『このスレの趣旨』
養神館館長・故塩田剛三氏と心道会師範・宇城憲治氏の異なる立ち方を比較すること
によって武術にとって重要とされる『立つ事』を考察する。
2からしばらく参考資料になりそうなものを多少書いておきますので参考にしてください。
余談ではありますが、塩田剛三氏は養神館合気道を習いにきた空手の金澤氏に蹴り
を強くしたければ正座にておこなう座り技を沢山やるようにいい、
宇城氏は最近の日本人は正座をしないため、呼吸が悪くなったといい、ともに正座
の重要性を唱えているのも面白いところです。
『スレ設立までの流れ』
え〜、最近TVに心道流空手の宇城氏がでてから彼の立ち方について話題があちこちで出ている中、某スレでこんな質問が2度もでてきますた。
>276 :名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 22:56 ID:YUhPCqxu
>昨日のテレビに、宇城先生という空手の先生が出て、ものすごいことを
>してました。ホムンクルスという番組です。
>そこで、宇城先生の立ち方を、「体重を足の外側にかける」と解説してました。
>なるほどと思ったのですが、尊敬する塩田先生は、足の親指を強調していた
>ように思います。しかし、足の親指に力を入れると、体重は、内側寄りになり
>ますよね?この点どうなのでしょうか?
>できれば、養神館の方、解説願えないでしょうか?
>ねえねえ!蘭ねえチャン!ホムンクルスって番組で武術の先生が
>外旋の力での立ち方やってて、その立ち方すると地震の実験室でも
>立ててるのね!そんでオラも電車の中でやったのよ!ぜんぜんできなかったのね
>テレビでは重心が小指側から踵まで側足部にかかってるようだった。
>この辺も塩田氏の親指重心ともちがうようにみえるし、どの立ち方がいいのだ?
>だれかわかる?
とりあえず、この手の質問が何度もでてきそうだし、テーマとしてもオモシロそうなのでそれぞれの技術を考慮した上で立ち方を比較するスレがあっても言いかと思い、このスレを立てました。
宇城憲治 (空手 心道流、心道会師範)
1949年、宮崎県生まれ。心道流空手道教士7段。
全日本剣道連盟居合教士7段。
宮崎大学時代は競技空手の選手として最年少で 全日本空手道連盟の全国大会に出場。
大学卒業後、座波仁吉師範より沖縄古伝の心道流空手の指導を受け始める。
現在は座波師範より受け継いだ 心道流空手の指導にあたっている。
その身体運用術は、武術だけでなく、広くスポーツの分野でも取り入れられ、 多くの指導者のヒントとなっている。
また一方で、エレクトロニクス開発者としての実績も合わせ持つ。
『宇城氏の技を体験した方々のコメントや考察』
宇城憲治先生(沖縄古伝心動流空手道実践塾)でございますが、私は2年以上前から先生とお会いしたかったのですが、
その思いをもちながら渡米いたしましましたので、実現する事ができませんでした。
しかし、今回念願叶って、お会いしていただける時間をいただきました。言葉で宇城先生を表現するのは大変難しい事ですが、
多分僕のイメージでいうと伝説的な武術家(たとえば宮本武蔵など)を現在に蘇らせると、先生の存在に近いのではないでしょうか。
現在、武術の世界では大変有名な先生でございますが、私は先生にお目にかかる際に、「立つ」ということについてお教えいただきたいと思っておりました。
私も感じることですが、「立つ」と一言でいってもこの動作は大変むずかしいことですし、僕自身も満足のいく立ち方ができていないのです。
私が感じることに現在人は前足重心になっているため、軸が定まりにくく運動においてはバランスを保ちにくくなります。
もちろん日常生活で履く靴の形状(踵部が高くなっている)にも関係があると思っています。その解決方法を御教授いただいたと思っております。
内容に関しましては、ここでは深く触れませんが大きなヒントをいただきました。
それと先生がお持ちの力(目に見えない何らかのエネルギー、気と呼ぶかもしれません)を感じ、「間」の大切さを再認識しました。
この「間」はタイミングという意味ではありません。これからもお会いする時間をいただけることを祈っております。
17日の都内での稽古会を皮切りに20日まで毎日講座や稽古会で体を動かし続けたが、
今回最も得るところがあったのは、21日、大阪の視覚情報センターの田村所長に、
心道会の宇城憲治先生を御紹介させていただいた時だった。
宇城先生とは2月20日の池袋コミュニティ・カレッジの講座以来9ヶ月ぶりだが、
技の練度はさらに上がっておられ、初めて人間技とは思えないほどの現象を見せていただいた。
具体的にどういうことかというと、相手の突きに対し、ほんの僅かに動くだけで、
相手の突きが当たらずに流れてしまうものである。
ただ、通常の状態でのこの技は既に何回か見せていただいている。
今回驚いたのは、相手が目をつぶって、しゃにむに突いても、
僅かに動いて術を施されると相手の突きが流れてしまうというものである。
いままで私は、宇城先生へ突きを入れてもその拳が外れるのは、
宇城先生の動きが同時多発で、動きの脈絡がないせいだと思っていたが、
どうももっと感応的なもののようだ。といっていわゆる暗示レベルではない。
実際に突かれたのは素人の田村所長であり、私よりずっと感応しにくい方だからだ。
この所長の田村氏とは、もうかれこれ5年のおつき合いとなるが、
情熱はあるが冷静な田村氏があれほど興奮された姿をいままで見たことがなかった。
この日は岡山から小森先生が私と一緒に大阪入りされ、またアメリカに渡って投手として試したいという野球選手と
やはり野球関係の友人2人がたまたま目の能力の測定のために、この研究所を訪れていたのだが、
その3人に対しても宇城先生はさまざまな妙技を試みられたり、姿勢を変えることでどれほど動きが違ってくるかを実地で示され、
