1 :
宝蔵院:
槍をよろしく。
2 :
武留守吏 ◆et0OUpymi6 :03/02/15 00:17 ID:dyJDGcfO
思い槍を大切にた!キミィ!
3 :
1:03/02/15 00:22 ID:oIJMGhP4
>>2 あ〜、しまった。それがあったか。逝ってくる。次スレはそれでヨロシク。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/15 03:38 ID:70gLZs+T
日本で槍術の流派として残っているところとなると宝蔵院流、佐分利流、風伝流くらいになるのかな?
5 :
456:03/02/15 04:00 ID:SfTN7GW3
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/15 09:25 ID:1DAiZlFJ
尾張貫流もある。ってかそこらへんが一般に名がしられているだけでまだまだたくさんの流派があるとおもわれ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/15 10:44 ID:RGU2/UZg
槍術の専門流儀となると上記の4流派で打ち止めになると思われるよ。
後は総合系の流派にあるかどうかでしょう。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/15 14:11 ID:XNLbH7i8
最近(てか今日)立ったのかこのスレ。
いいなぁ…槍。
槍術やりてぇ
10 :
:03/02/16 05:17 ID:p8PvEGql
槍やってる奴なんて聞いた事無いよね、剣道部・弓道部なんかはどこの学校でもあるのに。
「槍道」ってのがないのも不思議だ。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/16 05:27 ID:kUeHtDjd
まあ江戸時代に8割9割の武士が剣術メインになっちゃったからね。
携帯にも不便だし。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/16 19:54 ID:90PAZ9YW
槍は形を変えて銃剣道として今に受け継がれているともいえますな。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/16 23:40 ID:p8PvEGql
せめて薙刀なみに広まっていてもいいのになぁ…槍。
14 :
B系さん ◆UHMji.H51Q :03/02/16 23:43 ID:Hmthacfh
槍といえば合気道の上芝森平は何流の槍使いだたのでつか?
15 :
( ・∀・)⊃━━━━ グングニルほすい ━━━━⊂(・∀・ ):03/02/16 23:44 ID:pbvQSpuM
ゲイボルグでもいい。
16 :
踊る!世界のよっちゃん!! ◆p/t7QtJv.Y :03/02/16 23:45 ID:90PAZ9YW
銃剣もならったし、柳生心眼流もならったし、宝蔵院流もやったらしい。
が、どれをどこぐらいまでやったかは謎。
17 :
踊る!世界のよっちゃん!! ◆p/t7QtJv.Y :03/02/16 23:46 ID:90PAZ9YW
ゲイボルグ,グンニグルいいねぇ。
18 :
B系さん ◆UHMji.H51Q :03/02/16 23:53 ID:Hmthacfh
>>16踊る!世界のよっちゃん!!さん
ほうほう…どうもです。合気道より槍の方が得意だったらしいです。
19 :
踊る!世界のよっちゃん!! ◆p/t7QtJv.Y :03/02/16 23:55 ID:90PAZ9YW
なにー?それはしらなかった・・・・
合気道開祖が合気道より槍が得意だったのでつか・・・(笑)
それならしっかり槍を合気道にのこしておいてくれよぅ〜習いたかったよう〜
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/17 19:00 ID:PMQKtENQ
槍の達人の試合を見てみたいなぁ。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:25 ID:YlDD4wKN
「二の打ち要らず」という一撃必勝の八極拳実戦名人・李書文も
「神槍李」と称されるほどに槍の方が得意。
槍は「百兵の長」(百種の武器で一番)と呼ばれるほど重要。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:35 ID:5sywAdus
槍って正面にこそ強いけど、左右後方へのの突きが遅れないか?
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:42 ID:5sywAdus
懐取られリゃ終わりだし。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:44 ID:YlDD4wKN
>>22 広い場所で剣道初段程度の真剣を持った剣士二人を同時に相手するとして、
俺なら匕首、小太刀、太刀、胴太貫、薙刀のいずれより槍を選ぶな。
歩法や座法、石突での突き、棒や薙刀のような打ちや払いを駆使するなら
7尺位の短めの槍を使うのが刀槍類では一番有利だ。
>>23 中国の槍しか知らないからそれでしか語れないけど、実は慣れてくると
左右後方など意外と自由に扱えるようになりまっす。
持ち方も、相手との距離や場合によっては手の位置を変えて短く持ったり。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 04:01 ID:B6jVK1MU
合気柔術と陳式太極拳、中国槍術と棍術(長棍、両節棍、三節棍)を嗜みます。
25さんに同意します。間合いや方向は変化させられますし、
操槍中に懐に飛び込まれても、肩や背での体当たりは勿論、
槍で投げることもできますよ。
27 :
クター:03/02/19 05:23 ID:HrRMusuB
最近、みなもと太郎の漫画を読んだら、戦国時代までは合戦のメイン武器は弓、
次に使われる武器が槍と書かれていました。一般に乱戦になると刀、柔術がメインに
戦われるように成ると思われてますが、最近の研究では、そんな事はほとんど無かっ
た事が明らかに成ったそうです。刀は死体から首を切るときに使われただけ。
なのになぜ武術といえば、昔は剣術だったのでしょう? 上泉伊勢守とか一刀斎と
か武蔵とか、みんな剣術家ですね。
28 :
Line Of Fire ◆IutXO9Aiss :03/02/19 06:40 ID:PwpjilrL
>27
戦国時代のように集団VS集団で戦う時は剣より槍のほうが
圧倒的に有利です。それに鎧を着た相手に剣で切りつけても
効果は薄いし、剣だと槍のように馬上からは攻撃できないですしね。
鎧で防御を固め、長い槍をもって馬で突進してくる相手に、
剣で戦いを挑むのは無謀です。
だから戦国時代には、上泉伊勢守も一刀斎も、そんなには
注目されてなかったと思います。その証拠に、当時の剣豪って
侍としての地位は、そんなに高くないでしょう。
戦国時代が終わり、平和な江戸時代になってから、武術といえば
剣術をさすようになり、昔の剣豪の人気が出ただけだと思います。
武蔵だって人気が出るのは死後ずいぶん経ってからですしね。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 07:57 ID:IdDnRQQr
小説に騙されてるだけ
刀なんて使えない武器戦場で使うわけないだろ
名がある人は戦場では槍
30 :
無名草子さん:03/02/19 10:23 ID:SIfyOncM
>>23 槍の懐の深さを忘れてませんか、刀持った相手なら相手が槍持った相手の
懐に踏み込んでくるより槍を手繰って相手を突き放す方が数段速いと思う。
>>27 上泉伊勢守は元々槍の名人としても有名だったそうです。刀はおそらく
槍を失った時の予備の武器ぐらいの位置付けだったのではないかと、あくまで
主武器は槍でしょう。
それから槍が普及したのは南北朝時代の九州の豪族菊地氏が集団で
槍を用いた後からだそうです。それ以前は馬上での接近戦には何を
使ってたのやら、薙刀か刀で戦っていたのかも。
あと南北朝時代に大太刀という長い刀があったそうですがコレは戦場で使われていたの
でしょうかね?
