogleなどで「ホールダウン金物」「構造用合板」
「釘」などを調べてみると解説が見つかりますので、施主も知識をつけて
チェックすることができます。
リフォームの現場はさらに最悪です。構造的に必要な柱や耐力壁を
壊したりして、外見は良くなるものの、耐震性はますます下がります。
特に、建築士のいない工務店、リフォーム会社、建売業者などは、
構造に関する知識がないため、耐震性の不足した住宅を作りがちです。
ただ、今後は瑕疵担保保険制度が始まるので、そのような業者は次第に
淘汰されていくものと思われます。
そろそろだれか模範になる図面書こうぜ。
回答おねがいします
>>947 2間スパン以下の梁だったらスパン表通りの梁を使えば大丈夫じゃないの?
偏心率だってCADの簡易計算で出せるし
953 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/09(日) 23:04:49 ID:bewfeZzl
954 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/13(木) 13:12:29 ID:w8do4f55
ほほう
低層壁式RCって基準法の何倍くらいの耐震性?
ちなみに実大実験では最大荷重が設計値の4〜5倍くらいあったらしい。
でもこれは昭和40年代の実験なので、今の基準、設計法だとどうなるのだろうかと思ったわけです。
上げとくか!
↑うまい!
山田君!座布団.楽太郎さん所から取って
一枚あげて・・・
960 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/25(火) 01:54:28 ID:dxvJP+3P
ミサワのトラスウォール工法は耐震性高いですか?
962 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/25(火) 23:36:32 ID:zENBujJZ
どうでしょう?
963 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/27(木) 12:00:59 ID:L+uENMyj
やはり、木造で地元の大工さんじゃ無理無理かな?
>やはり、木造で地元の大工さんじゃ無理無理かな?
基本的には無理でしょう。
第一に木造軸組工法であるということ時点で、耐震的に不利です。
しかし、たまには例外もあります。
その大工さんが一級建築士で、とても耐震性を重視する人で、
真っ先に構造計算書と耐震等級3の性能証明を出してくれて、
建物も、外壁構造用合板打ちつけ、床も剛床仕様にするなど、
日頃からしているのであれば、良いかもしれません。
ただ、このスレでもわかるように、地元工務店に直接頼みは、
ホールダウン金物や釘などでさんざんトラブルを起こしているから、
そういうリスクを背負うこと覚悟も前提で。
>>241がとても重要なことを言っています。
>>964 あなたのお薦めは一級建築士事務所に家作り頼むこと?
>>964 やっぱ通し柱のない梁勝ち構造の方がいいのですか?
>やはり、木造で地元の一級建築士さんじゃ無理無理かな?
基本的には無理でしょう。
第一にデザイナーズハウスであるということ時点で、耐震的に不利です。
しかし、たまには例外もあります。
その一級建築士が現場経験者で、とても耐震性を重視する人で、
真っ先に構造計算書と耐震等級3の性能証明を出してくれて、
建物も、外壁構造用合板打ちつけ、床も剛床仕様にするなど、
日頃からしているのであれば、良いかもしれません。
968 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/08/27(木) 19:49:59 ID:eeI18hNt
重量鉄骨だが神戸の地震では溶接が外れて倒壊してたビルが多く有ったが
あれ皆 溶接不良やろ手抜きの半田を盛るような溶接と思うが
見分ける方法教授してや・・
>>964 丁寧なご回答ありがとうございます。
まさに地元の工務店なのですが、懸念のように耐震に意識のある親方ではありません。
>真っ先に構造計算書と耐震等級3の性能証明を出してくれて、
これは、こちらで設計士さんにお願いして
>建物も、外壁構造用合板打ちつけ、床も剛床仕様にするなど、
これは親方に頼めば聞いてくれそうです。やり方を聞かれそうですが……。
しかし、それでも色々厳しそうですね……ハウスメーカーで検討も考えてみます。
勾配天井って耐震構造的にどうですか?
普通の天井よりも水平方向の揺れに弱いですか?