その場を盛り上げて下さった。そのため田村所長の感動もさらに深まったようで、
夜は近くの地鶏の店「車」に宇城先生と私、それに小森先生を招待して下さった。
この日は、忙しさに超がつく宇城先生なので、おそらく時間をとってくださっても
2,3時間だろうと思っていたのだが、どれほど無理をされたのか分からないが、
ウイークデーの午後3時から後をすべて空けてくださったため、結局「車」の閉店まで話が尽きず、店が終わった時は御堂筋線の終電も出た後だった。
そのため、当初この日の夜には帰京するつもりだったのだが、途中で名越氏に連絡をとり、この夜は名越氏宅に泊めていただくことになってしまった。
2月は関西学院大学でアメリカン・フットボール部員を対象とした技の解説がありました。
ここでは100キロ近い、あるいはそれを越える重量級を相手の押し合いで、
脚の下や腰に支点が出来ないような体の使い方を再確認しています。この体の使い方に「腹力」を活かしているといいます。
具体的には、腰が反って“馬の背中”のようになると、筋力の比べ合いになり、体格・体力ともに勝る方が有利になる、
それに対し、「肩を沈め、背中から尻にかけて、ある微妙なバランスを保った一直線に近い形をつくると、
背中と胸側に相互にある関連をもった互い違いの動きが生まれ、相手の力をまともには受けなくなってくる」とあります。
そしてこちらから相手に力を通していくとき、腕などの力ではなく「その体の姿勢から出る力を使う」のだというのです。
「姿勢から出る力」は心道会の宇城憲治先生の言われたことばだそうですが、このときの甲野先生の感覚にはこのことばがピッタリだったようです。
(私たちもこのことばの伝える感覚をよく吟味してみる必要がありそうです。)
ところで「背中と胸側の互い違いの動き」に関しては、この月の報告に次のような記述があります。
“座りの正面の斬”で「膝の下に尖ったガラス片があるような感じで膝が床に当っているところを居つかせず、
背と胸の互い違いの流れを止めぬようにして入ってゆく」。
(この膝と床の関係は「腹力鍛錬」時の膝と床の関係に呼応していることは間違いありません。
背と胸の互い違いは上記の「姿勢から出る力」の姿勢と関係していますから、
ここから「腹力鍛錬」の姿勢や意識のあり方がどのようなものか想像できるのではないかと思います。)
◇力抜いて真のパワー (その1)
「感性を磨け」と山崎慶一監督が繰り返す岡山城東野球部。
練習の最後に腹筋や腕立て伏せをする選手たちの様子が、一風変わっている。
あおむけの選手は「はー」と大きく息を吐きながらゆっくりと上体を起こす。
顔つきは眠そうにも見える。腕立て伏せも、大きく呼吸しながら。
いずれも10回程度繰り返し、あっという間に終わる。
「打つのも投げるのも、まだまだ力が抜けとらん。体の表面でなく、中から出る力の感覚をつかまにゃいかん」。
ミーティングで監督の注意が飛ぶ。
城東のトレーニングは、沖縄に源を発する心道流空手にヒントを得ている。
山崎監督は約2年前、小さな勉強会の席で心道流師範・宇城憲治さん(54)の動きを初めて目にし衝撃を受けた。
筋骨隆々の若い猛者を、汗もかかず淡々と投げ飛ばす。ポイントは呼吸にあった。
大きく息を吐いて体の表面を弛緩(しかん)させ、腹の奥にあるとされる重心を落とす。
この基本姿勢からの回転・ひねり運動には、筋肉に力を込めるよりもはるかにスピードとパワーがあるという。
練習時間が短い城東ではウエートトレーニングだけの時間は取れないうえ、選手は小柄ぞろい。
「ウチがパワー勝負を挑んでも勝てない」と、山崎監督は心道流空手を少しずつ練習に取り入れた。
◇力抜いて真のパワー (その2)
「脱力」「重心」といっても目に見えない。
言葉では説明できない世界だけに選手は、独特の腹筋やトランポリン上に片足立ちしての素振りなどを
繰り返して自分の体と対話を続ける。佐藤和之選手(2年)は、186センチ、79キロとチーム一の体格だが、
打席で考え込んでしまうくせが抜けなかった。昨夏の新チーム結成直後、
フリー打撃の練習中に山崎監督は
「おい、へその下に紙を丸めてテープで張れ。ほかは何も考えずにもう1回打ってみい」と指示。
たちまち鋭いライナーを連発した佐藤選手は
「びっくりした。いつでもヒットを打てるような気さえした。力が抜けたんだと思う」。
感覚は、考えることをやめないとつかめない。
ある日突然、ケージから約90メートル先のフェンスを自分の打球が直撃する。
外野からの返球が中継なしに捕手のミットにすっぽり収まる。その瞬間「腹から力が出た」
「今、腕に力が入っていなかった」と気づく。
昨年4月、倉敷マスカットスタジアムで行われた関西高との県大会準決勝戦。
難波恭平選手(2年)は、関西をセンバツ4強に導いたばかりのエース宮本賢投手が投じた
高めの速球を右翼スタンドに放り込んだ。入学以来、練習試合を含めても2本目の本塁打。
「あれ?という感じ。バットがスッと動いて。打った瞬間はまさか入るとは思わず、ボールが勝手に伸びていった」。脱力を「感じた」瞬間だった。
(なお、呼吸法を取り入れての腕立て伏せはロシアの近代格闘システマにも見られます。
システマについては
ttp://members.at.infoseek.co.jp/lupin1972/bujutsu0310.htmlを参考にしてください)
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 23:57 ID:J+X2Mguw
>>7 「肩を沈め、背中から尻にかけて、ある微妙なバランスを保った一直線に近い形をつくると、
背中と胸側に相互にある関連をもった互い違いの動きが生まれ、相手の力をまともには受けなくなってくる」
ってあるけど、誰がそう言ったの?甲野先生?
