1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
拳聖・本部朝基の空手について。
『猿』は良かったなあ。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 00:56:10 ID:z+pWfYBo
2ゲッチュしてあげる。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 01:23:09 ID:qcTmMtxE
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 02:48:36 ID:kQK8pMGp
4get
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 06:14:21 ID:rcmX8UbT
>>1 主さん
オレ空手のことはあまり知らんけど、小説猿は読んだ。
空手のことだけじゃなくて、猿のことでもレスしても好いの?
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 13:57:44 ID:LBMJtarM
いいですよ
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 19:05:56 ID:SCwoFbic
それ誰?って人にもわかるような解説は何かないの?
武勇伝みたいな小説は軽く読んだけど、
本物はどのくらい強くて、
どんな技術体系を残し、
それを誰が引き継いでいるの?
スレ違いだったらスマソ。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 19:11:53 ID:jXe0Oa03
猿は書店に売ってねえのか
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 19:27:14 ID:qcTmMtxE
本部流は実子の本部朝正先生が受け継いでる。
弟子の山田辰雄(空手バカ一代の由利辰郎)が日本拳法空手道を興してる。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 19:36:43 ID:qcTmMtxE
>>5 OKです。
>>7 本部朝基
明治後期から大正期にかけて"最強の唐手家"と称された人物がいた。名は本部朝基。
当時の空手はまだ「唐手術」とか「琉球拳法」などと呼ばれていました。さてこの本部、
とにかく実戦にはめっぽう強かった様です。それ以前に、これほど積極的に真剣勝負を
挑んでまわった唐手家もいなかったと言われています。
唐手術には本来、試合つまり組み手(スパーリング)はありませんでした。
型を何十年もかけて反復練習して、いざというときに護身術として使用するのが一般的でした。
したがって、生涯一つの型しか学ばないという唐手家も珍しくありませんでした。
そんな中で本部は型だけの稽古に飽きたらず、型から組み手へ、組み手から実戦へと好んで歩んでいきます。
明治以降、実戦空手、ケンカ空手を唱えた武術家は多いですが、その第一号は間違いなく本部だったでしょう。
賭け試合に出場して外国人ボクサーをノックアウトして懸賞金を手に入れたり、
プロボクサーのピストン堀口を挑発して、本気で撃ちこませてすべての攻撃を払いのけてみせたり、
とにかく破天荒な天才唐手家だった様です。
人柄は普段はおおらかで育ちも悪くありません。沖縄の生家は「御殿家」と呼ばれた琉球王族の出身でしたが、
本部は学問を嫌って正規の教育は受けませんでした。そのためか読み書きがあまりできなかったので、
各地に演武をしに行ったときも理論を解説するのではなく、体でわからせるというやり方でした。
「稽古は一人でよく考えてやれ。今受けても完全にさばけたかどうかを考えて稽古すること」
「手の速い(スピードのある)人には相手の腕を痛めて、二度と突いてこれないようにせよ」
「足による攻撃は瞬時に使え。眼のきく人(上手な人)には使えないが・・・」
道場を開いて門人に指導するとき、本部はこの様に言っていたと聞きます。
http://www.sumire.sakura.ne.jp/~kakutou/ktatu.html
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 21:51:06 ID:XCJYLHZt
本部朝正は本部御殿手の宗家でもあるんだよね。本部流の稽古法ってどんなんだろ。
教えてエロい人。
ムトゥブザール(これでいいんだっけ?)って本部の猿じゃなく
本部の三男坊って意味らしいね。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 23:08:11 ID:SCwoFbic
>9、10
GJ
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/01 23:35:58 ID:mWIy/vmT
スンマセン、あまりスレが伸びないと思い2ゲッチュしたけど
結構まともなスレになりそうですね。
お詫びに最近読んだ小説で空手の奴があったのでお伝えを
本部を詳しく書いてるわけではないけど空手の流派を
小説で分かり易く書いてるので今野敏をお薦めです。
結構面白いので読んで見てください。
ちなみにその人は猿説を取ってるけど。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 03:26:01 ID:yR3e80v+
>>8 >猿は書店に売ってねえのか
猿、買おうと思って調べてみたら、
ネット販売のアマゾン、イーエスブック(ヤフーね)はすべて在庫切れ、
書店も紀伊国屋などは軒並み売り切れ。小さな本屋は知りません。
ウソみたいな、ホントの話し。どうにかしろっ!
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 03:38:03 ID:WjZUA7Zf
本部が天覧試合とかした時50すぎてたってほんと?
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 03:47:41 ID:P6fwzIxr
確か・・、かなり変わった構えをするよね
手の甲を相手に向けてかまきりのように脇をしめてガードする
そこからひねり出される突きは肩を乗せた強力なものだったきがする
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 12:33:14 ID:fxOp7OaK
>天覧試合
天覧じゃないよ
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 12:40:40 ID:WHPoBq2G
>>18ごめんごめん賭け試合やっけ?50歳過ぎてたん?
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 13:33:41 ID:mAd0Jz+m
一法流と日本拳法空手道って、打撃フォ−ムやトレ−ニング方法が似ている
ように見えるけど、両者は関係有るの?
21 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ :04/12/02 13:56:03 ID:/MW76cJW
>20
一法流創った人のお師匠さんが、本部先生の高弟だったんだよ。
確か袖山豊作とかって名前だったっけかな。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 14:06:35 ID:mAd0Jz+m
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/02 19:47:50 ID:Na8ipVqw
チャンミイグワー
山田先生元気かね。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/03 12:48:49 ID:suLoM/Fg
本人は殆ど文盲だったらしいけど、
小説は誰が書いたの?
>26
大学生の弟子に口述で筆記させた。
三男坊はサンラーとかサンダーとかいわんか?
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/03 17:38:49 ID:suLoM/Fg
習ってみたいけどどこで習えるのかな?
でも後継者の武勇伝は全く耳にしないな。
時代が違うとはいえ実戦派なはずなのに。
型ばかりなら習えるとしてもちょっと考えるな。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/03 17:39:58 ID:suLoM/Fg
あ、27さんトンクス。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/04 06:09:43 ID:AAS4icST
>本人は殆ど文盲だったらしいけど、
>小説は誰が書いたの?
>大学生の弟子に口述で筆記させた。
このやり取り、一瞬???
本部朝基は本人は殆ど文盲だったらしいけど、
大学生の弟子に口述で小説書いた。
って読めた(w
少ししてようやく意味わかった(オレっておばか。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/04 09:10:24 ID:EUAg6BFe
???あんたの言ってることの方がわからんよ。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/04 13:47:44 ID:ZWbzlL1/
>>32 これは>31さんが、二つある問いを一つだと思って解釈したと思われ・・
(そして後で本当の意味に気づいた・・)
一つは本部自身のこと
>本人は殆ど文盲だったらしいけど、
の答えが
>大学生の弟子に口述で筆記させた。
もう一つが『猿』という小説に関する問いで
>小説は誰が書いたの?
だと思われ(ア〜震度!
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/04 13:55:32 ID:H8r5I8ph
本部流は大阪か群馬だな…
最も群馬は気楽流や古武器で
商売している岩井なる奴が本
締めらしいが…
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/05 08:29:44 ID:drtDDrFw
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/05 12:52:49 ID:6iDm3Yyw
>35
すまん。31がどう間違ってるのか
未だに意味がわかってない俺はどうすればいいんだ?
本部さんは身長はどれぐらいだったの?大きかったの?
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/05 17:48:25 ID:uxkM5HSR
>36
本部本人が小説を書いた と思った間違い。
じゃないのか?
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/05 18:50:26 ID:GnXwkVeK
昔むかしの月刊空手道に本部朝基と同時代に活躍された柔術出身の空真流空手の上島三之助師範 ( 確か記憶では日本初の大日本武徳会空手教士)
のご存命中のインタビューが掲載されており、その中で本部は猿の渾名どおりの身の軽さであったと述べておられました。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/06 00:56:19 ID:w1r71qKw
東京で習えるのかな?見学できるなら見てみたいけど。
41 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψさん:04/12/07 01:47:43 ID:uOsVW7/i
なかなかレスがつかんな。誰か面白そうなネタ持ってないかい?
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/07 04:59:21 ID:SbTOOic9
知ってる人が少ないからね。
確か大山倍達や日本拳法作った澤山宗海とも交流があったと聞いたが、
本当のところはどうなの?
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/07 22:56:08 ID:a4OH5K3O
で結局作者は誰なんでしょう?
44 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψさん:04/12/07 23:59:30 ID:uOsVW7/i
そういや、本部朝基の直系を名乗ってるコテが居たなあ。今まで
公開されてなかった酔羅漢の手だかなんだかを習ったとか言って
たっけ。ここ見てたら是非書き込んでほしいですなあ(`▽´)
45 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/08 01:58:22 ID:uUVNPq/y
>26
>本人は殆ど文盲だったらしいけど、
>小説は誰が書いたの?
本人は小説なんか書いてないよ。『私の唐手術』とかいう空手小冊子
は戦前写真入りで出版していて、これは何年か前に復刻版が出たはず。
戦前の唐手術がどういうものだったか、興味深い。
あと文盲とかいうけど、朝基が本土に渡ってきたのは50代だったか
ら、標準語がほとんどできなかった。それで、文盲とか言われるけど(
船越義珍門弟からの悪口とか)、朝基は兄の朝勇と同じく琉球王族出身
だから、もちろん、子供の頃には伝統的な教育は受けているよ。
>29
>習ってみたいけどどこで習えるのかな?
