街中、あるいは実践で遭遇したシチュエーション

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209エ〜と、
これは、自分が体験したというんじゃなくて、やっているのを
見た話しなんだけど、いいのかな?

3年位前のことなんだけど、ハンズに行こうと、久々に渋谷へ出た。
買い物も終わり友達とめしで食おうということになって、少し
静かな方へ(渋谷の雑踏にやんなってきた)あるきだした。
裏通りを歩いていると前の方でなんかもめてる。
ヤンキー風のわりとガタイの良いニイチャン3人がやせ形のサラリ
ーマン(スーツ着ていた)ひとりにからんでいた。
原因がなんだか分らなかったが、サラリーマンはペコペコ頭を
さげていた。(カツアゲだろーなと思った)
そのうちの一人がサラリーマンの襟首を掴んで殴ろうとした。
アーボコられる。と思ったその瞬間ヤンキーは地面にひざまずき
アーと悲鳴をあげた。何が起ったか分らなかった。
ただ、サラリーマンがヤンキーの手首をへんなかたちで掴んで
いたので、なにか関節技をかけたのかとおもった。
となりにいたヤンキーが「このやろう」と言って、いきなり蹴って
いった。サラリーマンはそれを膝で受け、受けたその足でヤンキー
の玉を蹴り上げた。そのヤンキーはのたうちまわった。
残った一人はビビっていたようだったが、「ウオー」みたいな
声を出しながら、殴りかかっていった。
サラリーマンはそれを顔の前で払うように受け腹、顔、腹と連続
で3発入れた。ものすごい早さだった。
(空手というよりボクシングのようだった。)
オレたちはなんだか映画でも見ているような、ビビったような
感じで突っ立っていると、サラリーマンはオレたちにペコリと頭
を下げ、なにごともなかったように去っていった。
目の前ではまだ3人のヤンキーがウンウン唸っている。

俺は柔道はやっていたが、あのサラリーマンはなにをやっていたのか
分らない。
合気道かと思ったが、突き蹴り(突きはボクシングのよう)が
あった。
あと、物凄く速かった。