弱いです。
勾配角度がつくほど、床倍率が下がり、45度ではほぼ無効化します。
火打ちと振れ止めを大量に入れる必要があります。
吹き抜けで勾配天井は最悪です。
火打ちも振れ止めもろくに入っていないからです。
いくら柱や耐力壁があっても上がつながっていなければ意味がありません。
デザインや見た目に惑わされないでください。
北側斜線などやむを得ない部分を除き、勾配天井は用いるべきでありません。
972 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/09/05(土) 10:17:11 ID:sAdseaGQ
従来の木造軸組工法の弱点。
「柱の中折れ」
実際の震災でもこれが原因で家屋の倒壊に繋がった
これを防止すると飛躍的に木造住宅の耐震性能が高まる
では「柱の中折れ」を防止するにはどうしたら良いか?
ヒント「耐震金具の取付方法と金具の引張耐力」
男の耐震性がありすぎても中折れするけどな。
>ヒント「耐震金具の取付方法と金具の引張耐力」
詳しく
SE構法だと大スパンや大開口ができるみたいだけど、耐震性ってどうなの?
976 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/09/13(日) 20:40:54 ID:fQTCiMbv
2x4って今でも外壁線の1/4は壁にしないといけない規定ってあるんでしょうか?
それ満たしてなくても偏心率0.3以下ならOKなのかな?
近所の2x4アパートが南側1/5しか壁ないけど・・
977 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/09/14(月) 13:12:24 ID:V/MRIV6H
>>901 >床剛性を高めて他の耐力壁に伝達するにしても、面積が大きすぎる。
>>887のプラン、ガレージ上のリビングの水平剛性を十分に強くすれば、いけるみたいですよ。
実際アキュラホーム(?)が実大実験で、H型の耐力壁配置でも全く問題ないことを確認しているようです。
ttp://ci.nii.ac.jp/naid/110007104906 H型とは、南面、北面が全開口で、中央部(南面から5m、北面から3mの位置)だけに東西方向の耐力壁を配置したプランです。
ただし、2階の床面だけでなく小屋面にも厚さ28ミリの合板を使って両方で水平剛性を負担させているようですが。
(
>>887がそうなっているとは限りませんw)
>>976 耐震評価0.5で設計すれば0.5
1.0でけいさんすれば1.0
鉄10キロと綿10キロは同じ重量
979 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/09/14(月) 20:05:38 ID:5SzyFoyZ
質問です。
32坪、総二階、4寸背割れ檜柱、外壁9mmダイライト
内壁筋交い(45mm×105mm)片掛け、二階床26mm構造用合板
四隅20kNホールダウン金物の通し柱仕様の家を新築しました。
建築途中で耐震性が気になり外壁四隅への筋交い追加をお願い
しましたが地震の時ホールダウン金物がもたなくなり家全体の
バランスが悪くなるという工務店から指摘され実施できませんでした。
構造計画書は20万くらいかかるということなのでケチってしまい
作成しなかったのまずかったのですがこの家、
耐震等級はどれくらいありそうでしょうか?
その情報だけで耐震等級分かるくらいなら構造計算いらないわな
工務店に計算根拠聞けば?
耐震評定が1.0なら耐震等級1
1.25なら耐震等級2
1.5なら耐震等級3
981 :
(仮称)名無し邸新築工事:2009/09/14(月) 20:56:20 ID:FdO1/W9b
基礎土台無し柱勝ち足固めの木造伝統工法が一番いいだろ
>構造計画書は20万くらいかかる
それは何処が計算するとして20万だったの?
>>979 ダイライトは震度6強で割れるから設計上の耐震等級を
出すよりも大地震が来ないことを祈るべし
>>982 工務店が依頼している設計事務所に頼むとそれくらい
かかると言われました。
>>984 とりあえず見合わせていた地震保険に加入しようと思います。
通し柱は断面欠損を考えてやめた方がいいですか?
基準法で必要
>>985 潰れて死なないと言う前提で加入するのね。
耐震て絶対倒壊しない訳ではなく、逃げる余裕を作る事らしいよ。
阪神淡路だと持たない家は5秒で崩れてるらしい。
>>985 工務店経由の設計事務所はやめといた方がいいと思うなぁ
>>979 20万って性能評価のための費用ですかね?
ダイライト、筋交いがそれぞれどこに入っているかを示した間取り図があれば、
ごく簡単な計算で大体の強度は推定できますよ。
32坪総2階建ということは7.28*7.28mの正方形?
だとしたら大きな吹き抜けとかない限り、壁の量と配置だけ見ればいいと思うけど。