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武術のススメ〜游心流武術健身法入門〜　6/13/2003　No.7
第ニ章『テクニック』(4) < 合気理論 >
< 合気理論 > (2)

>　弱い者が自分より強い者と戦って勝つには、一瞬の交錯する間に全身全
>霊を集中するしか道はないでしょう・ ・ ・と、こう書けば、読者の中には「あ
>あ、そういえば・ ・ ・」と思い至る方もいるでしょう。 <達人>と呼ばれて格
>闘漫画の主要キャラククーのモデルにもなった合気道養神館の塩田剛三師
>範の演武が、まさにそのままだったのです。
>
>　一瞬で相手をたたき伏せる手練の神技に憧れた人も多いと思いますが、
>あのタイミングとあの集中力こそが武術合気の極意なのだといえるでしょ
>う。

ちが〜〜〜うな。

>　大東流合気柔術の遣い手として高名な六方会の岡本正剛師範の場合
>も、巧妙精級な合気崩しばかりが評価されていますが、筆者はむしろ、岡本
>師範が技を掛ける時の入り身の絶妙なタイミングの取り方こそに感嘆させ
>られました。

その入身って、「一瞬の交錯する間に全身全霊を集中する」ことで実現するんか？

>　また、大東流のみならず日本武術の最高の技術を体現していたと評され
>ていた佐川幸義師範の逝去時に追悼記事の取材で高橋先生とお話している
>時、佐川師範が技を施されている連続写真を見ていて、 「この技をかける時
>のタイミングはどうなんですか?」とお尋ねすると、高橋先生は数瞬黙って
>しまい、う-んと捻って「貴方に見せると技の秘密が見抜かれてしまいそう
>だな・ ・ ・」と苦笑されていたのを思い出します。

それ、イヤミじゃないのか？(^∇^)

>　実は、これはわざと聞いてみたもので、もし交叉法のタイミングの重要性
>について高橋先生がご存じでなかったら気安く教えてしまったかも知れな
>いのです。流石にそんな策謀は通じませんでしたが、ものの重要性を理解で
>きずにオタクチックに知識を開陳して喜ぶ唐変木も多いものです。こうい
>う手合いほ武術の本質について何も考えていない単なる愚か者です。

そうかね。単にケチか自分の技術の高さに自信がないんでないの。

>　合気に関しては、 「相手の力を無力化する」 「0の力」 「ぶつからない
>力」 ・ ・ ・等々、それらしき技術の威力を表現する言葉は様々にありますが、
>これらは全て、それができる人の<身体感覚>を表現したものであって、で
>きない人間が言葉の上で理解したつもりになっても感覚を得られない限り
>は体得できるものではないのです。
>
>　例えば、 「脱力が大事なのだ」といっても、 「何故、大事なのか?　そうす
>ることによって技がどう有効に働くのか?　どの程度脱力すればよいの
>か? ・ ・ ・」と、具体的な問題は増えてしまうばかりで何の解決にもなりま
>せん。
>
>言葉で表現するということは、このように事態を複雑にして混乱させ、依存
>心の強い妄想体質の人間の誇大妄想を喚起させたり神秘性を煽って、 「と
>てつもなく難しい超能力みたいな秘術なのだ」というトチ狂ったようなイ
>メージを定説化してしまうものです。

ふむふむ。それは同意だな。

>　「この合気の技は自分にしかできない最高度の技術である」と自慢して合
>気技法のビデオを出している人もいましたが、 「おやっ?　これって脱力し
>て膝を抜いて重心を落下させるコツ教えたら誰だってすぐできるじゃない
>か?」と思って、早速、講習会で教えてみましたら、案の定、参加者の全員がそ
>の場で成功してしまいました。

つまりオタクチックに知識を開陳したと？(^∇^)
そしてあれで出来ただと？
だから合気をバカにしてんのかと言われるんだよ。

>　脱力抜重の合気技法は比較的簡単なやり方で最高度の技術等では全くあ
>りません。　身体技術を教えるにしても、 「自分しかできない」とか「最高度
>の合気だ」とか事実と反することをいって権威付けの道具に利用するのは
>感心しませんし、詐欺だと非難されても致し方ないのではないでしょうか?

ああ、致し方ないだろうな。

>　たとえ、古流剣術の最高峰と評される人物であっても、剣道の世界に入っ
>て剣道のルールと方式で試合をすれば無残に打ちのめされるのが関の山で
>あり、嘘だと思われるなら試してみれば良いのです。　こんなことは当たり
>前の道理であって、 「超人的な身体能力の持ち主だから・ ・ ・」といって、バ
>レエダンサーをサッカーの試合に出して活躍できるでしょうか?

ま、剣術と剣道の場合はそうでもないだろうな。
俺は剣術はやったことないがこういう事例もある。
ttp://groups.msn.com/96410/2vs.msnw

>　それなりの期間訓練をすれば才能が開花するかも知れませんが、異分野
>にいきなり入って活躍できる道理は無いのです。筆者も1 0年くらい前だっ
>たか、芝居の殺陣をつけていた時に、ダンスをやっている女性から「長野さ
>んだったらダンスをやったら凄くなりますよ。やりませんか?」と誘われた
>ことがありましたが、 「分野が違うから・ ・ ・」と断ったことがありました。
>餅は餅屋といいます。身の程をわきまえることが肝要です。

分野うんぬんの前に、想像するだけでキモイからなあ。

>　もっとも、批判意見をすることが悪いとは思いませんし、その内容につい
>て全く検討もしないまま「専門家のいうことだから」と無批判に受け入れて
>しまったり、反論できる人が体面を気にしていうべきことをいわないでい
>る武術業界の事なかれ体質(筆者は、こういう平和ボケ体質の騎麗言ばかり
>口にする人間が世の中で最も嫌いですし、まだ毒気タップリの批判精神を
>旺盛に持っている甲野氏のような人物の方が好きです)こそが本当の病巣
>なのかも知れませんから、その意味で甲野氏の功績は否定できないと評価
>しています。

お、俺のことも好きか！(@_@)

>　ただ、繰り返しますが、既に社会的に強い影響力のある方だからこそ、一
>方通行の考え方にならないよう、是非とも、見識ある慎重な発言をお願いし
>たいと思っています。　単に言葉の綾といってしまえば済まされる問題か
>も知れませんが、不特定多数の読者を誤解させてしまったりする責任は書
>き手の側に無いとはいえません。注意してし過ぎることはな葺いでしょう.
>無論、筆者もまた、 「武術研究家としての使命感と共に責任についても自覚
>的でなくては・ ・ ・」と、自戒をこめて書かなくてはならないと痛感してい
>ます。

お前は社会的に強い影響力なくて楽だよな。(^∇^)
で、長野くんはまだ逃げる？



以上

「さあメルマガ、６６０人に配信されたぞ。
　今回は僕ちゃん、気合入れたもんね。
　きっと反響たっぷり、賞賛の声もどっさりだろな。
　どれどれ、２ちゃんのメルマガスレでもそろそろ覗いてみるか。」

　ワクワクワク・・・