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 10:38 ID:B0HmHfT+
槍とは関係ないけど杖でどこまで戦えるのか知りたくて、友達の剣道部員と防具
付きで乱捕り?してみました。
マジボコボコでした当時俺は合気道やってて、相手の剣道家はあんまり強くなか
ったんだけどボコボコでした、多分三分で10本は取られた。
その後間合が近すぎるってんで少林寺の棒に持ち替えてやりましたがボコボコで
した、やはり三分で10本は取られたと思う。
槍に関しては初心者で何とも言えないけど、槍って引くと突くがニ拍子なんだよ
ね、剣はほとんど一拍子だし、カウンターや誘いみたいな技術もあるし。
槍にもあんのかもしんないけど相当訓練しないと無理じゃないかな。
槍の特性としてとにかく遅いってのがわかりました、すべてが鈍重です。
打つ払う切る受けるどれも大変です、本物を見てみたいなあ。
32 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/19 10:46 ID:holJOB4y
>>31 ちがう・・・違うんだよ・・・
槍は専門ではないが
棒術を使うものから言わせると
切り返しや手のうちの操法使って戦うと
突く→逆の端で叩く
とか
体を引きながら叩く→逆の端で突く
とか、剣術など話にならない程の早さを誇るのですよ
剣で槍や棒に勝とうと思ったら、結局ある程度以上槍や棒の扱いに長けている必要があります
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 11:06 ID:VKVlVw2p
>>28 上泉伊勢守信綱のこと
上泉伊勢守信綱の 伊勢守 というのは従四位という高い位を表す称号です。
上泉氏には代々何人も「伊勢守」を冠する人物がいましが
一般に上泉伊勢守信綱が特に有名であるので、上泉伊勢守というと信綱のことをいいます。
勢力の小ささのわりに高い位なのは、一つに家柄の良さ名門の血筋のおかげです。
上泉伊勢守信綱は箕輪城主長野信濃守業政の旗下として戦場を掻け回り、
その功より「十六人槍」の一人と称せられる戦国武将でありましたし
将軍足利義輝や北畠具教などと交流をもちます。剣術も有名でありましたがどちらかというと
兵法軍略の方が買われていました。敵方だった武田信玄もその才をかって召抱えようとしましたが
剣の工夫の名目で断られます。その時の見逃す条件として他家へは仕官しないという事でした。
実際は老境を迎えようとしている時に諸国を巡っていたのです。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 11:22 ID:VKVlVw2p
色々革新的なことをして後世まで影響が出るような事をやったのです
上泉伊勢守は
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 11:30 ID:N3NrZSOn
>剣で槍や棒に勝とうと思ったら、結局ある程度以上槍や棒の扱いに長けている必要があります
ちょっと質問いいですか?
相手が剣で「めーん」って来たら槍ならどうします。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 11:33 ID:dAYiL67d
槍や棒で剣に負けるのは問題ですよ
相手が動いたら突く
自分から動いてはいけません
37 :
黒豹(白帯):03/02/19 11:38 ID:aUekXed8
>>31 防具って剣道の小手とか漬けて?手の内使えない状態で杖やら棒を使った
のかな。少林寺の棒とは打棒?それとも錫杖?
あと,下段返しとかは狙えなかった?
出,最大の疑問なんだけど,まさか杖で突かずに打ち掛かっていったの?
って,釣られてみました。
んで,話は変わりますが,S玉拳の狭山の辺りで宝蔵院の槍教えてませんで
したか?一度見学に逝ってみようかどうか迷っているのですが。情報キボン。
39 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/19 11:44 ID:holJOB4y
>>35 槍は知らないので、棒として書かせてもらいますと
とりあえず突きマス
相手がモロ上段からついてくるのであれば
相手が詰めた間合の分だけ下がりながら突きます
他に、相手の剣を一端で弾いた後
切り返して残る一端で突くなり叩くなりします
40 :
31:03/02/19 11:57 ID:N3NrZSOn
>>37 防具は剣道と同じ物一式です、篭手も面もつけます。
少林寺の棒は多分打棒です、長い奴。
日本拳法部、少林寺部、剣道部は部室が同じなので拝借しました。
ちなみに私は日本拳法部でした。
>下段返しとかは狙えなかった?
下段返しが何かわかりませんが、合気道初段レベルの腕では全然無理でした。
下段払いなら剣の切っ先でチョンと棒をこずかれて、次の瞬間面、これ多し。
>最大の疑問なんだけど,まさか杖で突かずに打ち掛かっていったの?
