http://www.ichigeki.co.jp/diary/INANI/index.htmlより 9月15日
みなさん、はじめまして。
この度日記を書かせていただくことになりました、
伊那爾(いなに)といいます。どうぞよろしくお願いします。
合気道をはじめる時(その時は近所の道場だったのですが)、
見学に行こうかどうか迷っていました。
たまたま某巨大掲示板に書き込んだところ
皆さんの励ましを得て、意を強くして見学に。
そのころからネットで反射道・吉野愛氣塾の先生が発言されているのを
拝見するようになりました。
打撃系の合気道ってどんなだろう?
道場にはよく木刀とか置いてあるけど
剣の理って何だろう、打撃と何の関係があるんだろう、と思っていました。
つづく
ただ、確かにきちんとした突きを知らなければ突きを捌いて…
というお稽古は成り立たない、とは思いました。
かといって普通の合気道の道場で突きを稽古すると言うのは
聞いたことがありませんでした。
正面打ちや横面打ちでも、大体こんな感じ、と教えてもらったら
後は見よう見まねでやるしかなかったし…
基本からきちっと教わりたい−そんな気持ちで吉野愛氣塾の門を
叩くことにしました。
講習会に参加して、普段のお稽古にも体験で参加させていただいて
入門することに決めました。
基本の突きや蹴り、受身やなんかも
何故そうなるのかから説明してもらえるので理解しやすかったです。
つづく
反射道では剣の理で突きや蹴りを行います。
剣と打撃は別のもの、そう思っていたのですが
どれも同じだと教えていただきました。
それからしばらくして
紫電流闘術 空手道 顕正会館に連れて行っていただき、
それが空手との出会いとなりました。
空手のお稽古に参加させていただくようになって、
「合気道も空手もみんな一緒」と先生が普段言っておられることを
少しですが感じることが出来ました。
今私が感じている同じと、先生方が知っておられる同じは
レベルが違うかもしれませんが
これからのお稽古で少しずつでも進歩していきたいと思っています。
皆様どうぞよろしくお願いします。
つづく
9月30日
島根で講習会がありました。
打撃の基礎をやった後
自分の前に手を伸ばしてあわせて、
肩の2点と合わせた手を頂点として三角形を作る。
その三角をきっちりと作れれば、相手の攻撃はそれていく。
それを突きや蹴りに対して実際にやってみました。
相手とは最初は必ず正面で当たることが大事
入り身のときは正面対正面
このとき相手の下から入って支えること。
そして当たったら転換する。
この転換も、自分が引くのでなく自分の軸はそのままで
当たったエネルギーで回る。
そうすると相手の攻撃がそれていくことになる。
後は相手を支える位置に居続けること。
つづく
勝負というのは一瞬でつく、相手と触れた瞬間に
下からもぐりこんでいる方が勝ち。
それが片手取りで始まろうが打撃で始まろうが同じ。
もしもお互いに刀を持っているというイメージで
向かい合ったとしたら、そのイメージ上の刀が触れるときに
勝負がつくのでしょう。
稽古でいろんな技をやるのは、
これもそう、あれもそうだと
知るためだと聞きました。
よく先生が「シンプルなんだ」と言っておられるのですが
それがちょっと腑に落ちた一日でした。
http://human0.com/bbs/mkres5.cgi より
●伊那爾 投稿日 : 2003年8月19日<火>01時15分
今日は顕正会館のお稽古に参加しました。
中段の突きだけ、とか突きとローキックだけで組手とか
そういうのがあってやりやすかったです。
全く自由に組み手といわれても、まだ何が何かわからなくて…
組み手では館長にもお相手していただきました
普段から剣を構えるように中心を守れと言われているのですが、
やはり空いていたようで、ご指摘いただきました。
後は相手の攻撃が終わるまで待ってる、
相手が何かするまで待ってるということ。
自分から先にでていくことが必要なようです。
ああしてこうしてこうする、とか
そういう予定みたいなものが無いからでしょうか?
つづく
一通りお稽古が終わって後から残った人たちで約束組手をしました。
館長をはじめ、先生、師範代と皆様に見守られ、
私と組んで下さった方と二人で大変な緊張を味わいました。
下段払いのときに相手の突きや蹴りを弾いてしまわないで
エネルギーをもらってそれを即反射させる、等
普段のお稽古で言われていることと同じことがたくさんあって、
大変有意義でした…が
稽古が終わって帰りに先生に空手と合気道って似てますよね。
といったら怒られました。
「あほか、全部一緒って言うとうやろ、ボケ!」