俺に言わせれば、銃剣での突きよりも銃を振り回したがる兵は、恐怖と興奮に負けている。
銃を振り回せば、相手の攻撃をさえぎれると思ってしまっている。いわば防衛本能。
これを解決するには、突きのために銃身を長くして彼我の距離を取ることで恐怖と興奮を抑えることと、
あとは一にも二にも訓練である。
考えなくとも体が反応して突けるようにならなくては修羅場では意味がない。
そもそも米軍をはじめとして、おそらく英軍(英軍は今でも銃剣突撃好きだが)でも
旧日本軍ほど銃剣訓練はしていない。
していたとしても、日本式に防具をつけて打ち合い、そこに礼儀まで持ち込み一般化するという、
武道的な体系が確立されていないために、錬度は低くならざるを得なかった。
949 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:00:56 ID:VOU2e1ze0
すごいな。そこまで戦場をくぐり抜けて来た人が武道板にいるとは知らなかった。
戦場往来の古強者とは俺のことである。
以上
951 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:03:06 ID:VOU2e1ze0
苦しい銃剣練習の末、戦車に殺された戦士たちよ…何を思うのか。
恐怖に慣れすぎて武器を置いていかないようにな。
戦車に殺されたよりも、飢えや火器で圧倒されたことを見たほうがいい。
火砲の援護のない銃剣突撃は戦果は薄い。
その火力に限りがあったのが旧軍。
火力の援護のない接近戦・白兵戦を少しでも効果的におこなうため、
日本軍は夜襲、ゲリラ的戦術をとった。
953 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:20:55 ID:VOU2e1ze0
じじい、おやつが古臭いんだよ。
全く意味が分からない。同じ日本語のはずだが会話不能だ。
955 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:27:08 ID:VOU2e1ze0
あんたのいた60年前と違い、今は欧米化したという事さ。
>>953の文章は、欧米化ではなく幼児化だろうな。
間違いない
欧米か!
958 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:32:21 ID:VOU2e1ze0
あんた、さすが旧軍時代の人間だな。
>>950というお馬鹿なネタレスに対しての礼儀としてネタを投下していたのに。
まさかマジだったのか?
OH MY GOD!
959 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:35:06 ID:VOU2e1ze0
ええ、埋もれてました
ポンペイか!
960 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:36:39 ID:VOU2e1ze0
坊さんだって戦うんだ!
僧兵か!
さて、レーカーのサマオウには引き続き頑張ってもらうとして、
俺は結論を言わねばならない。
つまり、突きには心理的な躊躇がある、という説に対して、俺は疑いを持っているということだ。
確かに短い武器での突きは躊躇がある。それは体が流れ、一瞬無防備になることへの恐怖であって、
殺人への抵抗感ではない。
962 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:42:51 ID:o0RA1gZn0
哀れな先人マンセー厨が勘違いしないよう現実を書いておくよ。
日本の銃剣術は刺突が主眼だが、
米軍では剣付き鉄砲を持った総合格闘術の色合いが強く、
例えば銃の台尻を剣先同様、盛んに用いた。
実戦では突きをかわされ台尻で殴り倒される事例がみられたので、
かわされた場合には落ち着いて距離をとり、もう一度突きなおすよう通達が出た。
明治32年制定「歩兵操典」によれば、『戦闘の勝敗は火戦によって決』とあり
明治42年?制定「歩兵操典」によれば、『分隊長以下敢然白兵を揮って之を撃滅
すへし』とあり、この間に、帝国陸軍は火戦決戦主義から白兵決戦主義へ転換した模様。
これは、日露戦争、とくに旅順で露兵の突撃で散々に撃破された事が契機となり、
この事実を隠そうとした軍部の危機感より起こった事のようです。
毛唐もなかなかやるもんだね!
963 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:55:26 ID:VOU2e1ze0
ええい、何が超重戦車だ!
副砲無しでは歩兵に勝てんではないか!