>でも後継者の武勇伝は全く耳にしないな。
高弟の山田辰雄が超有名。本部朝基は流派を大きくしたり、空手を
商売することにはあまり関心がなかった人だから本部流はそんなに
大きくないけど、"自称"本部朝基の直弟子とかも含めたら、朝基の
後継はたくさん広がっている。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 02:34:20 ID:v4f5HPKd
>で結局作者は誰なんでしょう?
ナンの?
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 03:30:08 ID:v4f5HPKd
オレ46だけど、
>で結局作者は誰なんでしょう?
の意味が解った。
2つの質問が一つだと思った間違いがここまで来てる(上にも間違った
人がいた(w。
みんなレスするのあら、スレの最初から読めよ・・・
そうじゃないとオレみたいに、無限ループ(堂々巡り)しちゃうよ。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/08 06:47:42 ID:uUVNPq/y
49 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψさん:04/12/08 09:56:23 ID:SX+YdgZe
なるほどな。そう言われたら本部先生が文盲というのはデマかも。
読み書き和漢の詩文に通じてた船越先生にしたって口述はすれど
書くのは他の人に代筆してもらって本出版した過去もあるし。
>本部朝基は、父の地位と財産を相続し、若い頃も、
>年をとってからも、全く働く必要はなかった。
働きはしなかったが、商売には手を出したらしい。
なんでも上之屋で客馬商売を始めて失敗したとの証言も。
>本部家は尚且つその資産と宮を維持し続けた。
難しい時代だからなー。資産はあれど沖縄から本土への送金が上手くいかず、
思うようにお金を送ってもらうことができなかったのか。それとも支出のみが
何十年も続いて、やがては底が尽きてしまったのか。病気にかかって入院したとき、
治療費捻出に切羽詰まったってさ。
>若い頃に、本部朝基は、1回だけケンカに負けたことが
>あるそうだ。それは、まだ少年の頃、数人に囲まれて袋
>だたきにあって負けたものであり、それ以降、組み手の
>試合にも、ケンカにもー度も負けたことはなかったそうだ。
あーあと、この証言が本当なら、宮城長順が本部朝基の腕を極め
て勝った事があるとかいう話も嘘っぱちってことになるな。まあ、
出所不明の胡散くさい逸話だから、元から信じてねーけど(`▽´)
51 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/08 10:31:11 ID:uUVNPq/y
>あーあと、この証言が本当なら、宮城長順が本部朝基の腕を極め
>て勝った事があるとかいう話も嘘っぱちってことになるな。
だいたいどこの流派も自分たちの師匠を伝説化したいからね。
真偽は分からないけど、最強と言われた朝基に勝ったとなれば、
その人が最強になるわけだから、出所の分からない噂がいくつも
立ってもおかしくない。
船越義珍が東京に出てきた朝基からの組み手(試合)の申し出
を断って、朝基から逃げ回っていたのは有名な話だ。船越は型ば
かり教えるタイプの空手家(当時は大半がそうだったが)だった
から、おそらく組み手の経験がなく、とても実戦で朝基には勝つ
自信はなかったのだろう。松濤会は今でも組み手は重要視してな
い。まあ、船越はいまで言うライブドアの堀江社長みたいなや
つで、単に空手をビジネスに利用するのに長けた商売人にすぎな
かった。だから沖縄で最強と言われた朝基が上京してきたときは、
さぞかし嫌な思いをしただろうね。それが後の朝基への中傷にな
っていったんだろう。
本部さんの空手は、日本拳法とは違うのでしょうか?
あと身長はどれぐらいだったのでしょうか?
>単に空手をビジネスに利用するのに長けた商売人にすぎなかった。
>だから沖縄で最強と言われた朝基が上京してきたときは、さぞかし
>嫌な思いをしただろうね。
いやいや、実力的に適わない、もしくはやっても損だと
思った相手を避けるのは武道家として当然のことだよ(`▽´)
54 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψさん:04/12/09 23:16:19 ID:o7MQ62F2
盛り上がらんな。誰かあんまり知られてないネタ持ってねーか? 悪ぃ子は居ねがぁー!
『結果的にいいかどうかは分からないが、知ってることを公開するのは、人間的に見て
とてもいいことだ』と、いう意見を本で読んだことがある。公開しても大差ない情報なら、
そんな情報隠すことこそが当人にとって害なりえるつーことだーな。まったくもって同感。
そんなわけで、感銘を受けたんで俺もとりあえず本部朝基についてのあまり知られて
ないネタを投下してみる。新垣先生の「猿」って小説読んだ事ねーから、もしかしたら
ネタかぶってるかもしんねーけど、そこら辺は勘弁な。
ドラヰモン氏ともあろうものが…絶対読んでると思ってた
情報っつっても、そんな大したもんじゃねーけどな。知ってる人は知ってるし。
>56
っておい!『ドラヰモン氏ともあろうものが…」ってどういう意味だい!?
いや、俺どんな感じに思われてるのかなってちょっと疑問に思ってなへへ。
昭和15年ごろ本部朝基に直接指導を受けた名嘉真朝増(範士九段)の証言。
『本部先生は生来の暴れん坊で、幼い頃から巻き藁を突き、自己流ながら唐手を
修練しており、うちによく来ていた知り合いの古武術の先生(通称・うちふく)の
おじいにも「おじいさん、やりましょう」と、よく向かっていったよ。」
「夜な夜な辻町などに出向いては強そうなものにつっかかっていって試合をし、当時の
唐手家などたちからは大いにひんしゅくを買っていたが、彼と同年代の者で彼にかなう
者はいなかった。先生なりの武者修行のつもりだったんだろうな」
「ひんしゅくは買いはしたが、実戦で培われた先生の変手は千変万化、素晴らしいものだった」
それ故か、朝基は手を盗まれる、と弟子をあまりとらなかった。
「朝基先生は3人の先生に師事している。初めに師事したのは糸州先生。だが、朝基の
掛け試しの苦情が集まり、ここは『破門』になってしまった」
「次に師事したのは徳嶺先生だ。この徳嶺先生なる人、非常に酒が好きで、
朝基先生はとっくりに酒を詰めて行って稽古をつけてもらった」
「が、徳嶺先生は酒乱の気があって、後に辻町でちくさじ(筑佐在・現在の警官)
を取っては投げ、ちぎっては投げで2、30人も足腰立たないほどに痛めつけ、
公務執行妨害で捕らえられ、八重島に流刑にされてしまった。」
その後、この徳嶺先生は八重山で没する
「徳嶺先生は唐手と棒の使い手で、喜屋武ミグーワーこと喜屋武朝徳先生が
棒術の型を習いに八重山に訪れたときには既に亡くなられた後だった。が、
徳嶺先生が宿泊した宿のおじいさんが、その型を徳嶺先生から教わっていて、
喜屋武先生に教えた。八重山には徳嶺の棍、としてその型が今でも残っている」
世に伝わる喜屋武先生伝承の徳嶺の棍の伝承に対する興味深い証言である。
「徳嶺先生が流刑になった後、朝基先生は松茂良興作先生の道場へ行った。
しかし、朝基先生は糸州先生の元で修行した経験があるので、気まずく思い
名前を瀬底と偽り入門した」
「入門は許可されたが、掛け試しで鳴らした朝基の『悪名』は高い。あれは
瀬底といってるが、本当は本部のサールだ! と、すぐにバレてしまった。
当然、朝基先生は松茂良先生呼ばれた」
「なぜ、お前は瀬底だといった。嘘をついたのか?」
「いや、あれは嘘ではありません。私は本部ともいい、瀬底ともいいます(; ゚3゚ )。
私の母方は瀬底姓で、小さい頃向こうでも育てられたからであります!(`・ω・´)」
「そうか、嘘をついてはいけないよ( ´−`)」
「はい(`・ω・´)」
ということで、朝基先生は正式に入門を許された。
「朝基先生はお金に執着が丸っきりなかった。持っているお金は全て使い果たした。」
と名嘉真氏は語る。
「朝基先生が晩年のころ、私が先生の宅を訪ねると、散歩に出ようかと誘ってくれた。
すると、大阪時代から一緒に暮らしていたユーベー(妾)が、これは車代、これは食事代、
と必要なだけお金を渡した。持たせたら、持たせただけ使い切ってしまう人だったから」
「当然お金はたまらない。商売っ気のある人でもない。大阪へ一家揃って出ることに
なったのも、上之屋で始めた客馬商売に失敗したからと聞きました。その大阪時代、
当時朝基先生がプロボクサーと試合した、という有名な武勇伝があります。当時、紡績
工場の守衛をしていた朝基先生に下宿屋の主人が勝負の件を進めたからであります」
大阪にあった紡績工場で本棒は守衛をしていたとあるが、同時期に紡績工業関係で、
同じく紡績関係の仕事についてた唐手家がいる。上地流開祖、上地完文その人だ。
余談だが、上地流には八つの型しかない。この八つの型のうちの一つである「十戦
(セーチン)」は上地流の開祖、上地完文の高弟である上原三郎が作ったものである。
上原三郎は沖縄から大阪に出てきて上地流を学ぶ前に、本部朝基から「同じ沖縄出身
だってな。どう、ちょっと習ってみない?」と誘われ、入門した過去がある。上原氏は同僚
を大勢引きつれ入門したらしいが『初心者も上級者も区別なくバンバンやる』その練習に
より、ほとんどの人間が辞めてしまったという。上原三郎は体重もあり、なんとか体力で
持ったが、ある日知人から「中国帰りの上地という先生が居て歩くだけの唐手みたいだよ」
と誘われ、そっちに乗り換えたという。
歩くだけの唐手とは「三戦の方法」をさしており、上地流(及び一部の那覇手は)
入門数ヶ月はこの三戦の歩法をやらせたため、そういう印象が広まったと思われる。
かような経緯で上原三郎は上地完文に弟子入りしたが、そうするとこの時点で完文は
大阪に居たという事になる。(実際、上地スレで大阪で働いていたという証言もある)
大阪や京都で「喧嘩唐手」を宣伝していて誰も文句が言えなかった有名な唐手家に「それでは
いけない」と完文がたしなめたという証言がある。これは果たして朝基先生の事だろうか?
