>本当にノリで書いただけだとしたら、無関係なことを
>書き込んでしまったと謝るべきかもしれないよ。
すでにお叱りも受けてしまいましたが、わたしなりの馴れ合い「気分を軽くするため」
のノリでした。だから、独在性とは関連づけて書いてはいません。美しい行儀のよい
娘の姿は借り物の姿で、ほんとうの姿はおどろおどろしい妖怪だった……みたいな。
もし結びつけるのなら〈私〉に嘔吐する「この私」になるのでしょうか。(そんなムチャな!)
路傍の石の存在充実に嘔吐するはずが、ひるがえって「この私」の‘この’にむかつき、
死のうとしたらこの体この心への愛しさに気づき、この存在者たちには罪がないことに
愕然とする。何のことはない、この体この心を恰も存在させ、裏であやつっていたのは
「おまえだったのか!」と指差そうとしたら、あれれ? どこにもいなくなっちゃった……。
何のことはない……そう、そうやってある特殊な意味で知っていた‘それ’は、じつは
「何のこと」ではなかった、というお話しはどこかおかしい。だってパルメニデスがいう
ように「在るものは在り、無いものは無い」のだとしたら、この体もこの心も、たしかに
在ることになるのだから。
あれれ? でもヘンだよね? だって、‘だれ’が、在ることを、知っているわけ?
もしも知っている人がいなかったとしたら、このお話しはいったいどうなってしまうの?
それに知っている人は、はじめから知っていたの? それともだれかに教えてもらったの?
もしかしたら、はじめから知っている人と、教えてもらって知っている人は、べつの人なの?
……………ああでもないこうでもない…………ああでもないこうでもない……………
というような感じの思考の痕跡を、わたしなりに「まとめた」のが一連の書き込みでした。