俺、塩田先生尊敬しまくりだし、宇城先生もすごいと思うけど、甲野先生はイン●キだと思う。
12 :
酢昆布って美味しい? :03/11/22 23:59 ID:w1RlyWE2
甲野氏のサイトからの転写ですね。
ただ、インチキはインチキでも否定するだけでなくそれを立証する根拠がないと何も発展はないっすよ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:02 ID:6bBu5Q+d
現実に自分の体で実証している人たちと、「ある微妙なバランスを保った一直線に」なんて
意味不明言ってる人を一緒にすること自身失礼かと。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:05 ID:MHqPdSf1
あげ
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:06 ID:MHqPdSf1
あれ?
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:07 ID:MHqPdSf1
酢昆布は大好き
17 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 00:08 ID:RvHu4k8P
まぁ、それは個人の判断の限りですから。
ただ、1つ申し上げたいのは
貴方は甲野氏の意見だからイン○キだとみなすのですか?
トンチンカンなことをいっているからイン○キだとみなすのですか?
2ちゃん自体もそうであるように情報なんてそんなものですよ。
でも
家 に い た け ど N H K の 甲 野 さ ん の 番 組 一 度 も み た こ と な い け ど ね (藁
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:09 ID:MHqPdSf1
酢昆布最近みかけない
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:11 ID:MHqPdSf1
酢昆布食べたい
20 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 00:11 ID:RvHu4k8P
100円ショップ行けば売ってますよ。
無印でもあるんじゃないかな。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:18 ID:MHqPdSf1
マジ?100円?
22 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 00:21 ID:RvHu4k8P
あるある、少なくともダイソーには都昆布のパクリみたいのが売っている(笑)
稽古帰りにあれようかってる〜
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:26 ID:MHqPdSf1
ミネラル、クエン酸は稽古後にはぴったり!
24 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 00:35 ID:RvHu4k8P
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 00:41 ID:MHqPdSf1
酢昆布食べてるだけあって頭いいな
26 :
GSL:03/11/23 00:44 ID:rhLDeRif
立ち方を参考にする時、ボクシングとキックの立ち方を比べると面白いかもしれませんね。
キックは、ロー対策の為にも足の外側を使った立ち方ですが、ボクシングは足の内側を使った立ち方をする人が多いですよね。
結果、戦い方にも大きな差がありますよね。
私も個人的な経験ですと、足の内側を使った内股気味の立ち方は、体が開きにくいので、
カウンター対策としてやる時があります。
けれど、通常は足の外側を使った立ち方ですね。
27 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 00:57 ID:RvHu4k8P
28 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:01 ID:RvHu4k8P
>25
でも酢昆布ばっかくってたらなんか昔のガキみたいに鼻水たれてきそうじゃないっすか?(藁
>26
そうですね、私は養神館が主体ですが、色んな道場に行くたびにその足を「ハ」に開くと安定が悪いっていわれますね。
合気会さんにもお邪魔したこともありますが、あれは足がややっこしかった(苦笑
29 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:05 ID:RvHu4k8P
結局、養神館と空手では術理や戦い方が違うから立ち方とか動き方(重心の乗せ方)がちがうんだろうな、とは漠然とかんがえていたのですが「安定」っていうものの概念も違うみたいですね。
うまくいえないんですが。
養神館に入門した時に最初に師匠がやってみせたのは構えて「360度のどこからでもいい、体の好きなところを押すなり引くなりしておれの体をくずしてみろ!」とやってみせたことでした。
バランスよくたって、重心が落ちていることをみせたかったんでしょうね。
一方、空手の方々は空手の方々の視野でのバランスをみせていただけました。
違いはわからないんですが・・・古伝、伝統派、フルコン、どこ行っても安定!安定!といわれましたね。
30 :
GSL:03/11/23 01:06 ID:rhLDeRif
空手の立ち方の基本も内股気味な立ち方ですね。
まあ、私の流派だけかもしれませんが。
31 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:09 ID:RvHu4k8P
養神館は足の親指を外にむけますね。
ただ、形はいろいろあっても人間の骨格や筋肉の種類だけは変わりようがないので共通するところはあると思うんですよね。
メソッドというか立ち方の入り口は空手と養神館は違ったのですが、両者ともに「安定!」「崩されない!」「すぐ動けること!」って感じのことをひたすら立ち方、構え方でいわれました。
これが私は面白かったですね。入り方は違っても目的は同じっていうのが不思議というかなんというか
32 :
GSL:03/11/23 01:15 ID:rhLDeRif
人間、二本足で立つ事が基本ですからまず、そこから工夫をするのは、
ある意味当たり前な事かもしれませんね。
これ、民族の違いとかも大きな影響があったりしそうですね。
個人的には、自然体ってとても実戦的な構えだと思っています。
少なくとも日常でいきなりやったやられたの状況に成った時、自分が打撃系か、組技系かとかを
相手に解らなせないというのも大きな強みになりますし。
前のフルコンKARATEの特集で、パンクラスのレフェリーで整体師の人が
親指に重心かけて安定する人と外側に掛けると安定する人がいる、
みたいな事言ってたっけ。
34 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:36 ID:RvHu4k8P
例えば膝より下の話になりますが以下の骨格図を見ていただくと
膝から足首の間には二つの骨があることがわかります。
ttp://aomori.cool.ne.jp/mumonkai/kokkaku.jpg 細い方の骨(緋骨;ヒコツ)と太い方の骨(頚骨;ケイコツ)と呼ばれるものです。
当然、太いほうの頚骨に乗ったほうが体に負担が少ない、つまり自由度が高い動きが可能になると思われます。
ところが、骨は二つのうちどちらかを使ったほうがいいかは決まっていますが骨のまわりにある筋肉は様々な種類があります。
ttp://aomori.cool.ne.jp/mumonkai/image.jpg どの筋肉を締めてそれを足先から上半身に伝えるか・・・・
そこでそれぞれの流派が各々の技術にあった筋肉の連動を考慮すると足をどういう風に捻り、どのように重心を乗せるのか・・・といった違いが出てくると思います。
自然体は実戦的ではありますが、物凄く水準の高いことを要求していると思います(苦笑)
ですから私は「膝の力を抜く」ことを常に頭にいれています。
これは不二流体術の田中先生がいっていたのですが
「いざというときも肩と膝の力がぬけていれば生き残ることができる。」
をヒントにしたものです。
肩の力を抜くのは言われなくてもだれでもやっていますが、膝の力を抜くことは普段はあまり意識しませんからね。
また、この言葉は裏を返せば膝と肩の力を抜けば他のところも動きやすくなると思います。
33さんのカキコも興味深いですね。
35 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:38 ID:RvHu4k8P
36 :
GSL:03/11/23 01:42 ID:rhLDeRif
膝の脱力で動くというのは、日本武道の一つの特徴だと思いますが、
これ外国の格闘技ではどうなんでしょうかね。
自然体は、こう書くと流派自慢になってしまって申し訳ないのですが、
伝統派と呼ばれている我々の空手には結構相性いいです。
遠間からの攻めの技術を覚えると、とても使えますよ。
37 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:49 ID:RvHu4k8P
どうなんでしょうかね?先生と一緒に海外に行った時は130キロ超えるメチャマッチョ(デブ)な白人も足に対しての技にはメチャ弱かったです。
あの状態で膝をうまく使えるかどうかは疑問っす・・・
逆に白人には肩こりっていう感覚があまりないらしいんですよ。
外人の大げさなゼスチャーを思い出していただければ判ると思いますが肩の柔軟性が発達しているらしいですよ。
日本人と白人ではそれぞれ得意分野が違うみたいです。
伝統派と自然体ですか。
どういう風に相性がいいのか教えていただけると幸いです。
ちなみに普通に歩いている時の膝とか足の向きとか書いていただけると勉強になります
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 01:58 ID:7EKHd+o3
膝を抜くって宇城先生の言葉ですか?
