日本刀はすぐ折れる

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229名無しさん@一本勝ち:2007/01/11(木) 01:12:26 ID:fZ4FG+qC0
本職っつっても妄想厨でも職を得られるのが武術業界だからな
230名無しさん@一本勝ち:2007/01/11(木) 01:17:14 ID:A8EhSQnL0
>>217
>>216は>一緒にされても仕方がない のを変えていくべきっていってるんだと思うよ。
そうでもしなきゃ、>>220のような完全な嘘のと論議できないからw
しかし、物打ちが折れやすいなんて言うとはw
大方、その部分の刃が欠けて詰められる太刀が多いとかいう話でも聞いて妄想したんだろうけどさww
231230:2007/01/11(木) 01:35:31 ID:A8EhSQnL0
>>230のを訂正。>>220のmmをcmと見間違えたw
なので、物打ち云々は間違いです。ごめんなさい。

ただ、切っ先が欠けやすいというのは強度でなく、使い手の癖の問題。
普通に刃筋通してちゃんと振れば滅多に欠けないぞw少なくとも、下手な俺でも欠けかしたことないぞw
無論、昔の合戦中のような乱戦での雑な使い方をすれば、よく使う部分だけに欠ける確率が高くなるけどさ
232名無しさん@一本勝ち:2007/01/11(木) 02:13:37 ID:iZjyOO3J0
 日本力は手作りなので鍛錬後にも材料強度にはばらつきがある。
さらには、刃先を強化する焼入れという熱処理作業でもばらつく。
だから、実戦があった時代から刀匠というものはばらつきを高いレベル
で少なくする名手としてその地位があったと機能面からは推察できる。
しかしバッティングやゴルフスイングと同じで、達人には達人なりの
巧不調がある。
 一方ものが破壊する場合、部材の強度だけが原因ではない。刀の場合
現代の工業製品や刃物よりも、実戦では色々な力のベクトルや衝撃が変
わり、こねくりまわしたり、しのぎを削る場合も含めた強度を念頭に
入れて議論しなければならない。刃先を隙間に挟んで体重をかけると
折れるある一定以下の長さは小さいが存在する。
 以上をもって、「すぐ折れる。」という設問自体の臨界条件をもう少し
掘り下げてはいかがでしょうか?
233名無しさん@一本勝ち:2007/01/11(木) 06:55:59 ID:QzYHmc7T0
では例を。
俺の試斬用のは、よく斬れるが壁に刺さったとき先が0.5mm欠けた。
友人の試斬用のは、事故っても粘って切っ先が欠けなかった。(延性を示した)

現代刀は脆いめのが多いらしく、俺の刀も御多分に漏れていない。
ただ現代刀でも、中には粘りや延性があってまず欠けない物もある。
ちなみに古刀は靭性重視だから欠けない傾向は現代刀より強いと思う。
最後は予想だが。
234名無しさん@一本勝ち:2007/01/11(木) 23:57:47 ID:EJ5RtW1f0
古刀の例になるかわからないけど、>>233の>古刀は靭性重視 で思い出した話を少々。

名主をしていた母方の家にある長船何某作の打刀についての話。
家宝ながら、大叔父が第二次大戦時に陸軍の部隊長として大陸へ渡ることになったので守り刀として持たせた。
その大叔父が騎馬にて移動中にうっかり落とし、蹄にかけてしまった。
家宝に対してしまったとあわてて拾うも踏まれた所から歪んで曲がってしまっている。
捨てることなど持っての他だし、抜き身のままもって指揮するわけにもいかない。
しょうがなく、無理やりに鞘へと収め、帰国までの数ヶ月、一切抜くことなく身につけていたとのこと。
帰国後、返すために本家へいき、侘びながら刀を抜くと歪みが直っており、峰に浅い傷があるのみの変わらぬ姿だったとのこと。
以前、その話を聞きながら実物を見せてもらい振らせてもらったが、
傷とさびが少しある以外は、新刀のように重心のぶれもなく、きれいな姿で現存しております。
235名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 01:05:23 ID:RveFegMoO
刃物板の日本刀スレに荒試しの事が書いてある。
まずは読め。それから利刀と鈍刀がある事を理解してから考えてちょ
236名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 04:05:42 ID:cmcnxyEK0
しかし面倒な世の中になったな。

