武道家だけど幽霊が怖い【ブルブル】

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208モバイルからマスクド日拳:03/08/06 22:41 ID:JM7ReRTx
その夜、やはり肉片は這ってきましたが恐怖に耐え必死に目を開いて「鹿島さん」を3回唱えました。
すると肉片はその男の周りをぐるぐる這った後、消えてしまいました。
通常、話はこれで終わりますが、やはり恨みは非常に強く、その男が旅へ出てもその先にて現れました。
その後、その方がどうなったかは知りません。
ただ非常にやっかいなことにこの話は、もし知ってしまうと肉片がいつかはその話を
知ってしまった人のところにも現れるということです。
私(兵庫県出身)が知ったのは、高校時代ですが私の高校ではこの話は人に恐怖を与えるためか、
迷信を恐れるためか口に出すことが校則で禁止されました。
皆さんはインターネットで知ったので鹿島さん(地元では幽霊の肉片を鹿島さんと呼ぶ)を見ないことに期待します。
もし現れたら必ず目を閉じず「鹿島さん」を3回唱えてください…。
209断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:52 ID:uYRlH9Mh
ついに貼っちまったか・・・
210断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:52 ID:uYRlH9Mh
「鼻を飲む話し」

明治の始め春の盛り、まだ日本が米国と戦う前の話し

春の香に誘われて、若者数人が花見をしつつ酒を飲んでいた
若者達その若者達の中に、一人の剣の道を志す若者がいた
名前を仮にEとしよう、彼は若く非常に優秀な剣士でありまた人柄も優れていたと言う

真赤な桜の花の下、昼から始めた酒の席であったが
楽しい時間は早く過ぎてしまうもの、気付くと辺りは徐々に暗くなってきていた
兆度その頃、Eは一杯の杯を友人から進められた
Eは杯を手に取り手元に近付け、一気にその酒を煽ろうと
杯に目を移した・・・
その瞬間、Eは明らかに目を見開くと、その場で止まった
211断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:52 ID:uYRlH9Mh
Eの杯の酒に、人の鼻が映っていた
Eは誰かがイタズラで自分の背後に立っているのかと思い
後を見たが、後には満開の桜が咲いているだけであった
その時誰かが声をかけてきた「どうした飲まないのか?」
Eは酒が飲めないと思われるのが嫌であったこともあり
杯を口に近付ける、が、やはり鼻が気になって飲む気がしない
「どうした臆したのか?」せせら笑うような声が又も聞こえる
Eは目をつぶると一気にその杯を飲み干した
と、その瞬間である「ウガ!」っと短いうめき声が聞こえ
先ほどまでざわめいていた桜の樹が、急に静かになった

Eは無気味に思うと
夜が近付いていることを理由に、その花見を解散させた
帰り道、Eは鼻の事が気になりながらも
「臆病者」と罵られるのが怖く、鼻の事を話せず
家が近所である、2人の若者とともに帰路に付いた
家の近くになったところで、若者の一人が急に鼻を押さえてその場にうずくまった
212断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:53 ID:uYRlH9Mh
「鼻が!」「鼻が!」すると暗闇から声が聞こえてきた
「ああ、間違えた、お前ではなかったな」
「Eお前が悪いのだぞ、仲間が悪ふざけをしたからと言って鼻を飲んでしまうとは
 あ奴はお前に飲まれた鼻が痛むと言って、床で臥せっておるわ」
「これで仲間が死にでもしたら、E、お前も死んでもらうぞ」
Eとその仲間は恐怖におびえ、素早くEの自宅に駆け込むと
鼻を失った仲間の手当てをし、何者かの強襲に備えることとした

2人は恐ろしさにおびえ、一人は傷の痛みに唸りながら
その晩を過ごすこととなった
が、Eの友人の一人は急に眠気に襲われた
春の日差しの中のような麗らかな眠気である
見ると、鼻を切られた友人も既に眠っていた
Eの友人は眠っては行けないと思いつつも・・・
その意識を無くした
213断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:53 ID:uYRlH9Mh
朝が来て、Eの友人二人は、変わり果てたEの姿を見た
全身を嬲られたような傷で、鼻は当然のようにえぐられていた
Eの剣には、桜の木のものと思われる木片が付いており
Eの体には真赤な桜の花が付着していた

Eの友人二人は、昨日酒を飲んだ桜の咲く場所へと向かった
昨日まで美しかった桜がどこと無く花が散り、枝が減っていた
そしてなんと言っても、昨日まで花をつけていた桜の木の1本が
腐ったように枯れていた
鼻を無くした友人がフト足元を見る、一個の杯が転がっていた
さらにその杯の中を良く見ると、ニヤニヤと笑う男の顔が合った
鼻を無くしたEの友人が、もう一人のEの友人に声をかけようとした瞬間・・・
知ってか知らずか・・・
花のある友人はその杯を蹴飛ばしてしまった・・・
「ギャ!」と言う短い悲鳴が聞こえ、1本の桜の枝が折れた
他の桜の木が急に静まり返った
214断 ◆417iLoveLc :03/08/06 22:58 ID:uYRlH9Mh
カシマサンマジコエー