どの口が言ったんだコルァー
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
_/ ヽ__/ ヽ
/ |||ノ ヽ ヽ
, へ ,-', / ̄ ̄| U |
/ ` ,つ、 U 《 | | ←
>>61 / ノ, ヽ、 ├-―┤ ノ
/ / ゝ U
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 02:26:22 ID:+7mcNi+Z
>大阪や京都で「喧嘩唐手」を宣伝していて誰も文句が言えなかった有名な唐手家に「それでは
>いけない」と完文がたしなめたという証言がある。これは果たして朝基先生の事だろうか?
朝基が自分で「喧嘩唐手」って宣伝したというのは、胡散臭いなぁ。朝基は、王族出身で
本当は礼儀にうるさかったらしいよ。商売下手だったのは、おそらくその通りだろうね。ま
あ、典型的な「武士の商法」って感じで、お金稼ぎやお金の使い方に無頓着だったんだろう。
あと、上地完文は沖縄の本部半島出身だけど、ここは本部御殿(うどぅん)の領地だったとこ
ろだ。沖縄は廃藩置県が緩やかだったから、戦前まで身分や上下関係にかなり五月蠅かった。
上地が御殿家出身の朝基を「たしなめる」って、戦前の沖縄の身分関係の雰囲気から言えば、
あり得ないと思う。
おそらく弟子かだれかの「創作」だろうね。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 02:35:01 ID:+7mcNi+Z
朝基ネタを一つ。
いま沖縄で80代、90代の人、つまり戦前子供だった人に聞くと、
本部朝基は子供たちにとって伝説的な人だったらしい。当時の子供
で、朝基を知らない人はいなかったそうだ。たぶん、戦後の力道山
みたいな存在だったんだろう。
>上地が御殿家出身の朝基を「たしなめる」って、戦前の
>沖縄の身分関係の雰囲気から言えば、 あり得ないと思う。
ああ、話を盛り上げるために書いたが、ぶっちゃけ俺も完文はわざわざ
忠告なんてしないと思う。忠告どころか、事なかれ主義だから朝基なんて
爆弾相手に、わざわざマッチに火灯して近寄るようなマネなんてしないで
しょ。お互い相手の噂を耳にはしていたかもしれないけどね。接触は難しい。
しかし、もしかち合ってたら、面白いことになってたかもな。朝基の気性から
して、中国直伝の拳法を教授している完文とやら、どれほどのものか?って感じ
で手合わせ申し込んだ気がする。過去に中国拳法の使い手とやりあってる分余計にね。
そうしたら、首里&泊手直伝の中高一本拳VS中国拳法直輸入の小拳
(人差指一本拳)の勝負になったかもしれない。考えるだけで面白え(`▽´)
>おそらく弟子かだれかの「創作」だろうね。
ああ、根拠はないが上原清吉先生と完文先生のやりとりも、創作だと思う。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 02:46:22 ID:+7mcNi+Z
そういえば、朝基の身長について質問している人がいたね。
写真で見る限り、朝基は160〜165cm前後かなぁ。まあ、明治
3年生まれの日本人(沖縄人)なら、標準といったところだろうね。
体格はがっしりしている。特に下半身は太い。
朝基が一躍有名になったのは、京都でロシアの大柄ボクサーを倒した
件が、当時の雑誌『キング』に掲載されたからだけど、この記事読む
と、小柄な沖縄出身の初老(朝基は当時50代)が巨漢の外人ボクサ
ーを未知の武術で倒したと、大きな驚きを持って書かれている。
いわゆる日本国民に「空手」の存在が広まったのはこの記事による
と言われている。それまでは一部の武道愛好家にしか知られていな
かった。ちなみに『キング』は戦前、日本出版史上、初めて100
万部を突破した「お化け雑誌」。キングに記事が掲載されるという
は、当時としては破格の出来事だった。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 02:52:15 ID:+7mcNi+Z
>ああ、根拠はないが上原清吉先生と完文先生のやりとりも、創作だと思う。
うーん、その話は知らないなぁ。上原清吉先生の『武の舞』は読んだ
けどね。完文との出会い云々はそこにはなかったと思う。
>完文との出会い云々はそこにはなかったと思う。
つーか、もともと合ってねーよーな気がする。
さて、横道にそれたが、話を戻して名嘉真の証言を続けようか。
「当時、ロシア人ボクサー・ジョンソンを引き連れ、国々を興行していた一行が
新聞に『ボクサーとの試合募る』と広告を出した。それを下宿屋の主人が新聞の
読めない朝基に冗談半分に教え『本部さんどうだ?』と勧めました」
「やってやるぞゴルァ(゚Д゚)ゴルァ」と発奮した朝基は対ボクサー用に稽古を
重ね、準備万端。当日、いざ勝負と飛び入りで参加した朝基はグローブの着用を
求めるボクサー側のの要求も拒否し、沖縄唐手界代表の意気込みに燃えていました。
「ボクサーに素手で立ち向かう朝基先生見て、観客は「アホか?」と呆気にとら
れるもおかまいなし。試合が始まり、一ラウンド。相手は巨漢のロシア人。その
大きな体にさえぎるようにリングサイドに追い込まれ、連打の力も強い。さすがの
朝基先生も「こりゃ、勝てそうもないっす(;´Д`)」と思ったそうです」
「しかし『ここで無様な負け方をすれば、沖縄唐手の先輩や後輩に済まない』
と思い何とか一ラウンドは切り抜けた。二ラウンド目、勝つと極めてバカに
しきって朝基先生に向かうジョンソンの隙をつき、先生は飛び上がりざまジョン
ソンの耳の後ろを手拳(こぶし)で突いた。六尺豊かなジョンソンの巨体が
ドオッとリングの上に倒れた後、観客はワーっと歓声をあげ拍手喝采、リング
には金包みや時計が投げ込まれました」
>69
>うーん、その話は知らないなぁ。
うさん臭い事この上なくて紹介するのもげんなりだが、以下の文をコピペします。
>御殿手はその性質上、徹底的に技を隠してきた。朝勇氏は「技を相手に知られる
>ことはただちに自分の死につながるから、同じ技を続けて2度使ってはいけない」
>また「武術家は相手の動きが分からない場合、足跡を見て動きを読もうとする」と、
>上原氏に云っておられた。そのため、足跡から歩捌きが読み取れない「砂立ち」と
>いう方法が伝わっている。上地流空手道の開祖・上地完文氏に請われて指導した際
>のこと。完文氏はなんとかして技を知ろうと、庭をきれいに掃き清めて稽古に臨んだ。
>この時に、砂立ちで技を隠したという。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 03:21:36 ID:+7mcNi+Z
>71
それって、『武の舞』の中の文章? 全然覚えてない。いま手元にない
から今度読んでみるか。
>御殿手はその性質上、徹底的に技を隠してきた。朝勇氏は「技を相手に知られる
>ことはただちに自分の死につながるから、同じ技を続けて2度使ってはいけない」
これは朝基も確か言ってたと思う。「腕の立つ人には同じ技は二度と通用しない」
とか。だから、朝基も自分の技が盗まれるのは嫌がったんだろう。昔の武人で本当
に強かった人にはこういう考えの人が多い。これは卑怯とか姑息とかではなくって、
本来武術とか武道って「スポーツ」じゃないからね。一度決闘したら、それはどち
らかの死さえ意味したわけだから。宮本武蔵が吉岡一門を京都・一乗寺で、裏山か
ら降っていって、意表をついて相手を倒したり、巌流島で佐々木小次郎との決闘の
ときに、手製の木刀を携えていったのも、ツバメ返し対策に、尺の長い木刀のほう
が有利だと考えて制作したとか、こういうのも「相手に悟られない手段をいつも創
造する」「二度と同じ手は使えない」という覚悟からだと思う。
「昭和十二、三年、朝基先生が大阪に妻子を残して、沖縄に帰っていたころ
本土から須藤という柔道の教師(当時七段、八段。後に十段)の山城興順氏が
唐手の研究のため朝基先生を訪ね、試合を申し込みました」
「両者構えて一分、二分。」しかるに「私には勝てない。教えてください」
と須藤教師が構えを解いた。武をやる人は眼光を見ただけで、相手の力量が
分かったのだと思います。その日から、須藤教師は連日、朝基先生の下へ通い
ました。そして短刀を持ったものに襲われた場合どうするか、大勢の暴漢に
襲われたらどうするか、などの実践的な戦い方を朝基先生から教わったという」
余談だが、須藤教師との試合に出向く際、平服では礼儀に反すると
名嘉真さんは紋付羽織袴を借りてきて朝基先生に届けた。風俗、
風習の違いか朝基には礼服になるべき紋付の羽織袴がなかった。
>72
>それって、『武の舞』の中の文章?
