ただまあ、表演の太極拳みたいにホンマにまっすぐなら健康にええのか?って言うと、
またそうとばかりは限らんっていうか・・・外見上の問題よりむしろ個々人における全体のバランスの問題かな?
しかし昨日まであれほど盛り上がってたのに、今日はもうフツーの「武壇スレッド」になってしもうたな・・・
まるで花火大会のあとみたいやねえ・・・他所でもアク禁?
昔テレビで実験してました。
背中に矯正具を入れて猫背状態と背筋を伸ばした状態を作って
いくつかの運動をその道の専門家にやってもらうって実験。
オペラ歌手の発声は猫背では無理で高い音程が出せず、
背筋を伸ばしてないと声が出せないと。
で、ビーチフラッグの選手に近距離ダッシュをやらせると
猫背の方が瞬発力は上がっていました。
803 :
月光蝶 ◆oEryf/uxzI :2005/07/24(日) 11:56:20 ID:erW6TSP8O
チーターなんかがダッシュするときはめっちゃ猫背ですもんねぇ
804 :
高橋有名人:2005/07/24(日) 13:21:08 ID:Y0ayFtYWO
近所のノラ猫も猫背
太極拳の基本に「含胸抜背」があるように、もともと功夫の場合は猫背の姿勢で力を出す・・・っていうんが多い。
鶴拳とか詠春派なんて典型的やないかな?
ただこういう姿勢は訓練によって意図的につくりあげたもんで、一般に言う猫背とは正反対のものや。
一般人の猫背は運動不足(身体を動かさず一日中PCしてるとかw)のせいで背筋が弱くなり、
自分の頭の重みを背骨が支え切れずに猫背になってしまう・・・
一方功夫の場合は言うまでもないが反対に背筋の力が相対的に強くなりすぎて、ああいう格好になってしまうんやな?
ただ原因は正反対でも人間の姿勢というのはやはり極端に偏った状態が長く続いているのはよくない。
だから功夫では各種の補助功法を行なって全体のバランスをとるように調整してるわけ・・・
もちろん一般の猫背の人もストレッチとかそういうんで姿勢を矯正するようにするんは大事なことや。やることはいっしょ(笑
その証拠にね、運動とかしたことない、当然背筋も弱い人に功夫の基本をやらせると、逆に胸が反り返ってしまうんよな(笑
もともと猫背なんやからむしろ功夫の猫背気味の姿勢はやりやすいやろう・・・なんて思ったら正反対やったりするのよ。
つまり外見はどっちも猫背に見えても、やっぱ根本的にちがうものなんやな。
空手の基本稽古では猫背にならないように胸を張って突きを出すように指導されたんやけど、
これは功夫とは反対に見えるんやがやはり背中の筋肉を鍛錬するためで、目的はいっしょや。
師範代や指導員なんかの上級者クラスになってくると、基本では背筋が伸びてキレイな格好をしてるんやけど、
組手で突っ込んでくるときは極端な猫背になってたりする。
古い空手の形では功夫同様猫背気味の姿勢がよく見られるんやが、こういう基本がつくられたっていうんは
ひとつには「強く突き抜く」っていうより「突くより速く引く」っていう、寸止めの組手ルールが原因やないかと思う。
だから実際に強く打ってもいいフルコンでは基本もやはり伝統派とはちがうよな?