刃物の趣味の人、日本刀が趣味の人、剣術が趣味なひと、歴史が趣味の人
それぞれがネットで気軽に意見を出せる世の中になったもので、うかつに
「歴史小説、剣豪小説」なんて書けないな。いままでなら、読者個人の
専門領域に関すること意外ではまとまった批判は受けそうもないが、ネットで議論
されると、本当に丸裸にされそうだ・・・。
237名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 05:45:03 ID:w9wLUghl0
あんなのただのガマン大会じゃん。
現実には鎖着込まれたらほとんど手がでないし、
硬いものにどんだけ耐えられるかってのはある程度でいいよ。
それより生身の人間への対し方がどうかって話よ。
動くやつにきれいに刃筋たてて打ち込むなんてまず無理なんだから、
弱点である横から圧力を受けた場合に折れないか、曲がった場合にも回復は容易か
この二点が重要だよ。試す場合にもわざと手元狂わせて打ち込むとか工夫が必要。
238名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 07:36:29 ID:rWW2wQja0
>弱点である横から圧力を受けた場合に折れないか、曲がった場合にも回復は容易か
>この二点が重要だよ。

ただのガマン大会じゃんw
239名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 08:50:21 ID:RNiHl6hZ0
> >>236
> ネットで議論
> されると、本当に丸裸にされそうだ・・・。

ここでいう“ネット”に妄想武術信者板は含んでないよね、もちろん
240名無しさん@一本勝ち:2007/01/12(金) 13:07:20 ID:zK2j2X97O
剣道経験あるなら居着いた時が切り時てわかるよな?
241名無しさん@一本勝ち:2007/01/13(土) 00:29:17 ID:fav2EVsz0
>>237 剣術技術、剣道技術ってなんのためにあると思う?
剣術経験者はもちろんながら、剣道経験者は試合等で刃筋については肌で感じていると思うけど・・・
学生剣道は別として刃筋が通ってないと一本認定されないし、当たり前にやってるでしょw
ちなみに、鎖帷子云々については甲冑剣法ってのが存在するんだけど・・・
242名無しさん@一本勝ち:2007/01/13(土) 08:07:57 ID:r5AB6PqeO
>>241
>剣術技術
素人と玄人の決定的な違いとしては、動いてる相手を斬れるかどうかがあるな。
素人でも藁切りは左袈裟なら切れる。(場合によっては下手な剣道経験者より)
でも素人切りでは、自分が硬直してるせいで、動いてる相手はまず絶対斬れない。

スレの本題とはあんま関係ない話だけど
243名無しさん@一本勝ち:2007/01/13(土) 17:55:03 ID:BvJr+BbmO
女性や素人が存外に真剣で据え物切ってしまうのは刀に逆らわずにちょうど刀を放り出すように振るからだろうな、多分。

