>>133 気のせいではなく、当然の感想です。(未経験の方ならシャープな観察眼だと拝察します)
先の大戦中、慣れぬ腕で軍刀を使って試斬ないし実戦を行った挙句、勢い余って自分の足を斬り、
敵を斬るより前に後送されると云う事故は相当多かった由で、実際に従軍した成瀬関次や、
軍の剣術指南に当たっていた(とされる)中村泰三郎の著書には散見されます。
分かっていたらあんな素人みたいなブン回しは危なっかしくて、頼まれたってできません。
先日のナガノのブログには、かの青竹センセイがお弟子に刀を貸して?練習したら地面にぶっつけて?
刃を欠いてわたくしナガノに研ぎを依頼してきた・・・だかなんだかと、なにやら人さまの恥をさらすような
話が麗麗とアップされていましたが、普通だったら「地面を斬った? どんな斬り方したんだよ」と思うところ、
師匠みずからあんな斬り方をしていたとあらばそれなりに納得です。
ただ、真剣となれば扱い次第では、本人のみならず周囲にも相当危険な事態となり得るので、
地面にぶつけて刃を欠くような腕前の者には、普通なら真剣なぞ振らせません。
そんな者に振らせたとあれば、かなり「指導者の恥」ではあると思います。