1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
おせーてちょうだい。
2.
∧ ∧,〜
( (⌒ ̄ `ヽ _
\ \ `ー'"´, -'⌒ヽ
/∠_,ノ _/_
/( ノ ヽ、_/´ \
、( 'ノ( く `ヽ、
/` \____>\___ノ
/ /__〉 `、__>
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
清めの太刀 一閃
5 :
向上?たん ◆5n9pFWQAd. :03/01/31 19:23 ID:b3N5GH+a
小濱さんに直接聞いてみるのがいいでしょう。
6 :
向上?たん ◆5n9pFWQAd. :03/01/31 21:12 ID:b3N5GH+a
7 :
匿名希望 ◆knhF0rmC.o :03/01/31 21:15 ID:0io59TNP
>>6 偽者でしょう。
本人を表すためにキャップですって。
まるでバカです。
8 :
向上?たん ◆5n9pFWQAd. :03/01/31 21:18 ID:b3N5GH+a
9 :
小濱:03/02/07 21:23 ID:PyTktAQJ
「愛の達人」を目指して
強い・弱い・技が効く・効かないという考えから抜け出したくて、私のつたない
経験から「身体操法」をまとめてみたいと考えました。殺傷技術としては使い物
にならない、いや、使えない「精神的な愛の体術」として・・・・うーーん、な
んか表現が難しい・・・・あははは。
「小濱流体術」
「呼吸力」が身に付いてくると形のある技は必要がなくなってきます。相手が自
分に対して触れて(攻撃して)きたら、相手は自分自身の力によって自然に崩れ
落ちるようになります。そして肉体の体技技術と同時に、精神の自己開放を「意
識」した体技技術を修行することにより「敵を無くした絶対的自己完成」の状態
に至れば、殺傷技術としての体術が不必要な「愛の達人」となります。そのよう
な「愛の体術」が私の求める「小濱流」です。
体術身体操法
第一章 体術:打突系体術との根本的な技術の違い・特異性
[その1] 間合いの取り方。
1.腰前面に脇を締めて置いてある手を、相手に対して一歩踏み出して真っ直
ぐ伸ばしたとき眉間に当たる位置に立ちます。正面打ちは一般的な腰からのス
トレートパンチ、横面打ちはフックパンチと想定します。
2.両者が相半身で構えた場合は、互いの手の甲が触れ合う位置に構えます。
いわゆる「振りかぶる正面打ち」の半分の間合いで稽古をします。
[その2]歩法:歩き方
普段の歩き方
自分の重心の位置と頭頂を真っ直ぐ繋いだ線が中心軸です。中心軸を垂直に立
て頭の位置が移動時に上下動しないようにします。(重心の上下動をしないで)
前進方向に対して等速で進みます。テクテクという風に一歩一歩でスピードが
変わらないようにします。この時、肩は水平に保ち前後上下に動かさないように
します。腕は肩の力を抜いて肩にぶら下がったままにして前後には振りません。
(腕を振るのは西洋式の歩法です)下肢に上体が乗ったかたちでの前進移動です。
実戦・稽古時の歩き方
この歩法に摺り足が加わりますので普段の歩き方より歩幅が小さくなり、足の動
く回数が多くなります。小刻みの摺り足で「すすすす」という感じに移動します。 上体を動かさないで両足の前後の入れ替えが瞬時にできるように訓練します。上体は常時戦闘態勢にあります。
具体的な足の動き
上体が左右・上下に動かない歩き方は膝の溜めを使います。普通の速度(時速4
KM程度)の時は足の幅は肩幅程度でも動けますが速度が速くなると膝の溜めだけ
では左右の揺れを吸収できにくくなります。ですから足の幅は動き始めは肩幅で
良いのですが歩き始めると一直線上を歩き若干前傾姿勢 をとります。
[その3]相手と自分の隙間を埋める(密着する=あてる)
打突系格闘技・武道との根本的な技術体系の違いでもあり、咄嗟の技で相手を傷
つけないようにするのが「隙間を埋める」ということだと考えています。まさしく
「和合」「相手と一体となる」という自分自身の精神の持ち方が体技で具体的に表
われることになります。この技術を身につけることが体術身体操法の基本です。
現実には、打突には「突き手と引き手」及び「コンビネーション(連打)」があり
