心と身体を覚醒させ潜在能力を引き出す方法

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455名無しさん@一本勝ち
>>453の続きです。

彼は「あ゙ーーーーーーーーッ!!」と絶叫する事で、稀に信じられない速度で投げをきめたのです。
それはもう、布を地面へ叩きつけるような速さで。

「内股」という技があり、それは数ある柔道の技の中でも、特に投げが速くは出来ないのですが、
その内股ですら彼は猛スピードできめてしまう。

私は中三の時55s、彼とはそもそも30sの体重差があったため、普段から敵わなかったのですが、
それでも「ぎりぎり敵わない」という程度の差であり、然程実力差があったわけではありません。

しかし彼が絶叫し、火事場の馬鹿力を出せてしまった時は、一切の技術差を根こそぎ持っていかれ、超スピードで投げられたのです・・・・
456名無しさん@一本勝ち:2013/02/12(火) 19:34:58.96 ID:xlJ2asTa0
ここで当然の突っ込みが生じるでしょう。

「それは中学の時だったからレベルが低く、とても潜在能力と呼べるものではなかったのでは?」

確かにその可能性は高いと思う。
しかし彼は、顧問の教師までを投げる事があったのです。

顧問は東京でトップクラスの大学(柔道の)を出たばかり。
東京でトップクラスは、即ち日本でトップクラスという事なので、そこを卒業したてのその教師は、鬼強でした。

巨漢揃いだった同期も、顧問には言うまでもなく全員子供扱い。

くだんの彼も、当然ドッカンドッカン投げられていた。
――しかしごくごく稀に、「あ゙ーーーーーーーーッ!!!!」の絶叫と伴に、その顧問をも猛スピードで投げたのです。