少林寺が弱いといわれるのは仕方ない第39章

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90B (BLACK BELT)
>>82
2つめには,「読み替え」が起こっているとして,「特定の人物から開けている世界」
などといった議論を前提にした場合,どこの世界の誰との間で読み替えが起こっている
ことになるのか。ここで便宜上,例えばBから開けている世界でBが「永井の議論は
わかりにくい」と発言したという状況を,

B世界【B「永井の議論はわかりにくい」】

などと表現することにして,>>74>>78のような状況を表現してみると,考えられるのは,
以下の4種類の状況だと思われる。

(1)B世界【B「現に世界はBである私からのみ開けている」】
(2)B世界【勝手批評「いや,現に世界は勝手批評である私からのみ開けている」】
(3)見習い拳士世界【B「現に世界はBである私からのみ開けている」】
(4)見習い拳士世界【見習い拳士批評「いや,現に世界は見習い拳士批評である私からのみ開けている」】

すると,「特定の人物から開けている世界」という考え方を取る限りは,(1)が正しくて
(2)が間違いであることは明らかと思われる。(念のため言っておくと,(4)が正しくて
(3)が間違いであることも明らか。同様のことは以下略)
では,これを前提にすると,「読み替え」というのは何なのか。
まず,(1)のBの発言が,B世界の中で(2)のように読み替えられたとしても,それは
ただの間違いではないのか。(2)が間違いではないとする理由が何かあるのか。
また,(1)のBの発言が,(4)のように読み替えられたとすると,(4)の発言自体は正しい。
しかし,(1)の発言は,B世界の中でなされているのに,それが(4)の見習い拳士批評世界という
別の世界で読み替えられるというのは,どういうことなのか。現実世界と可能世界との間で
コミュニケーションが行われ,読み替えが起こったということなのか?(何のことか
よくわからないけど)
これも,『転校生とブラック・ジャック』p26あたりで論じられているかとは思うけど,
よくわからない。