ます。これらに対応するには相手と密着することで可能です。もし、打突系と同様
な技術で対応するのであれば体術として統合されている技術体系が崩れることにな
ります。
又、密着して相手の身体全体に力が掛かるようにして投げなければ、咄嗟の投げ技
の場合に身体の一部に力が掛かり相手に怪我をさせることになります。隙間を空け
ての投げ技は咄嗟の受け身を知らない人には非常に危険な技をかけることになりま
す。
「隙間を埋める」ことは「身(身体の一部)をあてる」ことです。「当て身」では
なく「あて身」だと勝手に思っています。体術の身体操法は、大部分の技が「あて
身」から始まり、そこから変化すれば非常にシンプルな技術体系になります。又、
その全ての技に矛盾なく「愛」を表現することができると考えています。
つづく
動きが単純で「体技」と「精神」が矛盾なく統合された身体操法であり、相手が
「受け身」を知らないことが前提の「愛」ある体技であるべきだと考えています。
具体的には以降の身体操法に表現されています。
[注意]合氣道に於ける「当て身」の表現の意味
合氣道で使われる「当身」という言葉の意味が一般の人には誤解されているよう
なので私の理解している「合氣道の当て身」を説明していると思う文章を紹介し
ます。(「合氣道は当て身7部云々」の意味)
「合気の技」の中の当身技は、相手の姿勢の「崩れ」に乗じて、これを押し倒す
意味のものであって、強烈な打、突、蹴などの衝撃によって相手を殺傷すること
を目的としない。したがって、手、拳などの部分を衝撃に堪えるために特別に鍛
える(固いものにぶっつけて)必要がない。相手の姿勢の「崩れ」に乗じて足や
腰をもって払い倒すのが柔道の投技であるならば、同じく相手の姿勢の崩れに乗
じて手や腕をもって押しまたは打ち倒すのが当身技である。柔道の投技は大部分
のものが、二点二方向の力がはたらいて、つまり偶力の作用で倒すのであって、
合気の当身技は、一点一方向の力の作用で倒すのである。どちらも崩しの原理は
同じである。「富木謙治 合気道入門−当身技と関節技の合理的練習法」より
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/08 22:40 ID:I+otlcag
なるほど
[目 次]
第一章 体術:打突系体術との根本的な技術の違い・特異性
[その1] 間合いの取り方。
[その2] 歩法(歩き方)
[その3] 相手と自分の隙間を埋める(密着する=あてる)。
[その4] 「円の動き」の意味。体術は直線の動きが基本です。
[その5] 相手の後頭部を瞬時に地面に叩き付ける技が殺傷体術の基本。
[その6] 咄嗟の捌き:身体を開いて相手を吸収
[その7] 呼吸力養成法の基本
[その8] 型稽古の基本・立技正面一ヶ条表技・裏技
[その9] 受け身(受けのポジショニング)
[その4]「円の動き」の意味。体術は直線の動きが基本です。
腰の回転と手・足・胴の直線運動の組み合わせが第三者的に「円」に見えている
のです。基本は「相手に対して最短距離の軌跡をたどることが最速の動き」と言
えます。
例1.立ち技突きの入り身投げ
相手は自然体から、右足を一歩踏み込みながら右突きを中段に突いてきます。
私は
1.突きに対して自然体から相手を捌きます。足は肩幅に開かれているので左
足を前方に進め重心を移すと右足は左足の後方に弧を描いて移動します。自分
の重心位置は相手の攻撃線から左に移動します。これが斜め前方への重心の直
進移動です。相手の真横に相手の方を向いて接して立った状態になります。
2.相手の左側頭部を左手で首を真横に倒すように引いて右側頭部を私の右肩
付け根に当てて捉えます。右手は方の高さまで上げ肘を軽く曲げます。相手の顎
を右腕の上に載せます。人間は頭部を真横に引かれたら中心軸が頸部で折曲がり
不安定な状態になります。この状態から右回りしても自由ですが相手を崩す為に
は不要の動きです。但し、左足を踏み込み過ぎた場合は自分の中心軸が斜めにな
るため是正のための右回転が必要になります。
(相手は突き手を引いている状態ですが、身体が密着しているため肘打等の攻撃
はできません。相手の左側頭部を左手で押さえて、右肩口に頭部を右に傾いた状