ちょっと疑問なんですが・・・
39 :
GSL:03/11/23 01:58 ID:rhLDeRif
そうですね。
我々の競技スタイルで寸止めスタイルがありますが、
これは、ポイント性なので動きの起こりの発生をなるべく起こさない事を
要求されます。
結果、自然体な状態からでも瞬時に技を出せる様になります。
後、間合いをある程度制御出来る様になると遠間に取れば、ガードを上げる必要がありませんし、
逆に遠間から踏み込んで攻撃するとスピードが乗るので大きくフィーリングを取らなくとも、
威力が出せますしね。
最近でも、試合中に自然体に近い構えを取る人がいましたね。
自然体は相手にしてみれば何が来るか解らない構えの様です。
40 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 01:59 ID:RvHu4k8P
膝を抜くって言う言葉はこのスレではでてないとおもいますが・・・どこのことでしょうか?
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 02:00 ID:k+73AhOA
もっと極端の違う例、相撲とボクシングの比較とかの方が分かりやすいんじゃないか?
42 :
GSL:03/11/23 02:00 ID:rhLDeRif
>>38 「膝の抜き」は昔から日本の武道の世界では良く使われていた表現だったと思います。
歌舞伎の世界でも使われていたと記憶していますが。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 02:01 ID:7EKHd+o3
>>40 あ、すみません、今読み直して勘違いに気がつきました。
宇城先生の言葉ではなかったんですね。
失礼しました。
44 :
GSL:03/11/23 02:02 ID:rhLDeRif
確かに一般的な組技系のモノで内股気味に立つ人っていませんね。
45 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 02:07 ID:RvHu4k8P
>41さん
おっしゃるとおりです。
が、とあるスレで塩田氏と宇城氏が御指名がありましてね(苦笑
>43さん
空手の柳川先生なんかは膝の抜きを物凄いレベルでしているみたいですね。
>39
動きの起こりの発生をなるべく起こさない
自然体な状態からでも瞬時に技を出せる
これはいつでも動ける状態に常にあるってことですね。
ちゅうか、何で組み技だと内股すくないんでしょうね(←オバカ)
46 :
GSL:03/11/23 02:09 ID:rhLDeRif
人間重い物を持ち上げる時でも自然と蟹股に成りますね。
そういう事ですかね?
47 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 02:12 ID:RvHu4k8P
じゃあ逆に内股にするメリットってなにがあるんでしょう?
この際、金的を守るとか抜きにしてどういう力をだせるかという視野だけにクローズしてみると・・・
体を締めやすいのかなぁ・・・よく言う船の上で安定する?
ただ、なんで安定するかっていうのもよくわからないんですよね。
ぐぐるともう滅茶苦茶でてくるんですよ。空手やら截拳道を中心とした中国武術で
じゃあなんでとなるとさっぱり。
ちゅか、眠くなって頭がぼんやりしてきました(藁
48 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 02:17 ID:RvHu4k8P
49 :
GSL:03/11/23 02:17 ID:rhLDeRif
内股気味の立ち方にすると腰の動きがよりダイレクトに使えるというメリットが在りますね。
自分の「軸」がより強化されるとでも言うのでしょうか?
外側の立ち方は確かに色々な状態に対応出来る感じではありますが、
体が開きやすいという欠点が在りますね。
50 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 02:20 ID:RvHu4k8P
体が開きやすい、というのは打撃メイン(もしくは打撃を警戒する)比率が高いジャンルだと厳しいっすね。
やはり内股は軸ですかね?それなら柔らかさはどこでつくりだしているのか・・・打撃は専門外の私にはわかりずらいですね。
51 :
GSL:03/11/23 02:24 ID:rhLDeRif
柔らかさはズバリ膝ですね。
後、リズムを作ってそこから柔らかさを作っているというのもありますね。
この編は西洋の理論という事でしょうか?