つまり功夫の訓練では基本の定式では「立身中正」を守って、猫背でも鳩胸でもないまっすぐな姿勢をとるようにし、
これで腰から背中までの筋肉を鍛えるようにする。で、発勁の瞬間に背筋を強く収縮させて一瞬猫背気味にような姿勢になり、
また次の瞬間には最初のまっすぐな姿勢に戻る・・・これの繰り返しってことになる。
ただ指摘があったように、松田さんも呉老師も、さらには私や私の師匠も年齢には勝てないよ。
どんなにがんばってもやはり歳相応に足腰は弱ってくるから、歳とともにまっすぐ立つっていう姿勢を保つのがしんどくなり、
猫背の姿勢ばっかが強調される・・・っていうんはあると思う。
まあしかたないよな、一般のスポーツならとっくに引退してる年齢なんやから・・・
実際、格闘技がどうの語るより。
剣とか持って、敵の集団を切り殺すことを語った方が良い。
もちろん拳でも銃でも構わんが。
810 :
侠太郎:2005/07/24(日) 16:31:53 ID:tMRo0pJe0
劉老師、こんにちは
確かに自分の見た形意拳も三体式で構えて静止しているときは、立身中正
ですが、打撃の瞬間は一瞬猫背になるように動いていました。ひたすら立
身中正を意識しすぎてガチガチになるのもよくないのだと思いました。
>810
うん・・・じつは私もね、長いこと立身中正にばっか気をとられてて、形意拳は
ちょっと苦手やったんやが、最近はだいぶマシになってきたかな?って思う。
かといって基本ではしっかりした立身中正を身につけとかんとあかんし、いろいろやねえ。
で、例によってまたまた全然ちがう話題にふるが・・・(笑
今日はテレビで「全日本武術太極拳選手権」をやってたな?
レス808を書き込んでからちょっと本屋やコンビニに出かけてたんやけど、
午後4時半くらいかな?帰ってきてテレビつけたらたまたまBS1にあってて、
私は女子長拳決勝のあたりから見始めた。
まあ長拳はこれまでも腐るほど見たから特別な感想もないんやけど、はじめて見たのが「難度太極拳」とかいうやつ・・・
「難しい太極拳」ったって・・・まあそら太極拳っていうのはそうそう易しいもんではないんやけど、なんじゃこら?
で、見てビックリ!つまりね、套路の最初のうちはフツーの太極拳なんやが、
途中からトートツに「ニ起脚」やの「旋風脚」やの・・・要は長拳の跳躍動作や平衡動作をやって、
最後はまたいたってフツーに「十字手」で終了・・・っていう、なんとも理解に苦しむ表演なわけや。
長拳なら長拳、太極拳なら太極拳でそれぞれやればええと思うんやが、
なんでまたあんな中途半端なあいのこ拳法をやらんとあかんねん?
ご存じのように武壇の陳太はスピードそのものがかなり速く、套路の途中にはやはりニ起脚や旋風脚もあって、
そういう意味ではこの「難度太極拳(というたと思うんやが、正式な名称誰か知ってる?)」と同じなわけやが、
武壇のほうはそれはそれでキチンと一定の原則で貫かれていて、途中で飛び蹴りがでてきてもさほど違和感感じないんやけどな。
ところがこの太極拳はまさに「木に竹を継いだ」ような感じで、違和感ありまくり!
選手は跳躍して着地する際バランスを崩すことが多く、これが減点材料になるんで、点数をつけるほうは便利・・・
とかいった目的ではじまった競技としか考えられんな・・・
早い話が、ただフツーに太極拳を演じただけでは甲乙つけがたいA選手とB
選手がおったとしてな、
A選手はニ起脚の着地で失敗、B選手は成功・・・これだけでポイント差をつけることができるわけや。
ニ起脚の着地にはA、B両選手とも成功したとして、たとえばB選手がより難度の高い「360°旋子」なんかを決めれば、
なんぼA選手が無難な太極拳でまとめたとしてもやっぱB選手のほうが得点高い・・・って、そんなの太極拳と全然関係ないじゃん!?
