■武道版の■多聞天・タモンテン■生き字引■

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588シベリアからの手紙
>>586
>>585の体育教師もそうだが、死なせたり一生残る怪我を負わせたりしなくて
も、同じ位の『結果』は出せたと私は断言出来る。根底に愛が無いと思う。指
導力不足もしくは能力の限界を超えた数の生徒を抱え込んだが為の気配り不足
だと確信する。空手道ボランティア指導員の経験から言うと、小中学生の子供
でさえ私が、例えば約束組手の相手をして、最初の構えで「ヤー!」と気合い
を入れて、こちらは子供が受け損なっても絶対に当てる気は無いが、子供にす
れば「受け損なえばこの先生、当てるぞ!」と生命の危機を感じる位に全力で
攻撃・受け・受けたら即攻撃してスキンタッチで極める・・とこちらも神経が
すり減る指導をやると、一瞬で体捌き・足捌きから見違える様に変わる。その
上で「教えてくれる先生に対して『うん』じゃないだろ!『オス!』か『ハイ!』
だ!」「気合が無いぞ!」とやると態度も変わる。実際に殴る必要は無い。よっ
ぽどでもケツ竹刀で十分だろう。/戸塚ヨットスクールでも、私の友人にもいた
がヨットは普通にやってもベテランでも死ぬ事があるスポーツであり、戸塚スク
ールの様にわざと転覆しやすい船にしたりしなくても十分に恐怖を与え、彼の理
論である生命力を生み出す『脳幹刺激』が出来たと思う。/京大空手部元・副監
督で福岡市天神で弁護士をやりながら空手教室をやり、登校拒否児らを蘇らせて
いる宇都宮英人先生の「日の里空手スクールの実践から からだと心を鍛える」
海鳥社を推薦する。/あと、もう一つ。医療から離れてはいけない病人を、ヨッ
トにせよ空手にせよ座禅にせよ、言わば民間療法で医療から引き離してはいけな
い。見極めが大事である。