でも私の聞いたのとビミョーに違う
215断 ◆417iLoveLc :03/08/06 23:12 ID:uYRlH9Mh
あなたは赤い部屋好きですか?
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4358/red_room1.html
216断 ◆417iLoveLc :03/08/06 23:15 ID:uYRlH9Mh
  _____________________
  |                            | _ | ロ | X |
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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  |  あ  な た  は 赤,;( 好 き で す か ?   |
  |;,.                 ')                   |
  |;;;;,,,..             ./'                |
  └────────┴───────────┘
217弐百九拾 ◆jraikI.daY :03/08/07 10:52 ID:KFajrIqt
>>214
そのカシマさんはこういう感じじゃなかったですか。
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/budou/1059911580/64
218名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/07 10:57 ID:+Raij6qe
怖いどころか。 幽霊に会えるなら死んでもいいぞ。
死後の世界が確認できたって事じゃないか。
219名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/07 11:08 ID:OVWXoX49
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり、の体現ですな
220弐百九拾 ◆jraikI.daY :03/08/07 11:24 ID:KFajrIqt
>>218
              〃〃〃  /
〃〃〃 フワフワ〜 (″ω゛) < 人間の中の人などいない!
(゚ Д゚) 〜     (U U    \___________
/へへ         /ノ
 オカ板の住人ならば「田中河内助」をご存知の方も多いと思う。
 以下は、この「田中河内助」の物語を彷彿とさせる話である。


 俺が高校2年生のとき、クラスメートのM子が他界した。原因は
白血病と言われていた。彼女の家は千葉の市川であり、電車で1時
間以上もかけて葬式に出向いた。俺はM子とは、大して仲が良くな
かったこともあり、焼香を済ませると早々と家路についたが、仲が
良かった生徒たちの何人かはしばらく残っていたようであった。
 クラスは深い悲しみに包まれたが、次第に元の明るさを取り戻し、
一女生徒の死はいつの間にか忘れ去られていった。そして今振り返
れば、瞬く間の3年間は過ぎ、俺は高校を卒業した。
 最早、俺の頭からは、若くして一生を終えた女性のことはすっか
り無くなっていた。
俺はその後、大学生活を経て就職し、それなりに忙しい日々を送っ
ていたが、あるとき、高校時代のクラスメートと偶然再開した。
 彼女の方から声をかけてきたのであるが、彼女は高校時代からの
ぽっちゃりした顔からは、想像もできないほど痩せており、声をか
けられなければ、たぶん分からなかっただろう。いや、痩せたとい
うより、やつれたというのが正直な感想であった。
 懐かしいね、と軽い挨拶を済ませたあと、せっかくだから少し話
そうということになり、近くの喫茶店へ入った。
 現在の状況など、お約束の話を一通り済ませると、
「ねえ、M子のこと覚えている?」
 と彼女は訊いてきた。
「M子?ああ、白血病で亡くなったM子ね」
「そうそう」
 同時に彼女がM子と仲が良かった生徒であることも思い出した。
「かわいそうだったよね」
「うん、実はね・・・」
 彼女は顔を深刻そうにしかめた。「実は、彼女は白血病じゃなかっ
たのよ」
「へー、違う病気だったの?」
 俺は、彼女の話に特に興味を示さなかった。正直に本当の死因を
知られたくないようなことは、ままあるからだ。
 しかし、俺の気持ちとは裏腹に彼女は顔をよりいっそう深刻そう
にして言った。
「ちょっと聞いて欲しいのよ」
「うん、別にかまわないよ」今日は既に仕事は終っている。俺は彼
女の只ならぬ雰囲気を感じ取った。
 彼女の話した内容は、およそ次の通りであった。

