>>97 これは何度も何度も書いているが実在の箱に実在の中身がある、というイメージがそもそもの間違い。
もしこれが本当なら永井氏、Bさんの見解は非の打ち所無く正しい。
でも「箱」は目に見える文字としての言語、音声としての言語、或いはジェスチュアであり
「箱の中身」は言葉に出来ない(この文脈では)<感覚>の“比喩”なんだ。そう読まないと
「哲学探究」全体の主旨から外れてしまう。この例が誤解を招きやすいのはその通りだけどこれが
ウィトゲンシュタインが言いたい事の結論としての“比喩”である、ということは理解するべきだろう