街中、あるいは実践で遭遇したシチュエーション

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こんなマジなスレが2ちゃんにあるとは。
匿名掲示板ならではの昔話しをひとつ書いちゃおうかと思います。
今となっては、こんな話し居酒屋でもできないですからね。
しかし、わからないように書かないといけないんで、
ちょっとリアリティーにかけるかも。

平成○年、当時応援団員だった私ははひょんなことから地回りのお兄さんと
喧嘩することになってしまった。
場所は東京の某繁華街。夜の街は人でごった返していました。

「もうやるしかない。後にはひけない」
と思った私はそう思うと同時にお兄さんのパンチ頭の南方系の顔に鉄拳を叩きこんだのでした。
空手部と友好団体だったうちの大学の応援団では突きは正確な
空手の突きを行っており(六大応援団の演舞のためのオーバーアクションの突き
とは全く違います)、アホみたいに突きだけの練習を
繰り返していたので、まあまったくのど素人よりかは威力は
あったはずです。
その証拠に相手の殴り返してくる手は形だけ。
しかし、とにかく始ったらいちいち間合いなんてとってる
余裕なぞあるはずもない。
すぐに兄いの手がガクランのハイカラーの襟をつかむ。
ここで、合気道系の技を御存知の方なら襟をつかまれた
時の技もあり、待ってましたとばかりに技をしかけたところでしょう。
しかし、お互いの体はほぼ密着していたので、できたとしても
けっこう難しかったのではないかと思います。
で、次ぎの瞬間お兄さんの投げ技が炸裂!ほぼ間違いなく大外刈り
だったと思います。おそらく、柔道経験者ですね。あの方は。
道路の真中に投げ飛ばされました。
しかし、酔っ払いというのは強いもんですねえ。
投げられた痛みもたいして感じずに、むしろ
「やばい、殺られる」という思いが私を驚くべきスピードで立ちあがらせました。
同時に兄いのとこに猛ダッシュでかけよる。
兄いはその動きの速さにしょうしょう面食らっていたようでした。
しらふでガクランじゃなかったら、その時点で戦意喪失してたと思います。
しかし、当時ガクランの裏に昇り竜と○○大学応援団などといきがって
いれていた私達にガクランを背負っての喧嘩は負けることは許されないことだったのです。