○●スーパーゼネコン竹中工務店●○

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732(仮称)名無し邸新築工事
国際要員研修ということで竹中工務店人事部に所属した。
実際の研修は海外事業本部を中心に国内研修2ヶ月間、その後海外研修4ヶ月間の半年間が研修期間であった。
研修期間中は元部署が地方支店の場合は単身赴任となる。
海外研修の後半に海外事業本部の我々の人事実務を担当していた某次長が研修の後半に
「赴任する現場がないので当分は国内で見積を担当してもらいます。」
と言った。従って新婚間もない私は妊娠中の妻を東京によび、社宅で生活をはじめた。

1ヶ月後にも某次長には赴任先がないことを確認した。同様の回答であった。
その後たったの2ヶ月で海外現場への辞令が発令された。内示は約10日前であった。
その当時担当していた仕事に赴任の5日前まで拘束された。
妻を急遽、妻の実家に帰した。妊娠中であったため妻には家族の手助けが必要であったからだ。
社宅に入居する際に購入した生活用品は、妻の実家に置いておくスペースがなかったため、
私の実家に送ることにした。その際に要した費用も全て会社は負担をしなかった。
海外事業本部の工事管理部長は赴任前に「赴任は長くても1年〜1年半」と言った。
出産にも立ち会えないかもしれない私はその言葉を信じて不安な妻をなだめた。

そして今回帰国となった。私は国内の元部署である地方支店にもどることになった。
しかし、私の実家に送った生活用品の新居までの運搬費が自己負担だと言われたとき、いい加減にしろ
という思いが駆け巡った。
元はといえば会社が海外赴任先がないというから妻を呼び寄せ社宅での生活を始め、妊娠中の妻が新しい生活に
落ち着かないうちに海外へ転勤。その際に購入した生活用品は無駄になり置き場に困る始末。
田舎の実家がたまたまスペースに余裕があったため余分な費用の出費を抑えるために送った運搬費用も個人負担の上、
帰国時にも費用を負担しないというのだ。
なぜこのような会社の都合に個人が40万円近くも出費しなければならないのか?
国内で賃貸住居を借りる費用や新しく生活するうえで出費がかさむというのに。
残業カットも横行しており、とても大手企業のすることとは思えない。