817 :
王ジンレイ:2005/07/24(日) 19:43:05 ID:9YRYyGpI0
競技用套路の隆盛は時の権力者の暗殺につながる伝統拳の衰退を目論む中国共産党の意思を感じないではいられません。
伝統拳の保存という観点から見て、台湾という国そしてアンタッチャブルの回族の存在の重要性を深く感じ入ります。
中国マフィアも伝統拳の保存という観点では役立っているかもしれません。
私の師爺は難波のO組の組長なのですが、中国人マフィアを国内でかくまい、そのお礼で教えてもらったそうです。
なにやら劇画めいていて500円の話にも似通っていて、真偽を疑う人も居るかもしれませんが、
師匠がまだ29歳、師爺が50そこそこという若さの現役バリバリの人なので、
500円の師匠?呂泰英のように死んでしまってないので嬉しい限りです。
>817
おいおい・・・またなんかスゴいのがでてきたな(笑
でも伝統武術で権力者の暗殺・・・っていうんはどうかねえ?私なら銃や爆弾つかうけどなあ(笑
文革時代に伝統武術が迫害を受けた・・・っていうんやけど、これは伝統武術の技術が危険とか権力者にとって脅威になるとかいう理由より、
むしろ伝統武術の教授システムとそれによって形成される人間関係が問題やったんやないかと思う。
早い話が「封建的徒弟制」があかんかったわけやな?
で、中国の伝統文化っていうんはなにも武術に限らず、中医でも京劇でも書道でも、全部そういうシステムで伝承されてたもんやから、
打撃を受けたのは武術だけに留まらなかったわけ・・・
さっきの「難度太極拳」の話を続けると・・・
まあ套路の途中でニ起脚をやるのはええとしよう・・・ただどの選手もあれはニ起脚になっとらんで。
助走をつけて右脚で踏み切り、まず左の飛びヒザ蹴り・・・ここまではまあええんやけど、
肝心の右脚での飛び前蹴りが全然蹴りになってない・・・
ただ右脚をまっすぐ伸ばしたまま前方に振りあげるばっかでな、膝のスナップを効かせて敵を蹴るっていう具合になっとらんのや。
で、その伸びきったままの右脚で着地するもんやから、必然的にバランスを崩すんよな?
あれは表演であって実戦拳法ではない・・・だから敵を蹴りとばすっていう拳法の技である必要はない・・・
大きく派手に見栄えさえよければそれでオーケー・・・って理屈はあるかもしれんが、
実際どの選手も着地がうまいこといかんとほとんどといってええほど「見栄えが悪」かった。
私もちょっとやってみたんやけど、本来の空手や拳法のやりかたで蹴るほうがず〜っと安定性があるし、
そっちのほうがある意味派手に見えると思うな。
もちろん我々のやりかたでは高く飛ぶよりも低く確実に威力ある蹴りを放つことのほうが重視されるけど、
あくまでも表演とわりきってそれ専用の訓練を受けた人間なら、我々のやりかたでもより高く飛ぶことはできるはずや。
私は表演で点数をつけて競技する・・・っていうのはそれはそれでひとつのありようやと思う。
伝統武術をやってるからといって、とくに目くじらたてて「ケシカラン!」などと言う気はないよ。
でも仮にも「武術」と称してる以上はやはりどうしても優劣をつけたいんであれば、たとえばひと呼吸で何発連打できるか?
(もちろん基本通り正確な突きで)とか、ある姿勢から突発的に蹴りを出して、いかに毎回正確にポイントを捉えられてるか?とか、
そ〜いうところに重点をおいた競技にしてほしいな。
空中回転とかは本来の功夫にはない身体運動なわけや。そんなもんがいくら上手でも、肝心の功夫の基本ができてなければ無意味やと思うが、
実際にはアクロバットの得点差で順位が決まってしまってるような気がしてならない。
そのほうがウケるし、審判も観客も見てわかりやすい・・・っていうんはわからないでもないけど、もう少しいろいろ考えてもらいたいねえ・・・
しかしそれでなくても敵が多いのに、こんな好き勝手なこと書いてたらますます嫌われものになるな・・・
あ、表演といっても陳静さんは例外です。陳静さ〜ん、嫌わないでね〜(笑
823 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/24(日) 21:26:44 ID:jr3d6y/g0
平和な時代の伝統武術の上であぐらかいてる人にはわからないかもしれませんが
シビアな表演競技で鍛えられた選手を優劣つけよううとしたら、よほど通な審判を除けば
伝統武術のトウロでは無理な話です。
(表面的な動作は簡単に真似る)
結局な難易度高い動作、無理な動作をいれるしかない。
悪魔でも、表演は伝統武術から生まれたスポーツの一種で、伝統的な主観で評論するじたい
が間違ってる。
でも伝統武術の人にはありがちな他者を評論、否定して、自分の株をあげるのを狙ってるなら
その主観は正しいです。
824 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/24(日) 21:35:45 ID:jr3d6y/g0
>たとえばひと呼吸で何発連打できるか?
