真の武道家への第一歩 〜歩法の巻〜

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79名無しさん@お腹いっぱい。
人が足を使って移動する方法なんて人の数だけあるので、効率を追求した歩法と
して目指す所は同じであっても全然異なったアプローチがあってもおかしくないと思う。

たとえば中国拳法の歩きかたは「抜き足差し足」のように重心がとにかく明確になって
いることを基本にしていて、これが日本武道だと舞いを舞うようにヒラヒラと動いて
重心を消そう消そうとするものに思えましたね。

そして「抜き足差し足」のソロリソロリから始まって稲妻のような動きを目指すのが
中国的な練習、舞いのヒラヒラから始まって、不動の動を目指すのが日本風の練習
なのでしょう。達人になれば一緒なんでしょうが、初心者以上達人未満の大半の人が
その段階で使いやすいのは中国のほうかな?というように思えます。

おそらく日本武道は、今とは比べ物にならない歩きの量とそれによる足裏の発達を
無言の前提としているのでは?ただでさえ歩く量が少ないのに、靴を履いていては
確かに発達しにくいでしょうね。だけどそれがちょっとした練習で何とかなると
いう主張にもだいぶ無理があるように見えます。