態で固定しています。)
3.正中線を軸に90度左回転をすれば相手は崩れます。相手が崩れた状態にな
れば右足を1歩進めます。受身を取れる人には後ろ受身をとってもらい、取れな
い人には後方に倒れる途中で右手を掴んで頭から落ちないようにします。
相手側面への直線移動−−> 腰の左90度回転−−> 相手後方への前方直線
移動
例2.立ち技突きの小手返し
相手は自然体から、右足を一歩踏み込みながら右突きを中段に突いてきます。
私は
1.突きに対して自然体から相手を捌きます。足は肩幅に開かれているので
左足を前方に進め重心を移すと右足は左足の後方に弧を描いて移動します。
自分の重心位置は相手の攻撃線から左に移動します。これが斜め前方への重
心の直進移動です。相手の右肩に左肩を相手の方を向いて接して立った状態
になります。
相手の突きに対する入り方は同じですが、相手の突きの踏み込みに対する捌
き、又は入身でできる相手との位置関係で技が変化します。
2.左腕を相手の右突腕の上から被せ、手首の内側に左手をあて腹部に密着させ
ます。相手の右肩との左肩の接点を中心として身体を右に90度回転させます。
相手と私は肩が接した形で同じ方向に向き相手は突腕を右に開かれた状態になり
ます。相手の右突きが引き手になっている場合は四方投げに変化します。
3.足は肩幅の状態で相手の真横に立っていますので、左足を真っ直ぐ後方に
踏み出します。相手は真後ろに後頭部から倒れていきます。後頭部が地面に激突
しないよう右足を軸に左回転します。
相手側面への直線移動−−> 腰の右90度回転−−> 相手後方への後方直線
移動
直線の動きで相手の身体と密着して相手の身体を回転させません。
打突に対しては、すべての技が「密着=あて身」から始まり変化して「技」にな
ればいいと考えています。
[その5]相手の後頭部を瞬時に地面に叩き付ける技が殺傷体術の基本。
前述の「立ち技突きの小手返し」場合を一例とします。
この場合、相手の身体に少しでも回転する力が働きますと、相手は、右足を軸
に右回転して残りの左手で顔面に対して突くことができます。又、それをしの
いで投げに入ると「前受け身」で飛んで腕を振り払おうとします。このように
相手に反撃・脱出の隙を与えます。
これを回避するため「相手後方への後方直線移動」で真後ろに瞬間的に倒しま
す。そのまま後頭部を地面に叩き付け、頭の方をまわり相手を俯せにして頸骨
を右足で踏み抜きます。相手は、突き腕を制された瞬間に「死」が待っていま
す。これが「殺傷技術」として使う場合の「小手返し」です。昔の柔術では、
右肘で相手の背骨を砕くように大きく体を転換する型もありますが、私として
は身体運動の全体時間が長くなるのであまりお勧めできません。
動きは直線で身体運動時間が最短で相手に隙を与えない技が体術の基本です。
殺さないためには、相手が後ろ向きに倒れていくとき「右足を軸に左回転」す
るだけです。この場合「円の動き」は技を掛けるためではなく、相手を殺傷し
ないために使います。
[その6]咄嗟の捌き:身体を開いて相手を吸収
「突きに対して自然体から相手を捌きます。足は肩幅に開かれているので左足
を前方に進め重心を移すと右足は左足の後方に弧を描いて移動します。」と前
述しましたが、これは「入り身」による捌きで、相手の突きを誘って技を掛け
る場合に使用します。ある程度、こちらに余裕のある状態です。
咄嗟の突きに対しての捌きについては
「突き、横面の技において、今の時代は瞬間に突いてきたり打ち込んでくるこ
とが有り得る時代 なので常に自分のなかに「武道をやっているんだ。」と体
にしみ込ませ思わずしてでてくる状態にならなければいけない。」と言われて
います。
「体にしみ込ませ思わずしてでてくる状態」が「咄嗟の捌き」からの「咄嗟の
技」です。前述右突きに対して、これも自然体から相手を捌きます。足は肩幅
に開かれているので腰を右に捻って右足を左足の後方に弧を描いて移動させま
す。自分の重心位置は相手の攻撃線から左に移動します。これが斜め後方への
重心の直進移動です。この場合は、相手の真横に相手の方を向いて相手の突き
腕と接して(相手の腕に自分の胴を「あて身」)立った状態になります。この