ただ、同じ内股の立ち方にはローキックに弱いと言う欠点が在りますね。
52 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 02:28 ID:RvHu4k8P
あう・・・膝に戻ってきて面白くなりそうなとこだったのに・・・膝によって柔らかさを作るところは養神館とおなじなんでそうか・・・
う・・・そろそろ限界っす。
養神館は中心線ちゅうか、軸を強調するわりには足を外に開くのか。
組み技の中で半身を思いっきりきるのは足を開くと体が開きやすいから半身をきることによってその面積を減らしているのか
そんなことをきにしながらねま〜つ。おやすみなさい〜
53 :
40:03/11/23 02:52 ID:7EKHd+o3
勘違いついでに、ちょこっと寝言を(笑
私は、膝、肩の抜きということを聞くと、どうも違和感があるんです。
確かにそれらは大切なことだと思うんですが、
膝、肩だけに言葉を限定することで、かえって勘違いしてしまうような・・・
要は、ある部分に注目しすぎると全体のバランスが崩れるといったらいいのでしょうか?
私は以前、人に伝えるとき自分なりに「全身の(骨格の)構造が力を持っている」という表現をしていたのですが、
初めて宇城先生の御著書で「姿勢から出る力」という表現を目にして非常に納得しました。
ある骨格の構造(姿勢)そのものを維持することで力が発揮される場合もあれば、
1つの骨格の構造(姿勢)から別の構造(姿勢)へ変化することで力を発揮する場合もあると考えています。
筋力そのもののエネルギーを相手に向けるのではなく、骨格を操作することでエネルギーを得る
いわゆる「力を使わない」技を出すという意味です。
そうすると、膝の抜きという、下半身の骨格の構造を変化させることは、全体が力を持つような構造にし続けるため
必然的に同時並行に膝以外の構造(わかりやすいところでは上半身)も変化せざるを得ない。
膝を外に開くか、中に閉じるかの違いで、上半身を含め、肘、手首の使い方にも変化が出て来ざるをえないのではないか、
と思ってます。
養神館の構えで言えば(私は合気道は経験ありますが養神館の人間ではありません)
両足つま先を外に向けると同時に両手首小指側を内側に絞ることで腰から胸を貫く正中線が背中から腹側に向かって非常に強く感じられます。
当然、骨格の操作をするだけの力しかいらないわけなので、それ以上の筋力は不要になります。
その姿勢から得られる力を保ったままうまく全身の骨格を変えていく(現れた正中線をなくさないように動く)ことが重要ではないかと思います。
私も眠くなってきたのでこのへんで(笑
54 :
43:03/11/23 02:55 ID:7EKHd+o3
すみません、↑は40ではなく43の間違いです。
失礼
正座と立ち方の興味深い関係のお話をお願いします。
56 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 11:36 ID:RvHu4k8P
57 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 11:37 ID:RvHu4k8P
やば、直リンしちまったよ・・・酢昆布でもくってやなことはわすれよう(苦笑
58 :
43:03/11/23 13:30 ID:BDKwWmyh
なんか久々に面白いスレが出来てうれしいです。
さっき目が覚めたばかりですが、もうちょっと寝言書かせてください。
53で書いたように、私は体の一箇所(膝)の形は、そのときの全身の形と相互に関連し合っていると思っています。
もう少し具体的に、下半身にフォーカスして言うと、
膝を内側に絞るということは、私の中では真ん中で左右に分かれた腰骨が、
左右それぞれ腰骨から膝、足首、つま先までが同時並行に内側に絞られていく感じです。
(ここで「腰骨から」という表現は、単にフトモモや足の付け根を内側に絞るという意味だけではなく、
腰骨についている腸腰筋などの筋肉群も連携して働くイメージです)
下半身が外側から内側に絞り込むように動くことで、連携して上半身の左右半身も動きます。
左右の胸(腕の付け根)、肘、手首、指先も連携して同時並行で締まっていきます。
これはあくまで骨格の操作によるものであり、力を入れたり力んだりすることとは違います。
例えば私見ですが、宇城先生の著書「武道の原点」に載っているセイサンの型は膝の締め(それはつまり、つま先膝腰胸脇肘指先まで連携して締まる)
を行い続けながら、そこで発生したエネルギーを維持し続けながら外に出す(内受けや正拳突きなどで)方法を体得する意味も含まれているように思っています。
これは合気道の膝行についても同じで、ただ膝を中心に体をコンパスのように動くのでは全くなく、
膝を絞りこみながら同時に腰骨の周りの筋肉、足首、つま先までも働いているし、連携して上半身を締める動作も必要になり、
それは膝が接地している側だけではなく、前に出すほうの半身も連携して動く。
つまり、全身を連携して働かせる必要があり、その観点から言えば上述のセイサンの型と共通するものがあるのではと思っています。
(同様に、座っている姿勢から立つ姿勢に変化するときにも要求される働きと言えるのではないかと思います。)
59 :
43:03/11/23 14:47 ID:ahjQZG5P
60 :
GSL:03/11/23 20:37 ID:cQW+MyXh
確かに、43さんがおっしゃる様に膝の抜きで動く為には、他の部分の連動が欠かせません。
良く言う、脱力ですが、これとて実際は最低限の力は使っている訳ですし、
自然体にしても人間が二本足で立つ時点で、筋力を使っている訳ですから
脱力した状態とは言えない。
けれど、まあ膝の抜きもそうですけどそこから必要な動きや運動を文章化するのはかなり困難な事だと思います。
少なくとも私レベルでは、他の人に伝わる様な表現は出来ません。
また、ひょっとしたら個人ややっている流派でも身体操作に差が出るのかもしれない。
この様な状況で具体的に書くのは、却って混乱を招くだけだと思っているので、
取りあえず、「膝の抜き」という表現だけで良いのではないでしょうか?
とは言え、それで終わるのもつまらないので私なりの経験からのレスを明記します。
61 :
GSL:03/11/23 20:48 ID:cQW+MyXh
私は膝を抜く時は大体が前足の膝を抜く様にしています。
両足同時にやるとまま、下に落ちますからね(笑
で、前に倒れる様な意識で踏み込む訳ですが、これを競技に活かそうとすると一つ問題が出てきました。
それは、通常我々の競技は相手の先を取る事を第一にしているので、
其処間合いの取り合いやリズムの崩し合いという展開が置きます。
つまりは、動きながら相手の反応をみて機を狙う訳ですが、膝の抜きをままやろうとすると、
フットワークが使えなく成るという壁にぶつかりました。
勿論、私の膝の抜きのやり方が未完成だったというのも在るのですが、なにか根本的に違うのかな?
