229 :
sporran:
剣道では「3つの隙」というものがあるらしいです。「構えの隙」「動作の隙」「心の隙」
構えの偏りで生じるもので上段なら下というように構えそのものの弱点
動作の隙は攻撃の失敗による隙「ナカライセン」ですね。カウンター狙い。
「心の隙」判断を迷ったり心が先に行き過ぎた場合など。
動作の隙はわかり安いので良しとして、隙とはこれら3種が連動しているという解釈です。
なるほど、分析はわかります。反応の種類、質というのもこれらを細分化したものになるのでしょう。
特に構えの隙は本人はしっかりと軸と中心を取っているつもりだから本人の意識には隙などない
ところが対戦者が上手だとそこがわかってくる。フェンサーさんの言うように誘いをかけ隙を作るというのも
動くことによってこれらが崩れることを言うのならば、そのとおりだと思います。
しかし、わたしはもう一つ上の隙の感知があるように思います。例えば後から不意の攻撃をしてもこれを避ける達人。
実際に忍者のグループは
このような練習をしているようで「気」の領域となっています。私でもヘルムの下が見えないアイサイトの死角から剣が来るのはわかるときがある。
これは構え、間合いが同じでも今まで100%成功すると思っていた篭手への攻撃が、ある瞬間から攻撃は失敗するとわかることと共通しているようにも思います。
私は西洋系の考えですから東洋系の「気」というのはわからないですが、やはりそのような「フォース」は実在するとすべきなのでしょうか?
私にはわからない。