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名無しさん@一本勝ち:
人間は危険に遭遇すると、脳細胞の多くを動員して危険に対処しようとする。
脳が活発に活動するのである。
特に頭部には重要な脳があるので、人間は本能的に頭部を守ろうとする。
目の前にボールが飛んできたら、とっさに手を前に出し、顔を避けようとする。
これは生まれつき脳に備わっている防御反応である。
この自然な防御反応を利用して、発展させる方向で、受けを訓練することは
脳の本来の発達の方向性に沿った正しい訓練であり、無理が無いのでよく発達し、進歩も速い。
少林寺拳法の受け技はこの方向性に沿ったものである。
ところが、極真ルールの試合では、本来、顔面防御の反応をすべき、近い間合いの
相手のパンチに対しても、顔面防御の反応を抑えてしまう脳回路、
即ち、自然な脳の発達の方向と逆の方向の回路が形成してしまう。
本来なら脳細胞をフル稼働して頭部の防御に備えるべき状況で、
逆に脳の働きを抑制する回路ができてしまうのである。
本能に訴える危機的状況においてすら脳の働きが抑制されるのであるから、
況や、日常的な状況においておや、 ということである。
だから極真をやると頭の働きが悪くなるのである。