知らん。発売されてるのは見たことあるんだが、一切読んだことない。
新垣先生の「猿」にしてもそうだが、金無くて読めねんだようゥゥゥヽ(`Д´)ノ ウワーーン
もう寝むいから寝る。続きは明日。
つっても書くことほとんどねーけどね(`▽´)ウェーハハハハ
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 03:43:49 ID:+7mcNi+Z
>大きな体にさえぎるようにリングサイドに追い込まれ、連打の力も強い。さすがの
>朝基先生も「こりゃ、勝てそうもないっす(;´Д`)」と思ったそうです」
うーん、この文章どうかなぁ。文章としては面白いけど、朝基のスタイルじゃな
い。
本部流ってね、やったことがある人なら分かると思うけど、その特徴を簡潔に言
うと、
1)動作にショートカット(近道)が多い。
2)防衛的な動きがそのまま攻撃的な動きにつながり、その反対も然り。
という特徴を持っている。1)は、できるだけ動作の無駄を省く、ということだ
けど、これには体力の消耗を防ぐという意味もあるけど、一番肝心なのは、動作
の無駄をなくして、相手が対処法を見つける前に「瞬時」に倒す、そのための
「スピード」につながる動作を重視するという思想に基づいていると思うんだ。
2)も1)と重複するけど、相手の技を受けた、その動作がそのまま攻撃の動作へ
と、無駄なく、スムーズにつながる点が非常に重視される。
だから、本部流は、その動作は見た目が地味で、派手なやりとりというのに乏し
い。その代わり、「瞬時に相手を倒す」「相手が構える前に倒す」「相手が反撃
させないような動作でこちらが動く」という点ではよく考え抜かれた体系だと思
う。朝基は極端な体格差のある相手には、技を持ってしても勝つには限界がある
とどこかで語っていたと思うけど、巨漢のロシア人ボクサーを相手にしたときも、
朝基は短期決戦で、消耗につながる殴り合いには持ち込ませなかった可能性が高
いと思う。まあ、実際はどうだったか分からないけどね。
>風習の違いか朝基には礼服になるべき紋付の羽織袴がなかった
昭和12,13年なら最晩年で貧困状態だったから、金がなかったのかもね。
>うーん、この文章どうかなぁ。文章としては
>面白いけど、朝基のスタイルじゃない。]
いやいや、戦闘スタイルがどうこうって話じゃなくて、朝基がそのとき
感じた気持ちの問題だよ。実際、上地流の開祖も、中国で道場やぶりが
来たときに「やっべえ、このままじゃ負けちまう(;´Д`)」って思っ
たらしいしね。
まあ、文章面白くするために顔文字使ったり極端にデフォルメしたが
どんな達人だって、それなりの相手と対峙した場合、まったく恐怖も
不安も感じないなんて事はないと思うよ。感じたからってイコール負け
じゃないし、感じようが感じまいが、実力差と気力があれば勝つもんは勝つ。
本部朝基は破天荒な強さだったと言われるが、どんな勝負だって楽勝だった
とは限らないし、見た目は圧勝でも精神面ではギリギリの修羅場をくぐって
いた事も当然あったハズ。しかし残念ながら、後世の人たちは、なかなかその
面に注意を向けようとはしない。
力量は互角、もしくは自分より強いけど、精神面で何が何でも相手に勝つ、
そういった勝負も当然本部先生の戦歴の中にはあっただろうし、むしろそう
いった勝負を克服した実績の方が賞賛してしかるべきモノなんだろうけど、
現実には、本部先生は腕っぷしが強くて誰もかなわなかった、ってくらいに
しか伝わってない。
本土で唐手の看板あげてたら、そりゃ腕自慢も来るだろうよ(`▽´)
そういった連中相手に、唐手の腕だけに頼って勝ってたんではなく、
メンタル的な強さも併せ持って跳ねのけてたって事を、言いたかったんだ。
ちなみに、俺は年代が違うので本部先生が本当にそう感じたのかは知らない。
が、本部先生に実際に教えてもらっていたお弟子さんの意見ということを建前
でいいから認識しといてくれ。あくまで、お弟子さんの証言でそれ以上でも以下でもない。
78 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψさん:04/12/10 04:28:08 ID:D7fXJe0k
>消耗につながる殴り合いには持ち込ませなかった可能性が高
>いと思う。まあ、実際はどうだったか分からないけどね。
の、ハズなんだが、現実に相手ブッ倒したのは2ラウンド目なんだ(`▽´)
本部さんの身長はどれぐらいでしょうか?
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 12:24:34 ID:ieL48vIS
>79
>>68 >そういえば、朝基の身長について質問している人がいたね。
>写真で見る限り、朝基は160〜165cm前後かなぁ。まあ、明治
>3年生まれの日本人(沖縄人)なら、標準といったところだろうね。
>体格はがっしりしている。特に下半身は太い。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/10 12:54:55 ID:+7mcNi+Z
>の、ハズなんだが、現実に相手ブッ倒したのは2ラウンド目なんだ(`▽´)
ふむ。まあ、ピストン堀口に好きなだけ殴らせて、全部よけたとかいう逸話
もあるし、朝基にとってはボクサーの繰り出す連打をよけること自体は、
造作のないことだったのかもしれないね。
朝基のスタイル自体は、「瞬殺」系なんだけどね。消耗戦になると、どうし
ても体格差、筋力差、年齢差がものを言う。いくら技を磨いても、これらの
格差はあまり大きすぎると、どうしようもない。だから、消耗戦、長期戦に
持ち込まないスタイルが、朝基本来のやり方だから。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 15:50:05 ID:pD3tmpLU
>新垣先生の「猿」にしてもそうだが、金無くて読めねんだようゥゥゥヽ(`Д´)ノ ウワーーン
金あっても(別に沢山あるわけじゃないけど・・)「猿」は手に入らないよ。
売れきれっつゥゥゥヽ(`Д´)ノ ウワーーン(←ドラサン、御借りしました。
>82
池袋駅の東口降りて徒歩五分くらいのところにある本屋さん。
ジュンク堂書店とかって言ったっけかな。かなりデカイお店。
そこに猿あったよ。近くに在住なら、行ってみるのもいいかも。
話はそれるが、新垣先生は今回の小説出版に味をしめて「宮城長順」
とか「摩文仁賢和」などの一代記モノを第二第三のシリーズとして
出版たくらんでたりしねーだろーな・・・。
>>80さん
79ですが、レスありがとうございます。
やはりそれぐらいの身長ですよね。
それでも身長が高い外国人などを倒せてしまうから凄いと思います。
私も努力して、彼のようになりたいですね。ちなみに身長160前後です。
86 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 13:52:39 ID:VtJeFrI6
>75
>81
ところで、先ほどから本部の戦闘スタイルを熱く語っているが
実際に本部が戦ってるところを見たことがあるのでしょうか?
それとも映像とか残ってましたっけ?
誰か、大塚先生の物語書いてくれんかしら…
88 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 16:03:33 ID:VtJeFrI6
>>75 >本部流ってね、やったことがある人なら分かると思うけど、
って言ってるが、 ID:+7mcNi+Zは本部流やったことあるのか?
あるんだったら、歴史解説なんつー、つまらないものなんかに
レスせず、ナイハンチの分解のひとつでも書いて欲しいな(`▽´)
>>87 この前神保町に行ったとき和道流の本古い教範を見つけたが、
食指が働かず手には取らなかった。陽の目を見て欲しいと切に思う。
まあ大塚先生の一代記を期待するなら、新垣先生が一番有力だな(`▽´)
89 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 16:36:27 ID:VtJeFrI6
名嘉真氏は語った。
「本部先生の本は少ない。惜しむらくは、あの本部先生の変手(組手)
の集大成の本がた無いことだ。是非著わして欲しかった。」
実際本部朝基が世に出した本は「私の唐手術」と「沖縄拳法組手編」の
2冊しかなかった。この2冊とて、当時唐手とはなんぞや?という世間
一般の疑問に答えるための、いわば入門書的な域を脱してはいない。
当時名高い拳聖達に教えを受け、それを実戦にて自ら検証せしめたその
技術。埋もれさすにはあまりに惜しいが、現実に世に現存するのは2冊
のみ。しかし、さすがは本部、そのまま終わる訳はなかった。
「しかし本部先生も、本格的な内容による3冊目の出版を考え
ていたようでして口述で書いてもらった原稿がありました」
本部朝基は本土(大阪)に移住しっぱなしではなく、定期的に沖縄に
帰郷し、唐手界の普及や動向を逐一老に方向をしていたという。当時
沖縄に在住していた名嘉真氏は、朝基から3冊目の著書となるであろう
この原稿を預けられたという。
「『僕が送れという時に、直ぐ送ってくれ。』朝基先生はそう言いました」
原稿はかなりの厚さであり、名嘉真氏はそれを大学ノート四冊分くらいに
写し取っておいた。それからしばらくして、大阪の朝基より電報が入った。
「直ぐ送れ」
ついに本部先生の唐手集大成である本が出版されると思い、さっそく送っ
たのだが、一向に本は出ない。実は朝基はその原稿を売ってしまったのだ。
病気で入院してお金に窮してのことであった。唯一残された朝基の原稿、
名嘉真氏の大学ノートも、先の大戦の空襲で焼けてしまった。
朝基はいったい誰に、あるいはどこの出版社に大学ノート四冊分にも
なるこの原稿を売ったのだろう。あの原稿は現存するのであろうか。
ちなみにこの原稿の内容は、唐手の歴史から説き起こし、型、型の分解、
変手など、まさしく本部朝基のカラテの集大成だったという。
喧嘩空手だ、とひんしゅくを買った朝基の空手ではあるが、朝基自身は
空手に対して常に真摯な態度で臨んだ。そして、それを今考えるに、朝基
の生涯をかけて生み出した空手、その集大成である本が、とうとう世に出る
ことがなかったことは非常に悔やまれる。
あの原稿はいったいどこにいったのだろうか? そして、今も現存するのであろうか?