 一昨年の暮れ、突然M子の母親から連絡があって、M子の七回忌
に来て欲しいと言われた。是非にというので、仲も良かったことだ
し法事へ参加した。この法事はM子の七回忌だけでなく、M子の父
親の一回忌でもあった。
 法事が一段落すると、M子の母親に折り入って話があると言われ、
2人だけで家の一室に入った。そこは、かつてM子の部屋であった。
少しばかりM子の思い出を語ったあと、母親が意外なことを言い出
した。
 曰く、M子の死の真相を聞いて欲しいと。
 そして、母親は話し始めたが、二言三言話したとき、緊急の電話
が入ったと親族から呼ばれ、母親は話を中断せざるを得なかった。
 再び部屋に戻ってきた母親は、詫びを言ってから話を始めようと
したが、親族の子供が突然ひきつけを起こしてしまい、またもや続
きを話すことができなくなった。
 結局、その日は時間切れで、話は後日改めてということになった。
 彼女はここまで話すと、フッと息をついた。
「時間は大丈夫?」
 俺には、いつの間にかM子について興味が湧き上がっていた。
「大丈夫だよ」
「それから暫くはM子のお母さんから連絡がなかったの。こっちか
ら連絡するのも何か気が引けて」
「うん」俺は相槌を打つのみであった。
「私もそのことは忘れていたんだけど、去年、連絡が来たの。1年
ぶりくらいにね。それで、またM子の家に行こうとしたのよ」
「それで」
 その後、彼女は次のようなことを話した。
 約束した日に彼女は急用が入り、M子の家に行けなくなってしまっ
た。彼女は電話で話せないかと聞いてみたが、どうしても会って話
したいという。
 日を改めて彼女はM子の家に向かった。
 そしてM子の母親は、まずこの話から聞いてくれと、口を開いた。
 実はM子の死は、予想外のことで母親は看取ることができなかっ
たという。亡くなった旦那さんがM子を看取ったのだが、しばらく
して、旦那さんからM子の死因を知って欲しいと言われた。しかし
旦那さんがそれを話そうとすると、ことごとく邪魔が入り、中々聞
くことが出来なかった。ついに死因を聞いたのは、旦那さんがそれ
をしゃべろうとしてから実に半年以上も経ったあとだという。
 旦那さんはその翌日に急死した。
 そして、いよいよ本題に移ろうかというとき、来客があった。無
視できない人らしく、母親は暫く応対して、彼女の元に戻ってきた。
 このときには彼女も「何かある」と思い始めていた。
 母親は彼女の前に座ると、どこまで話ましたっけ?と聞いた。
 旦那さんがお亡くなりになったところまでです、と答えると、母
親は、あら、そんなところまでお話しましたかしら、と意外な顔を
したのである。

「もう、気味が悪くなっちゃってね・・・」
「それで、話は聞けたの」
 彼女は首を振った。「あの後、何故かM子の思い出話になっちゃっ
たのよ。自分でも訳が分からない。気がついたら夜になっていて、
家に帰ったわ」
「結局、聞けず終い?」
 彼女はしばらく沈黙した。
 俺は、すっかり冷めたコーヒーを飲み干すと、
「場所変えたほうがいいかな。時間が経ってるし」
と言った。
 彼女も賛成し、腹も減ったのでファーストフード店に行くことと
なった。席を立ち会計を済ませ、店を出る。
 移動中に俺の携帯が鳴った。友達が事故に巻き込まれたので至急
来て欲しいという連絡であった。
 彼女の話には後ろ髪を引かれたが、現場へと向かうしかない。彼
女は絶対連絡すると言ってくれ、その場を後にした。
 友達の事故は大したことはなかった。
 2日後、家に彼女から連絡がきた。
「実はね、あのときは言い出せなかったけど、M子のお母さん、あの
日の数日前に亡くなったのよ」
「えっ、俺と話したあの日の?」
「そう、そして亡くなる前の日に、私、M子の死因を聞いたの。つい
に」
「・・・」
「で、その話、やっぱり聞きたいよね?」
 俺は少しばかり躊躇したが、
「確かに聞きたい気持ちはある。でも話すな」
と、きっぱり言った。「いいか、誰にも話すんじゃない。忘れるんだ」
「ありがとう」彼女の声は少し安堵したようであった。「でも、M子
の弟には話さなくてはいけないと思う」
「やめておけ、忘れろ」
「でも、たった一人残ったM子の家族よ」
「知らないほうがいいこともある。今度ばかりはそのほうがいい」
「うん・・・」
 彼女との会話はそれで終った。
 俺は一抹の不安を隠せなかった。
 M子の弟は既に成人であるし、家族の死について疑問を抱いていて
もおかしくない。俺は彼女に電話をしてみた。
 彼女はM子の弟に会ってはいるが、その話はいていないと言った。
 俺はくどいほど念を押して電話を切った。
 その後も彼女と連絡を取ろうとしたが、携帯を持っていなかった彼
女とは連絡が取れなかった。
 それから、1ヶ月ほどしてからのことである。
 彼女の死の知らせが来た。

 彼女がM子の弟に何を伝えたのかは分からない。
おかしぃ・・・田中河内助の話がみつからん・・・
田中河内介の最期


 大正時代の始め頃、東京の京橋に「画博堂」という書画屋があって、
そこの3階には同好の志が集まって持ち寄った怪談話をかわるがわる話し合うということがよく行われていた。


 ある日、その画博堂に見なれない男がやってきて、自分にも話をさせてくれと言う。
どんな話かと聞くと、田中河内介の話だという。
田中河内介は明治維新時の知られざる尊皇志士のひとりである。
その男は、「田中河内介が寺田屋事件のあとどうなってしまったかということは話せばよくないことがその身にふりかかって来ると言われていて、誰もその話をしない。
知っている人はその名前さえ口外しない程だ。
そんなわけで、本当のことを知っている人が、だんだん少なくなってしまって、自分がとうとうそれを知っている最後の人になってしまったから話しておきたいのだ」と言う。