いや突きましたよ、でもとにかく突きって遅いんですよ。
まあ私が下手ってのもあると思いますが。
例えば杖を引いたら、もう面は入ってるんです
後半はわかってきて、まったく引かずに突きました、これならまあ使える。
41 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/19 12:03 ID:holJOB4y
>31さん
長物は間合命だから、間合を
相手が詰めたら、同じだけ下がり
相手が下がったら、同じだけ詰める
これが基本です
あと、突いて当たらなかった場合は、引くのではなく
体側面で棒を回し、逆の端で叩くのが基本です
あと、八双に構えたら、相手の左脛を叩いたり
上段から回転するように棒を使い、相手の足を叩くのも基本です
42 :
31:03/02/19 12:06 ID:N3NrZSOn
>>39 機会があったらやってみます。基本的に杖だと、どのような事をしようが
剣の切っ先が杖の先に触れたらもう負けです。
剣道部とも高校時代ずいぶんやりましたが、先に触れたら、逆で払おうが、
一回引いて突こうが、みんな剣の方が早く届いてしまうんですよ。
また受けたらこれも最後で、剣の変化にはまるで対応できません。
例えば相手の面を杖で受けても、剣は寸止めで杖のに触れなくて、
その後胴、これも杖を立てて受けるとそれも寸止め、
その後切っ先を下から回して篭手、もしくは突きとかやられるととてもとても。
棒も場合離れて戦えば、少しはできますがそれでもこちらが一撃出すと、
剣道では三撃ぐらい出せるので驚きです。
ちなみに私が戦った剣道家は市でベスト4でした、よくわかりませんが多分弱い。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 12:07 ID:IdDnRQQr
多人数ではない場合
動いたら突く
これだけで負けない
小手だろうが面だろうが突く
一歩でもあるきだしたら突く
相手の目が動いても突く
とにかく自分の間合いと突きを極めましょう
色々やるのは多人数の時だけです
44 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/19 12:16 ID:holJOB4y
>31さん
>剣の切っ先が杖の先に触れたらもう負けです。
実はむしろ逆なんですよ、棒は相手の剣を問答無用で弾き落としたり巻き落とせるのです
この辺は手の内の操法と、前に出した手・・・左足前なら左手を下手に動かさない事で実現できます
で、手の内で棒を滑らせるように動かす事で、間合を変化させられるのと
切り返しで反対の端を上手持ってくる事で、剣を凌駕する早さを生み出せます
>>43 正論だと思いマフ
間合が取れてればそれだけで十分
45 :
コピペさん:03/02/19 13:12 ID:K8fnPnLH
125 名前:NPCさん 投稿日:2001/06/11(月) 03:36
んー、武士のメインウェポンは時代によって変わるよ。
カーナリ長くなるんで、興味のない人はスッ飛ばすがよろし。
源平時代 /メイン:弓(騎射)
サブ:薙刀と短刀(鎧通し)
※この当時武家の代名詞は「弓馬の家」。
当時の鎧は『大鎧』という。要は、五月人形のアレ。
これの特徴は、「大袖」という防具(五月人形の肩についてる、板みたいな部品のことね)と、大きな「しころ」
(同じく、兜の頬の脇についてる反り返った板のこと)によって、射撃戦の際に身を守ることをメインに作られ
ていた。つまりは、シールドを肩と顔の脇にくくりつけてるようなもんだ。
また、武士とは、「馬に乗って、弓を持つもの」なので、非常に数が少ない。その他の雑兵が武士に直接
手をかけることは「畏れおおい」とされ、タブー視されてたので、接近戦はあまり重視されてなかった。
このため、地上での組み討ちは武士同士の戦いの最終段階、首を取る瞬間にだけ行われた。だから、
多少動きにくくても頑丈で、矢から身を守れる大鎧が使われたわけ。
ちなみに、大鎧って西洋のプレートアーマー程じゃないけど、動きにくいんだ。なにしろ、前屈できない。
そりゃ、馬に乗って戦うわけだから、多少重くても、機敏で繊細な身体の動きができなくても問題ないわなぁ。
ちなみに、大鎧って西洋風に言うなら「スケールメールアーマー」ね。「小札(こざね)」っていう小さな
鉄の小片を、絹糸で綴って板状にしてるんだ。
この時、絹糸の色をいろいろに変えることで、鎧の色や模様を変えることができた。この色や模様の
パターンが「緋縅の鎧(ひおどし・の・よろい)」やら「卯乃花の鎧」などの鎧の名前になったってわけ。
46 :
コピペさん:03/02/19 13:14 ID:K8fnPnLH
126 名前:NPCさん 投稿日:2001/06/11(月) 03:37
続きその1
鎌倉〜室町/メイン:長巻もしくは薙刀。一部で槍。
サブ:野太刀(三尺以上の肉厚の長い刀)
※この当時も、武家の代名詞は「弓取りの家」。ちなみに、今川義元や
徳川家康の「海道一の弓取り」という称号は、「日本一の戦上手」という意味
この当時の鎧は、大鎧も使われていたが、先見性のある一部の武人は「胴丸」
と呼ばれる簡便な鎧(源平時代には、雑兵が着用していた鎧)に大袖をつけ、
大兜を着用していた。
この頃になると、「悪党」と呼ばれる下級武士(ッツーか、重武装し、徒党を組んだ
ならず者)が増えてきた。彼らは、「武士に手を挙げるのは畏れ多い」などとは
考えない。手にした薙刀で襲いかかってきた。
これから身を守るために、より接近戦に適した鎧・・・動きやすくて軽く、防御力の
高い胴丸が好まれるようになったってわけ。
それに応じて、遠くから名乗りあい、射撃戦から始まる戦から、即座に接近戦に
移行する(っつーか、待ち伏せや奇襲の得意な連中が切り込んで来るんで、
射戦をやってる暇なんかない)ようになり、接近専用の兵器が好まれるようになる。
基本的に武士は騎乗してるので、馬上から徒歩の兵を斬ることのできる、リーチ
のある武器が好まれる。徒歩の雑兵も、馬上の敵に届く、長い武器が欲しくなる。
んで、みんなして野太刀や長巻を力任せに振り回して戦う世の中になったってわけ。
47 :
コピペさん:03/02/19 13:16 ID:K8fnPnLH
127 名前:NPCさん 投稿日:2001/06/11(月) 03:38
続き。その2じゃ
戦国 /槍(持槍という、2.7mほどの長槍)。一部で長巻を使用。
薙刀(当時は刀身三尺以上の大薙刀だった)は、重すぎるんで廃れている。
※この頃から、武家を「槍一筋の家」と呼ぶ風習が始まる。戦国末期以降、
「槍一筋の家」とは、馬上で槍を使うことを許された武人(将校クラス)の家柄を意味
する、一種の尊称となる。
んで、戦国期になると、遠くから敵を殴れるように長く、長い間振り回しても疲れないように
比較的軽く、扱いが弓や剣よりも容易で、しかも威力のある槍が注目され、使われるようになる。
この頃になると、戦は日常。このため、強力な武器から身を守れる鎧が要求されるようになる。
そりゃ、御館様が怪我してるからって敵は攻めるのを待っちゃくれないわなぁ。
その要求に応えて作られたのが「当世具足」。小札ではなく、1枚の鉄板を加工して作った頑丈
な鎧だ。
これまでの日本では、タタラ製鉄に頼っていたため、大量の鉄を確保することができなかった。
だから、小さな鉄片をとじ合わせて鎧にしてたんだが、この頃には南蛮から、鉄鉱石から
精製された南蛮鉄が大量に輸入されるようになる。これを使って、頑丈で比較的軽い鎧が
作られるようになってきた。
特徴として、大鎧や胴丸ではガードしていなかった脇の下やノド、顔面など、体中の至る
所を守るためのパーツが開発されたこと。また、接近戦の時に的を大きくしないように、
大袖が廃止され、兜もシンプルで小振りなものになってきたということ。また、鉄砲や
槍先の的になりやすい胴体を特に守るように、さまざまな工夫がされている。
48 :
黒豹<SKY>:03/02/19 21:02 ID:0r/Y0FfT
>>40 すんません!!
