◆【半歩崩拳】マターリ形意門サロン【打遍天下】◆

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492(A'×')∬本屋さん ◆caBOOK.ejo
>木炭さん&485さん&488さん。
>膀。
ってのは、首の付け根から左右の僧帽筋、両肩の頂点位までを指すのでは。肩甲骨では
ありませぬ。「熊膀」てのは、要するにこちらの皆さん↓がされているような姿勢ですね。

http://www.geocities.co.jp/Outdoors/1009/d23.jpg
http://www.pstcc.cc.tn.us/blount_county/grizzly.jpg
http://www.bearmother.com/images/tank_stand2b.jpg

要は肩をいからせずに、上記の部位がアーチ状に緩く弧を描くよう構えろ、と。 熊膀に限らず、四象を形意であまり言わなくなったのは、これらが太極/少林拳などで要求されるポピュラーな
用語に置換されていった、という面があると思うんですね。例えば熊膀なら、含胸抜背/沈肩
墜肘/虚領頂勁といった所ですか。この方が具体的で分かり易いというワケなのでしょう。
ただし「実際の攻防で持つ意味」や「姿勢のニュアンス」を理解する上で、「熊膀という表現」
は「ビジュアルでイメージ出来るソース」を提示している分、アドバンテージがあると思いますけどね。

形意はどんな姿勢も熊膀なんですが。特に強く現れるのは十二形の熊や、三体式の起勢/
連環拳の白鶴亮翅に見られる「陳式の金剛搗碓みたいな部分」でしょうかね。