【極め!が】日本空手協会【世界を担う!】

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825気のあごひげ
■協会の爆発力とは?
協会でなくとも、ルールの変化により一撃を秘めた突き蹴りの威力は軽くなっている、
と思うがために、あえて旧来ルールにこだわる協会空手をそう表現したまでで、
実際はどの流派選手でも強い人の突き蹴りには爆発力があります。
爆発力とは私の表現方法であり、一点集中の極め!だとおもいます。極めとは何か、
持てるすべてのエネルギー、氣をそこに集中することだとおもいます。

■捻りについて
人間の身体は物ではありません。物であれば物理的に機械やコンピューターでとらえた数値が
出るのでしょうが、人間は生き物であり、それは『受ける感覚』があるとおもいます。
ですから、机上で物理的に計算するのではなく、実際に当てて体現、体感したいと
私はおもいます。頭骸骨は石ではありません。石を砕くには、打ち抜く強さが必要です。
が、頭骸骨は、前頭骨、頭頂骨、側頭骨、後頭骨、頬骨、蝶形骨などがギザギザの縫合でもって
組み合わさり、その内には脳を包む膜(硬膜、軟膜、クモ膜)がありますね。
そしてその一つの膜もさらに何十にも構成され、その間、間には脳脊髄が流れ脳を保護しています。
頭骸骨に衝撃を与えた場合、丸太ん棒のようにまっすぐな衝撃には意外と人体は強く出来ています。
が、捻りを加えた衝撃の場合は、脳を包む膜の捻じれ現象が強くおきて、物理的に
捻りのない突きと同じ強度の衝撃でも受ける感覚はまるで異なってきます。
人体はほとんどが水分です。それは衝撃を柔らげる目的をもっているのではとおもいます。
衝撃があったとき水で保護されます、その水は膜に覆われています。膜こそが人体を守る
一番大事なものとおもいます。
826気のあごひげ:04/01/09 17:12 ID:Ek9LHIXJ
■直接顔面を素手で突かせて見てください。右の頬を、右側に居る人に右拳で突かせます。
物理的に同じ強さで突かせ、最初はまっすぐに突かせます。ガツーンと衝撃が走るけれど
頭全体です。次に捻りを加えた突きを同じ強さで突かせます。するとその衝撃は後頭部に
ツーンと伝わります。つまり、後頭部にツーンと来るということは頬骨、側頭骨、後頭骨に掛けての
膜の捻じれ現象が起きているということであり、捻りの衝撃が強ければ脳に障害を起こしていく
ものだとおもいます。(※右側に居る人に左拳で同様に突かせまると衝撃は前頭部に走る)
水面に石を落とします。水紋が広がります。このときの水紋が膜の捻じれ現象であり、
障害はこの膜の捻じれの波動が延々と続くことだとおもいます。

■突きは打ち抜く強さよりも捻りを加えた強さの方が受ける衝撃が強いとおもいます。
基本ではどの流派も最後に捻りを加えますね。捻りを加えた強さを先人も知っていたから
そういう流れで今にあるとおもいます。しかし空手は完全に変わりました。
少なくとも、空手の突きの爆発力!は、拳サポーター、グローブを身につけていての突きでは
感覚的に!かなり減少してしまったとおもいます。
届けばポイントです。相手よりも早ければポイントです。そこに衝撃の度合いなんてのは
少しも?ありません。衝撃力の研究は少なくなりました。。
基本があるから空手の組手があるのだとおもいます。基本で回内する力による
捻りのパワーを身につけているのだとおもいます。
実際の試合では少ないかどうか、それは、前述の理由(衝撃度の不要な空手?)にも
よると思うのです。衝撃を加えようとする空手ならば捻りを加えたほうがいいです。
■達人先生によれば、拳頭の位置がずれると圧力が変わるとのことですが、私は
捻りがあって拳頭の位置がズレるからこそ、頭骸内部への衝撃、波動が大きいのだと
おもっています。
827気のあごひげ:04/01/09 17:13 ID:Ek9LHIXJ
■前蹴りについても考えて見ました。
前蹴りも、打ち抜かないでポーンと軽く当てても人はうずくまってしまいます。横隔膜、
そしてその内側にある膜の捻じれ波動の現象によるものだとおもいます。
このとき、審判員は無理に・・両肩を持って背中を伸ばして、ハイ深呼吸!みたいなことを
やっています。とても危険です。膜の痙攣でもって苦しいときは深呼吸ではなく、
本人が一番いい状態でとにかく吐かせるのです。吐け、吐け、と吐かせると不思議と
早く痙攣が解かれ回復するものとおもいます。身体は石ではなく何十にも包まれている
ものであるとおもいます。内なる膜の捻じれ、波動を正常な方向に早く回復させて
やりたいものです。
■上足底虎跡部をあげて稽古することについて。
連続して蹴る場合には・・ということで私は教わりました。たしかに自由組手では
突きの握りも足首も、関節の力を抜いてダラリとしていた方が瞬間的スピードは出しやすい
のかも知れません。でも、やはり、基本は基本であり、虎跡部をあげて稽古することにより
自由組手の前蹴りに支障が出ないのであれば別に問題はないとおもいます。
これはいつか上の先生に私ももう少し掘り下げて聞いて見たいとおもいますが、もっと
他に理由があるような氣がします。