ように咄嗟の突きに対しては単に腰を回転させて身体を開き相手と「あて身」
します。「あて身」による密着により相手の動き(連打・コンビネーション)
を制した瞬間に技を掛けます。
[その7]呼吸力養成法の基本
呼吸力養成法「両手両手首取り呼吸崩し(上方)」
一般的には「合氣上げ」、合気会では「座法正面両手首持ち呼吸力養成法」と
言っています。
1.互いに正座で相手に両手首を両手で外側から握ってもらいます。この時の
取り方がガシッと取ったりふわっと取ったり人により様々です。
2.手首を握られた所を支点に広背筋を使って脇を締めながら両手のひらを上
に向けます。同時に大胸筋を使い両肘を身体前面に絞るようにします。身体全
体が締まっている状態です。
3.手のひらが上面を向いている状態で腕の筋肉の力を抜きます。相手の手の
ひらに自分の腕の重みが載ることになります。接触点を相手の接触点に密着さ
せる為に相手を押さないように微妙に押し付けます。(この事を「当てる」と
言います。)
4.相手の握っている手のひらで一番強く相手の力を感じるところの接触点を
えぐるようにして起こします。この時、自分の肘から先の腕と相手の腕の肘か
ら先が一直線になる角度を保持しなければ力が正しく流れません。
5.少し身体を反らし気味にすると相手が浮き上がります。
身体を(広背筋と大胸筋で)締めて、腕の筋肉と接触点の力を抜くという相反
する筋肉の使い方を訓練します。同時に接触点の微妙な感覚をいろいろな相手
に対して認識・識別する訓練です。「握り方にその人の心が表れる」と言われ
る所以です。
この方法は外見的には固く感じますが身体操法の「楷書」です。肘・腕・接触
点の動かし方・力の抜き方・相手との角度を分解して身につけます。各部所を
ゆっくりと動かしても相手が浮き上がるようになれば、動きを小さく・早く・
軽く動かしても相手は浮き上がります。
呼吸力養成法「両手両手首取り呼吸崩し(下方)」
一般的には「合氣下げ」に当たると思います。
1.互いに立位で相手に両手首を両手で外側から握ってもらいます。
2.広背筋と同時に大胸筋を使い身体全体を締めることは同じです。
3.外側から取られていますので両手を内側に(手のひらが下に向く方向)
10数度程度回します。相手の両腕は内側に捻られて伸びた状態になります。
同時に接触点を相手の接触点に密着させる為に相手を押さないように微妙に
押し付けます。この時、伸びている両腕を通じて力が相手の頸骨に達します。
4.首に力が達していることが確認できれば、接触点方向に力を流しながら
指先を下方に向けて取られている手首を下ろします。相手が下方に崩れます
ので左右どちらかに接触点を捻って受け身を取らせて下さい。
呼吸力養成法「片手片手取り呼吸崩し(転換)」
「片手片手取り呼吸力養成法」の考え方
このやり方も一般的な合氣道の転換とは考え方が違います。
自分の軽く手のひらを開いた左手首を相手が右手で脇を締め腰を落として力
一杯握った状態から始まります。この状態で転換に移ることは相手の握力が
自分より弱い場合はできますが、強い場合は止められてしまいます。その為
に一般的に相手の取ろうとした動きに合わせて転換するやり方をします。又
、力一杯取られた状態での転換を「強靱な足腰の力」で行うこともあります。
(「体の変更(変換)が強靱な足腰を造る」といわれています。)
しかしながら、片手片手取りの呼吸力が養成されれば、片手片手取りの技の
すべてに通じることが重要です。ですから、「転換」自体が目的ではなく、
軽く転換できるように「相手と結び浮かせる」ことがこの養成法の目的とな
ります。
結論から先に書くと「完全なる腕の脱力による結び」です。
1.自分の軽く手のひらを開いた左手首を相手が右手で脇を締め腰を落とし
て力一杯握った状態から始まります。
2.自分の左腕の力を完全に抜きます。この時、相手は私の左腕の全重量を
手のひらに感じます。相手が手を離せば、自分の腕がすとんと下に落ちなけ
ればなりません。相手は力一杯握っていますので、こちらが腕の力を抜けば
相手の握りしめる力で手の指が自然に曲がり軽く手を握った状態になります。
この状態は自分一人でも確認できます。身体の前で自分の軽く開いた右手首
を左手で力一杯握ってから右手の力を抜けば左手の握る力で右手の指が曲が
