http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=118334 フジタ、三井建設、住友建設の三井住友銀行系ゼネコンの経営統合に道筋がついたことで、
ゼネコン再編の焦点はみずほフィナンシャルグループ系に移ってきた。
金融当局は三井住友銀行のほか、富士銀行などのトップも個別に呼び、
不良債権処理の象徴的存在ともいえるゼネコンの再編を促している。
今後、金融当局の意向を受けた大手銀行主導で、再編が一気に加速する可能性が高いのだ。
経営再建中のフジタが三井建設・住友建設グループへの合流を決めた背景には、
政府や金融庁が大手銀行グループに対してゼネコンの再編・淘汰(とうた)を強く促したことがある。
「連休中の11日、柳沢伯夫金融担当相は三井住友銀行の西川善文頭取を呼び、
不良債権処理のスピードを速めるよう求めた。その4日後の15日、フジタは合流を正式発表した。
これは政府・金融庁の意を受けた銀行主導で今回の統合が実現したことを意味する」(金融担当アナリスト)というわけだ。