【R-2000】高断熱・高気密スレッド Part13【Q1】

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337(仮称)名無し邸新築工事
構造用合板で気密性が高くなるのは確かだが、
ただ打ち付けただけでは、高気密住宅になるほどではない。
構造用合板で高気密を確保するには、軸組みと
構造用合板の間に気密パッキンなどを施工する。
(「合板気密工法」又は「ボード気密工法」でぐぐれ)

この場合、室内側の防湿層施工は不可欠である。
最も簡単なのは、耳長袋入りグラスウールを正しく施工
することである。室内側の袋が防湿層の役割をしている
からである。しかし、ほとんどの場合、隙間だらけに押
し込んだり、とめ方が不十分であったりして、防湿層が
役に立っていない。耳長袋入りグラスウールを正しく施
工できる業者を選定する必要がある。

一方で、室内側に防湿気密シートを施工する方法もある。
しかし、防湿気密シートは施工が難しく、手間がかかり、
さらに破れやすいなど、現場ではかなりの嫌われ者である。
防湿気密シートの施工に手馴れた業者を選定する必要がある。

このようにして構造用合板に気密を頼る工法は、
住宅金融公庫仕様でも認定されている。
壁内結露は、室外側の透質抵抗<室内側の透質抵抗ならOK。