 始めは、よした方がいいなどと、懸念してとめる者もいたが、大半の人々が面白がってうながすので、その男が話を始めた。
前置きを言って、いよいよ本題にはいるかと思うと、話はいつの間にかまた元へもどってしまった。
河内介の末路を知っている者は、自分一人になってしまったし、それにこの文明開化の世の中に、話せば悪いことがあるなどということがあるはずもない。
だから今日は思い切って話すから、是非聞いてもらいたい。
というところまで来ると、またいつのまにか始めに返ってしまって、田中河内介の末路を知っている者は、と話し出す。
なかなか本題にはいらない。
その間に、一座の人が一人立ち、二人立ちしはじめた。
別に飽きたから抜けていくというわけではなくて、用で立ったり、呼ばれたりして立ったのだそうだが、私の父も自宅から電話がかかってきて下に呼ばれた。


 下におりたついでに帳場で煙草をつけていると、又あとから一人おりて来て、まだ「文明開花」をやってますぜ、どうかしてるんじゃないかと笑っていると、あわただしく人がおりてきた。
偶然誰もまわりにいなくなったその部屋で、前の小机にうつぶせになったまま、彼が死んでしまったというのだ。
とうとう、河内介の最期はその人は話さずじまいであった、というのである。
「日本人形」

友人のコウが体験した本当にあった話。

コウ一行が、長期休暇を利用して、静岡だか神奈川に遊びに行ったときのことなんだけどね、朝早く出発して、昼頃に現地に到着した彼らまぁ、時間もまだ余っていたので温泉巡りなどをして、宿にチェックインしたらしいのよ,んで、人数は8人くらいだったけな?
結構な大所帯だったから、部屋は二つ、4人づずつに別れたのね。その時コウの泊まった部屋はトイレが壊れていて使用不能なので、廊下にある共用トイレ
を使用するようになっていた。コウは部屋に案内されると同時に悪寒を感じたらしいんだけど、まぁ、折角の楽しい旅行だし
ここで、変な事言ってみんなを怖がらせるのもナンだしそのときは、だまってたんだってさ。
その日は長期に渡るドライブ&温泉巡りでコウを含みみんなヘトヘトだったもんだからみんなして一気に爆睡!!でも、コウはちがったようで、夜中に目が覚めてしまったらしいんだわ
なんか、イヤーな予感がするなー、なんて思ってると
カリッ、カリッ、カリッ、カリッ
何者かが隣の居間で何かをカリカリひっかいている音がしたらしいのよ。
コウも疲れていたので必死に眠ろうと努力はしていたらしいんだけど、
いかんせんその音がどうも気になる。
そんなこんなしているうちに、コウ以外の一人
(仮名Aさん)が
A「ねぇ、コウ、、起きてる?」
「ん?ああ起きてるよ」
A「さっきから変な音が聞こえるんだけどコウもそう?」
「ああ、、なんだろうね、、。」
などと二人で会話している最中もカリッ・・カリッ・・カリッ・・カリッ・・カリッ・・カリッ・・変な音は鳴り続ける・・・
二人はその音を聞き入るように聞いていた。
どれくらいの時間が経っただろうか・・・カリッ、、カリッ、、、ガチャガチャッ、、ガチャ、、ガチャガチャガチャ・・・音が変わった、、、。
息をのむ二人、、、
A「なんか、、気持ち悪いね、、、。」
「うん、、なんだろうね、、。」
と、、またその音に聞き入る二人、、長距離旅行の疲れもあってか、二人ともその音に聞き入っている内に
眠ってしまった、、、。
その日は朝から観光巡り。
その地の名産品に舌鼓を打ち、
景色に見とれ、宿へ帰っていったコウご一行。
そして、部屋にはいると例によってまたしても
悪寒がコウを襲う。
しかし、、昨日とはなんか違う、、、ふと悪寒のする方に目をやるコウ・・・
「ウオッ!?」なんと、、そこには・・・・棚の上にガラスケースが置いてあり
ガラスケースには日本人形が飾られていたらしいのよ。そりゃぁ、コウもビックリしたみたいだよ。
昨日は気が付かなかったのに何故今日になって気が付いたのか?
ガラスケースをよく見ると、人形を出し入れ出来るように取っ手が付き、ドアのようになっている。
・・・・・そして、コウは想像しちゃったんだよ、、
昨日のあの出来事は、その日本人形がガラスケースから出ようとしてケースをひっかいたり・・・・ケースを押したりしていたんじゃぁないか?ってね、、、。
フト視線を感じそっちを見てみるとAさんがコウを見ている、、、。
そして、見つめ合うAさんとコウ・・すると、ひそひそ声でAさんが話しかけてきた、、
A「ねぇ、、昨日の音、、アレってコレじゃぁ!?」
コウ「ああ、やっぱり?俺もそんな気がする」
しかし、Aさんもコウも、他の人の気分を害するのも何だし、