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/11 17:00:05 ID:XHdnqhXv
この人、弟子の掌に置いた木の葉を一本拳で切り裂いたとか、紐でぶら下げた松板を寸打ちで割ったとか、只の腕ずくでは真似できないような当て力の目撃談が残されている。
そんな突きで一撃された相手は、当人いわく、「一度突かれた方向にグラリと身体を傾け、次に戻るように前に崩れ、先に傾いた方向と逆に一回転して後ろ向きに倒れる」、と、なんだか普通のパンチとは効き方まで違ってくるのだろうか・・・・。
>なんだか普通のパンチとは効き方まで違ってくるのだろうか・・・・。
どうだろうねえ。
本部先生の弟子達の技術を見るにつけ、肩を入れたパンチでサンドバッグを
叩きに叩いて威力を養成しているように見える。そして、実際この方法は、
効率がいいかどうかは別にして、理には適ってる。実際威力もすげえしな。
現代で沖縄唐手を主張する人たちは、一様に力学的なエネルギー、言い方
を変えるなら、科学的に解明できるエネルギーを事さら嫌がる方向にある。
俺が思うに、本部先生はそれほど難解な稽古を積んでなかったような気がする。
適当に稽古していたとかって意味ではなく、とても合理的でとても分かりやすい
稽古。つまり、相手に拳が当たったとき、どうしたら威力があがるかってのを最
優先した気がする。
普通に突くよりも、肩を入れて殴れば、威力はアップする。
それを「空手はそんなボクシングまがいの殴り方はしない」とか
「そんな物理的に分かりやすい威力の放ち方はしていない」とか
言う人は言うだろうけど。しかし、そういう人に限って、肩を入れ
て打ったパンチよりも高い威力の打撃を打つことは出来ない気がする。
93 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 17:27:59 ID:VtJeFrI6
本部朝基は滴型(雫型?)サンドバックを延々殴らせ
力つきたら、座らせてさらに殴らせたという。ちなみに
座って足が回復したら、また立たせて延々殴らせる(`▽´)
本部朝基の系譜といえる日本拳法や一法流は肩を入れて殴っているが
「琉球唐手」という幻想に夢見て、ただ手を出してる人たちの突きに
比べたら、はるかに上記にあげた二者の突きの方が威力甚大であろう。
>>91 おう、説明ありがとな。出来るなら、小沼保・著の「本部朝基正伝」や
岩井虎伯・著の「本部朝基と琉球カラテ」に書かれてる内容「以外」の
内容を書いてくれると、スレは盛り上がると思うぜ(`▽´)よろしく頼む。
94 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 17:54:13 ID:VtJeFrI6
ついで。
本部朝基は、当時唐手とボクシングの異種格闘技戦について
「ボクシングのルールで戦う場合唐手は不利だよ(;´Д`)」
という趣旨を述べてる。日本拳法の本部朝基の弟子である山田
先生も、この発言に通じる趣旨のことを述べてる。
曰く「唐手のチャンピオンと、ボクシングのチャンピオン。その
2人もどっちが強いと言われたら、ボクシングのチャンピオンだ」と。
>その2人もどっちが強いと言われたら、
「その2人のどっちが強い」の間違い。
さて、夜勤に行ってくる。帰ってくるまでに100レス突破してるといいな。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/11 18:01:59 ID:af3uEltQ
1だけどこんな良スレになるとは思わなかった。
本部流は泊手を元にしてるんじゃなかったの?
猿にはそう書いてあるんだが
97 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/11 18:10:53 ID:VtJeFrI6
>本部流は泊手を元にしてるんじゃなかったの?
基本はそうかもしれんが、やり合った相手が那覇手だったり中国
拳法だったりしたら、それ相応の影響も取り入れるんじゃね?
>猿にはそう書いてあるんだが
猿読んだ事がないので、あんま言いたくはないんだが。
新垣の歴史モノは眉毛にツバつけて読んだ方がいい。
俺が思うに、奴は歴史検証にかなりの主観を入れてる。
>>88 やはり、普通に考えたら新垣先生が有力候補でしょうね。
小説も何冊か出してますし、結構面白いですしね……
でも、新垣先生本土の空手家の小説なんて書かないんだろうな……
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 02:44:39 ID:U0RKe4z+
75だけどね。本部流も御殿手も習ったことがある。20年くらい前
の話だけど。道場は狭い世界なので言えない。
>本部朝基は、当時唐手とボクシングの異種格闘技戦について
>「ボクシングのルールで戦う場合唐手は不利だよ(;´Д`)」
格闘技というと、壮絶な「殴り合い」をイメージする人にとっては、
本部流は理解しにくいかもね。本部流は「一撃必殺」がモットーだか
ら。そのためには、急所攻撃だって構わない。フェイント、奇襲、そ
ういうのも否定しない。本来の朝基の「技」はそういうものだった。
消耗戦に持ち込ませないのが、本部流。
「興行向け」の見せ物として魅力的にされた現代の格闘技や「スポーツ
化された」武道とか、そういうものとは、朝基の空手とは対極にある。
朝基のスタイルは、すぐに決着がつくし、動作もショートカット(近道)
が多いから、動きも地味でとても「映画向き」じゃない。
だから、ボクシングのルールで戦ったら、朝基の技は不利かもしれない。
朝基が目指した空手は、何ラウンドにもわたって、ひどく消耗しながら、
お互い壮絶な殴り合い――ってなスタイルじゃないし。短距離の王者を
マラソンに出場させてみても、精彩を欠き、勝てなく不思議ではないよ
うにね。
本部流では「腰」が重要だよ、肩というより。あと、夫婦手が有名だけ
ど、これも「攻防一体のスタイル」を理想とする本部流の原理から理解
しないと、うまく伝わらないかもね。
「一撃必殺」「攻防一体」「近接戦」
朝基のスタイル(本部流)はこの三語でだいたい言い表すことができる。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 03:25:30 ID:9CaKKnCY
↑
小説でH「面を駆使して点をうつ」でしたっけ・・・
超カッコよかった。
101 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/12 03:48:31 ID:MWHfWFCQ
88 :ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ :04/12/11 16:03:33 ID:VtJeFrI6
>>75 >本部流ってね、やったことがある人なら分かると思うけど、
>って言ってるが、 ID:+7mcNi+Zは本部流やったことあるのか?
>あるんだったら、歴史解説なんつー、つまらないものなんかに
>レスせず、ナイハンチの分解のひとつでも書いて欲しいな(`▽´)
ありきたりの説明はいいから、ナイハンチの分解書いてみてよ(`▽´)
102 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/12 03:54:45 ID:MWHfWFCQ
>本部流は「一撃必殺」がモットーだから。そのためには、急所攻撃だって
>構わない。フェイント、奇襲、そういうのも否定しない。本来の朝基の
>「技」はそういうものだった。消耗戦に持ち込ませないのが、本部流。
それは本部流じゃなくても、ほとんどの唐手はそういうモットーですよ。
っていうか、消耗戦に持ち込む空手の流派ってあるんですか?
>「一撃必殺」「攻防一体」「近接戦」
>朝基のスタイル(本部流)はこの三語でだいたい言い表すことができる。
これも別に本部流というわけではなく、どこの空手でもそうでしょ。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 05:58:37 ID:U0RKe4z+
>それは本部流じゃなくても、ほとんどの唐手はそういうモットーですよ。
>っていうか、消耗戦に持ち込む空手の流派ってあるんですか?
>これも別に本部流というわけではなく、どこの空手でもそうでしょ。
そんなに、大雑把に一括りにしたら、どの流派の特徴を説明するのでも、
「どこでもそうでしょ」で片付いてしまうね。まあ、別に私はいまは
本部流の門下生でもなんでもないから、知りなくなければ知らなくていい
し、適当に片付けて済ませる人間は、そうすればいいというだけで、別に
説明する義理はないね。
104 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/12 09:23:11 ID:MWHfWFCQ
>そんなに、大雑把に一括りにしたら、どの流派の特徴を説明するのでも、
>「どこでもそうでしょ」で片付いてしまうね。
してないしてない、大雑把にしてませんよ。自分の都合のいい解釈はやめてください。
貴方が「一撃必殺」「攻防一体」「近接戦」が本部の特徴って言ったんでしょ?
だけど必殺を目指さない空手はないし、攻撃と防御をバラバラしていいって教えてる
空手もないし、遠距離で倒せる空手もありません。離れてる相手を倒すなんて超能力者
じゃないんだからさあ。
貴方が本部流の門下生って自称するから、特徴を聞いてみただけだよ。ありきたりの
説明じゃなくて、確かに門下生だと分かるような情報をね。でも、大した情報もってないみたい。
>知りなくなければ知らなくていいし、適当に片付けて済ませる人間は、
>そうすればいいというだけで、別に説明する義理はないね。
言ってる事が意味不明。ようするに分解は知りたくないから習わなかった
って事でしょうか?稽古もなにもかも貴方のおっしゃる「適当に済ませた」と。?