下段返し→×
下段払い→◎
がんがってねー。
49 :
ベルクカッツェ:03/02/19 21:09 ID:J5jUQF3T
よくぞ手柄を立てた、褒美を取らすぞ。
|\ _,,,-''´
゙i,\ _,,,-''´/
゙i, \ _,,,,,,,,, _,,,-''´,-'゙/
|゙i, /'゙L i゙`'ー'´ ,-'゙ /
_l/i ,-''´ i /
|`iノ/ヽニフ /~~゙'''-,,_
_,,,l-'゙ 冫 / ヽ
 ̄i~,~_ ̄'''-く_ / i
. _,,-| .'=´ ./ /| i
'´ |,へ、_,,/,-'´ iノ ノ
ヽ !- 、,/ '´ ,,-' ノ
ヽ | _,,-'´ ノ
50 :
ギャラクター隊員:03/02/19 21:09 ID:J5jUQF3T
i、__/ ̄~゙i~\_,i
ゝ, ゙i,. l
|`'''iー-.、. ! .ノi,
| ` --\/-'.i
i"''丶 ,,,,,-!-,ノi ヤリ〜
ノ l iV゙''''''''フノ\_ノ
'´ー' |] `'==´i゙ヽ,_ヽ
| |~'''ー--'゙
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 21:18 ID:ElzqpPy+
西洋、中近東、北アフリカ、インド、モンゴル、東南アジア、中国の歴史をたどる。
「間合いの遠い武器が強い」
集団戦での投石器、弓、長槍の強さは圧倒的。盾も使っていた。
まれに刀剣隊がアホな長槍隊の側面を突く奇襲により
勝ったこともあるがそんなのは例外的。まずは投石と弓矢、つぎに
馬や象に乗ったり戦車を引かせた機動部隊の突撃、そして歩兵本体が
盾と長槍を並べての大軍の突撃。チャンバラ剣士の出番など無いよ。
宝蔵院流 奈良、大阪、名古屋、埼玉
尾張貫流 名古屋
佐分利流 広島
その他(銃剣道、スポ−ツチャンバラ) 全国
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 22:38 ID:i7H9W6kf
>52
風傳流は?
54 :
林沖:03/02/20 01:47 ID:9duZcUK9
一対一の勝負とかはどうか分からないけど、集団戦なら歩兵には刀持たせるより
槍持たせて槍衾作って攻撃した方が良さそう。そういう状況なら刀はあくまで
サブの武器だろね。
>>55 1対1でも槍強いです
でも、持ち運びの問題とかあるみたいです
江戸時代に槍持って歩くのは
現代で銃持って歩くのと同じくらいの意味合いがあったとか無かったとか
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/20 17:58 ID:oUDBKTth
鎌倉時代に合戦の形態が一騎打ちから集団戦に変わったから、薙刀から槍を持つようになったんでしょ?
だとしたら、1対1では槍より薙刀の方が有利だと思う。
58 :
HIRO:03/02/20 18:42 ID:++zdjNhV
風傳流の槍術の道場知りませんか??
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/20 18:43 ID:relfKC72
ブス
>>57 >だとしたら、1対1では槍より薙刀の方が有利だと思う。
いや、あの、別にそういうわけでは・・・。
>>57 その解釈はどうかな?
集団戦でも薙刀は槍同様効果を発揮するし、一対一でも槍は薙刀といい勝負が出来る。
集団戦の槍衾を外せば、薙刀と槍はかなり近い性質を持っていると思うが…
62 :
百兵の王、それは槍:03/02/21 00:59 ID:xt000CKc
中国武術で薙刀に相当するのは「大刀」。関羽が持ってた関刀も同種。
全長2メートル位で、構造的には棒の先に青龍刀がついたようなもの。
しかし、シンプルな槍との1対1の戦いでは大刀が不利とされます。
ただ対戦が派手なものとなるため「槍VS薙刀(朴刀or大刀)」は人気の型組み手。
個人使用の武器で、矢玉を飛ばすもの以外では最強の武器とされています。
63 :
百兵の王、それは槍:03/02/21 01:01 ID:xt000CKc
槍に勝てる刀剣類は無いでしょう。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 01:09 ID:POk+mtLb
薙刀は元々は長巻から発展して来た武器ではなかったでしたっけ?
65 :
↑:03/02/21 01:14 ID:1+2FTtkZ
あえて長剣のがイイ
って言ってみる
※読み方注意
>>56 江戸時代は槍持ち歩くとそういう具合に思われるので剣術の方が盛んに
なったのかな?
>>66 というよりも、おそらく戦の必要がなかったからでしょうね。
江戸260年って、長期の安定政権のもと一応太平の世と呼ばれていましたから。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 04:21 ID:AVxybOBx
69 :
:03/02/21 04:25 ID:6DlqeUbp
70 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/21 10:04 ID:6Nht87Y4
槍と薙刀は、どっちもそんなに性能変わらないと思います
>>66-67 そう記憶しています
槍は戦争の道具だって事ですね
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 10:52 ID:wzMJNho5
だから『戟』は?