964 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 01:59:31 ID:jkBwoYG9O
普通に考えれば台尻で叩くよりも突くほうが先だわな。日米合同演習している自衛隊員がそう言っているのだから間違いない。
またアメリカには、日本兵は銃を両手で持っているから目を突け、なんて教えもあったが、銃剣持った相手に目潰しはさすがに無理だろとw
逆の立場で日本軍がそんな教えを出していたらB29vs竹槍並に伝説になっていたことだろうな。
戦場では意味不明な通達が結構あるんだよ。イタリア軍とか面白いぜ
965 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:02:41 ID:jkBwoYG9O
その日露戦争の白兵戦の話に突っ込みたい!
突っ込みたいがきっと話が長くなるので自制する。
966 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:05:54 ID:o0RA1gZn0
状況分かんないかな。日本兵は突きが失敗した状態で、
距離がつまってるから米兵も突けません。だから台尻で殴るの。
それに対抗して日本側は距離とって突きなおせって言ってんのよ。
イタリアと言えば第二次世界大戦時の東部戦線で騎兵突撃を成功させてるな。
967 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:09:18 ID:VOU2e1ze0
さあ軍事板の様相を呈してきました。寒空の中にたたずむ孤島、武道板であります。
米兵は何もせずにファーストコンタクトをかわすだけなのかとツッコもうとしたが
時間切れだぁーーー!!!
残念、レーカーのサマオウ、ここでリタイアだーーー!!
968 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:12:15 ID:o0RA1gZn0
>>965 申し訳ないけど銃剣の突きをかわして台尻で殴り倒すのは
銃剣格闘の基本動作だから。
攻撃の場合には腹を横なぎにして台尻で追い討ち。
それとも何?こっちも相打ち覚悟で銃剣突き出す?
969 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:17:16 ID:jkBwoYG9O
966
ええ分かってますよ。
でもまず突きをしている時点で攻撃側圧倒的優位なんですよ。
相手が突きを外した後に台座で殴れというのは、対処療法であってすでに後手。
今自衛隊にも銃剣格闘ありますが、基本は銃剣道であり突きです。最初にそれをみっちり学びます。突きが成功すればそれで終わりですから。銃剣格闘は突きが当たらなかった時のための戦いの訓練です。
970 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:24:22 ID:jkBwoYG9O
銃の長さにもよりますが、同じ銃を使用して銃剣での突きと台座での殴打を比べれば両者のリーチの差は分かるでしょう。
最も現代の銃の銃身は短く槍のような突きは無理、しかも一体型構造でないので華奢だからこれで殴りあったら壊れます・・。
971 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:24:39 ID:o0RA1gZn0
んで?俺はそれに反することは一度も言ってないけど。
米兵も馬鹿じゃあるまいし先に発見できればこっちから突いてくよ。
まさか戦場でも試合のように面と向かい合った状況から戦いが始まるとは思ってないよね。
972 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:29:13 ID:jkBwoYG9O
米軍の銃身は日本軍のそれより短いのです。
日本軍の有名な38式は着剣して166センチほど。今もそうですが米軍はそもそも白兵戦に重きを置いていません。
973 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:30:57 ID:o0RA1gZn0
>>970 リーチ差が全てであれば三十八式歩兵銃は無敵だな。
>最も現代の銃の銃身は短く槍のような突きは無理、
>しかも一体型構造でないので華奢だからこれで殴りあったら壊れます・・。
すげー。北チョンと中共以外にこれ教えてあげてよ。
974 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:33:50 ID:jkBwoYG9O
しかも日本軍は物資の不足などから弾丸を惜しんだため、白兵による奇襲を仕掛けるのは基本的に日本側でした。
携帯からなので打つのが面倒だ・・。
そろそろ限界です。誰か引き継いでください。
荒れないように
975 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:34:37 ID:P+rU78EX0
銃剣などは兵卒の持つもの。俺はきっと当時に生まれてきたら、ヨーロッパの貴族の
家の出身だろうから、サーベルを持つはずです。サーベルで銃兵を蹴散らさなければ
なりませんが、可能でしょうか。
976 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:37:55 ID:o0RA1gZn0
帝国陸軍では白兵戦の武技として、剣道(軍刀術)と、ヨーロッパ伝来の銃剣術(いわゆる剣付鉄砲、バイヨネット)
を訓練していたが、国粋主義の台頭とともに剣道界から、日本の剣道こそ世界最強であり、銃剣術など無用だという
意見があがるようになった。
剣道が強いか、銃剣術が強いか、軍人も巻き込んだ論争となった。
