少林寺が弱いといわれるのは仕方ない第38章

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615カオル(級拳士)
>Bさん
>とりあえず、「教えてあげる」的な物言いは鼻につくのでやめて欲しい。

今回はそんなつもりはありませんでした。ごめんなさい。
でも、わたしがよく「教えてあげる」って言うのは、本当のことです。(^_^;)
(わたしにとって教えてもらえることはとても嬉しいことだから)

>少なくとも永井均に関係する限りの哲学的知識なら私自身それなりに持っているから。

はい、わかっています。というか、今やそれは前提なので。

>(ゼミでライプニッツをやったし、石黒ひでの論文とやらを少しなら読んだよ
>ところでこういう告白って何か気持ち悪くないかい?)

とっても興味があります。もちろん、ここでの問題群を読み解く道具として
どのように利用するのか、という点にですが。キモイ→キショイ→キモチワルイ、
最上級の嫌悪なんてとんでもないです。そうですねー、キモイくらいでしょうか、
なんてウソで、ぜひ聞いてみたいです。ホントに素直にそう思います。
どうしてわたしがそういうことをキモチワルイと思うと思うのでしょうか?

たしかにわたしは大学のそういうゼミとか経験したことがないし、その世界での
論文についてもよく知らないです。たとえば、永井がどのような論文を書いて
教授までのぼりつめたのか興味はあっても、がっかりしそうなので知りたいとは
思わないです。その意味でのそういうお話しに精力的な人には○○○ですけどね。

石黒ひで先生には「ライプニッツの哲学―論理と言語を中心に―」という素晴らしい
著作がありますね。わたしは女性のものはあんまり読まないようにしてるのですが。
ハンナ・アーレント、ジュリア・クリステヴァ、シモーヌ・ヴェイユ、池田昌子……嫉妬してしまうからです。
日本初の女性哲学者として知られる西田幾多郎の姪「高橋ふみ」のこともほんとうは
研究してみたかったりします。とにかく、いろいろたくさん知りたい!と思っているのは
たしかなことです。
616カオル(級拳士):2007/05/13(日) 19:36:03 ID:MTKQN63w0

まちがっている、とわたしが思うことについて、まちがっている、と言っています。
まちがっていると言っていることのその内容がまちがっているとあなたが思うのなら、
そこからがあなたとわたしの議論のはじまりではないでしょうか。議論大歓迎です!

>一流以下学者(やその卵)にありがちなオリジナリティに対するコンプレックスが感じられます。

私的言語がありえない、と言うときのその意味で、本質的にオリジナルは神以外存在しない、
と思っています。

またたとえば、量子力学がニュートン力学を否定するものであると考えるとき、そこに断絶が
生まれて、ニュートン力学にたいして量子力学はオリジナルな原理になるというのは、はたして
本当でしょうか。ニュートン力学が否定(客観性の否定)されると、カント哲学は否定されてしまう
のでしょうか。わたしの見ていない十五夜の満月は、存在しないことになってしまうのでしょうか。
そんなことはなくて、ニュートン力学の否定は量子力学みずからの否定になってしまうのです。
なぜなら、わたしたちの連綿たる歴史の否定はみずからの誕生の否定に他ならないからです。

>永井の議論と直接関係のない知識が流用されすぎです。

関係がないと思うのは、あなたであってわたしではないです。
たしかに今しているこのようなお話しは永井の議論とは関係ないし、
ましてや哲学ではありませんから、厳しいことを言うなら板ちがいです。

わたしの論にたいしての具体的な批判がなされないためにこうなってしまう。
だから、あなたがわたしの論で永井の議論と直接関係がありそうだ、と思う
ところについて批判してくれたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。