>(もちろん基本通り正確な突きで)とか、ある姿勢から突発的に蹴りを出して、いかに毎回正確にポイントを捉えられてるか?とか、
>そ〜いうところに重点をおいた競技にしてほしいな。
それらも自由攻防に関しては、能力を測る一つのファクターになるかもしれませんが
実際の強さにはあまり関係ないかと
一定ルール内で武術の優劣を決めようとするなら
スポーツと割り切ってやるのが一番。
>823
う〜ん・・・確かにスポーツであることは認めるし、競技である以上は順位をつけることも当然やけど、
そのための基準が難易度高い動作しかない・・・っていうんはちとお寒い話やと思わん?
たとえば空手の形競技の場合これもいろいろあるんは事実やけど、やっぱできるだけ本来の空手の形から逸脱しないような抑制はいちおうかかってるやん?
同じことが中国武術ではなぜできないのか?ってのが疑問なんやけどなあ・・・
質問 表演ってなに?
それに824にあるように「実際の強さにはあまり関係ない」けど、いちおう「能力を測る一つのファクターになる」とは
考えてはるわけやろ?連打の数や蹴りの正確さっていうんはあくまでもひとつのアイデアであってね、
実際に打ちあうわけでなくってもやはり本来の拳法の技の練度を反映した審判基準ってのはできないか?って思うのよ。
だってバック転なんてどうであれ実際の強さとはマタ〜ク無関係なんやもん・・・
>826
日本でいう「演武」のことや・・・
829 :
824:2005/07/24(日) 21:48:53 ID:jr3d6y/g0
空手の型も十分、武術から逸脱してるとおもいますが
確かに中国より逸脱してませんが
そのかわり、その審査基準は競技と考えるなら頭を傾げることも・・・
競技と確立するなら第三者が納得する基準がないと
その点では、オリンピック大極拳は優秀(笑)
失敗すれば素人でもわかる
>826
伝統武術と共産圏が得意とした体操競技を融合したもの
830 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/24(日) 21:50:36 ID:RdO/i8mL0
j=厭き 繁る冬の鎖と へ
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
/.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________
/. ∧// ∧ ∧| || ||| || /
[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || <迎えに来たぞ!早く乗れやゴルァ!
||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ. _..|| \__________
lO|o―o|O゜.|二二 頭|.|狂 精神病院 .||
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l_||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
>829
そうそう・・・貴殿の言いたいこともわかるよ(笑
以前空手の形競技をテレビで見てたんやが、A、B、Cの3選手が順番に演武してな、私はABCの順やろうと思ってたんやが
結果は正反対のCBA!あれにはビックリしたねえ。つまり我々の流派の考えかたとそのときの審判団の考えかたがまるで正反対やったとしか
考えられんのやが、確かにこういうんでは客観的な審査基準とは程遠いよなあ・・・(笑
832 :
824:2005/07/24(日) 21:57:51 ID:jr3d6y/g0
中国でも日本でもお祭り等で演舞することが多いとおもうのですが
そんな時は武術からほど遠い旦那芸でも演じないと受けないでしょう?
南拳なんか獅子舞も教えてるところあるでしょう?
そう割り切ったら、派手な表演も正しい武術の一つの形!(強引ですが)
833 :
824:2005/07/24(日) 22:00:14 ID:jr3d6y/g0
こんな私は。R清郷労使の流れ組んでます
敬いはしますが、盲信はしてないのがモットーで
ちなみにそのとき親父(空手はまったく素人)が隣におって、「いまの判定はぜ〜ったいおかしいよ!おとうさん、どう思う?」
って聞いてみたんやが、「どれも同じに見えた」そうな・・・orz
まあそういうことになると確かにあの太極拳は誰が見てもわかるわなあ・・・フィギュアスケートと同じやもん。
>でも仮にも「武術」と称してる以上はやはりどうしても優劣をつけたいんであれば、たとえばひと呼吸で何発連打できるか?