るのが分かります。この状態で右手を左右に動くことを確認してみてくださ
い。力一杯握られていても、右手首の皮と肉の隙間で多少(数センチ程度で
すが)動かすことができます。この数センチがポイントです。
3.左腕の力を完全に抜くと同時に、相手の手に自分の腕を預けた状態から
左肘が身体の中心軸の方向で腹部に接するように脇を締めます。この時、腕
の筋肉は一切使わずに重心を落としながら広背筋と大胸筋のみを使用して脇
を締めます。接触点が瞬間的に数センチ動くことにより相手の手のひら全体
と自分の手首が結ばれます。結ばれると同時に捉えて浮かします。
4.左肘が自分の身体に密着したら、そのまま腰を右回転させ完全に回りき
ってから腕を伸ばします。
呼吸力養成法の共通動作
接触点の力を抜くこと
身体を締めること
肩を縦に廻すこと(相手を上げる場合は後ろに廻し下げるときは前に)
廻すときに身体がしまっていなければ自分の方が崩れます。
自由攻防稽古方法
(体術スパーリング)
第三章 自由攻防の稽古の考え方と方法論
[その1]稽古の考え方
[その2]稽古の方法論
[その3]具体的な目的と稽古方法
[その1]稽古の考え方
私個人としては、この体術に試合が必要だとは思いませんが、捌きの稽古の一つ
として、打突系の武道が全盛の現代においては、相手との攻防の感覚をつかみ打
突を捌き技に入る稽古も必要だと思っています。フルコン空手のライトスパーを
観ていて、この体術の技術体系のみでこのままの稽古に参加するには大きな問題
があると感じました。それは、フルコンのスパーの攻撃部位が首から下になるの
に対して、体術では頭部及び頸部がスパーの位置になります。これは打突の当身
を頭部・頸部に行うということではなく技を掛ける部位が頭部・頸部になるとい
うことです。このような受け部位は胴体、攻撃部位は頭部・頸部では公平なスパ
ーにならないので結局は金的・目突以外は全部位の攻撃を認めるスパーリングに
なります。同時に自由にスパーを行い怪我の発生しない防具も必要になります。
体術に合ったスパーリング方法を検討する必然性は、独自の方法論が無い場合、
多くはやむを得ず他の技術体系のスパーリングの稽古を導入しようとします。そ
の場合、その体術としての基本的な間合い・捌きの感覚が狂ってきて体術の技術
自体が崩れてくる危険性があるということです。
[その2]稽古の方法論
一般的に、自由攻防においては、関節技・型稽古の技は、力ずくになったり、相
手の体勢によりそのままの型では使えない場合があると考えられます。ですから
、初心者に自由攻防稽古を単純に取り入れた場合は型が崩れてしまう危険性がで
てきますので、ある程度技の型と呼吸力が身に付いてきている者が対象になるで
しょう。
そこで、初心者でもできる自由攻防のやり方を考えてみました。まず、打突攻撃
者はライトコンタクト用の拳サポーターを付ける。受けの防具はライトコンタク
ト用の面(場合により胴・ファウルカップも)を着用する。
攻防の仕方は、受けは、攻撃者が自由に突き・蹴りを入れた瞬間に捌いて頭部・
頸部への技に入れる位置取り、又は胴体へ密着しての崩せる位置取りを行い、そ
の後に技をゆっくりと掛ける、ということの繰り返しを行う。つまり、「捌き・
入り身は素早く、技は丁寧に掛ける」ということです。こうすることにより、受
けの捌きによる連打を防ぐポジショニングの向上と、攻撃者は掛けられた関節技
等による怪我の発生を無くすることができます。又、自由攻防稽古の一番の懸念
である「技の型の崩れ」が発生しません。これは、普段の稽古でも言える事であ
り、違う点は攻撃部位が攻撃者の選択によるものであるという事です。つまり、
この体術が普段の型稽古がそのまま実戦に使える技術体系になっているので実施
可能な自由攻防稽古方法といえるでしょう。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/10 21:56 ID:LeQkzI50
以上終わり
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/10 22:20 ID:1DLDBfAk
これオバマ本人がうぷしてるとしか思えないんだけど
そうだとしたらその目的は何?