槍というのは難しいですね。練習する度に新たな発見ばかりです。
体の使い方や筋力の強化、力の出し方を掴むのには丁度良い鍛錬器具に
なりますな。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 11:40 ID:iBhgNC4Q
>>19 多分岩間のS藤先生の杖のビデオでの発言だったと思うけど、合気道では
本来槍を想定していたが、稽古が比較的簡単にできる杖を代替武器として
訓練するようになった、などという発言があったような記憶が。。。
武道の本では槍取りや銃剣をかまえる翁先生の写真もありますよね。
記憶違いだったらすんません。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 12:36 ID:3Plo2il1
>>71 『戟』は長兵の中では、日本地方の薙刀に近い形をしています。
というか、日本地方に伝わった『戟』が
途中から『薙刀』と書き記されるようになったというのが史実です。
個人戦では史上最強の武人・呂布の場合、先ず騎射、ついで馬上からの戟ですね。
馬から下り、甲冑を外して、地上で自分に近い体格と技量の武人と
1対1のシビアな勝負をしろと言われたら『槍』を選ぶんじゃないかなー。
あと、個人的な感想ですが、日本地方での武術は戦国時代までが評価できるもので、
江戸時代の太平期間中では、形式的な習い事やゲーム競技になっていった気がします。
竹刀剣道、居合術、手裏剣術、合気柔術などは洗練されていても実戦からは離れた気がします。
75 :
断 ◆417iLoveLc :03/02/21 12:49 ID:6Nht87Y4
>>74 >あと、個人的な感想ですが、日本地方での武術は戦国時代までが評価できるもので、
>江戸時代の太平期間中では、形式的な習い事やゲーム競技になっていった気がします。
>竹刀剣道、居合術、手裏剣術、合気柔術などは洗練されていても実戦からは離れた気がします。
武術と文化は切り離せない物だよ、江戸時代において戦国時代の技術は
時代遅れの役立たずになっちゃったんですよ、分化が違うし、起こり得ない事の稽古をするよりも
もっと有意義な稽古をした方が良いと
だから、現在残っている古流のうち、江戸時代に体系立てられたものは
江戸時代における実戦を想定していたわけです
で、江戸時代の実戦に対応できない流派は滅んでいったと・・・
で、流派を滅ぼしたくないから、流派の技術を江戸時代にあった物にする流派もあったと
だから古流の中には、中興の祖と呼ばれる人物が江戸時代にいることが多いのです
>あと、個人的な感想ですが、日本地方での武術は戦国時代までが評価できるもので、
こう思っている人は、1度江戸時代前の業とか調べてみると良いよ
で、江戸時代の文化に適応している流派の業が、現代においてさほどパッとしないのも
文化が違うから当たり前です
76 :
Rami_Eru:03/02/21 12:52 ID:fz2YuyDi
68,71,74に発言のあった「戟」ですが、現在の中国武術としては使用法は伝承されているんでしょうか?
何しろ三国志の時代、日本で言えば邪馬壱国のあった3世紀に使われてた武器ですからね〜〜〜(^^;)
(念のため。「三国志・魏志・倭人伝」に出てくる女王:卑弥呼の国の国名は「邪馬壱国」。「邪馬台国」ってのさらに200年も経ってからの「後漢書」の標記なので間違ってる可能性大、だとか。まぁ、そんなことどうでもいいですが(^^;))
日本で矛(ほこ)の使用法が伝わっていないように伝わってない気がします
77 :
Rami_Eru:03/02/21 12:59 ID:fz2YuyDi
日本の槍の穂先についてですが、「槍は斬るもの、刀は突くもの」と教える「佐分利流」の「鍵槍(かぎやり)」は非常に穂先が長く、確かに斬るのにも適した形状をしています。(その分、柄は他流より少々短いようですが)
(もちろん、突くのがOKなのは当然として)
一方、非常に長い柄をもつ「尾張貫流」の「管槍(くだやり)」は穂先が小さく、明らかに突き専門です。
「宝蔵院流」の「十文字槍(鎌槍)」は佐分利流よりはやや穂先が小さかったと思います。
結局、「柄の重量が重い流派は穂先が小さい」って当たり前の結果なんですが....そもそも日本で言うところの「手槍」程度の短い槍が多い(というのはぼくの誤解かもしれませんが)中国武術の槍の穂先はどのくらいの大きさがメインなのでしょうか??
>>77 中国では槍術の名前に「○○大槍」という名称がつくことが多いですが、
これはかつて一丈八寸(約3.6メートル)の長槍を使っていたためです。だから
大槍。まぁそんな大物が実際どの程度使用されていたのかはよく分かりませんが。
現在では練習などで使われる槍は、大体2メートルを少し超えるぐらいの長さの物が
使われることが多いみたいですね。
で、穂先についてですが、大体15〜20cmぐらいを想像していただければ。
使い方によっては斬ることもできますが、やはり刺突を主としたものが多いと思います。
ただ、かの国はあまりにも武器の種類が多いため、槍についてもその種類が数多く
あるのかもしれません。
上に剣道VS杖術がありますね。
漏れは杖術の心得は無いですが杖で剣道初段の竹刀相手に戦ってみました。
かなり自分の間合いが広くとれて良い感じでしたよ。(2mぐらいのただの棒ですが)
最初はこっちの突きが数回決まり、仕切り直して剣道野郎が突っ込んで来て
小手をくらい。また仕切り直してこちらの突きが回転でさばかれて
こっちも前進して腹を打ったんですが右耳を横から殴られました。
腹を打ったと同時に右上段をガードしたんですがあまりに強い打撃なので自分の棒
で耳打ちましたね(w
あまりに痛かったのでそこで中断しました。
剣道で横から打つ練習なんかしたのか疑問でした。槍じゃないのでsage
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/22 01:05 ID:VvTXcnfT
興味深い話ですね。習熟度が全く違うのにその結果ですから、同程度に習熟した者同士ならリーチ差は如何ともし難いでしょう。しかし問題は剣道ほどに杖をやり込むのは難しいって事ですよね。
>>80さん
ほんと難しいでつ(^^;)
突きや払いを的確に打つ練習を木に印つけて打ったりしても全然ダメでつ。
型に当てはめて練習すると少しブレたり想像した相手にジャストミートしません。
タオルをつるして巻き取る練習しても人の手首を巻き込むことも出来ません。
かなり難しい。。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/22 01:45 ID:+rwsdA3H
最近マルチって手が混んできたよなー。
つーか思いっきりbbspinkじゃねーか。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/23 05:25 ID:jsFMMFLD
槍なんて一番後ろ持ってブンブン回したら
剣や刀なんか相手にならないだろう
突きだって、フェンシングやボクシングのリードジャブのタイミングで
間合い取りながら肩、肘、腰、膝、脛、足甲を突きまくったら
剣や刀なんかには楽勝だろう
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/23 06:43 ID:2BDkVzWc
