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青雲君への落書き:
「基礎」と「基本」の成立した源が別であるという意見に同意しますし、一般的に「基礎」は「基本」よりも下位に
位置するものであるとの意見に貴殿は賛同してくれるのではないかと思います。
ですからボクと貴殿の見解の違いは、
※「基礎」と「基本」は各々が該当する具体に固定されたものか否か(ボクの意見は変化する)
※「基礎」と「基本」は具体から離れて規定可能か否か(ボクは可能)
の二点かと思いますし、この二点は同一の論理上にある問題と思います。また、貴殿の意見がボクの意見に
真っ向から対立するというものでなく「そこを明確に線引きする意味・理由・価値が不明である」との意見かと思います。
ボクが以前に「関心が無い人は、そのままでいてください」とお願いしたように、ボクはこの「区別と連関」と
全体の構造に非常な価値を見出していますし、貴殿が興味を持ったなら嬉しい反面、喋り過ぎたとも感じています。
でも、せっかくですから、こんなたとえ話ならどう思いますか?
小学生が習う「足し算」は算数の基本です。
↓
小学生が習う「引き算」も算数の基本ですが、
その基礎は「足し算」であり「足し算」ができない子には覚えられません。
↓(一気に端折って!)
中学生が習う「数学」にも色んな基本がありますが、
それらは小学生で習う「算数」を基礎として持っていないと覚えられません。
↓(またまた一気に端折って!)
大学での各分野を専攻するには、当然にして小中高の基礎的学力が必要である。
と、まあ非常に雑ですが、基礎と基本は一般的にも具体に固定されず表現されるわけですが、
それは単なる「表現」の問題か?というところですね。(これ以上は喋らないよ!w)