【世界に】全空連ナショナルチーム情報Y【魁る!】

このエントリーをはてなブックマークに追加
852万有愛護♪ ◆YNJHAJIMEY
武術において、「居着き」が悪いとする意見が多いと思いますが、「居着き」とはそもそも何でしょう。

人生とか生活にあてはめると居着きは「定住」ではないかと思います。
定住すればこそ、生活も安定し仕事も家族や一族の繁栄も可能になります。
人の最終目的は「居着き」ではないかと思うのです。
最終的な「居着き」を得るために、人はあちこちを彷徨うのではないでしょうか。
最終的な居着きの前にも、仮の居着きの場所も必要でしょうし、時期が来ればその仮の居着きの場を潔く去らねばならない。
人生とは居着くことと居着かないことの繰り返しではないでしょうか。
そこで残心とは何かを考えてみると、それはただ外見上のものではなく、心の居着き。完了の形ではないでしょうか。
そしてそれは、極めと同じものと考えます。

競技は、居着きや極めに至るまでの過程がどうしても注目されてしまう傾向にあると思いますし、普段の稽古自体が過程の
稽古であると思います。
どうも過程の稽古に熱心なあまり、目的を教えることを忘れていることが多いのではないか。

>実は武術的に見た場合、極めはいらないと僕は考えてます。

僕の合気道では、真の極めは「四教」としています。
稽古においては四教の稽古はあまりしません。
なぜなら、その前の「三教」までがきっちり出来れば、「四教」に至ることが出来るかどうかがわかると思うからです。
寸止めで勝負を見極めるということは、「三教」で留めているということではないか。