>>84 そうそう。ずっと前、萬屋錦ノ助のほうの宮本武蔵で(って古い?)、
宝蔵院の槍と戦う場面があって、宝蔵院のあらくれ坊主がぶっとい槍をまさに
頭上でぶんぶん振り回して武蔵と対峙する場面があったんだけど、
こりゃどうやっても武蔵は踏み込めんな、と思ったことあるよ(笑)。
結果はなぜか錦ノ助武蔵が一気に踏み込んで一撃で倒しちゃうんだが、
っつーかストーリーが成り立たないからね、勝たないと。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/23 22:28 ID:u1RF/dww
踏み込めるかどうかやってみると判るよ
礫や手裏剣でも打って、
きっかけを作らない限り
刀で槍や棒に対抗は無理
>>86 そりゃ突いた槍を手元に引き戻す動きと刀持った人が槍持った人の懐に踏み込む動きじゃ、槍の方が
動作が小さいだろね、なかなか懐に踏み込むのは難しそうだ…
88 :
Line Of Fire ◆IutXO9Aiss :03/02/24 04:01 ID:s8wrN6Wq
槍と剣の関係って、現代のライフルとハンドガンの関係のようなものですね。
戦ったら、射程、命中率、それに破壊力でも上回るライフルのほうが、ほとんどの
場面で圧倒的に強く、そのため戦場では歩兵のメインの武器となってますが、
戦場以外での護身用としては、小さくて持ち運びにも便利なハンドガンのほうが
人気ですからね。
ところで、槍じゃないですが、女性の薙刀の名人で、男性の剣道家と生涯に
何度も戦って、1度か2度しか負けた事がないという人がいましたよね。
( 明治時代や大正時代に活躍してた人だったと思います。)これなんかも、
リーチの長さが、いかに有利かという事を証明してるように思います。
中国にも「リーチが長ければ、それだけ強い」というような意味の
ことわざ(?)が、あったような気がしますが、、、。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/24 08:55 ID:ByyPJTUC
>>88 薙刀使いに勝てた剣道家というのは凄い腕前だね。
フェンシング名手に勝てるナイフ使いみたいなものだ。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/28 23:06 ID:CmSs0Fzb
「1丈槍対匕首」を考えれば判りやすいと。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/01 09:20 ID:PfvGXRrG
>88
>女性の薙刀の名人で、男性の剣道家と生涯に何度も戦って、1度か2度しか負けた事がないという人がいましたよね。
直心影流薙刀の園部秀雄女史だね。
それと何度どころじゃないでしょ。相当数の相手と戦っているはず。あまりに男性剣道家が一方的に負けるので対園部の
為のヒットマンとして送り出された剣道家が何人かいたはず。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/01 09:47 ID:cNqVg1An
日本刀で槍や薙刀に勝てるわけが無い。
ボクシングの世界で身長差が50cmあったとしたら、
リードジャブ・バリアの中に入るのが
絶対に無理なのと同じこと。
私はスポーツチャンバラをやっているので長剣や二刀で槍を相手に戦う
機会が多いのですが、経験から言うと
熟練した槍使いにはまるで歯が立ちません。
二刀ならばともかく、長剣だけでははっきりいって回避で精一杯ですね。
もちろん相手が槍の熟練者でなければ話は別ですが。
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/02 17:55 ID:/lClxkth
↑リアルな感想、ありがとうございます。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/03 15:14 ID:si3g4YFM
5〜7mの、馬と戦うための槍の話もしてね。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/03 17:20 ID:99IQPvUd
そんな大槍があるの?
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/03 17:25 ID:si3g4YFM
>>96 簡単な使い方。
1. 寝かせておく
2. 石突を固定
3. 馬の胴体を狙って、穂先を上げる
4. 槍がしなって馬が吹っ飛ぶ。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/04 18:33 ID:qtLC6XKd
しかし重装騎兵は馬から落ちれば動く事もままならず
足を止めることは許されない。
(馬の足を止めると、歩兵に引きずりおろされあぼーん)
そのため敵の陣を破るべく、突撃を続ける。
その衝撃力で最後尾まで陣を抜ければ騎兵の勝ち。
後続部隊(歩兵)もそこから突入し、一気に蹂躙する。
突き抜けること叶わず止められたなら、わらわら沸いてくる
歩兵の勝ち。
ちなみに銃では止められないから槍で止める。
重装騎兵と槍隊の根性比べで戦局がきまる。
一歩と一突きを合わせてると
なんかのろくなってしまった
100(σ´・ω・)σゲッツ!!
101 :
Rami_Eru:03/03/05 22:30 ID:tdVpi5Ms
>93,94さんへ
ところで、明治の頃の剣道の本の再販本を読んだことがあるのですが、剣道においては、「槍に対しては小太刀で戦うのが定石」と、あります。
剣より数段長い武器に対して、あえて刀より短い小太刀....一見、不合理にも感じますが、小太刀の場合は片手で剣を握る関係上、身体はほとんど真半身になりますし、身体の動きも自由になります。
無論、剣にせよ小太刀にせよ、槍より不利なのは時事としても、相性からすれば、槍に対しては小太刀....というのはかなりの合理性を持つのかも知れません。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/06 15:48 ID:ftp60BuS
8尺のたんぽん槍とか七尺の長棒を相手に戦うなら
竹刀や木刀より 両手に樫警棒やトンファーの方がいいかも
両手に鎌(真剣)はへっぴり腰の長物使い相手にはまれに有効。
利き手で中華包丁、残りの手で大鍋の分厚い鉄製フタもありだと思う
長物の相手がよほど下手なら、両手で一本の刀剣よりは
両手に鎌や鈎の法がマシな気がする。
103 :
93:03/03/06 22:55 ID:dz2PazZa
>Rami_Eruさん
貴重な情報、ありがとうございます。
実は対槍戦の参考にこのスレを覗いていたのでw
早速、土曜日の練習で試してみることにします。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/08 10:01 ID:Y1Pg+i6g
槍に小太刀では勝てないよ
105 :
Rami_Eru:03/03/09 22:10 ID:6aKi7VYm
そういえば、まだ話題にのぼっていなかったですが、もしも皆さんが槍を使うとしたら、利き手を前に構えますか?後ろに構えますか?