ああ、そうだ言い忘れましたが。実は俺も本部流習った人間で−す(`▽´)
道場は狭い世界なので言えまんし、技術も説明する義理ないから内緒です(笑)
でも僕、本部流の人間だったんですよ、みんな信じてねー(`▽´)
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 11:27:59 ID:mcu70Tm0
ドラって知識はあるのに何でこう性格悪いのか…
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 13:24:34 ID:U0RKe4z+
>だけど必殺を目指さない空手はないし、攻撃と防御をバラバラしていいって教えてる
>空手もないし、遠距離で倒せる空手もありません。離れてる相手を倒すなんて超能力者
>じゃないんだからさあ。
まあ、よくそんな極端な話に持って行けるね。朝基の唐手がほかの流派と何ら
変わるところがないのなら、このスレ自体が必要ないわけだ。でも、もし朝基の
唐手には、ほかとの流派との「比較で」何か目立った特徴があるとすれば、それ
は何なのか。それを「一撃必殺」「攻防一体」「近接戦」と言ったのですよ。本
部流の「立ち方」「構え方」「足運び」すべてが、上記の特徴を円滑に行えるよ
うに、「ほかの流派と違う形で」工夫されている。こういう視点を頭に叩き込ん
で、目を皿のようにして、朝基の著書を読み、彼の写真を見、現在の本部流の演
武などを機会があれば見ておけば、「なるほどな」と納得する点が多々あるはず。
これで分からなければ、武道のセンスはないね。こういう人間は、何を見ても、
何をほのめかされても、全然本質的なことには、気づかないで終わってしまうだ
ろう。
今の伝統空手の方法を一度全て見直せば、もういちど本部流と同等以上のものを作れるのではないだろうか。
失われたものを足し、足りないものを補えば。
>106
>上記の特徴を円滑に行えるように、「ほかの流派と違う形で」工夫されている。
ええ、ですからその「ほかの流派と違う形で」なされている「工夫」とは
一体なんなのか?という事をお聞きしているのですよ(`▽´)
貴方が「一撃必殺」「攻防一体」「近接戦」が特徴とおっしゃるから、
私はそういったものは従来の唐手にもありますねと言ったんです。
上記の三つが本部流の特徴というのなら、貴方のおっしゃる「ほかの
流派と違う形でなされている工夫」は特徴ではないということになり
ますね。そういう事でよろしいでしょうか?
>こういう人間は、何を見ても、何をほのめかされても、
>全然本質的なことには、気づかないで終わってしまうだろう。
ああいう人間は、何を言われても、何をほのめかされても
本質的なことは言えないで終わってしまうだろう(`▽´)
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 06:39:11 ID:HrhI7BWY
朝基っあん 何であんなに腹でてるのさ
虫でもいるのか?
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 09:14:10 ID:qn/ysKtq
大阪と群馬か、さすがにちと遠いな・・・。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/13 10:53:01 ID:d45JFc9b
>朝基っあん 何であんなに腹でてるのさ
>虫でもいるのか?
腹が出ているというより、腰が太い。下半身の安定感がすごいある。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/13 11:05:33 ID:d45JFc9b
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψは、哲学なき資料収集家だからなぁ。
いろいろ資料を引っ張り出してくるけど、自分の考えがあるわけじゃない
から、結局いつも引っかき回して終わり。
ああ言えばこう言う式の議論ばかりで、結局何が言いたいのかわからん。
>75だけどね。
いまだにドキッとしてしまう。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 17:59:35 ID:WbUlCKTj
>朝基っあん 何であんなに腹でてるのさ
>虫でもいるのか?
ヒッヒッ!
笑った、笑った。確かに朝基先生の丹田はスゴイ!
そして虫はいるよ・・。「空手虫」が’’’
ん! 「空手虫」を知らん?
今月の月刊空手道のイラスト編をみよ!
噛みつかれて後悔すんなよ。
116 :
愛☆一路:04/12/16 14:32:26 ID:How/1LWZ
「本部朝基と琉球カラテ」の約束組手は興味深いです。
普通は受けが攻撃して来るのをさがったり、横に捌いたりしそうなものですが、
相手の攻撃と同時に前に踏み込んで受けはずしています。
そのあたりが「攻防一体」といえますね。ただドラさんが言うように
本部流に限ったことではないですが。
「近接戦」ってどんなファイトスタイルなのでしょう?
反対に「遠接戦」あるならどんなスタイルのなるのでしょうね。蹴り技のみ?ヒットアンドアウェイ?
「打撃系」「組技系」ならまだわかりますが「遠・近」で区別する意味がわからん。
「一撃必殺」なんてものは迷信です。イッタイ誰が言い出したのでしょう。
そもそも殺してはいけません。空手は君子の武術ですから。
空手が君子の武術なんてイッタイ誰が言い出したのでしょう。
まぁそれは置いといて、沖縄空手で接近戦といえばまず掴みありきなんじゃないかな。
118 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/16 22:06:42 ID:636O6YEF
>>116 >「一撃必殺」なんてものは迷信です。イッタイ誰が言い出したのでしょう。
確かに理想ではあっても、実用的な観点でいえばちょっと違うよな。
必殺ってことは、文字通り「必ず殺す」って意味であって、銃を例えに出すと分かりやすい。
相手を必ず殺すなら、一発の弾丸でしとめるのと、マシンガンを使って
ダダダダダダダっと撃ち込んで仕しとめるのと、どっちが確実に殺せるか。
必ず殺すってのは、つまり念には念入れて、逃さずに、確実にってこと。
そのためには、一発どころか二発三発と周到に執念にいかなければならない。
119 :
愛☆一路:04/12/17 18:25:06 ID:j4ohkvt0
>>117 >空手が君子の武術なんてイッタイ誰が言い出したのでしょう。
実は僕もうろ覚えで使ってました。
掴みねぇ。掴みある無しで「遠・近」のスタイルがきまるのですか?
突きのとどく距離は掴める距離でもありますから掴みがないのは技術体系は不自然ですし
僕は空手全般に掴みはあると思ってます。
120 :
まっう☆:04/12/17 18:42:34 ID:K99giy29
こんにちは。
僕剣道やっています。
15歳です。
レスください。
待ってます。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 12:15:43 ID:skZH/hTU
>>1 >『猿』は良かったなあ。
ナンか他スレからですけど、「猿」出版社でも売り切れみたいですね。
買っときゃよかった。
123 :
散歩好き:04/12/18 21:41:47 ID:zl5Cmq9Z
神田の古本屋で300円で売ってた
内容があれなので買わんかったが
>>122 池袋のジュンク堂書店で金曜買ってきた。
その時点であと2冊あったよ。
校正が甘くて、誤字が目立つ本だった。
出版社の力が、この辺にも出てるのかなと感じた。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/20 13:20:10 ID:rRYSNVSf
>出版社の力が、この辺にも出てるのかなと感じた。
まあ、あの辺りが限界だろう。
以前、何かの雑誌で本部流の特集をやってて、
それがなんか、フックやらアッパーやらの技術を紹介してて、
構えとかも含めて、まるでキックボクシングみたいだった。
本部流ってああいうものなの?
これまた、どこでよんだか覚えてないが、
朝其が自分の空手を確立したと自負した後にボクシングと出会い、
それらの経験から「相手の懐に入ってしまえば打撃をもらっても利かない」
という発想を得て、「入身」などを取り入れた本部流が出来たという話を
読んだ気がする。だからキックボクシングっぽいのだろうか。
そもそも本部朝基は流派には反対だという話ではなかったっけ?
もしそれが正しいなら、本部流って何なのさ?
後付けじゃないの?
128 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/30 07:38:20 ID:IPvWWLgy
本部流はキックボクシングとは全然違うよ。だいたいキックそんなに
重視してないし。
あと、朝基が本土に出てきたのは50代だから、それからボクシング
の影響受けたとかあり得ないかと。
>本部流はキックボクシングとは全然違うよ。
キックとは違うけど、従来の唐手とは大差ないんだよな。
>>128 ほぉ、そうなの?
でもボクシングは重視してんでしょ?
なんかシャベルアッパー(フックか? スコップか?)とか、
そっちの影響をもろ受けてそうなもんだったし。
それとボクシングを視野に入れて、入身を取り入れて本部流ができたって話は
金城裕氏が書いてた話だったから、そんなにいい加減なことでもないっしょ。
んでもって、入身っての古来の空手とは異なる発想なんでないの、と。
132 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/31 02:23:14 ID:STne+YNY
>128
>50代だから、それからボクシングの影響受けたとかあり得ないかと
なにが影響受けたのはありえない、だよボケ。
50代にもなれば、自分の空手を確立及び熟成していて完成に
近いので他の影響を受ける必要はない、とでも主張したいのか?
本部朝基は本土に上京した際、講道館に通い柔道の段位まで取ってる。
バリバリ柔道の影響受けてますねえ。日本刀を使った型だか技だかも
研究してたって証言もある。剣道の影響受けてますねえ。変ですねえ。
失礼ですが「影響受けたなんてありえない」なんてのは、
>>128が思い
描くロクな根拠のない自分の都合のよい本部朝基像なんじゃないの?(`▽´)
133 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:04/12/31 02:30:08 ID:STne+YNY
>>131 同感。まあ、
>>128のレス待ちですな。
>本部流はキックボクシングとは全然違うよ。
と
>>128さんが言い切るんだから、「キックボクシングの技術」と比べて
「どこがどう違うのか」解説してくれるでしょ。まさか説明はしないのに
「違うったら違うの!」なんてガキみたいな言い分こねないと思いたいし。
でもどうだろうなあ、このままダンマリな気もする。都合の悪いレスはパスとかね(笑)
134 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/12/31 13:21:52 ID:M4vxYgui
>ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ
おまえ、うざい。よそ行け
>134
>>128さんが都合の悪い質問スルーせずにレスしてくれたら
どっか行くこと考えないでもないですよ。Ψ(`▽´)Ψ
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/02 01:27:24 ID:dfjS8tUo
大阪の道場を紹介してよ。
>>131 多分、本部流拳法とまちがっトル
本部流は空手
本部流拳法は適当な創作
>>137 本部流拳法?
