>>865 >自分は、打つときに一切の迷い、考えを消し去り、一刀に全てを込めます。
「捨てて打つ」ということ自体は、
>>866も言ってるとおり、おおむねそれでよい。
大事なことは、打つ「とき」に捨てるのではなく、捨てて「から」打つこと。
間合に入ったときは、もう既に全てを捨てていなければいけない。
打ちたい気持ち、打たれたくない気持ち、これが残っていると、
色に現れ、自分より格上の相手には、これを察知されてしまう。
相手の攻めにびくついて手元が上がってしまったり、
「打たされて」しまうのは、打つ「前に」捨てきっていないため。
ただし、「捨てる」というのは「心を放つ(放心)」ことであって、
ことは「心を止める(止心)」ことではないよ。
心が止まると、それは「居つき」になってしまう。
ここが難しいところ。いろいろ工夫し鍛錬してみよう。
先に紹介したNHKの番組では、立ち切りに挑戦したO君が、
中盤を過ぎたあたりから一瞬にこの精神世界に入り込んで、
それ以後、打つ技全てが不思議なくらいよく決まるという
場面が見られるよ。これぞ立ち切り効果。
>>868 >間合いに入ったときの「タメ」とはどう言うものかイマイチ掴めません。
分かりやすく言えば、チキンレースのようなもの。
間合、すなわち一足一刀の間合というのは、およそ1メートル踏み込めば
相手を打つことができ、相手が1メートル踏み込んでくれば打たれる間合。
だから、一足一刀の間合いからどちらが先に打ち込めるか。これを競うのが
3段までの稽古。
1メートル踏み込んで打つためには、1メートル先を打つタイミングで、
竹刀を振らなければならない。そうしないと気剣体が一致しない。
しかし、1メートルではなく50センチ踏み込んで50センチ先を打つのならば、
コンパクトな振りで、もっと速いタイミングで打つことができる。
そこで、相手に1メートル先を打つタイミングで打たせておいて、
その途中のところを、自分は50センチ先を打つタイミングで素早く打ってしまう。
相手は打ちに来てるのだから、50センチの踏み込みでも十分打てる。
相手には1メートルの間合で自分を打たせ、自分はそれを50センチの間合で
打ち止める。これが先に書いた「相手からは遠く、自分からは近い」という間合の妙味。
このためには先に相手を引き出さなくてはならない。一足一刀の間合いから
自分が先に1メートル踏み込んで打ちに行くのではなく、相手先に打たせる。
この我慢が「タメ」ということ。
そして、この「タメ」をつくるには、間合に入ったときに、打ちたい気持ち
打たれたくない気持ちを捨て切っていなければならないということ。
一瞬のチャンスにかけ、そこで全てを捨てて行動するというのは、
人生でもなかなか難しいもの。
せっかくのチャンスを目の前にしながらも、それまで得てきた収入や地位
家族や生活、友人などなど、そういうものを守りたいために躊躇してしまう
ということはよくあること。
チャンスにのって、そのチャンスに全てをかけるためには、このチャンスが
確実なものであるという確証を持てなければならない。
そのため確実なチャンスは、自分でつくらなければならない。
他人が与えてくれたチャンスは罠や誘いである場合も多い。
そんなのにのってしまったら人生の破滅。
チャンスを自分でつくるためには、事前の情報収集が大切。
こういうことを、「剣先のさぐり合い(情報収集)」から始まる「攻め(チャンスをつくる)」、そして全てを捨てた「打ち(行動)」とその後の「残心(責任)」というかたちで教え、それを頭で理解するばかりではなく、身体で体得させるのが剣道。
だから、剣道は人生を活きるという意味において実戦的であり
剣道が「人間形成の道」と言われる理由なのだ。
またまた、高尚になりすぎたかな?w
もちっと下賎で野蛮な戦い方をお願いします
>下賎で野蛮な戦い方
無理矢理場外に押し出す、無理矢理竹刀を叩き落とす、
とかの何度もやると自分が反則をとられるような卑怯な行為でも
一発目で成功してしまえば反則をとられるのは相手、とか
でもハッキリ言ってこれらは間違っても「いざというとき頼れる技」にはならんがなw
護身で剣道を役立てようと思ったら、とりあえずできるだけ発狂したような掛け声(気合)を
を大きく叫ぶ。相手は気合負けする。
それができなければ、きっと真剣でも負ける。
そんな下賎な話希望
>>870 ありがとうございます。