剣道経験者や気合い入った成人男性は打ちつけてやろうとしてつい刀の動きを無視してしまうから。
244名無しさん@一本勝ち:2007/01/13(土) 18:37:48 ID:feXFNVFt0
峰打ちはかなり折れやすく、日本刀の弱点だったらしいですな。
江戸時代に刀が折れた話ばかり集めた本があるのだが、中間を峰打ちしたら
ぽっきり折れたとか、犬を峰打ちしたら折れて、刀が隣の家まで飛んでったが
犬は無事に走って逃げてったとかある。
よい刀と悪い刀を簡便に見分ける方法として、水に腰まで漬かって、水面に
刀を叩きつけると言う方法あり。横からの衝撃にも、峰打ちほどではないが
日本刀は弱いので、十把一かけらで売られている様な刀は二つに、ひどいの
だと3つに折れたとか。
逆に良刀の強度は桁違い。
245名無しさん@一本勝ち:2007/01/16(火) 20:45:35 ID:yES+bMRE0
同狸つかえ
246名無しさん@一本勝ち:2007/01/16(火) 23:38:49 ID:lcvjluA60
折れない心・・・
それは強さだけではなくて、
程よいやわらかさももっている。
しなるんだよね。
硬いだけではダメ。
やわらかいだけでは馬鹿にされる。
247名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 16:48:51 ID:1g9dCaYF0
刷り上げたら強度は回復する?
248名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 18:07:10 ID:N1umpn7XO
藤岡弘、の居合いってうまいの?
249名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 18:43:35 ID:dF/ur7Ug0
>>248
うまい。余裕で道場持てるレベル。
250名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 18:48:41 ID:Q1Nzlbm30
大和龍門くらいうさんくさいかと思ってた
251名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 19:18:41 ID:N1umpn7XO
>>249 教えてくれてありがとう
252名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 19:53:24 ID:Skguc2CPO
おいおいw
253名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 20:08:04 ID:z4FFbmgn0
そもそも藤岡弘の実家、道場だもんね。
254名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 20:15:44 ID:Skguc2CPO
おまいら冗談好きだなwww
255名無しさん@一本勝ち:2007/01/19(金) 22:28:49 ID:N1umpn7XO
さすが藤岡隊長ですね。 K-1に参戦してほしいです。
256藤岡弘、:2007/01/22(月) 14:47:22 ID:dLt4+4GkO
静かにしろ!!
`/" ̄ ̄ ̄ ̄\
((ゝ〈ニニゝ r-ヽ
ヽ_〃=====彳
( ̄7 ニ=、_ィ=ニ|ツ
(ヘγ て・ツヾ・>|ノ
.ノリ  " i゙ |
ヽ\ /`-へ ハ
~ヽ \ 厂ニニ>/ ヽ
 |  `ー^-′ノノ |
ミ |  / ̄\  ハ
 | / ニニニヽ) (こヽ
257名無しさん@一本勝ち:2007/01/23(火) 12:15:20 ID:q7DlzoAXO
剣道初段の俺が来ましたよ。
竹刀は打つ為の道具
刀は引き斬る為の道具
用途が違えば操作法も違うから竹刀だけを振り回していても刀で物を斬る技術は向上しないよ。
258名無しさん@一本勝ち:2007/01/23(火) 12:28:47 ID:q7DlzoAXO
ちなみにスレに則した事をいえば…

前にトリビアの泉で日本刀に向けてマシンガン打って何発耐えられるか?みたいなことをやっていたが
あれは斬った鉛が刃に少しづつこびりついて切れ味が悪くなった所へ更に弾丸を打込むから折れてしまったらしい
一々きれいに拭き取って弾丸を打込むなら何発でも耐えられるそうだ
まぁ刀の善し悪しにもよるそうだが…

これは居合やってる模造刀業者の御主人が教えてくださったことだけどね
259名無しさん@一本勝ち:2007/01/23(火) 21:55:57 ID:4jr+CX2Q0
260258:2007/01/24(水) 04:58:12 ID:BPIdDJ160
>>259
dクス。面白かったよ
が、このサイトに書かれていた様な事は大体承知の上で(被甲弾については知らなかったが・・・)
あえて使い手の技量等を一切無視した“刀の物理的性能”についてのみに言及した時に
「そういえばこの前トリビアで・・・」って具合に話題が飛んだ時の話が>>258の内容だよ
だからその時御主人は刃筋を立てることの難しさと稽古の重要性についても仰っていたよ
言葉足らずでスマソ
261名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 05:02:03 ID:BPIdDJ160
ageちまった・・・orz