そんなのもあるんだ。それって本部流空手とは別物なの?
本部朝其は本出すときに「唐手拳法」とか呼んでたじゃない?
まぁ、シャベルアッパー云々は俺が本部流拳法と勘違いしてたとして、
ボクシングを視野に入れて入身を取り入れた、というは金城先生談なんだけど
金城先生も勘違いしてたわけではなかろ?
139 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ :05/01/02 13:51:27 ID:eS2lJH0d
そういえば金城先生は本部先生と同時代に生きていた人だっけ。
近所の家に遊びに来た想い出とかあるらしい。
その時代に生きた人(金城先生)の証言だろ。
>>137は少なくとも、同じ時代に生きた人か、もしくは本部朝基の
直系の系譜の技術を受け継いでないと、発言の説得力に欠けますなあ。
系譜をうけつぐ?w
沖縄にきて、道場見学してくれw
一目瞭然w
142 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 15:32:07 ID:eS2lJH0d
>141
意味が分からねえなあ。俺に言ってんのか?
143 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 15:50:29 ID:eS2lJH0d
>141
もしかして、この俺に言ってんですかあ??
144 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/02 16:01:14 ID:uPn58jKU
>ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ
で、お前は本部流を習ったことあるの? それとも本だけの知識
であれこれ偉そうなこと言っているの?w
145 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:04:03 ID:eS2lJH0d
146 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/02 16:06:55 ID:uPn58jKU
>>145 ほう、そうなんだ。それじゃ、どこの道場で本部流習ったの? 師範の
名前いえる?
147 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:09:24 ID:eS2lJH0d
>146
>>104 >道場は狭い世界なので言えまんし、
>技術も説明する義理ないから内緒です(笑)
148 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/02 16:11:14 ID:uPn58jKU
なんだ、脳内門下生かw。くだらん。
149 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:11:56 ID:eS2lJH0d
>>148 なんだ、今さら気づいたのですか?貴方の頭の方も大したことないですね?w
150 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:13:33 ID:eS2lJH0d
頭のいい人なら、
>>104のリンク読んだだけで気づきます(笑)
151 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/02 16:16:37 ID:uPn58jKU
知らん。スレが上がっているから久しぶりにのぞきに来ただけだしw。
情報を盲信したクチですな
153 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:19:32 ID:eS2lJH0d
>>151 いやいや、これに懲りずにまたきてくださいな。一緒に遊びましょう。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/02 16:38:26 ID:uPn58jKU
ちゅうか、本部流に興味があるんなら、一度習った方がいいと思うぞ。
単なる論争を楽しむだけなら別だがな。でないと、本部流を習っている
人に失礼だと思うぞ。頭であれこれ想像していても、実際にやってみ
ないと分からないことはたくさんある。常識すぎる結論だがw
155 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:39:46 ID:eS2lJH0d
で、
>>128はいつレスするんだ?
しないって事は負けを認めたって事でいいのかな? ん?
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/02 16:43:16 ID:VDjZcilE
結局このスレには本部流を習ったことある人はいないってことでよろしいか。
157 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:45:27 ID:eS2lJH0d
>156
スレをよく読め。いるぜ一人。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/02 16:49:59 ID:VDjZcilE
自称除く
159 :
ドラヰモン@Ψ(`▽´)Ψ:05/01/02 16:52:41 ID:eS2lJH0d
なんだ、過去に俺にいちゃもんつけてきたアイツはやっぱりアイツは自称
だったのか?! なんだ、絡んで損したよ。自称じゃしょうがねーよな。ウェーハハハ(`▽´)
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/02 18:25:53 ID:wpmNhup2
漫画でなく日本拳法vs極真空手の対決本当にあったのだ。
大山vs山田でなく弟子どおしで。
正真正銘100%の事実だよ。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/02 20:18:18 ID:kSRQWyqZ
159の肖像
/:::::::::::::::::::::\ 36歳。無職。童貞。糖尿。
/::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 以前、後輩である女子中学生に告白したところ
|:::::::::::|_|_|_|_|_| 「氏ね、デブヲタ」と非難され玉砕。
|_|_ノ∪ \,, ,,/ ヽ 以後、少女に対して異常なまでに憎悪を持つようになる。
|::( 6 ー─◎─◎ )
|ノ (∵∴∪( o o)∴) 劣等感の塊で、2ちゃんねらーを叩くことのみで自我を保っている。
| < ∵ 3 ∵> 論理的な思考が出来ず、コロコロと自分の主張を変える。
/\ └ ___ ノ 自分に不利な意見には目を通さず、
.\\U ___ノ\ あくまで自分の土俵で相撲をとろうとする卑怯者。
友人、恋人もいず、2chしかはけ口、遊び場がなくずっと引きこもりである。
\\____) ヽ 本人は理論派と思っているが、その論旨は見ての通り矛盾だらけ。
不利になるとすぐに別な話題を振り、「俺が独り言といえば独り言」と言い張り保身。
文章読解能力が著しく欠落しており、自分ワールドの中では完璧な話題運びだと思っている。
2年前に著作権違法未遂事件を起こし、6カ月の執行猶予を受けている。
精神病院への通院歴あり。
こんな腹出たおっさんが本当に強かったのか疑問だな。
あの腹は練習してない証拠だろ。
若いときは強かったかもしれんが、晩年はあれは練習してないな。
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 02:34:49 ID:r9qF1pdN
>>162 それ勘違い。
腹が出てるから弱い、割れているから強いっていうのはスポーツの発想。
本部氏に限らず、王樹金なんかもっと太ってたが日本の挑戦者たちは歯がたたなかった。
上原先生もお腹でてたし・・・
年をとって若いころと同じような鍛錬するわけないし、もししてたらたいしたことない人でしょ。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/03 07:18:12 ID:sH5Ro5mT
>若いときは強かったかもしれんが、晩年はあれは練習してないな。
アホか。晩年の武勇伝なんて腐るほどあるだろ。逆に本部朝基以外の
「拳豪」とか「拳聖」とか言われている他流派開祖で、本当に強かった
どうか怪しい連中なんて腐るほどおる。
>晩年の武勇伝なんて腐るほどあるだろ。
ロシア人ボクサーに勝った話しか知らないのでいくつか教えてください。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 13:07:05 ID:VRxnXAbT
165
>晩年の武勇伝なんて腐るほどあるだろ。
ロシア人ボクサーに勝った話しか知らないのでいくつか教えてください。
「ロシア人ボクサーに勝った」とか雑誌に載ったとか書いてあったね。
これ自体、確たる証拠とは言えない。伝承的要素が多し。
写真ではなく、イラストだったけ。
ましてやその他の武勇伝なんて。
古今東西、武道の達人の武勇伝なんて伝承的要素が多くあてになならない。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/03 13:50:22 ID:fo/f6uwx
本部朝基の武勇伝が伝承?w お前、アホか。いままで発売された朝基
関連の書籍はもちろん、空手雑誌とかにも、本部朝基に直接教わった古
老達の証言記事とか、いっぱいあったやんけ。和道流開祖の大塚博紀先
生をはじめ、「実際会った中では、朝基こそ最強だった」と証言してい
る人はたくさんおる。2ちゃんの朝基の過去ログあさるだけでも、そん
な逸話ごろごろ出てくるはず。少しは調べろw
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 14:35:54 ID:n2KsBpIU
繰り返し聞くけど、大阪で習えるところ教えてくれ。
賢友流には本部朝基の色はあるのでしょうか?
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 14:54:15 ID:bGBVYiEX
167
だから証言だけじゃないの。
別に本部朝基が弱かったとかは言わないけど。
「和道流開祖の大塚博紀」「船越義珍」等ら当時有数の達人と対決したわけでない。
勝負はやってみるまでわからない。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/03 15:45:38 ID:fo/f6uwx
>「船越義珍」等ら当時有数の達人と対決したわけでない。
>勝負はやってみるまでわからない。
そりゃ、そうや。けど、その船越義珍先生が、朝基の組み手の申し出
から逃げ回っていた話も有名やで。このスレの上の方にも出てかもしれ
んけど。
だいたい、昔の空手家は一生、型ばっかりやって実戦なんてやらんか
った人がほとんどや。朝基は例外中の例外。本当の「実力」なんて
言い出したら、朝基以外の達人先生たちははっきり言うて強さは分か
らん。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 16:06:41 ID:ruBvflpb
170
そうでしょうね。
朝基が強かった事は異論ないです。
ただ時代的背景、事情等もあるので、論ずるのはナンセンスかもしれませんが、
もし朝基、弟子の山田がムエタイと対決していたら
朝基の圧倒的強さは証言や新聞記事があっても疑うのにムエタイに関しては常に最強だと疑わないんだね。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 18:59:22 ID:eRSDosiw
別にムエタイ最強とは言ってない。
「朝基の圧倒的強さは証言や新聞記事」で証言はわかるけど新聞記事て何?
