楽しい武術談義

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以下はすべてサダルスードと純のカキコをコピペしました。
読めば読むほど芳しい香りがする奇妙な文です。

>未だに初段
剣術ですか・・・僕は一応、免許皆伝です<15の時
>遊ばれる毎日
僕も当時、姉にもて遊ばれました。今でも、顔とかに刀傷残ってますよ
おまけに、修行中に突きを眼にくらい
眼の血管や神経切れ掛かったせいで、視力が極端に悪いし
左手は一度、骨折れたときに、骨剥き出し状態になったことあるし
足もミミズ貼れだらけだし、親知らず折れてるし・・・・ろくな思い出無いな
つか、全部姉ちゃんのせいだ

>いかに綺麗に早く倒す事を重要視されてします
うちの流派も剣舞とかありますが、いかに相手を倒すか
ただそれだけの流派ですからね
>動体視力
目隠しして気配や音だけで防ぐ練習で
スピードと重さがある剣の連打は防げませんよ
おかげで、眼を閉じたまま街歩けますし、普段から
気配ないですけどね
>おぉ、いつか試合してみたいですね。
あっ、真剣でやるのも面白いかも
一応、家宝の宝剣霧風の正当伝承者だし
>武道という物はそもそも身を守る為に考えられた物なのです
剣術は違いますよ
示現流は一人一殺を目的として、使い手の命の事は考えていない捨て身の剣ですし
陰流は、人を殺すことの為だけに編み出された流派ですよ
それを生かす剣としたのが、柳生新陰流ですが陰流には遠く及びません

僕の流派は結構古くからあるみたいですよ
法眼流の流れくんでます(法眼流とは、源義経が使っていた流派です)
まあ、分家とはいえ、源氏の血をひいているという理由で
習わされたんですけどね

昨日、久しぶりに、大学の部活の新人に演舞みせてくれと
顧問に頼まれてバイトしたら、見事、真剣で深さ3ミリ近く
指切りました・・・・キズまだふさがってません
しかし、漫画研究会の僕が
顧問や主将より強い、うちの大学っていったい・・・

本日、師匠に一本剣を討って貰っていたのが届きました
名を『昇華』といい邪を払う九字が刻まれている退魔の剣だそうですが
・・・・九字自体、京都のとある有名な僧に彫って貰ったので間違いはないと
思うのですが・・・・退魔関係って経験したことが
ないので真相は闇の中です
209:2001/07/23(月) 17:33
さらに続き

>継承者
以前に書いた『霧風』も退魔の剣です
継承の儀で焼印押されたことは一生忘れないでしょう
・・・・・・あの痛みは地獄でしたよ。未だに皮膚にしっかりと痕が残ってますから
>鳥の化身
『霧風』は別名『斬風』といい、かまいたちが封じられていると
伝承されています

>結構、霊剣などの退魔の剣ってあるんですね
そんなにありませんよ。戦後に作られたのも、『昇華』を含めて
10本に満たない数ですし、卜部、土師などの血を引く者にしか
討ち方が伝承されていませんから、現代では討てる人も数人しかいません
ちなみにうちの師匠は卜部家の人です
後、戦前の退魔に作られた刀や名刀などは殆ど戦時中に失われています
国立博物館にある『童子切安綱』でさえ、成功に作られたイミテーションだったりします。僕が知る限りでは
朱雀、玄武、青龍、白虎の力が秘められているという4本の刀と、霊宝五色の力が封じられている刀と、関孫六、黒帝水龍印の力が宿る刀
赤帝火龍符の力が宿る刀など18本以下しか残っていなかったはずです
>使う技術は持ってないけど・・・・。(爆)
うちの流派の場合、殆ど筋肉なくてもできますよ
合気柔術に近い流派です。
実際に僕は、殆ど筋肉ありませんし、ガリガリの時期もありました
その代わりに、体がやわらかいのと、反射神経が以上に鋭い
気配を完全に消せる、動物的感があるくらいです
それだけ身に付けるのに1年あればできるはずです
そこまでできれば次の段階で、攻撃をかわすのと、一瞬の隙を見つけて
そこに打ち込む練習になります(蝶のように舞、ハチのように刺すが一番適切ですね
気配を完全に消した上に、相手の死角から攻撃するので達人になれば成るほど闘いにくい流派ですよ。うちのは
後、『霧風』や『昇華』自体も小太刀よりも軽いですし、切れ味はかなりするどいから簡単に斬ることができます
>こう言った剣の継承者ってどう言う基準で決るのでしょうか?
主に星見によって決めています
一族の中で、子供が生まれるとその人の宿星を見て決めているます

>理由がやっと分かったような気がします。
陰陽道には、星が必要不可欠ですからね。殆どそれで決めているんです
>退魔関係って存在自体秘密って感じですよね。
っていうか、僕自身それ関係の家のはずなのに、一度もそんな事件に巻き込まれたことありません
>でも一応刀だけは継承してるんです。刀を持つことは出来ても使う技術がないですね。
でしたら、源か菅原の血統を尋ねてみるといいですよ。又は卜部など4家(頼光の四天王の血統ね
菅原は土師の末裔ですから、かなり古くからの技や術、文献が残っているはずですから、独学でもなんとかなるはずです
源は(うちは分家だけど)土御門などの一族と古くから関係が深い
ために結構文献がありますし、逸話などでも、退魔の話が多いですから
技や術なども伝承されていますよ。でも、門外不出なので、菅原家をお勧めします
又は、高野山にでもいってみてはどうです
退魔の刀を見せて訳を話せば修行をしてくれますよ<一度、地獄見ましたが
>・・・でも一応刀だけは継承してるんです
僕はまだ一本しか継承が許されていません
未だに『百鬼霧消』を受け継いでいないので、まだまだですね
後、何年かかるのやら

>卜部家と言うとあの「茨城童子」(漢字間違ってるかも)を退治したと言う?
そうです。でも、どちらかというと、腕を切り落とした渡辺の方が有名ですけどね
210:2001/07/23(月) 17:34
とどめ(長すぎてすみません)

来月、大江山にて『百鬼霧消』の継承の儀を受けるために練習中で
全身に打撲と打ち身をしている純です
>合気道をやる際で必要な事はありますかね・・・・?
動きやながれを感じるですね。目の見えない状態で
モノがかわせる様になるまでまずは練習するんです。それが基本です
その後は、動きを見る練習。最後にその動きみてながすことができれば
かなりのところまでいけるはずです

>どのように稽古して身につけるのでしょうか?もし良ければ教えてください
実戦あるのみですね。感覚をつかむのはそれが一番です
一瞬の殺気や風の動きを感じることができればできます
しかし痣だらけになるのは覚悟した方がいいです
>草薙の剣
天叢雲剣ですか・・・
どちらかというと最強と歌われているのは布都御魂の方ですよ
正道を行い邪を払う事から、破邪顕正の異名を持ち、布津主とタケミカヅチ2人の神々がその正体とまでいわれる刀
神話では荒ぶる天の狂星までも打ち倒していますからね
確か、現在でも某神社に祭ってあります
>うーん。やはり貴重なのですか・・・・。
ちなみに、一番創られたのは、1500年代で
かの名人、和泉守藤原兼定も作っています。当時に行ければ
大量に仕入れることが可能です

>私もoff会開催を希望しますが、皆さんは如何でしょうか?
現在、京都にて『百鬼霧消』の継承条件の秘奥義『気焔八翔』の練習中の為に
京都でやるならいいですよ
実戦で使って見たいし