楽しい武術談義

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75これを忘れちゃいけません
玄武拳の奥義
これ習得するには、まず最低限、絶対習得しなくちゃいけないことがある。

◎「感情」を操れること。

これだけ。でも、これが難しい。
感情ったって、ただ怒ったり喜んだりするだけじゃ意味が無い。感情を極限状態まで高めることにより、玄武拳は真価を発揮する。
「怒」の感情ならば、頭の血管が切れて血が溢れ、殺意と憎悪の塊となり、般若の形相で血の涙を流しながら、心を発狂させるぐらいでないと無理だ。
「感情を爆発させる。」
これができなきゃ、まず奥義は習得出来ない。
要は明鏡止水の心と同じ。「冷」の感情が高まった形を「明鏡止水」と言うだけである。
「怒」の形を極めれば、「悪逆無道」の心が手に入る。これさえあれば、いつでも火事場の馬鹿力が使えるのだ。使えればの話だが。

一応言っておくが、この精神極限法(一応「獣心拳」という)は、よほど精神力が強い奴意外は止めといたほうが無難だと思う。
下手すりゃ、気が狂って狂人になっちまうだけだからだ。
俺も負の感情は爆発させられないことはないが・・・多分、いや絶対に狂人化するだろう。
だから、使う時は・・・死ぬ時だと思ったほうがいいと思う。
以上 2000年06月07日 05時32分34秒