というか、要するに....右利きの場合、
1:右半身、右手前で構える
2:左半身、左手前で構える
の2法があるのですが、
1の場合は細かい動作がしやすいし、「斬る」動作に向く。
2の場合は、当然「突き」に特化する。
(「尾張貫流」などは当然この構えになります)
と、いうことになるのかな?
とか、考えますが。
106 :
どど:03/03/09 22:32 ID:xxLzZsWu
昔 槍と言うか銃剣道で対短剣の試合したよ。
当時 短剣は銃剣を抑えつつ飛び込み、銃剣はタンポの先を相手の腰付近まで下げ
飛び込んできたりするのを待ち構える動き?だったような・・・。
互いのフェイントの読み合いかな。
銃剣道は心臓、喉への突きのみなのであくまで参考程度までに。
>>105 俺は右利きで、右前に構え、捻りながらの突き中心。
108 :
どど:03/03/11 23:22 ID:U4Y86OpI
ところで突くとき槍の柄をしごいていますか?銃剣道は反則です(握り一つは
巧妙にしごくが)。
また試合はどのような形式ですか?
銃剣道は個人戦以外に5人、3人で団体戦があります。
スレ違いならスマソ
109 :
うどど:03/03/14 18:40 ID:JEEXGyCq
age
110 :
断 ◆417iLoveLc :03/03/14 20:41 ID:r4g0ii4x
左手前
あくまで左手は筒であり支点であり
基本的に固定
ただし、状況により変化する
>>108 私が持つ槍が8尺ほどあるので(右前です)柄をしごいたりはしませんね。
一般に槍をしごくという機会はあまりない気がします。
もちろん『状況により変化する』ということで・・・。
ちなみに試合はしないので判りません。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/16 12:40 ID:hjqAwGU0
試合ができないぐらい競技人口が少ないってことか・・・日本の槍術がなくならないことを祈る。
113 :
どど:03/03/17 06:36 ID:Qeo26cwt
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/17 21:39 ID:vS5ccKdX
日本の槍術で試し付きとかしますか?
また現代の刀匠が槍の先も製造しますか?
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/22 13:07 ID:Vw8CTrx/
マサイの槍nage
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/31 23:46 ID:yMkTDk/D
銃剣はこわいね
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/05 18:56 ID:xQrLO6tC
今日、薙刀の仲間と花見をしました。
で、手製の各武器を持ってチャンバラやりますた。
竹刀、薙刀、槍、戟(奉天戟)、銃剣、双剣、エレザールの鎌モドキ、獣の槍モドキ(ていうか、矛)
円月輪、十手、小太刀、トンファー(皆竹や木で器用に作ってきました)
鎖や、紐で結んだものはなしということで・・・(扱いなれていないため、不慣れです)
打突部位は面、小手、脛、胴 で寸止め。
結果は・・・戟の圧勝。
槍の先に十手がついたようなもので、簡単に相手を抑えてしまえます。
ガッチンガッチン遊んでいると、周囲から拍手喝采されました(笑)
得物の扱いになれていると、素人の人がみれば、チャンバラしていても
それらしくみえるみたいです。
やっぱ呂布はつよかったのかな?て話しになりますた。
118 :
117:03/04/05 19:02 ID:xQrLO6tC
制服姿の女子高生と、私服の女子高生(共に有段者)が満開桜の下、戟と薙刀を
振るって立ち回るのは正直言って萌えますた。(・∀・)イイ
格ゲーのひとコマみたいで、近くのおじさん達が集まってきて、
人だかりまでできましたw
119 :
117:03/04/05 19:40 ID:xQrLO6tC
BGMは「暴れん坊将軍」「スターウォーズ」他、
リズム薙刀の一環ってことで・・・w
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/08 12:48 ID:DszZs9jy
おぢさんを呼んでくれなきゃだめぢゃないか。(TT)
>>118 どうせ黒髪で不細工でスカート膝下で白靴下だろ?
最近、槍武芸(我流)を始めたのですがはっきり言ってただ槍で木を突いたり
横に振って木に刺したりするだけで、どう上達させれば良いのかがわかりません。
どうすればいいですか?
オフでも行って誰かに槍の振り方教えてもらったら
125 :
山崎渉:03/04/17 11:04 ID:KUjQvS3w
(^^)
126 :
117:03/04/17 22:28 ID:L3YspQNz
>121
まあ、大体あっているねえ・・・不細工以外は。
槍の習う話だけど、実は自分も最初は槍を習いたかった。
でも、教えてくれるところが近くにないので、なぎなた習うことにした。
なぎなたは面白いよ。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 01:44 ID:p6Iqfhpp
>>121 木に刺したり…って真槍ですか?
とりあえず長い木の棒なんかで練習することをおすすめします。
私も我流で棒を振っていますが、中段に構えたまま
先端を誰かに押してもらうか壁などに押し付けるかして
腕力ではなく腰で棒を支える練習をすると、腰の入った突きが
できるようになると思います。
あと慣れないうちは正確に打ったり突いたりできないので
カマボコ板などで標的を作って突いたりしてました。
生兵法者のくせに偉そうにレスしてすいませんでした。
槍は剣と同じで九つの切り方があります
>>126 やっぱり
>>127 私は今、体重の乗せ方を我流で研究しながらやっています。
腰で突く、というのはよく聞くのでいろいろやってみます。ありがとうございます。
>>128 唐竹・今朝義理・逆毛さ・右薙・左薙・右切り上げ・左切り上げ・坂風・突き
そしてそれ全てを一撃で決めるのが九頭竜閃・・でしたっけ?