音こそすれ、他にはなにもなかったので
今日もそのまま同じ部屋で寝ることにした。
飯を食べ、風呂に行き、トランプ、、UNOなどをして遊び飽きると、別部屋の4人は部屋に引き上げていき、コウたちも布団を敷き、就寝。はじめはぐっすり眠っていたコウだが
やはり、目が覚めてしまったようだ、、時間を見ると時計は丁度2時を指していた。
「ねぇ、、起きてる?」
Aさんの声だ、、
コウ「ん、、ああ、、Aさんも目が覚めたんだ、、」
A「うん、、、コウもやっぱり目が覚めてたのね。」
コウ「なんか、変だね、、昨日音を聞いた俺とAだけが聞いて、、そして、今起きているのは、俺とAだけ、、、」
A「うん、、変だよね、、、」
なんて二人してひそひそ声で話していると・・・
カリッ、、カリッ、、、カリッ、、、、ガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、
カリッカリッ、、ガチャガチャ、、コウ「始まったよ、、昨日と同じだ、、、。」
A「イヤ、、怖い、、、」
そしてまた、二人でその音に聞き耳を立てる・・・
その時の二人の脳裏には
先ほど見た日本人形がガラスケースのドアを開けようとしている様が鮮明に思い描かれる、、、。
コウ「、、、、、、」
A「、、、、、、」
ガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、ガチャ、、ガチャガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、ガチャ、、ガチャガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、ガチャ、、ガチャガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、ガチャ、、ガチャガチャガチャ、、ガチャガチャ、、、ガチャ、、ガチャ
コウ「、、、、、、、、」
A「、、、、、、、、」
ガチャ、、、、、ガチャ、、、、キィィィィィ〜〜〜カッチャ・・・
ボタッ、、、、、、、
カサッ、、、、カサッ、、。
コウ「!!!!!」
A「!?!?!」
コウ「ねぇ、、やばいよ、、出てきた!!」
A「う、、うん、、怖いよう、、」
カサッ、、、カサッ、、カサッ、、カサッねぇ、、、ドコ?、、ねぇ、、ドコ???
コウ「や、、やばい!!こっちに来る!取りあえず、電気を付けて他の人を起こそう
Aは電気を付けて、、俺が他の人起こすから。」
A「うん解った」
コウは、他の人の体を揺さぶり起こそうとするが
一向に起きる気配のない他の人、、、深い眠りについているためだろうか、、、?コウは思い切って、ビンタしたり
両手で肩を押さえて、思いっきり揺さぶったり
してみたが、、他の人たちは起きない、、、
AはAで電気を付けるために蛍光灯から伸びているヒモを引っ張るが、、電気は一向につかない、、、。
コウ「や、、やばい、、、起きないよ、、」
A「ど、、どうしよう!?電気付かないよ!!」
思い切って外に出ようとも考えたがそのためには、その人形の居る部屋を通過しなければならない。
電気もつかず、他の人も起きてくれない、、、コウたちは、その部屋の一番隅まで行き、身を縮めるようにしながら二人で寄り添っていた。
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ
ねぇ、、、ドコ?、、カサッ、、カサッ
ねぇ、、、ドコ?、、ねぇ、、ドコ??
カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、、、
コウ「たのむぅ、こないでくれ!たのむから、、見つからないでくれ!!」
A「・・・・・・・・」
カサッ、、カサッ、、、ねぇ、、ドコ?
その音は段々遠ざかり、お風呂の前ぐらいまで行っただろうか?カサッ、、ねぇ、、ドコ??ねぇ、、ココ??ココ???
キィィィ、、カチャッ、、ちがう、、、、、、
カサッ、カサッ、カサッ、
ねぇ、、どこ?、
、、ねぇ、、、どこ??
今度はその音がコウたちの居る部屋の方に向かって
歩き出した、、、、
カサッ、、カサッ、、、ねぇ、、、どこ???
カサッ、、、カサッ、、、ねぇ、、どこ?
迫り来る恐怖にコウとAさんはただ黙って心の中で、、頼む!来ないでくれ、、たのむから、、と、念じながら身を震わせているだけ、、、、
ねぇ、、どこ??
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、どこ?、、ねぇ、、、、、ど、、、こ?