>(もちろん基本通り正確な突きで)とか、ある姿勢から突発的に蹴りを出して、いかに毎回正確にポイントを捉えられてるか?とか、
こういうのはおもしろいですね。蹴りを出す前に少しでも動いたら減点、とか。(笑。
でも、
「表演といってもやっぱり実戦に役立つような方向性であればいいのに。」
というのは私達頭の固い頑固親父どもの勝手な思い込みですよね。
だって表演の人たちは表演そのものを頑張っているのですから。
「どうして実戦に役立たせなければならないのだ?」
と彼らに言われれば、武術の目的が一人一人の中だけにあると思う私は
きっと上手に答えることができないでしょう。
>劉老師
そういえば11月に日本を離れる米兵に
「おまえ太極拳をやってみたいと思わないか?せっかくだから日本を離れる前にできるだけ色々な経験をさせてやりたいんだよ。」
と言ったら、やってみたい、と言っておりました。といっても空軍のメカニックなので、格闘技の経験はないと思います。
ただ、一応まだ太極拳としか言ってないのですが。。(笑。
彼の頭の中ではどんなことを想像しているのでしょうか。。。??
>833
おやおや・・・王氏といい今日はいろんな人が来られるな。まあ昨日までのスレの流れでは書き込むに書き込めん状況やったからね(笑
>835
アメリカ人といっても出身地とかによるやろうな。NYやLAの人間なら太極拳とかカンフーとかいってもそんなに珍しいもんではないけど、
南部の田舎の人やったりしたらおそらく見たこともないかもしれんし・・・
837 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/24(日) 22:19:17 ID:GQjG+1qd0
http://www2.starcat.ne.jp/~mitujin/007-2.htm 「套路練習と武術訓練」
現在、中国、日本とも、既に套路の方が供給過剰となっている。
套路練習主体の武術を中国では套子武芸という。
ところが、日本には套子武芸という概念がない。套路を舞踊のように見事に演じるもの
を套子武芸という。套子武芸は花法ともいい花拳繍腿ともいわれる。現在、日本で行われ
ている「武術太極拳」も表演競技も、花法、套子武芸である。
(略)
やっかいなことに、武術も花法も訓練の厳しさは同じである。運動量は花法の方が大き
いのである。知識とは認識の方法である。正確な武術概念を持っていない人間には自分が
猛訓練している運動が武術であるか花法であるかは区別できない。
838 :
824:2005/07/24(日) 22:20:55 ID:jr3d6y/g0
武術のあり方は100人いたら100とおりでよいかと
華麗に飛び舞う表演
イノシシみたいに蹴って殴ってぶん投げる散打派
万が一の危機にそなえ、危険な技に磨きをかける伝統派
トウロや寸ケイ等の技をコレクションし
同好の志と酒を飲み、武術オタク話を咲かせる、娯楽派
)
みな仲間(笑
まあ824氏や黄河くんが言うようにやはり表演競技はそれ自体独立したスポーツと割り切るのがいちばん精神衛生上ええんかもしれん。
でも選手のみなさん!ニ起脚の蹴り脚はぜ〜ったい空中で引き戻してから着地するほうが見栄えしまっせ!いちどお試しあれ(笑
>837
ただ花法つまり表演武術のほうが運動量が多い・・・っていうのはどうかねえ?