チキンレースって事は待たずに常に打つだけの状態を保つことが必要って事ですか。
876 :
YMA:2005/07/09(土) 16:39:03 ID:3UqXoKxe0
>>869 今やっていることにだいたい近いようです。「心を放つ」ことは感覚的には掴めてきています。
完璧にはまだまだ足りませんが。少なくとも「心を止める」ことは98パーセントは無くなりました。ここからが・・・・
ただ、まだ「攻め上げる」という気持ちでそれを行っているのでそれを何とか研磨していきたいです。
「攻め上げる」気概は、来れば必ず斬る、来なければ追い詰めるというものです。
もっと鍛錬し、一切の解放、世界との同化できるように工夫していきたいと思います。
なかなか質問できることではないので、本当に勉強になります。ありがとうございます
877 :
YMA:2005/07/09(土) 16:57:17 ID:3UqXoKxe0
>>874 正道ではないと思いますが、罠に掛けるのがありますよ。
逃げ腰で空元気、そんなのを装いながら、油断を誘う。念入りにしながら、ダメージがないよう逃げ回る。
イライラして、感覚が鈍った時に、最速、切れのある打撃で攻め上げる。一気に混乱するので喧嘩や剣道の試合でも有効ではある。
あとは、顔{面}を終始狙いつつ攻撃、意識が完全に行ったところで、今度は腰を一気に落として潜り込む。剣道なら篭手、すれ違いざまで面が決まる。
それを上下に分けつつ、必ず当たる間合まで混乱、疑心暗鬼にしながら攻めて、追い詰める。降参させるか、極める。
・・・・・ってところですか?不謹慎ですが、肉体的に上位の人に対して、時々、こういうことをしました。
>>869さんに教わっている方法に比べれば本当に瑣末なことだし、精神追求の前には全然歯が立ちませんが、喧嘩などでは便利ですよ。
逃げもできるし、応援呼べるし・・・・まあ、あのころは若かったですからこんなことしかできませんでした{苦笑}
878 :
アスリート名無しさん:2005/07/09(土) 17:42:59 ID:loLBVsA40 BE:29077834-
剣道を極めるには結局最後に根性論になるのさ・・・
879 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/09(土) 18:02:11 ID:3U61SHCf0
>>874 武道やスポーツの「気合い」は、肉体的・精神的なリミッターを
外す役割があると聞いたことがある。
よほど荒事に慣れてない限り、どれほどの熟練者でも、実戦では
不安と緊張で、実力の半分も出すことは難しいのだから、裂帛の
気合いを声に出すことは非常に有効だと思います。
>剣道を極めるには結局最後に根性論になるのさ・・・
どこかに根性論あったっけ?
色を出さないと気持ちを込めるとはどう折り合いをつけるものですか?
882 :
YMA:2005/07/09(土) 21:43:53 ID:0U9NvLDF0
>>881 一切を捨てつつ、一切を込めて打ち込むことが「気持ちを込める」・・・・ではないでしょうか?
これなら、攻め気や色に関係なくできます・・・・自分の体験では{不確かですいません}
わかる方、訂正、説明お願いします
>>881 気持ちを込めるのは自分の中で気持ちを一つにして迷いをすてること、
色を捨てるのは相手に簡単に気持ちを悟られないようにやっぱり迷いをすてるすること。
普通に両立出来るものだと思いますし、片方を満たせばもう片方がついてくるものだとも思います
884 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 02:26:30 ID:rGNY15UiO
剣道を実戦闘で?
そりゃ、相手が素人でこっちが得物持ちゃ、よっぽどグズでなきゃ負けんわ。
お互いに武器持ってたらやってる方が少しはマシやろな。
ただな、実戦で使うなアホ。
何か必死で「下賎」な話に戻したいみたいですね・・・
886 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 03:47:08 ID:rGNY15UiO
つかな、剣道なんて体力あるやつが勝つからwww
技術云々より他のスポーツで落ちこぼれてきた奴が以外と強かったりするわけで。
体力だけで強かった奴なんて見た事ねぇぞ?
強い齢の次元が低すぎてたらゴメン
888 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 07:48:18 ID:rGNY15UiO
後半の言葉。
そのままそっくりお返ししますよ。
お前らみたいに技術やら気合いやら言うてる奴が多いから、
剣道が廃れんねん、ボケ。
>>875 >チキンレースって事は待たずに常に打つだけの状態を保つことが必要って事ですか。
そうだね。
「待つ」というのは、まだ行動を起こしていない状態。
「タメ」というのは、もう行動を起こしているが、それが現象として現れていない状態。
待っていては間に合わない。
「タメ」てるから、まだ現れない現象に怯えて、相手が先に引き出されてしまう。
この数万分の1秒の心理戦を制するのが、剣道の修練ということなのだ。
がんばれ。
数ある武道・スポーツの中で、最も体力に依存しないのが剣道だろう。
インターハイや学生選手権、ひいては全日本選手権者までをも
稽古で子ども扱いにしてしまう60代・70代の高段者が、
ごろごろいることは、剣道をやっている者なら誰でも分かること。
ただ、一般の目にさらされる「剣道」は、中・高・大学生の競技剣道だから
剣道をやっていない人は、それを見たこともなく、知らないだけ。
おおむね30代前後で現役を終える他のスポーツに比して、60を過ぎても
バリバリの現役でいられる剣道の世界では、学生剣道レベルであっても、
剣道界では、幼稚園児や小学生のお遊戯レベルに等しい。
オレは高校のときにはインターハイの選手だったと自慢することは、
剣道界では、私は幼稚園の頃バレエのプリマだったのよと言っているようなもの。
今も現役で頑張っているならともかく、30過ぎの太ったおばさんがそんなことを
言っても、失笑を買うだけだろう。
剣道では、昔やって「いた」人を評価しない。今やって「いる」ことが大事なのだ。
891 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 09:31:12 ID:rGNY15UiO
馬鹿みてえ。
間違いなく動き速くて力強い奴が勝つから。
強い奴は相手に先をとらせないように相手の体制崩すし、
打ち終わった後の準備もはええだろ。
要はパワーとスピードだ。
ジジイどもの剣道は馴れ合いやから話にいれんなよ。
↑このように、剣道をやって「いない」人には
まったく理解できない話なのだ。
893 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 09:57:17 ID:rGNY15UiO
残念。
やって「た」の人だ。
まあ五年そこそこで挫折した半端者だがね。
そして全員に言いたい、スレタイ嫁よと。
実戦で使うこともおこがましいが、
常識で考えて実戦で剣道やったときに、
ジジイどもが勝つ確率はないだろが。
ほんとに強いのは技術と体力ともに揃った30代前半ジャマイカ?
今やって「いる」のでないのだから、
剣道では、やって「いた」とやって「いない」は同義。
むしろ中途半端にやって「いた」ひとは、幼稚園児のお遊戯を
本気でバレエだと思ってしまっているようなものだから、
かわいそう。
今からでも遅くない。再開してごらん。
きっと、昔やって「いたとき」よりも大きな世界が広がるよ。
がんがれ!
そうそう、
宮本武蔵でさえ、剣道(兵法)が分かりか始めたのは30を過ぎてからだった
と言っているのだよ。
凡人なら、30過ぎても分からないでいても当たり前。
だから、がんがれ。
895 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 10:30:45 ID:rGNY15UiO
イタイのが釣れたな。
そのコピペよく見るけどさ。
やって「た」の人間のほうが客観的に見れるから、
剣道が将来性も実用性にも欠ける競技であることは一目瞭然だわ。
でな、ジジイどもの強いは話が別。
あんなピーク過ぎた生き物じゃ勝てねえだろ。
剣道は「修練の道」
今やって「いない」ということは、道を歩んでいない
つまり道から外れているということ。
道から外れている人が、道を客観的に語っても
それは説得力を持たない。
先ずは道に戻ってくることが大事だよ。
意地張っていないで、がんがれ。
897 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 10:46:13 ID:rGNY15UiO
俺の警告を無視するならいいが、
俺は剣道が廃れていくのは嫌だから言わせてもらおう。
昨今の剣道界が下火なのもあなたがたのような
閉鎖的且つ精神論な態度が原因だと思う。
精神論や剣道の理念においては前身的な事が語られ、
ルールばかりが近代的にして競技人口を増やそうとしている。
このまま行けば確実に剣道はなくなるだろう。
なくさないで体制の維持を目指すなら、警察にはしっかり貢いどけよ。
そういうことを、ぜひ道の上に戻ってきて言って欲しいね。
期待してるよ。がんがれ!
>間違いなく動き速くて力強い奴が勝つから。
もう一度言うけど持ち前のパワーとスピードだけで強かった奴なんて見た事ねぇぞ
単に一般人より強いって言うのなら分かるが・・・
900 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 11:28:07 ID:rGNY15UiO
>>899 実戦と言っとるだろが、アホ。
試合に勝つ剣道と、対峙している相手を倒すのは話が別。
901 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 11:35:50 ID:cjMMDwjpO
珍しく賑わってるな(笑ROMるのに苦労した。
実践ではなく実戦?ではどんな実戦体験があるわけ?
体験談を楽しみにしてるよ
903 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 11:43:06 ID:cjMMDwjpO
まぁ稽古でも試合でも路上の真実でも、行き着くトコロば機゙だろな〜。
色は難しいよね。打ちたい→打たれたくない→色を消す→色をだす→剣先から火が出る。
剣先から火を出すまでにはチョモランマ以上の壁があるが。。火出ね〜!
904 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 11:52:02 ID:rGNY15UiO
>>901 ここからが難しいんだよな。
お前みたいなのが出てくるとアホどもが、
「これは釣りなんじゃ?」
と思い始める。
さて次はどんなネタで釣ったもんかな。
なんだ結局脳内実戦か・・・
906 :
アスリート名無しさん:2005/07/10(日) 12:24:59 ID:v+3INF2m0 BE:77540148-
>>891 たかだか5年しかやってねぇクソボウズが剣道を語るんじゃねえ
ちょっと待てよ、ここは釣り堀か何かか?
餌なしでもバンバンくいつくじゃねーかwwwwwwwwwwwww
908 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 12:36:37 ID:cjMMDwjpO
910 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 13:22:58 ID:rGNY15UiO
>>907 18ホールまわる>剣道の試合
これは明確やけどな。
やっぱ一番辛いのはサッカー?
フルマラソンもなかなか
フルマラソンより本気の100メートル走のほうが辛いと思うぞ
100メートルに全てを賭けられる根性がないとそうでもないが・・・
913 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 13:55:15 ID:rGNY15UiO
しかし走り終わった後の選手をみると、
説得力に欠ける罠。
400m走なんてどーよ?
>ジジイどもの強いは話が別。
何故、別なのですか?
>>913 走り終わった選手はメチャ汗だく息も絶え絶えじゃねぇか
916 :
名無しさん@一本勝ち:2005/07/10(日) 14:19:01 ID:rGNY15UiO
あのな、どう転んだって50〜70歳のおっさんと、
剣道やったことある20歳ぐらいの奴が路上で得物もって対峙したら、
おっさんどもに勝ち目ねーよ。(まあこんな特異な状況は有り得んが。)
917 :
YMA:2005/07/10(日) 15:09:06 ID:dTK2TRMI0
参考になるかわかりませんけど、教えを受けた先生に、63歳にして、50M走、8.2秒。走り幅跳び4.8Mというお方がいる。
その先生に二十代前半で体力スピードある、大学の全国大会入賞選手が全く歯が立たないでのされています。
しかも、体当たりや鍔づりでは圧倒的に潰します。私も稽古を受けたのですが、何もできずに追い詰められました。
剣道をしている先生方はここまでの方はあまりいませんが、今の20代より、体力的、肉体的にも強い方が多いですよ。
918 :
YMA:
追加
外見的には皆さん普通の年齢相応の方々です。腰は曲がってませんが
>>916 それと、剣道を続けているうちに相手の攻撃や隙が見られるようになります。無論、攻撃を避けられるだけの体捌きもできます。
なので、素手で攻撃できなくとも、攻撃を受けなくなりますよ。
私ですら、中学生同士とは言え、喧嘩で一対一では負けたことありませんでした。その時の背は140CMほどです。
まあ、今は怖くてできませんけどね