という考えも置きました。
言葉の通りにやろうとすると、一瞬動きが止まる。
これでは、逆に相手に解ってしまうのではないかと思いました。
62 :
GSL:03/11/23 21:08 ID:cQW+MyXh
そこで、色々と自分なりに試行錯誤を繰り返した結果、一つの結論に達しました。
それは、例えば後ろ足での蹴り足自体はけして前違いでは、無いと思いました。
結局、人間が前に踏み込もうと思った時後ろ足は使うのです。
様は、これを必要以上に使わないという事だと考えました、
同じ事で、膝の抜きもオーバーにやる必要は無いのだとも。
前に踏み込む瞬間重心を瞬時に前方に放り投げる様に意識して動くと、
為が無くとも前方に踏み込める。
また、別に遠く踏み込む必要も無いとその時に気が付きました。
為を作らないで踏み込む事が出来れば相手からのカウンターを食らう可能性もずっと低く成る。
膝の抜きという動きから色々と連動して自分の組手のスタイルが変わったのを実感しました。
その時になって初めて1流の選手達の強さの秘密が少し見えた気分でした。
因に、それ以降自然体を構えとして使える様に成りました。
63 :
GSL:03/11/23 21:15 ID:cQW+MyXh
蛇足ですが、この私の膝の抜きは歩み足からの動きでは無く、
半身のまま刻み突きで攻撃する為にやった事です。
我々の競技は遠間からの攻防が殆どでその上、一番良く使われるのが、
前手に寄る刻み突きなので、膝の抜きをいかにしてその技に活かすかと言う点で試行錯誤した結果でした。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 21:32 ID:X3csBm7A
65 :
GSL:03/11/23 21:40 ID:cQW+MyXh
私が使っているのがMACの所為か、今ひとつ上手く見れませんね・・・・・
この手のムービーってウインドウズ対応が基本ですからね・・・・
しかし、BUDO-RAも全空連系の空手はまともに扱ってくれませんね。
柳川先生位ですか・・・・・・(くすん
66 :
酢昆布って美味しい?:03/11/23 21:51 ID:RvHu4k8P
ただいまです。今、部屋の掃除をやっています。
まるで終わりそうもなく泣きそうな気持ちです。やべぇ。日がかわりそうだ。
>
>>56の動画の宇城先生の前に演舞してる人、黒田鉄山先生に見えるんだけど。
>どなたか分かります?
あの髪の毛の少なさ、今週号の秘伝のカラーページの彼の人と同じ。
間違えなく黒田氏です。
数年前までかっこよかったのに・・・・いや、失礼(苦笑
>>60 あれ、デジャヴ・・・
前に同じ事書かなかった?
経験から言えば後ろ足の蹴りは間違い
かといって前足の膝を抜くだけではなぜか遅い
それは姿勢に偏りがあるから蹴らなくてももっさりするため
つまり軸をしっかりと作れば考えなくても足を抜いて動くようになる
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 22:33 ID:8m13Th2D
>>60のGSLさん
>この様な状況で具体的に書くのは、却って混乱を招くだけだと思っているので、
>取りあえず、「膝の抜き」という表現だけで良いのではないでしょうか?
そうですね、おっしゃる通りです。
普段説明するときは実演を交えながらだったもので、ついその延長で書いてしまいました。
次回からもうちょっとそのへん考えながらレスします。
失礼しました。
70 :
GSL:03/11/23 22:47 ID:cQW+MyXh
>67
>68
私自身はこの様な内容の物を書いたのは初めてなのですが、
なにせ、ここは2ちゃんですからね。
色々な方が書いているのでは無いのでしょうか?
因に、私は自身の膝の抜きがまだまだちゃんと出来ていないので、
そのように書いてもらえるととても参考に成ります。
軸を作っるのは、大事な事だとは私も思いますが、それは動き始めてからの問題では無いでしょうか?
私は、初動でいかに相手に察知されないで出来るかを模索しています。
今現在のやり方は、結構フィットしています。
正直、蹴り足を全くやらないで1メートルもの間合いを潰すのは私には出来ません。
歩み足のからの脱力も多少なりとも蹴り足を加えると初動が早く出来ます。
私個人は、軸と重心だと思っていますが、
どう、思われますか?
>69さん
いえいえ、私も書いてから思いましたが、2ちゃんで文章化する事を否定してしまったら、
そこで話が終わってしまいますよね(笑
私こそ、余計な事を書いてしまったと反省しています。
そういう、文章化の中から色々と議論が生まれる訳ですしね。
軸は立っているときも動くときもどちらも無いといけません
重心に沿って立つということです
72 :
GSL:03/11/23 22:50 ID:cQW+MyXh
蛇足ですが、
>正直、蹴り足を全くやらないで1メートルもの間合いを潰すのは私には出来ません。
これは、主に競技中の話ですね。
逆に動き始めてからなら次に方向を変えるまでは
軸はいらないんじゃないでしょうか
74 :
GSL:03/11/23 22:52 ID:cQW+MyXh
>71
重心と軸は連動していますよね?
私は、瞬時に間を詰めるのには、重心のコントロールこそが大事だと思っていますが、
その為の脱力や抜きでは無いのですか?
歩み足の初動で地面蹴ったら落ちられないのではないですか?
>>74 スピードが速くなるというよりは動き始めが早くなるんですね
瞬時というよりは結果早く入れるだけで
77 :
GSL:03/11/23 22:57 ID:cQW+MyXh
軸は、変化した後も在った方が良いと思っています。
軸といってもなにも背筋を伸ばした形だけではないですよね?
>マスク・ド・日拳さん
私は、逆に落ちては行けないと思っています。
落ちる力を前にもって行く。
これが大事なのではないでしょうか?
