手抜き好事をさせない方法

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207145=小林創建
>クレーマーと思われると、相手にされない可能性が高くなる。
>屋根材が契約書と確認申請で違う(現状はどっち?)というなら、主事も動くだろう。
>屋根の重量を計算上軽減させて、構造の問題を虚偽にクリアした可能性があるからな。
>もし現状が瓦屋根で、スレート屋根用耐力の構造なら、壊れちゃうYO!
私の家はモデルハウス(カタログハウス)で、そのモデルの屋根材はスレート(コロニアル)
しかし、日本瓦にしてくれと頼み日本瓦で契約した。契約直後に図面を貰い、また工事直前に
は筋交いを増やした日本瓦用の新しい図面を貰った。引渡し3ヶ月後に県に提出した確認申請
書が送られてきた。(図面付き。) その確認申請書(及び図面)は軽量屋根材のものだった。
その上壁量の計算に単純な(しかし、構造上は致命的な)誤りがあった。
 工事も終わりに近づいた頃、「図面にある筋交いが入っていない。」と私は電話で現場監督
に訴えたが、「確かに入っている。」と回答された。(その頃は既に工事現場に立ち入ることが
できなかった。窓から覗いて検査していた。) 引渡し後に調べたらやはり入っていないので
訴えたら、現場監督と大工は古い図面(軽量瓦用図面)を使っていたためにこのように
なったのだとう説明を受けた。だが耐震性能などには十分な余裕があり無くてもかまわない
、もしも万が一地震で倒壊するようなことがあったらこんな家くらいすぐに建てなおしてやるぞ、
と言われてそのままになった。ところが、その後送られてきた建築確認書をよく読むと、
余裕があるどころか一階のX方向で法定壁量を割っていることが解った。(軽量屋根材での
計算、その上その計算さえ間違えている。建築士のケアレスミス。) 
 「簡単に筋交いを追加することはできない。」となかなか補強工事をして貰えなかったが
どうにか階段の下に一本追加して貰うことで私も引き下がった。(一応法定壁量を5%ほど
超える。) 県の建築課にも相談に行ったが全く相手にされなかった。このときは
それで終わり、私も一応納得していた。その後阪神大震災が起こった。