【試合全敗】 日本武道傳骨法會 Part14【引篭もり】
ブコフで大沼の本を見つけたら、我らが創始師範が他流試合への思いや意気込みを熱く語っていたので
紹介しよう。
大沼孝次・著『最強の格闘技は何か』(光栄)
1.侍の理論−−日本武道傳骨法創始師範・堀辺正史インタビュー
P237
・他流試合をしない武道は武道ではないのです。
われわれがよく”他流試合””武道の復興”を唱えていますが、これは別ものではなく、
同じものなのです。
他流試合こそが武道の復興なんです。
P238
・必要なのは実証なんです。骨法は実証主義の立場を取りたい。
P241
・つまりは、われわれ骨法だって負けるかもしれないということです。
絶対に負けないと断言はできない。
やってみなければわからないんです。
何が言いたいかというと、バーリ・トゥードで他流試合をしようと呼びかけたいのですが、
それはお互いに競い合ってお互いの技術を向上させていこうじゃないかということなんです。
負けるかもしれない。でも、それによって自分の欠点を振り返って、より強くなる可能性を
拓くことができるのです。
P242
・威信も面子もプライドもかなぐり捨てて、負ける勇気を持った嘉納治五郎は本当に偉大でした。
そして、この勇気を持ったことによって宗家も弟子も全力で競い合った結果、柔道はより高度なものへと
進化していったわけです。
・敗北したら、どこかに何か問題があったということになります。自己の弱点を真摯に見つめて、改善していく
姿勢が必要なんです。
P244
・ルールの中、または同門のみで行うならば、それは”スポーツ格闘技”と呼ぶべきです。
・グレイシー柔術はこれに対して、「日本からこの柔術を学んだのだから、私たちは恩返ししたい」と
言った。さらにこの恩返しにこたえたいと考えたのが骨法なのです。
もう一度、私たちが恩返しします。
それは、グレイシーに勝利するということです。
P245
・もちろん骨法が他流試合において勝ち続けるということはあり得ない。人間がやることですから、負けることも
時にはあるでしょう。しかし、相対的に進んでいったときに骨法が必ず勝てる世界を築きたい。
・ただし、自流派のプライドだけを守ろうとするだけならば、他流試合などできない。
団体の存続を考えると、どうしても保守的になってしまう。
だが、骨法ではそう考えない。負ける覚悟を持って外へ出て行って戦おうと考えています。
P246
・どんどん団体として外へ出ていき、いろいろな相手と戦う。これこそが骨法の精神なのです。
それに、われわれにとっては、他流試合よりも自流試合の方がたいへんだと考えています。
P248
・自分自身が後ろめたさを感じることはないのか、自分自身を恥じる行いをしてはいないか、自分自身の
魂の声に忠実に生きているのかを振り返ること−これこそが武士道における崇高な精神性であると
私は信じます。
まったく実績がないくせにこれから骨法が他流試合に勝ち続けることが前提だったり、さも他流試合のエキスパートのように
語る創始師範が、世界の女とのSEXについて熱く語る童貞みたいに見えた気がしたが、別にそんなことはなかったぜ!