遂にオバマもウサ商法に倣って2ch宣伝を始めた、ってこと?
小濱はHAJIMEに宣伝合戦で負けたんだ。
30 :
匿名希望 ◆knhF0rmC.o :03/02/11 15:32 ID:oQDNKe8e
すばらしい!
まるでバイブルのようなスレッドだ!
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/11 15:45 ID:/EErLNBm
バブルの間違いだろ!
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/12 20:05 ID:DA+QlJ+n
この書いている内容はどうなんですか?
習っている師範の内容とは違うんですけれど。
33 :
匿名希望 ◆knhF0rmC.o :03/02/12 20:13 ID:DXQ2L2HT
>>32 あなたの師範が間違っているのです。
ぜひその師範にプリントアウトして見せてあげなさい。
34 :
匿名希望 ◆knhF0rmC.o :03/02/18 01:51 ID:YjTIkpGG
小濱先生、がんばれage!
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:10 ID:obRgRYUM
[その8] 型稽古の基本・極め技
立技正面一ヶ条
この技は体術の型稽古の基本として誤魔化しの効かない非常に難しい技だと思って
います。ポイントは正中線の崩しでしょう。互いの右手右手の甲が触れ合う位置に
構えて稽古をする場合で私のやり方を書いてみます。
表技「相手の後方への崩し」
相手に対して進むのですが、右手・右足・左手が同時に進みます。崩しは右足の踏
み込みと左手の突き出しで行います。右手は誘導です。右足は相手の重心位置より
深く踏み込みます。左手は相手の右肘を包むようにして上腕部を顔面の中心に向か
って下から上へ突き上げます。(相手の腕を掴むと返し技で親指を折られます)相
手の身体に負けて肩が上がらないように脇をきちんと締めます。この左手の方向が
相手の正中線から少しでもずれたら技が効きません。
相手は後方上方に崩されるので体を反転して下を向きます。相手の肘関節の上部約
3cmの位置に急所がありますので左手小指側で極めながら倒します。
裏技「相手の前方への崩し」
相手の正中心に向かっても呼吸力で返される場合、右足と左足を素早く入れ替えて
左足を軸にして転換し左体側面を相手に接触させて相手の真正面方向に相手を導き
左体側面を回転軸として 回ります。
打ち込み系の技といわれますが、前述の方法で正確に正中線を崩せるようになって
から離隔(打ち込み)の稽古に移られた方が良いでしょう。私はまだまだ正確に崩
せません。
私見ですが一ヶ条から四ヶ条は全て同じ方法の崩し方をする極め技と考えています。ですから 「一ヶ条に始まり一ヶ条に終わる」といわれる所以です。
[その9] 受け身(受けのポジショニング)
受け身は、自分の身体の崩れからのもとの状態への「回復・再生」の手段の一つで
す。実際には後ろ受け身が中心となります。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:21 ID:obRgRYUM
こうしてみると小濱先生は純粋に技術論を述べているようです。
開祖の合気道精神論、宗教論の話とはイメージが違うので戸惑います。
元さんの方が分かりやすいので単純に拒否反応を起こしてしまいがちです。
元さんの方が技術的に「ささえる」とか抽象的な発言でで分かりにくいで
す。
後、体術スパーリングの具体的な方法論についてはこのスレが落ち込んだ
頃に又引用します。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:28 ID:obRgRYUM
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 20:34 ID:fOmWUiTi
>>36 この技術論って会員ページからの引用ですか?
そうなんです。いろいろ私見集とかあるのですが技術論なので先生の為に良いだろ
うと思って会員の部屋からのコピーを貼り付けています。
先生は「技術論はいくら言葉や文章伝えようと思っても、頭で理屈は分かっても現
実に身体が出来るようになるには稽古を繰り返すしかないんですよ。」と仰ってい
ます。
いくらでもコピーがでても気にしていません。
「死ぬまで鍛錬あるのみ」ということです。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/21 20:37 ID:cSoyQfzE
>いくらでもコピーがでても気にしていません。
>「死ぬまで鍛錬あるのみ」ということです。
同感ですがもっと技術論を詳しく公開して欲しいです。
41 :
匿名希望 ◆knhF0rmC.o :03/02/21 20:39 ID:Amaj+//R
大賛成です!
よろしくお願いします、先生!
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
元さんも本当に暇ですね。感心します。