そこで、では対抗戦をやってみようということになったのである。
大正13年5月、京都の大日本武徳会の道場で、剣道側と銃剣術側からそれぞれ19名の選手が出場して、剣道対銃剣術
の異種格闘技戦がおこなわれた。
もちろん、剣道は竹刀、銃剣術は木製の銃剣を用いた。
結果、銃剣術側が12勝7敗で圧勝したのである。
19組もの試合の結果であるから、明らかに銃剣術が剣道より強いと言ってよかろう。
あなたがご自慢の銃剣術ももともとは舶来物だよ。
それに欧米人では、ナイフや銃剣は市街地やジャングルにおける
出会い頭の戦闘や無音殺傷で実用の経験を積んでいる。
自衛隊では経験者はいないがな。
977 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:38:11 ID:jkBwoYG9O
973
現代は白兵戦自体がまず出現しないのと銃器の進歩著しく連射できるので、かつてのような白兵用に有利な銃や銃剣は不要になりつつあります。
少なくとも先進国の軍隊では。
978 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:45:06 ID:o0RA1gZn0
>>977 それはひっじょーに古い意見です。
対テロ作戦でしばしば必要な建造物内部における掃討任務に有効として
銃剣の見直しが行われています。
イラクの市街地の掃討作戦では一般兵士も着剣して任務にあたっています。
威嚇用もありますが、距離が確保できない状況では未だに有効です。
フォークランド紛争でSASが銃剣突撃を行った例は有名。
また敵地の奥深く偵察任務を行う特殊部隊では、無音殺傷の道具として
銃剣はこれまでも、これからも重要な地位を占めるでしょう。
979 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:45:47 ID:jkBwoYG9O
明治に導入した銃剣術は確かフランス式だったはず。で、いろいろあって軍隊内でフランス式の銃剣術の実用性が疑われ始めたわけです。
で、フランス人教官と試合などしてこれに勝ちフランス式は消えてしまいました。フランス式の銃剣術はフェンシングの応用で当時の日本人は今一頼りなく感じたらしいです。
そこで至急日本の槍術を研究し始めて日本式の銃剣術が完成しました。
980 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:48:21 ID:o0RA1gZn0
しっかし何でこんなに続いたんだろう。
通達は実際にあったもんだし、米軍が台尻を多用するのも事実。
自分に都合のいい現実しかみないと、旧日本軍の残した貴重な教訓を
全く生かしていない、ということになりますよ。
981 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:51:52 ID:jkBwoYG9O
978
そりゃ市街地任務ではずっと使っていますが(着剣していると威嚇効果高し)、まともに白兵突撃として使用したのはフォークランド紛争のイギリス軍が最後ではないかと。
もう耐えられない。携帯からなのでもう終わりにします
982 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 02:57:29 ID:jkBwoYG9O
私が気に障ること言いました?
都合の良いことだけ言いましたか?
べつにアメリカ軍の台座殴打も技としては認めていますし、銃剣格闘では普通にやってます。 痛いですよ。
ただ最初は突きを重視しているというのも事実。
983 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 03:00:11 ID:o0RA1gZn0
>>981 道理で話がかみあわないと思ったら・・・
第二次世界大戦で白兵突撃やったのは日本軍くらいですよ。
その場合には機関銃で薙ぎ倒して終わりです。
白兵戦が生じるのは突撃だけには限りません。想像力が足らないんじゃないですか?
>そりゃ市街地任務ではずっと使っていますが
もとからその話しかしていません。
市街地と同じ状況は南方の鬱蒼としたジャングルでも起こります。
出会い頭で距離が足らない場合、音をたてたくない場合、いろいろありますね。
984 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 03:06:11 ID:o0RA1gZn0
ついでに
剣術教範:日本軍が明治22年に制定した銃剣術教本で、
フランスのものを手本にしている。
当初は日本古来の刀槍術に押されてあまり重要視されなかったが、
日露戦争後に白兵戦主義が採用されると価値を増し、
日華事変緒戦で銃剣突撃により敵を撃退する機会が多くなると
銃剣突撃至上主義にまで発展した。参考:日本陸軍兵器資料集
これはネット上のものですが、ご参考までに
尚、銃剣術と槍術には繋がりはありません。
銃剣道連盟では、古来槍術を研究して云々と言っておりますが、
私の方で槍術の家元に問い合わせた所、
奥義に触れるので詳しくは答えられないが、槍術では斬るを主体とするそうです。
ttp://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1275585
985 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 03:09:24 ID:o0RA1gZn0
>>982 あれ
>最も現代の銃の銃身は短く槍のような突きは無理、
>しかも一体型構造でないので華奢だからこれで殴りあったら壊れます・・。
じゃなかったんですか?アメリカ軍の銃は特別なんですか?