確かにジャンプ力とか柔軟性とか、そういう運動に関しては表演武術は相当なもんやと思うが、
伝統武術の訓練はまたべつの運動量ってのがあるからなあ。
一流になるための訓練が厳しいのはどっちも同じやけど・・・
たぶん、劉先生の言うところの
「空中回転など本来の功夫にはない」アクロバティックで、
オサーンにはキッツイ運動のことを指して
「運動量が多い」と言ってるんだと思いますです。。orz
>841
わはははは・・・なるほどね(笑 でも私はふだんあえてそんなことはやらないけどいちおう空中回転もできるんやぞ。
もちろん選手みたいなわけにはいかんけどな。それに競技試合ではないけど大勢の前で真っ赤な表演服に身をつつみ、
飛んだり跳ねたりしたこともあるし・・・詳細は過去スレ参照のこと(笑
843 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/24(日) 23:30:11 ID:lHuL6n9h0
真っ赤な太陽〜♪仮面に受〜けて♪
さて、アク禁でだいぶ欲求不満がたまってたんか、今日はだいぶレスしたな。それに気がついたら一週間でなんと840レス!
なにやら明日あたりから日本中台風の直撃を受けるみたいやけど、みなさん十分注意してくらさい。晩安・・・
>843
おっ、おぼえてはったか?「アカレンジャー」(笑 では今度こそ晩安・・・
846 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/25(月) 00:52:39 ID:106Lai4G0
>私の師匠も猫背やし、有名なとこではブルース・リーもそう。で、確かに健康上あまりよくないんで
我々のところでは柔身六法とか少林羅漢功とかをあわせて練習するわけや。
そこでボディービルですよ。西洋トレーニング、東洋トレーニング、
両方するから陰陽が調和するのでは?
クロストレーニングという考えもあります。西洋刺激があるから、
東洋武術の悪影響も中和されるのでは?
一見無意味な筋力を付けると、今度は武術の方でアンバランスになり、
それを克服しようとクンフーが向上するヨカーン。
何事も底辺(鍛錬のバリエーション)が広がれば高い塔が立つと思います。
当然、基礎(中心となるクンフー的鍛錬)をきちんとやり込むことは必要ですが。
847 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/25(月) 01:28:13 ID:BsOEs+/V0
>864
>そこでボディービルですよ。西洋トレーニング、東洋トレーニング、
>両方するから陰陽が調和するのでは?
しないだろ…。
だいたいボディビルみたいのは西洋トレーニングというより
アメリカントレーニングであって、
歴史と伝統あるヨーロッパではあんなゴツゴツした表層筋ばかり
無駄に鍛えるより、バランストレーニング(だったっけ?)とか
インナーマッスルを鍛えるもっと高度で有用なトレーニングが
いっぱいあるわけで、
それらはむしろ太極拳やら意拳のタントウ功、試力やらと
共通のところがすくなからずある。
ちなみにもう一個突っ込んどくと、
ハッケイの時の含胸抜背と猫背とは全然別物だから。
>>794 小架は同じ技のバリーションが本質を理解する助けになってるかも知んないけど、
行劈は劈のあとに一つ二つ技足してくだけだから・・・。
>>847 ボディビルは専門性の高い競技だから一般人が片手間にできるもんじゃないけど、
マシントレーニング自体は非常に有効だと思う。
ラットプルダウンやシーテッド・ロウなどは直接背中のインナーマッスルを鍛える
トレーニングだし、マルチヒップマシンで大腰筋も簡単に鍛えられる。
ちなみに漏れは片足立ちで挙げてる膝に150kgくらいは乗せて上下させられるけど、
マシントレーニングやってない香具師にはここまでできるようになるのに
結構な時間や工夫、才能が必要になるんじゃないかな。
武術の動きが下手なのと、筋肉の量は全く関係ない。筋肉の量が多くても上手に動
いてりゃ何の問題ないわけだw逆に筋量少ない香具師ほどまともにファンソンできて
ない場合も多い(ちょっと崩すと力が入って体が浮いたり)。力を抜くには力がい
るもんだよw
ボディビルに関しては何度か過去スレで書いた・・・
基本的には848と同じや。武術と筋トレは必ずしも関係はないけど、ある程度の筋力がないと
とりあえずは必要な武術の姿勢を保つことすら難しい・・・
かといって専門のビルダーみたいに筋トレに打ち込んでも武術の練習をしてることにはならないし、
そこんとこの兼ね合いっていうんが大事なんよな。