ちなみにどこのサイトで見たか忘れたが、日本刀は実戦では「斬る」よりも「突く」ように使うべきだそうだ
防御も相手の打突を「受ける」んじゃなく「かわす」か、やむを得ない場合は刀身の反りを利用して「流す」んだそうだ
なんにしても高等技術が要求される日本刀は素人がおいそれと扱える代物じゃないってことだね
まぁ今の時代に実戦て・・・って感じだけどw
262名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 10:33:13 ID:DL7ZBTJD0
>>244 犬を峰打ちしたら
江戸初期には犬をよく食べていたらすい。
263名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 10:38:53 ID:DL7ZBTJD0
刀は狩猟にも使える便利な道具。だからだれかと職業的に
闘争を行う人以外は、剣術は知らなく困らなかった。
碁盤の目は刀でいれる。刀は神聖なものだと考えている
人は、また怒るんだろうな。
http://www.goban.co.jp/koutei.htm
264名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 10:39:11 ID:aQ0HJAP40
>>261
斬るより突くってのは、幕末のごく限られた一時期に流行した、捨て身剣術だけだ。
265名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 11:10:43 ID:BwHYLgde0
>>263
碁盤の目は、碁盤が神聖だから刀を使うんだよ。
碁盤というか、碁そのものが、中国の天文図を表してる。
266名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 11:44:38 ID:DL7ZBTJD0
>>265
日本では「天」の思想が希薄ですよんえ。
267名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 12:59:01 ID:BwHYLgde0
>>266
江戸時代まで天文図は使ってたよ。
碁盤の中央を太極とか天元というのは、日本人が付けた名前。
線が時間、盤面が地や空間をあらわす。
268名無しさん@一本勝ち:2007/01/24(水) 22:53:39 ID:D0JCNsAaO
>>259
いやそれは確かにそうなんだけど
問題は他の刀でも出来るかって事じゃない?
269名無しさん@一本勝ち:2007/01/27(土) 15:56:30 ID:PxBsZ6ap0
>>257
日本刀は引いて切るものとはいえない。
刀が斬る標的に当たった瞬間に押して斬る派と引いて斬る派がいる。
後は打って斬る派の人間もいる。


270名無しさん@一本勝ち:2007/01/27(土) 16:06:02 ID:nSwdxZtk0
新陰流が引き斬り系で一刀流系が打ち斬り系。
271名無しさん@一本勝ち:2007/01/31(水) 16:24:49 ID:kMisJeun0
俺の股間にある刀は、なかなか折れないぞ!!!
272名無しさん@一本勝ち:2007/02/02(金) 09:23:30 ID:41UkM5nD0
>>271
切る機会も無いくせに
273名無しさん@一本勝ち:2007/02/05(月) 17:52:53 ID:tFVXikFe0
幕末に行われた真雄の刀での荒試し。

古竹を入れた巻藁の切断を19回。古鉄1回。鹿の角6回。兜1回。
 砂鉄入り陣笠2回。古鉄胴2回。四分一しぶいちの鍔2回。練鉄1回。
次に,鉄の棒で棟から打つこと7回,平から6回。鉄敷きに棟打ち13回,
平打ち3回。これでやっと折れた。
274名無しさん@一本勝ち:2007/02/05(月) 18:26:53 ID:2TWr8yaJ0
男谷がカブト割したやつは?
275名無しさん@一本勝ち:2007/02/05(月) 21:09:19 ID:zCgzK3p90
>>274
榊原鍵吉だ
276名無しさん@一本勝ち:2007/02/05(月) 21:46:18 ID:wiFhBGOa0
277名無しさん@一本勝ち:2007/02/05(月) 22:20:26 ID:2TWr8yaJ0
あれ?男谷精一郎だとばっかりおもってた。明治初期の兜割の実演。
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ぐぐってみたら面白そうだったので榊原が主人公の違臣伝(小説)って本買ってきました。

スレ違いスマソ。