小島一志、数々の著書で日本格闘技界に警鐘を鳴らし続けるジャーナリストである。
実戦性といった簡単だがストイックな基準であらゆる格闘技、否、武道を再評価する
鉄人である。
また、故大山総裁、故芦原館長からの信頼も厚く、実質的な後見人として両団体の
支援を任されている。
断言しよう。ここで何を書かれようと、どんな揶揄をされようと小島一志の
打ち立て、そしてこれからも光り輝くであろう金字塔を打つ倒すの不可能である。
確かに今や大手出版社からの仕事をこなす小島、人生の勝者が時折もつ他者を省みない
その言動が様々を誤解を招く事は否めない事実である。しかし、これは分野を問わず
過去の英雄が等しく背負ってきた十字架ではないだろうか?思えば故芦原館長も
そうであった。目を閉じて見ると芦原の声が聞こえてくる「いろいろと影で悪口を
いう奴はどこの世界にもおるけん。そんな奴らは一切相手しとったらか
なわんぞね」
正伝に続き遺言の執筆活動に専念する小島。次々と衝撃的な予告がブログで紹介されるなか、
一読者として本書が書店に並ぶ日が待ちどうしくてたまらない。
小島一志プロデュース自作自演ブログ
http://blog.livedoor.jp/samurai_mugen/