その音はとうとうコウたちの居る部屋の前まで来た、、、。
ねぇ、、ココ??ねぇ、、ココ?
その恐怖に耐えかねたコウは、大声で
「違う!!ココじゃない!入ってくるな!!!!」
ココ?ココだね、、、、、
カサッ、、、、、、シャー、、、、
襖を開く音と共に、人形の歩く音は
どんどんこっちに近づいてくる、、、。
しかし、辺りは真っ暗、
コウたちの目には何も見えないが確実にその音は近づいてきた、、、
ねぇ、ドコ??ねぇ、、、
カサッ、、、カサッカサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
そして、、コウたちの目の前で音が止まると同時に、、、
みぃ〜〜つけた、、、、
、ドサッ、、、、、、、、
いきなり日本人形がコウたちの目の前に降ってきたのだ。
コウ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
A「・・・・・・・・・・・・・・・・」
コウ「おい!逃げるぞ!!!」
コウは腰が抜け呆然としているAさんを抱きかかえ
その日本人形を回り込み、出口へとダッシュ!
ドアを開け、廊下へ出たコウとAさん、、、すると、、さっきまでの恐怖は嘘のように
廊下には明かりがともり、落ち着いた雰囲気だ。
取りあえず近くにあった自動販売機でジュースを買い
落ち着く二人、、しかし部屋へ戻ればさっきのような目に逢う、、、かといって、もう一つの部屋に戻っても寝るスペースは無いし、他の人を起こしてしまう。仕方なく二人は、廊下で話をしながら朝がくるのを待った。
昨日と同じようにコウ一行は観光巡り、、、しかし、、コウとAさんは、昨日寝ていないため、車の中で爆睡。そしてまた宿にもどる、、、
流石に昨日のような目には遭いたくないコウとAさん
しかし昨日逢った出来事を話すとみんな引いてしまうだろうと、、コウは
それとなく、部屋を移らせてくれるように
他の部屋の4人に相談したところ、OKが出た。
そんでまた、昨日のように飯喰って風呂入って
トランプゲームなどを楽しみ、就寝。
夜中の二時・・・・・
コウは、、また目を覚ましてしまう、、
例によってAさんもコウと同時刻に目を覚ます。
コウ「、、、、部屋かわったのにね、、、」
A「、、きっと昼間車のなかで寝ていたからだよ」
コウ「そうだね、、、」
コウ「部屋変わったから大丈夫!きっとAの言うとおりだよ!
今日、昼間寝過ぎたからだね。」
しかし、、、その思いとは裏腹に、昨日、、いや
昨日よりも大きい恐怖がコウたちに忍び寄ってきていた、、、、。
キーーーー、、カッチャ、、、、
隣の部屋でドアを開ける音がした、、、
コウたちもそれを聞いて少しビックリしたが隣の部屋は、トイレが壊れているため廊下の共用トイレを使わなければならない。
きっと、隣の部屋の人がトイレに行くために開けたんだろうと無理矢理に思いこんでいた。
でもね、、、聞こえて来ちゃったんだよね、、
また、、アノ音、、アノ声が、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、、ドコ?ネェ、、、、、どこ??
その音はコウたちが居る部屋の前までもう、、来ている、、しかし、、、ドアには鍵が掛かっている。
コウは、鍵が掛かっているから大丈夫、入ってこれないだろう、、、と思ってたらしいんだけど
そんなことはお構いなしに、ドアは何の抵抗もなく開く、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
どこ??ねぇ、、どこ??カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
コウ「や、、やばい、、、部屋替えたのに、、、」
A「、、、、」
コウたちは昨日と同じように、部屋の隅で
その音に聞き耳を立て、こっちに来ないように
念じながら、小さくよりそっていた。
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、どこ?、どこ??
ココ???ねぇ、ココ?
シャーーッ、、、、、
音は隣の居間まで来ている、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
、、ねぇ、、どこ?、、ねぇ、、、どこ??
ここ?、、、、ここ???
そして、、昨日と同じようにコウたちが居る部屋の前まで音はきていた、、、
コウ「、、、、、、、、、」
A「、、、、、、、」
ねぇ、、、どこ??、、ねぇ、、
シャーーーッ、、、、
そして、コウたちのいる部屋の襖が開く、、、  
ねぇ、、、ここ?、、ここでしょ???  
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
どこ??、、。、、どこ、、???     
ここ???ここ???
コウは、昨日の反省点を生かし、黙っていたが
無情にも音はどんどんどんどん近づいてくる!!!
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、どこ???
ねぇ、、、、、
恐怖に耐えかねたコウは
コウ「おいっ、、いいか、、思いっきり走って
この部屋から出るぞ!!」
A「うん、解った、、、」
そして、コウたちは一目散に、走り出し出口へと走っていった、、、
出口に到着し、ドアを開けようとするコウ、、、
しかし、、、、、、あかないんだよね、、ドア、、
ノブを左に回しても右に回しても
押しても引いても、一向に開かないんだよね、、、
コウがフト、横に目をやると、トイレがある、、
仕方なく、Aさんを引っ張り
トイレに入り鍵を閉めるコウ。
トイレは狭い、、、コウが便座に座り
Aさんは、コウの膝の上に手多く形になった。
二人とも体を振るわせ、恐怖に耐える、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、どこ??どこにいったの??
ねぇ、、、ここ?、、ここ?
シャーーッ、、、カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
カサッ、、カサッ、、、カサッ、、カサッ、、、
ねぇ、、どこ?、、どこ??
ここ、、、??ここ、、、??
とうとうトイレの前まで音はやってきた、、、
そして、、
ねぇ、、、ココ???
ココだよね??、、、ねぇ、、、、ねぇ、、
コウ「うるせぇ!!!鍵締めてあるんだ!入って来るんじゃねぇ!!」
、、、、、、、、、、、、、、はいった、、、、、、
焦るコウ!
ココ、、ココだよ、、、、ねぇ、、ココ、、、
コウが辺りを見回しても、、その姿はない、、、
ねぇ、、、ココ、、ここだよ、、、、
もしや、、、と思い、Aさんの顔を見ようとコウが
のぞき込むと、、、、
Aさんの顔は、、日本人形のようになっていた、、、、、。
その瞬間!!、、Aさんは手を伸ばし笑いながらコウの首を絞め始めた!!
アハハハハハハハハハハハ・・・
コウは必死に抵抗し、その手を振り払い
Aさんを突き飛ばした、、、
するとAさんは、まるでビデオを巻き戻ししたかのように元の体制にもどり、コウの首を絞め始めた、、。
そして、、その日本人形の様な顔をコウの顔に近づけてくる、、
アハハハハハハハ・・・・・・・
これにはコウもたまらず、、失神してしまった。
5分ぐらいしただろうか、、、、。誰かがコウの足を揺さぶっている
Aさんだった、、
A「ねぇ、、どうしたの??ねぇ、、起きてよ、、、ねぇ」
泣きながらコウの足を揺さぶっている。
我に返ったコウは、恐る恐るAの顔を見る、、、
ほっと、、一安心、、Aの顔は日本人形ではなかった。  
A「あ、、よかった、、気が付いた、、、、、!!!
あ、、、、アレ、、、キャァァァ!」
Aさんはトイレの窓を指し、叫んだ!
つられるようにコウも、トイレの窓を見ると
そこには、、女性の顔がハッキリと写っていた、、、
コウ「う、、うわぁぁぁぁ!!!」
二人はトイレの鍵を開け、ドアを開け
部屋のドアを開ける!
今回は、、驚くほど素直に開くドア・・・
そして、二人は宿のフロントまで行き今起こったことを宿の人に説明する。
すると、、、
宿の人「そうですか、、、起こりましたか、、、
解りました、、、今日はこの奥の管理人室で過ごして下さい。」
と、、宿の人も、起こった事を否定せずに
二人を管理人室に通し、
コウとAはこうして恐怖から逃れることが出来たのだが、、、、、
その後、このことを一緒に来ていた他の人にコウが話したところ
え!?まじ??またまたーー!驚かそうとしてぇ〜
俺たちにそんなこと言っても無駄だなどと、聞く耳持たない、、、
その日、コウとAさんは特別に
その部屋の正反対アーンド、最上階という
その部屋からもっとも遠い部屋に
止めさせて貰い、
コウの忠告を聞かなかった他の人たちは
その夜コウと同じ目にあったのか、目をひんむいて
管理人室に飛び込んできたらしい(笑)
249モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:12 ID:QpRAKrOx
なんで「自己責任」「もーすもーす」の話の後に「田中河内介の最期」系列の話を載せたかというと・・・