まあ、私自身歩み足からの変化は苦手なので、これに関してはあんまり強く言えませんが(笑
軸をどうやって取るかは身体操作にも関係するでしょうから
俺のやり方だけではなんとも言えませんね
79 :
GSL:03/11/23 23:00 ID:cQW+MyXh
>76
そうですね。
まさに、其処だと思います。
私自身バネ等は全然無い人間ですが、今のスタイルにしてから、
初動が随分と早くなった感じです。
結果、私に取ってはバネに頼り過ぎた動きは合ってなかったと言う事が解りました。
このやり方にバネはいらないんですよね
バネがいるのは攻防のときですね
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 23:02 ID:8m13Th2D
私も自分の踏み込みについてちょっと書いてみます。
とは言っても、私は現在古流剣術と居合の型稽古オンリーですので、その点気を踏まえながらごらんください。
基本的に私の習っている型では、飛び込むような踏み込みはしません。
そのままでは接触できないけれども1歩踏み込めば当たるくらいの間合いまで互いに近寄り、
相手の打ち込みに合わせて半歩くらい前に出る程度です。
私が学んでいる流派では、このとき後ろ足は蹴ってはいけません。
前足は前に倒れるように抜くとともに、後ろ足の膝を外に開きます。
このとき上半身後ろ足側の半身(もし左膝を開くなら左半身)が、
前にでている半身(右半身)にのしかかるような感覚がでます。
これは例えばCDケース2枚をぴったりくっつけて立て、ドミノ倒しの要領で1枚を倒すと、
のしかかるようにしてもう1枚を押し倒しますよね。あんな感じです。
あんな感じになって体が全体が前に押し出されるとともに、全体重が前に乗ります。
地面を蹴ってはいないので気配も消えますし、自分の体重を支える程度の筋力があれば動けるようになっています。
ただ、このとき姿勢はかなり前のめりな感じになりますので他武道にも使えるかというと問題があるかもしれません。
時間かけたわりには分かりにくいですね・・・
82 :
43:03/11/23 23:03 ID:8m13Th2D
あちゃ。↑は43ですた。
>私は、逆に落ちては行けないと思っています。
え!?どうしてですか?
倒れこみ
と
支え(下からの突き上げ)
両方落ちる(実際に落ちる訳じゃないけど)動き使いますよ。
>GSLさん
が抜けてますた、スマソです。
86 :
GSL:03/11/23 23:10 ID:cQW+MyXh
>マスク・ド・日拳さん
あ、勘違いしました。
落ちると言うのを真下に落ちると考えました。
すいません。
でも、どうですかね?
後ろ足で蹴っても落ちる感はなくなりませんね。
個人的な感触ですが。
それと、私の膝の抜きはまだまだ完成度が低いですし、それに競技用にアレンジしていますから、
やっぱり、ちゃんとやってる所の人達のと比べると異質なんでしょうね。
私のは、重心を前のめりにさせない変わりに、後ろ足での蹴り足の力を加えてその分の
速さと重さを加えていますね。
なにせ、競技自体遠間での攻防が多いですから。
ただ、近間での時に後ろ足を蹴らない方法も試してみます。
面白いですね、武道は。
身体操作一つでも色んなやり方が在りますね。
87 :
43:03/11/23 23:10 ID:8m13Th2D
>>70のGSLさん
>私こそ、余計な事を書いてしまったと反省しています。
いえとんでもない。
読んでる人が分かるように書いたほうが、
参加してくれる人も増えると思いますのでGSLさんの発言は正しいと思います。
私自身とても参考になりましたのでお気になさらないでください。
でも私は文才がないので相変わらずわかりづらいとはおもいますが(笑
あ、間違えた。歩み足は実際に沈みます、漏れは。
相手より低い位置から突き上げてぶつかれば相撲の「おっつけ」と同じ効果になります。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/24 05:14 ID:4GHc5Fmu
もういい、日拳さん・・・弟子にしてくれ!
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/24 07:07 ID:n2vO+iT2
誰か胴体力の観点からの
意見キボンヌ
良スレかと思ったけど、誰も居なくなってる・・・
参考カキコしとくか・・・
親指だけど意拳の天野センセが、私の場合は力は土踏まずからでるが、
足の指で地面を軽く掴むようにするとふくらはぎの筋肉が良く使えるので
やるべしとか言ってたよ。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/03 09:54 ID:ii3ILDk6
養神館で大事なのは腰だと思います。
腰の動かし方で、具体的に言うと、
上手に腰を据えて構えることで安定感が出てくるような感じ。
言語化が難しいんですけど、とにかく、安定する角度とかがあるんです・・・。
足の内股については、
蟹股だと神経の通っているような敏感な感覚(気)が足の太ももや脛を
うまく繋がらないんですけど、内股にすると足の内側の側面を上手に
力の線が通っているような感覚が出てくる・・・。
体全体が連動しやすい姿勢ということなんでしょうか。
腕や手も一緒で、独特の軽い傾斜の、安定する形があります。
手の指や手首のちょっとした角度の違いとか、
(これは合気上げをやってるとわかるはず)
養神館の構えのような角度の腕とか。
(この腕の軽い傾斜?については少し前の秘伝にも出てました)
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/19 15:15 ID:cLQDpHcS
あげ
94 :
カンフーバカ:03/12/19 15:17 ID:IlDMh5OS
佐藤さんってまだいるの?スキンヘッドの。多分3,4段だと思います。
95 :
カンフーバカ:03/12/19 15:18 ID:IlDMh5OS
中野の総本部です・・・。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/19 15:20 ID:cLQDpHcS
>>78 軸の作り方は相手の姿勢に応じて変化すると思いますがどうですか
適切な方位で力を有効に伝えるために
作りを入れて強度を持たせるかどうかという違いはあると思います
軸自体は力を出す方向には関係無いと思いますが
ナンバの歩法ってのは沈んで浮き上がることを極端に言ってるやってるだけ
のことなんだろうか
ナンバって手と足同じ方を出す歩き方じゃないの?