上下左右刺と複合型の巻き取り
ラン・ナ・サツ
これ大事。
前の手は添えて後ろの手で振る
突くときは後ろの手は前の手の肘に添える
振るときはこの位置で振ると可動範囲が広くなる
後ろの手が前手の肘を越えない
制御が効かなくなる
前手と後ろの手は逆の方向に動かすことで
より大きく振れる
133 :
山崎渉:03/04/20 05:49 ID:JSkzjcdW
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
>>132 >突くときは後ろの手は前の手の肘に添える
え!?そんなことしたら槍がふらふらしちゃって力入らないよ
体の構えにも影響するだろ
相手に対して横向くならそうだろうな
136 :
断 ◆417iLoveLc :03/04/22 13:58 ID:cqOFAxwY
>>136 右手を前に、左手を後ろに槍を持ってそのまま突くんじゃないのですか?
片手で突くのですか?
相手に対して体を切らない流派では
そのやり方は非効率
自分の体が邪魔で槍が振れない
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/22 23:23 ID:gxXDfQHv
>>132 なんか、形意が槍から出来てるというのがよくわかりますね・・・
141 :
断 ◆417iLoveLc :03/04/26 08:32 ID:o4sCZnh9
>史上最強のマンコ さん
私の所は、前に出した手を筒に見立て
筒を通すように、片手でつくのを基本とし
それができたら、そこからの変化形で両手でつきます
>>138 そうですね、構えの話が先に出てきますね
>>140 え?あれだけの内容で??形意の槍かどうかもはっきりしていないのに・・・
>>142 いや、色々考えてたトコに、丁度これ見てなんとなく納得するものがあっただけ。
形意槍は套路そのままで使えるらしいし(私はそこまでいってないが・・・)
素手の時の要求がそこから来てるのかと・・・
>>142 あ、形意かどうかは分からないのは確かなんだけど、基本的なトコは一致するのかな と
145 :
142:03/04/26 18:56 ID:U89iRJYZ
>>143 そうですか。形意の槍は拳術の型そのままに使えるというよりも、身法が使えるという
理解をした方がいいでしょう。その動きは、実は心意六合拳にも応用が効くという面もあって・・・。
何だかんだで要求されている事柄に対する共通部分が多いということなのでしょう。
因みに中国の槍術の場合、衝ききるときには右手(後ろ手)は左手(前手)のすぐ後ろまで持って
来るようにするのが普通だと思います。形意の槍術では、突く動作においては右手を左手の肘辺りで
止めるということはしないですね。
形意槍に興味があるのなら、形意サロンで聞いてみるのがいいでしょう。
グングニル・ゲイボルグもいいけどトライデント・パルチザンもいい!!
ところでゲイボルグってどんな槍?他の槍でも由来とか知りたいです。
>52の宝蔵院流は京都のほかにも奈良や大阪にもあるんですね。
名古屋や埼玉は初耳です。上記すべて宝蔵院流高田派ですか。
本流は失伝してしまったと聞きましたが。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 20:28 ID:Tt76wyjA
ゲイボルグとは3世紀北ヨーロッパで生まれた槍で、当時としては最長の飛距離を誇った。
敵の将軍を逝った槍は美術品となった。
>147
それじゃゲイボルグって投擲槍っていうのかな。槍術みたいには使わないのかな。
最後の一行はどういう意味?どこに収められてるか知ってる?
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 08:32 ID:fclKk52R
槍に小太刀で対抗って、小柄の間違いなんじゃない?
小柄なら手裏剣のように投げて攻撃できる分、槍より
遠くから攻撃できる。で、外れても、懐に飛び込むきっかけにはなる。
>149
いや、小太刀らしい。一重身で突きを凌いで、内懐に入り込んでしまえば小太刀の間合い。
詳細は知らぬが、何かの機会で演舞を見たことが有った。
但し、手裏剣術の多くも槍を想定しているのは事実。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 21:28 ID:HWz6P939
但し、手裏剣術の多くも槍を想定しているのは事実。
age
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/19 09:31 ID:NKeImwnC
あげ
154 :
山崎渉:03/05/22 01:47 ID:pWISPd+E
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 10:03 ID:043qS8jn
保守
156 :
山崎渉:03/05/28 16:56 ID:EOrbovmi
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 07:35 ID:mQ7n/SDf
age
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 14:43 ID:WRxUjlBO
マサイの槍使いが最強
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:09 ID:z+SB2+K6
age
160 :
マスク・ザ・レッド:03/06/22 22:04 ID:rpHzLiE1
そういえば、現存する槍術は全て地上での技ですよね?
馬上での槍術は欠伝してしまったのかも知れませんね。
馬上で残る武術は流鏑馬だけなのでしょうか....?
確か武田流が馬上抜刀や槍術を伝えている
162 :
マスク・ザ・レッド:03/06/23 20:58 ID:pQke13Pu
>161
貴重なカキコをサンクス♪
武田流っすか。調べてみましょう(^^)
>161
そんなものがあることも伝承していることも知らなかった。多分武芸18般にも
ないと思いますがどうでしょうか。また武田流とは真性古流ですか。
簡単でも歴史や技術的な解説をいただきたいです。
BUDO-RAに異種武器戦を色々試してみた記事が載っていたけど、
当初最強と目されていた槍は非常に使いづらかったらしい。
その理由は…(以下次号)みたいな引きだったけど。
あと日本馬術ってもうすでに絶滅寸前とちょっとだけ小耳にはさんだんですが
どうなってるんでしょうか。まだ残ってるなら非常に喜ばしいです。
有志は是非とも次代に受け継がせてほしい。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/28 18:43 ID:ggXK1bxi
馬術はまず日本馬がいるのか?サラブレッドでは日本馬術にならん。
暴れん坊将軍も鬼平も乗ってるのはサラブレッド・・・。
つうか、木曽馬じゃ様にならんと思うが
age
170 :
山崎 渉:03/07/15 12:13 ID:5fHDO77O
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
あぼーん
age
age
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 14:06 ID:4O58Trdh
保守
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/01 14:29 ID:XUc/QAWM
俺も槍を習おう。
群馬の場念流は?
東京の方では槍って習えないんでしょうか?
宝蔵院流は埼玉にあるようなのですが
検索したんだけどでてこないのれす。
知ってる方、情報プリーズ。(教えてクンでスマソ)
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/16 05:48 ID:37LB0liF
>>177 新宿にある西郷派大東流合気武術って槍やってなかったっけ?
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/09/17 21:37 ID:bqCZR5+m
群馬の馬庭念流って槍でなく、薙刀でないの。おれ見学いったら薙刀の型や
ってる女の子がいた。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。: