122 :
27:
ご無沙汰してました。
大会は、2回戦で棄権してしまいました。。来年ガンガロウ・・。
いつのまにか結構伸びてたんだ。
さて、暇なんで、久しぶりに書いてみよう。
蹴りの大事な要素は、何か考えてみたがフォームと加重移動かな。
で、フォームを考えてみた。
まず、ほとんどの蹴り技に欠かせない動作が、抱え込みだと思う。
普通、当前のように抱え込みはとるものだけど、これは速く蹴るために
必要な動作だから抱え込むと思うんです。
蹴りっていうのは、腰・四股・膝・爪先の円運動なんで、それらを速くやるための
抱え込みなのかと。
分かりやすく言えば、蹴り足は、四股に近ければ近いほど蹴るのが速いってことです。
紐に石を結んで振り回せばわかりますが、紐が短い方が速く石を振り回せるのと同じ。
膝を伸ばして蹴りを打ったら、回転軸より足が遠くなるんで遅くなるのは当然です。
でも、威力はどうかと。
123 :
27:04/09/05 18:28 ID:KTubWMBD
でも、威力はどうかと。
一見、円運動するときの軸との距離が遠い方(足伸ばした方)が
強い威力をもっているような感じもするけど、そうでもなかったりする。
それを左右しているのが、軸足の返しだと。
・・・いや、厳密にいうと、軸足の返しというより腰の捻りです。
腰を捻ることで、円運動の軸を足から遠くに移動させて、効果を強めていて、
且つ、四股と腹筋の力を蹴りに乗っけることができるんだと思う。
しかし、前蹴りなんかの場合だと、一般的に「軸足を返さない(腰をねじらない)」のが普通。これは前述の「速い蹴り」を貫徹するための犠牲かと。
腰を捻り軸足を返すと前蹴系の技は戻しの際に多くの時間的なロスが生まれちゃう。
競技的にも実践的にも蹴ったあとに隙だらけになり、残心もロクにとれない腰を捻る
前蹴りは淘汰されているのかと思う。
124 :
27:04/09/05 18:39 ID:KTubWMBD
でも、腰も捻らない前蹴りは、威力のない脚だけの蹴りかというと、そうでもなく。
あることをすれば、威力があって速い蹴りに変えることができる。
腰を捻らずに腰を入れることで。
初心者の前屈立ちの前蹴りなんかをみるとわかるけど、重心の位置。
蹴った瞬間の腰の位置が、軸足より後ろにあった場合は、蹴りが速くても軽い。
逆に蹴った瞬間の腰の位置が、軸足より前にあれば重い。
分かりやすく言うと、蹴った瞬間に
・軸足より後ろに体重がのれば安定しない上に、蹴りが後ろに引っ張られる
・軸足と同じ場所に体重がのれば安定して、蹴りが引っ張られない
・軸足より前に体重がのれば安定しない上に、蹴りが前(蹴る方向)に引っ張れる
これがあるから、前蹴りは軸足を返さないで腰も捻らないでいいのだと思う。
前蹴りは、後前に直線的に力を伝える技なんで、抱え込みで速く蹴るノウハウがあれば
フォームで重心位置を変えるだけで、筋肉を使わなくても体重を蹴り足に乗せることが
できるのだと思う。
ということで、個人的には、抱え込みをとって、腰を捻って、前に重心をかけた蹴りが
実用的でないけども最も威力のある蹴りだと思う。
というのは、暇なので当たり前のことを適当に考えただけなんで、間違ってたらゴメン。