250名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/14 09:14 ID:z2jb9bp1
なぁ、なんでコテハンはこっちのすれに書き込んでんの?
やっぱ、近所付き合いが大事だから?
251モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:15 ID:QpRAKrOx
「毟られる髪」

怖い話というか、意味不明なんですが、自分にとっては洒落にならないことがありそうなので。

中学時代、怪談ゲームを通して怪談話が好きになり、よく自分に構ってくれる母方従兄弟に怪談をせびってました。
従兄弟は新しいもの好きで、ロンゲメッシュと当時では珍しい格好、友達も多く色々な話を聞かせてくれました。
そんな従兄弟も就職し、じいちゃんも祝いではしゃいでいました。
じいちゃんは真っ白で背中の真中くらいまで伸ばした髪の毛を後ろで縛るという変わったファッション(?)をしていたのを良く覚えてします。
従兄弟が就職し、じいちゃんは釣り、ばあちゃんは畑仕事、伯母さんは仕事、従兄弟の姉は学校で、昼間誰もおらず遊びに行くことも減りました。
伯父はずっと前に火事で亡くなっていたそうです。
しばらくして、ポケベルを持つと従兄弟から連絡がありました。
「お前怪談好きだっただろ?爺が釣り仲間に聞いた話があるから今度聞かせてやるぞ」
そんな内容だった気がします。
しかしそれからすぐにじいちゃんが亡くなり、聞く事をすっかり忘れてしまいました。
棺おけの中でじいちゃんは長かった髪の毛をすっかり無くし、坊主にしていました。
252モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:17 ID:QpRAKrOx
高校に入り、携帯電話を持つと従兄弟と電話する機会が増えました。
某大手百貨店に就職した従兄弟の話は仕事の話が多く、面白かったです。
高校二年頃、学校から帰ると従兄弟が家に来てました。実際に会うのは葬儀以来ですっかり社会人らしく髪の毛を黒くし、短くなっていました。
丁度祖父の言っていたという怪談話を聞こうと思っていたので聞こうとしたのですが、母の制止に掛かり止められました。
その日の夜、今度ファミレスかどっかに行って話してくれるとメールが入り、楽しみにしてました。
が、数日後に従兄弟は心臓麻痺で亡くなりました。
業務中にいきなりだったらしく大騒ぎだったらしいです、ストレスか何かでなったんではないかと言ってました。
葬儀には大手百貨店から大きな花が贈られており、大手会社から花を送られてくるほどの従兄弟を誇りに思ったのと同時に、その花が大好きな従兄弟の死を実感させてきて悲しくなりました。
母は実家で49日まで居るとのことでした。
従兄弟の仕事仲間とそこで知り合い、従兄弟の話を聞いてました。
253モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:17 ID:QpRAKrOx
「あいつ結構怪談とか好きでさ、こんな話をしてきたんだ」
「あいつの爺ちゃんが聞いた話らしいんだけど、戦時中の話だ」
「元華族、裕福な家で成績良く、運動も出来る、さぁこれから国のために戦うぞって時に、肺結核になって兵隊になれなかった男がおったらしい。」
「そいつは村に残った女子供に病気だと忌み嫌われ、果ては恋人や友人にまで見つかれば石を投げられる始末だった」
「怒ったそいつは村人を見返そうとするが、病気は一向に良くならず、体力がどんどん落ちていった」
「死期を知ったそいつは恋人だった女を山に誘って襲い、事が済むと女は逃げて、山に残されたそいつは体力衰弱とで降りることもままならなくなった。」
「翌日男がいない女は心配になり、襲われた現場に向かった。男は女を見ると追いかけた。なにやら恨み言を叫んびながらだったらしい」
「怖くなった女は再びそこから逃げようとするが、男に後ろ髪を掴まれ毟られたそうだ」
「それからその女は子供を産むが、狂い死にしたらしい。そしてこの話を聞いたヤツはそいつに呪われると」
「そこで終わりじゃない、呪いの内容はだ」
「夢の中で、真っ暗、多分部屋の中で朝を探すんだ。」
「待てば良いってもんじゃない、光を探してつかまなきゃいけない。」
「でもそれはあるモノから逃げながらやらないといけない。」
「逃げてると暗闇の中からグワっと音がして、頭を捕まれる。みしっと音がして髪の毛を毟られる」
「だいたいいつもそこでぎりぎり、光を掴んで目が覚める」
「そこでみんな髪の毛を毟られずに襲われたらどうなるかと怖くなって、髪の毛を短くするんだ。」
254モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:18 ID:QpRAKrOx
そのときは話を聞いて戦時中て怖いなぁくらいにしか考えなかった。
が、しばらくして、お骨を墓に入れるとかなんとかで再び母の実家へ。母は髪を短くしていました。
わたしは夢を見てません。母も健在です。が、日に日に母の髪が白くなって行きます。
怖くなり従兄弟の仕事仲間に聞くと、「大丈夫だろ、なんかその話ちゃんと神社で呪を封じてるとか聞いたし、俺そんな夢見てないから」とのこと。
それでも気になったわたしはどこの神社か調べようとしました。ですが話の元となる祖父に話した釣り仲間が見つかりません。
この話を学校の友人に相談すると、「なんつー話を言ってくるんだよ、それ知ってる」とのこと。
もうすぐ来る夏休みを利用して神社を尋ねることにしました。
神社へは交通の便が悪く(というか免許なかったので電車+タクシー+徒歩)つく頃には夕方になりました。
神社に着き、そこに居た神社の人らしいおっさんを訪ねると凄まじい勢いで追い返されました。「どうせまた噂を聞いて来たんだろ、帰れ」と
結局話をすることも出来ず、わたしと友人は今でもその夢を見ていません。
が、わたしの知る限り今までずっと長いままだった母の髪はあれから3年経っているのにまだ短いままです。
母から話を聞くと母があぶないような気がしてきて、聞けません。
従兄弟の仕事仲間と連絡がつかなくなり、手掛かりがなくなりました。

いつか自分も夢をみて頭を毟られるのかと思うと・・・
255モバイルからマスクド日拳:03/08/14 09:27 ID:QpRAKrOx
>>250
いや、向こうのスレにも何人か書き込んでますし、あんま関係ないかと・・・。
文章長くても怖いのが好きな人いれば、文章長いの嫌って人もいるし、好みじゃないですかね?
このスレに書き込んでないコテハンさんや名無しさんにも、他スレでこのスレの話振ってこられる方
いますしね。
256山崎 渉:03/08/15 21:37 ID:X3pPLlxN
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
257モバイルからマスクド日拳
あげ