そりゃ失礼。新聞じゃなく雑誌だったかな?持って来いとか言われて知らんよ。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 20:17:37 ID:7rCUaZKR
174
持って来いとは言わないが、具体雑誌名は?
雑誌なんて、ほとんどが所詮証言の寄せ集めをライターが主観等を交えて書いたものじゃないの?
対戦時の具体的日時、場所、写真があれば信憑性はあるだろうが。
ちと論点がずれてるようだが…?
朝基の圧倒的強さは疑ってもムエタイの圧倒的強さを疑わない貴方に疑問を提言しただけで
朝基の数々の逸話を真実のように語っているわけではない。
あと、すまないが雑誌か新聞かもさだかじゃない状態で雑誌名とかは分からないね。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/03 21:46:53 ID:gfyOkPdW
>>雑誌名
確か「キング」とかじゃなかったっけ?
昔グローブ空手の特集本に山田辰雄の特集が載っていて、そこに本部朝基の話も
載っていたよ。ボクサーとの戦いを報じた記事も載ってたわ、確か。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/04 01:03:02 ID:R2edzrBj
勝った話
ロシア人ボクサーに勝つ
船越先生に対戦要求(弟子と対戦させた?)
ピストン堀口のパンチを捌く
負けた話
大塚先生に投げられる
宮城先生にたしなめられる
金城先生の方がナイハンチが上
追加訂正してください。
山田辰雄先生の日本拳法空手道は道場はどこにあるのでしょうか?
もう無いのでしょうか?
180 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/04 02:16:08 ID:6nbEbfY/
>>178 "自称"本部朝基に勝ったとかいう話は入れるな、ボケ。裏付けの取れるもの
だけカウントしろ。
181 :
>>799:05/01/04 02:27:20 ID:GZfJMwS3
大塚先生と本部先生は中が良かったという話を聞いたけれど、、、どうなんだろう?
宮城先生には力比べをして押さえ込まれたと、月刊空手道の別冊に載ってた。
山田辰雄先生の日本拳法空手道の道場は杉並にあると聞いた。教えるのはキックになってるらしいとも聞いたよ。
たしか一二年前のフルコンタクトカラテに出てた。
ちなみに現師範はムエタイと戦ったということだ。こっちはソース忘れた。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/04 03:13:45 ID:R2edzrBj
負けた話
屋部先生に掛け試しで負ける
183 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/04 03:36:28 ID:2qY95Dpj
過去ログから:
3 名前: 安全剃刀 投稿日: 2000/11/08(水) 00:35
かなり前に、タイトルは失念したが何かの武道雑誌に、戦前本部朝基師か
ら直接空手を教わったご老人のインタビューが載ったことがある。
稽古後の風呂帰りなどで、本部師が「いいか良く見てろ、実際の戦いとは
『一発』だ、、、」と仰り、ヤクザ者などがたむろする屋台に近づき、平然
とあれこれ注文していると、案の定、小遣い銭欲しさに絡んでくる。頃合良
しと見るや、まさしく突き一発で仕留めていたそうな、、、
184 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/04 03:40:01 ID:2qY95Dpj
5 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/11/08(水) 04:03
あと和道流の開祖の先生も本部朝基から指導を受けていたそうで
和道流を興した後も
自分の弟子の「一番強い空手家は誰ですか?」という質問に
「それはなんといっても本部朝基先生だよ。」と答えてたという。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/04 03:43:38 ID:2qY95Dpj
145 名前: 138=110 投稿日: 2000/11/20(月) 21:56
摩文仁先生とのエピソード
大塚先生は本来、スーパーリンペーの形を得意とし
和道流の形にもスーパーリンペーを入れていたが
ある時、摩文仁先生から誤りを指摘され正しく教わり直すも
イマイチ自信が無かったのでスーパーリンペーを和道流の形から除いた。
本部先生とのエピソード
まだ習い始めの頃、大塚先生と本部先生が組手をし
本部先生が仕掛けてきた技を大塚先生が柔術の逆技ではね返したのだそうだ。
それで本部先生に認められ急接近したという。
(それ以来、本部先生も柔術をも研究するようになったらしい。)
後年、弟子(真野先生)に
「一番強い空手家は誰ですか?」と問われた大塚先生は
「それはなんといっても本部朝基先生だよ。」と答えたという。
(私、このエピソードを聞いた時、
とかく「俺が最強」的な発言をする武道家、格闘家が多い中で
大塚先生の謙虚さに感銘を受けました。)
186 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/04 03:48:13 ID:2qY95Dpj
60歳台の時に現役のピストン堀口に本気で殴らせてパンチを全部避けて
壁まで追いつめるくらいだから、今の空手家とはレベルが違いすぎる。
見てた小西康弘氏は、そのうち殴らないか冷や冷やしたらしいけど・・・
>大塚先生と本部先生は中が良かったという話を聞いたけれど、、、どうなんだろう?
大塚先生は本部先生の弟子。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/05 23:38:53 ID:4x5Ecvo5
本部vs大山倍達
本部vs中村日出夫
と戦ったらどちらが強いだろうか。
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 01:47:03 ID:/B0dSjQO
>本部vs大山倍達
本部だろう
>本部vs中村日出夫
中村だろう
へぇ〜大塚先生、本部先生から指導を受けていたんですか〜
どうりで、和道のナイファンチは本部先生のそれと似ているな〜と思っていました。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 04:49:25 ID:y5yCmXtg
中村さんそんなに強いニカ?
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 06:25:56 ID:y5yCmXtg
和銅流はナイファンチニカ?鉄器じゃないニカ?
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 20:30:57 ID:NpDQe8up
188 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 01:47:03 ID:/B0dSjQO
>本部vs大山倍達
本部だろう
>本部vs中村日出夫
中村だろう
どうして?
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/07 23:26:11 ID:5ieT3Ufz
ID:/B0dSjQOが在日北チョン だから
50代の中村はマジで強そうだよ。
身長はそんなでもないけど、幅と厚みが物凄くある。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:17:02 ID:T5PhSUnF
>>192 中村氏の強さは脅威的でしょう。
昔強かったというだけでなく今でも垂木を切るわけだし。
本部先生を大山先生の上にしたのは、大山先生は40代くらいからいい動きができなくなったのに対し、本部先生は生涯強かった。
これは生力ではなく理にかなった動きができてたからでしょう。
ちなみに私は、今の空手会では、1に柳川昌弘氏、2に青木宏之氏だと思っています。
>>193 日本人ですが。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:25:15 ID:t7OILQN8
中村氏が昔強かったというソースはありますか?
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:32:22 ID:T5PhSUnF
>>196 ソースかどうかは分かりませんが、「拳の道」という本のなかのエピソード、極真空手元チャンピオンのロウヤマ氏の本などでしょうか。
あと金城裕先生の証言もあります「あの人と組手をすると当てられそうだから組手はしなかった」と何かの雑誌で語ってました。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:34:18 ID:3wFyEPVo
柳川さんが強いというのは、どのへんで判断しましたか?
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:43:02 ID:T5PhSUnF
>>198 フルコン、伝統派、ボクシング、K1などいろんな格闘技がありますが、どの種目の人も先の先が取れている人は、ません。
ヒクソンくらいでしょう。
しかし、柳川先生は、相手の動きに対し、実際相手が攻撃する前の意識を動かした瞬間に前にでて攻撃することができます。
こういうレベルの人には、フェイントなど全く通じません。
もちろん私が体験したわけでもありません。あくまでビデオ、本、からの勝手な判断です。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 09:23:28 ID:/OjYfqso
195、197
勝負はやってみるまでわからない。
全て関係者のであろうという証言的要素だけ。
<例>
●ウィリーVS猪木戦
30秒で猪木はKOされると言われたいたが、4Rで引き分け。
●極真がK-1参戦前
極真以外のキックボクサーは死ぬか骨折すると言われたいた。
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 10:32:31 ID:IayT2Le8
202 :
名無しさん@お腹いっぱい:05/01/08 11:43:24 ID:n4D+jQDX
現代の格闘技選手ともし戦ったら・・・っていう比較、気持ちは
分かるけど、意味ないでしょ。時代背景が違うんだから。
逆に現代の選手が戦前に生まれていたら、どれくらい強かったか
というのも、定かではない。貧弱な食糧事情、乏しい情報、ウエ
イトトレーニングなんてないし、プロテインもサプリメントもあ
るわけじゃない。テレビに出てくるような選手の中には密かにス
テロイド(筋肉増強剤)すらをしようしている選手もいるだろう。
ビデオで相手の戦い方を研究するなんて、あり得ない時代でも
あったわけだし。
>>201 いやいや、そういう希望がないと、
武術やってる甲斐がないっしょ。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 04:24:35 ID:mFCCPrV3
>>199 真性厨房か
相手にするだけ時間の無駄だなw
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 04:41:20 ID:6OEUYrwE
>>204 わしには199の意見はまっとうに思えるんだが。
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/11 19:21:48 ID:jJp2uGa7
>>205 199のカキコはまともだろう。ヒクソンのタックルがかわせそうでかわせないのは、そういうタイミングを取ってるからだろ。
相手の気配の動きにあわせて動くということは、達人といわれる人はみんなやっていること。
もちろん本部朝基もそう。そのレベルに違いがあるだけ。204は本当に武術やってるか?
大昔、柳川先生と青木さんがそろって出演して先の先を披露した番組があったな。