少林寺が弱いといわれるのは仕方ない第39章

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73B (BLACK BELT)
>>69
それから,特に独我論が普遍的な独我論に読み替えられるという問題に関しては,確かに
議論の出発点としてはウィトゲンシュタインの独我論が引用されているけど,新しいほうの
本ではそれを直接は使わない議論が多くて,特に『転校生とブラック・ジャック』と
『私・今・そして神』では,可能世界と現実世界,存在と概念といったような用語で議論が
行われている。このあたりの議論は,もはやウィトゲンシュタインの独我論を直接参考に
して理解できるようなものではないのでは。(もし勝手批評氏が,可能世界と現実世界と
いったような議論を,ウィトゲンシュタインの独我論から説明することができ,しかも
それが甲虫や規則に従うという議論とも共通の問題であるというのなら,ぜひ説明して
みてほしいところ。)