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名無しさん@一本勝ち:
大山氏の命令で四国に一人向かった芦原氏。
行きのフェリーで、四国での少林寺拳法修業者の異様な多さと、
逆に極真など誰も知らない事実を知る。
このくだりは、「流浪空手」(芦原著)に書いてある。
芦原氏はその鋭い勘と洞察力で、少林寺拳法修業者がなぜ辞めないか
を研究はじめる。当時の極真は1年続ける人がほとんどいない状態。
東京方面では、少林寺と極真は対立関係にあったが、実際の組織としての
少林寺の強さを目の当たりに、芦原氏は逆に友人たちに警告をはっするように
なる。一方で、芦原氏の常人でない強さに惹かれ少林寺からも芦原氏に
ついていく人間も多々あったのも事実。ここで芦原氏は少林寺の科目表に
よる指導方法、二人一組で練習し合う護身としての稽古体系を知る。
これが極真芦原道場から、芦原カラテの進化へのスタートとなった。