>>424 10年くらい前に2ch以外のBBSで見た書き込みなんだけど。
剛柔流やってる戦前生まれのジイさんに空手を教えてもらった話を書いてた。
そのジイさんは長いこと剛柔流やってるハズなんだが、満足に出来る型といったら転掌
しかない。地味〜な人で、転掌しか教えれないし、目だった存在ではなかったらしい。
で、そのジイさんに社交辞令で一手教えてくれって頼んだんだってさ。
そしたら話の流れでジイさんと組手をやることになったらしい。
転掌しか知らないし、もうだいぶ歳だしで。適当にあしらおうと思って、ジイさんに
突きを打とうとしたんだが、打とうとするたんびに、どんな原理か知らんが視界が
ぐにゃっと歪むんだってさ。当時流行ってたマトリックスのCGを例にあげてたけど、
とにかく普通に立って構えてるだけなのに、何故か突きが着弾する前にジイさんの体と
自分の拳の遠近感というか距離感が変に歪んでどうしても本能的に途中で止めてしまう。
それ体験したとき、洒落にならないヤバさを感じて、とてもじゃないが組手続行は
不可能で中止にしたらしい。その技が何に由来するもので、どういった原理なのか
分からない。ただジイさんがやってた転掌と何か関係があるのかもしれない、とあった。
戦前生まれだから長順に直接習ってという線もあるな。
まー、今となってはよく分からんが、いわゆるひとつの与太話だ。