少林寺が弱いといわれるのは仕方ない第38章

このエントリーをはてなブックマークに追加
613カオル(級拳士)

>カオルはここをよくわかっていないから、人生哲学として永井均を読み解く余地があると勘違いしている。

ものすごいところを責めてきますね。くらべられないことをくらべるのはどうかしてる。
たしかにそうかもしれない、わたしの哲学と永井の哲学をくらべることは不毛かもしれない。

>「ああ、そうですね、私が間違っていました」と言ってごらん。
>そしたらきっとほかの人もカオルの言ってることを聞いてくれると思うから。

こんなに一生懸命になってわたしを叱ってくれるのだから、信頼するあなたがしてくれる
ことなのだから、わたしがまちがっていることは確定しているのですが、「わたしの意見の
ここがこのようにまちがっていました」と、わたしが説明できないのです。それだけです。

>だって、いつも私は悪くない、私は間違っていない、何で私の書いていることを
>読んでくれないのって言ってくるでしょ。カオルはそういう人と議論が出来ると思うかい?

はい。基本的にそういう人としか議論しないし、そういう人しか信頼することができません。
カントもウィトゲンシュタインもまちがいをみとめない人でした。かれらがそれをみとめたとき、
それは哲学史上の決定的に重大な転換期になりました。そういう次元ではまったくないけれども、
わたし個人の次元ではそういうことにしたいと心から願っています。