まさか「台尻で殴れば大丈夫」とは言いませんよね。そんなの当たり前でしょ?
槍は切るもの刀は突くもの、っていうことは
佐分利流ですか。
貫流なんかは普通に突いている気がします。
宝蔵院流はどうかな?見たことがないのでわからんです。
なんか結論が何度出ても混ぜっ返してばかりで、よく分からなくなってきたんだが
988 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 04:15:10 ID:o0RA1gZn0
古来の日本槍術の流れをくむ栄光ある日本銃剣術が、
毛唐ごときに遅れをとるわけないニダ!と火病っている人間がいるが、
全て嘘っぱちということ。
現実には台尻もよく使う雨流の銃剣術に返り討ちにあう事例があり、
「俺らの得意技は突きなんだから、いったん下がって突きなおせ!」
と通達が出た。
また銃剣術が古流槍術の流れを汲むというのも銃剣連が広めた
箔付けのための嘘の可能性が高い。参考
>>984 少なくとも後で付け加えられた程度。
フランス人師範と古流槍術が決闘の末入れ替わったというロマンスには
興味引かれるのでソースがあればぜひ見たいね。
989 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 04:23:16 ID:o0RA1gZn0
現代における銃剣術は、手入れの大変さや、
銃の軽量化による打撃力の低下などがあいまって、
ナイフファイティング等によって代替されつつあるが、
塹壕と市街地が無くならない限り白兵戦が絶えることもない。
現代戦における銃剣突撃の例としてはフォークランド紛争の
ポートスタンリー攻略時に英国軍が仕掛けたものが有名。
またソース不明だが彼らはイラク戦争でもやってのけたと噂される。
銃剣突撃は実際の威力より心理効果が非常に大きい。
素槍を使うほかの槍の流派ではやはり突きが主役かと。
例外的には足軽長槍衆の集団での叩き合いがあるが、これはこの際関係ないだろう。
銃剣道の伝統は日本に於いては、槍術の流れをくむ立派な武道。
小太刀の技術とともに継承されている。
木銃のように操作できるかは別として、日本のお家芸なんだよな。
実際の競技人口はほとんど自衛隊だが、OBを中心に民間でも
広く行われているのは、世間で全く知られてない。槍術と小太刀に
興味があるなら、銃剣道を学びましょう。
はっきり言って、剣道より強いですw
>>988 >現実には台尻もよく使う雨流の銃剣術に返り討ちにあう事例があり、
「俺らの得意技は突きなんだから、いったん下がって突きなおせ!」
と通達が出た。
米軍が日本軍相手に白兵戦で戦果を挙げた戦闘はあるのか?
『通達』だけでは判断しようがない。
火力を重視し白兵戦を避ける米軍でも、海兵隊だけは近接戦闘、肉弾戦をこなすことに躊躇がなかったというが。
ちなみに現在の銃剣道では台尻を使った打撃は禁止だが、戦中の頃、しかも軍隊内の銃剣術の訓練では台尻攻撃は認められていた。
995 :
名無しさん@一本勝ち:2006/12/02(土) 12:14:21 ID:dR+MYm7t0
>>993 ×剣道より強い
○刀より強い
銃剣道の連中ってマッチョな気がするが、あれってなんなの?
996 :
名無しさん@一本勝ち:
銃剣道を習いたいけれど、自衛隊員ばっかりということで少々
二の足を踏んでいます。剣道部だったので、昔のしごきのような
辛い毎日はもういやです。しかも自衛隊員。なかなか激しい相手。
剣道で言うかかり稽古みたいなものはあるんですよね。きついんですよね。
剣道の係り稽古で迎え突きを受けるのは最悪でした。しかし銃剣道こそ
迎え突きは普通でしょう。きついですよね・・