呼吸が深くなってくる気がする。>ナンバ
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 10:20 ID:shvSJ8Bq
>ナンバって手と足同じ方を出す歩き方じゃないの?
よくいわれていますが、当時の人は手をふって歩くことがまれでした。
現代人に分かりやすくやるならば手と足を同時にだす、という動きなのでしょう。
多分、例えに過ぎなかったのがいつの間にかひろがっちまったのは不思議です。
現代人は腰は真っ正面に向いたまま足をだすから下半身に妙なねじれができる。
しかし、手と足を同じ方向にだすと腰もつられて動くため、へんなねじれが起きなくなります。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/02 10:36 ID:Cbt2HN4z
>97
変化するにしても根本原理はあるんじゃないか。
105 :
102:04/01/05 21:41 ID:5lIwiUg2
>104
足を捻るというか、現代人が足を捻らなすぎているというか、足にある細かい筋肉を全部1つとしか認識してないのでは?
稽古やある程度ほぐしをへていくと力が螺旋で昇ってくるみたいなもの感じるし・・・・
コレは25歳を超えてから感じたことなので体質変更は10代を変えても可能なんだろうな、と当時は驚きました
これが可能になると植芝翁が高速移動するときにつかった腰を下ろして忍者のように前にでる、と書かれた動きの真似っこみたいなのができるようになりますよ。
でもうまい表現がないな。
たぶん、104さんのほうが上手く言葉にできるのでは?
脊椎には多数の関節があって、もともと捻り運動をするようにできていますけど、
脚はあまり捻り運動向きにはできてないと思うので
故障の原因になりかねないので注意です。>ナンバ
個人的には捻ろうとした感覚はないんですけどね。
足から螺旋の流れがあるっていう感じがあるだけで。
歩く/走る時に右足を前に出したとします。
この時、設置している左足を軸にして上から見て反時計回りに体全体が旋回しようとする力が働きます。
これに対して普通は左手を前に振る事でバランスをとって、転ばず前に進む事ができるわけですね。
んで、腰が捻れてるわけです。
もし右手と右足を一緒に出すと、体全体の旋回する力がそのまま左脚に来るわけですね。
手と足を同じ方出すようにして全力疾走してみるとわかると思います。
脚にけっこう負担なはず。
>110
反論になってないと思いまふ。
むしろ私が言ったとおりの事が書いてありりん。
112 :
110:04/01/07 21:49 ID:khCwkpkB
>>110 え、どこがですか?
股関節の外旋のところですか?
股関節がねじり方向に動くことって、そんなに危険な負担なのですか?
#っていうか、股関節がねじり方向に動くことが進行の要因に
#なっていることが、筋肉の負担の分散につながって、脚への
#負担の軽減につながる可能性があると言ってるように見えるの
#ですが>あの論文
確かに部分々々では、同じことを言ってるところはあるけど
本質的には全く逆のことを主張しているようにしか見えないのですが。
113 :
110:04/01/07 21:51 ID:khCwkpkB
>112
あ、間違った。
112の
>>110は
>>111の間違いね。
(111を見て、あまりに呆気にとられたので)
ちっ、だまされてくれないでつね。(−_−
115 :
110:04/01/07 22:03 ID:khCwkpkB
失礼なこと聞いてしまいますが...
あなた、本物の106=108ですか?>nHXO6pWA
ホンモノでつよ。
>102
そういうのはトンデモ学説の最たるものです。
昔の日本人と同じ様な生活様式の民族は今も世界中にいますが、
同じ側の手足を出して歩いている人間などいません。
昔の日本人だけがホモサピエンス数万年の歴史の中で特殊だったなどというのは
とても現代教育を受けた人の言うこととは思えません。
それとも将軍様万歳なのか?
118 :
102:04/01/25 22:34 ID:jeYUSQpl
>117
お〜い、俺の文章、ちゃ〜んとよんだかぁ?
>同じ側の手足を出して歩いている人間などいません。
同じことを書いたんだが。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 19:38 ID:zk/qkHGb
自分の右足は、相手の左足の外からかける。
そのまま相手の右足の下をくぐる。
自分の左足は相手の右足を上から押さえる。
自分の右足首と左足首は、相手の右足の外でクロスガード状態。
自分の右腕で相手の左足へアキレス?
120 :
md:04/01/28 21:17 ID:5aUYhB0G
それなりに体が使えるが、理論が感性的で論理的科学的でないので、
誤解が多くなる。これが問題点。
ナンバも、
腕 の 振 り が ど う と か で は な い 。
重心移動や胴体の使い方で分類すべき。手を反対に振ってもナンバはナンバ。
最初にちゃんと定義すべきだった。「なんとなくそうおもった」のが甲野氏の長年の
姿勢であり、著書も適当に読み散らし、動きのイイとこだけをパクルのが
甲野氏の利用法だと思う。
著書を真剣に読みすぎると、本人と同様に長い迷路に迷い込む。
武道として考えれば、あまりナンバにとらわれすぎるのはよくない。
状況に応じて使い分けるのがいいと思う。
昔の人は体を捻れない和服を着て生活していてそれになれていたがから
ナンバで力を出し切れたが、伸縮自在の服を着ている現代人ではナンバ
をしようとしても半端になる場合が多いと思う。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/28 22:54 ID:MP9wAqrT
ナンバではなく、ハンパになる・・か(藁
そいや、稽古会で『これもナンバじゃ〜ん?』といって適当に骨盤と腰の中の筋肉をつかった歩き方をしたが区別がつき、突っ込みをいれたのは一人だけだった。
現代人は表面の形しかみることができないので冗談でやっても『それのどこがナンバじゃい!』と突っ込みをいれれる感性すらないようだ・・・
でかいボールの上にのってるような立ち方って感じ。
股関節使って歩くと、全部勝手に出るよね。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/13 19:36 ID:9IW9GBFb
あげ
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
age