●グローブについてあれこれ語る●

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116古武士
過去ログにも書きましたがグローブの重量増による運動量の増加は
8オンスと16オンスで体重5kg増と物理的に変わりません.
筋量の増加がないぶん相対的にはもっと増加は少ないです.
またクッションが厚くなって衝突時の加速度が低くなる分だけ
脳内部へのダメージも軽減されます.
「大きい方が脳震盪」が起こしやすいといわれるのは
外傷がないぶん薄いグローブより長くスパーをしてしまう事による
脳へのダメージの蓄積によるものを,勘違いしてしまったのでしょう.

ボクシングで定説といわれている中にもトンデモ理論が幾つかあります.
117:03/02/17 23:34 ID:QF70rsdq
あら☆
古武士タン解説ありがd〜。
118グローブ禁じられ派:03/02/18 11:34 ID:vkP8VHJK
古武士さん、ありがとうございます。
でもそのご意見疑問です。
グローブが軽く薄いほど脳震盪しやすいと言われますが、
それを突き詰めれば、ベアナックルの方が脳震盪を起こしやすい、ということにならないでしょうか?
現実にはグローブをつけた方がはるかにその危険が多いと聞きます。
グローブの厚みゆえの(適度な)ソフトさ、というものもこれに影響してると思います。
野球のボールで例えるなら、
硬球が当ると脳挫傷、ソフトボールだと脳震盪、ということではないでしょうか。
119名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 13:14 ID:R9sUmI97
古武士さん応援age
120名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 13:20 ID:jeQcZxEA
ボディマーカーのオープンフィンガーグローブはどうですか?
安いけど。
121総合野朗 ◆Y4RY4nDA0w :03/02/18 21:47 ID:7wXSLpSC
正直、でかいグローブでガードしたら、イイ防具になると思うが(W。
突っ立ってもらえば、5キロ程度の差でも鬼のように怖いが。

>>120
ボディメーカーですか?
名古屋にアンテナショップできたので、安いやつ見ました。
「極悪」って言葉が連想できましたね(W。
122:03/02/18 22:20 ID:T4aBszJE
ん〜と、12オンスから16オンスに変えたとして、重量は100〜200g
の増加ですよね。
実際にはコレの影響は大した意味無いです。
体重5kg程度の増量とありますが、現実には体重だけでなく筋力も比例し
増すので、体重5kg増加ほどの影響は無いです。

練習で手応えのあるカウンター、相手の鼻っ柱に入ったらどうなるでしょうか。
16オンスグローブならKO,ちょと休憩してまた練習。
素手なら、鼻骨骨折&鼻血ダバダバ、そのまま病院送り。

顔面打撃の練習による蓄積された脳の障害は、グローブと言う防具ゆえに
起きる現象です。
123名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 22:58 ID:HMUMdS17
スレ違いかも知れないが、K1やボクシングは、バンテージ無しでやってほしい。
グローブについては文句はないが、手首や拳を固めるのは何だかな。
拳を傷めようが、甲が折れようが、手首が逝こうが鍛えてないやつが悪い
だけのような気がする。
124名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/18 23:07 ID:74NE8qqA
そういや猪木祭りの際にバンテージ巻かないと殴れないと
ごねたK1の選手がいた。OPFグローブでバンテージ巻くのは
禁止されてるんだが。
125僕珍愚にわとり ◆ppjwqtu3A. :03/02/18 23:10 ID:EYNo0XU/
>>123

 彼らの場合・・「拳」とは?

  アンタと違って、商売道具と思われ!(コケケケケ
126123:03/02/18 23:42 ID:HMUMdS17
>>125
ボクシングについてはそうかもね。
しかしK1の場合、空手やムエタイ出身者とのバランスを考えると
バンテージ無し、肘有りを望む。
結局選手のからだや興行の事を思えば、ダメージを蓄積せず派手な
KOのほうが良いと言う事か。   
127古武士:03/02/19 01:19 ID:m7QpS365
>>118さん
>グローブの厚みゆえの(適度な)ソフトさ、というものも
>これに影響してると思います。
これもよくある勘違いなんですけど,同じ重さ・速さの打撃を貰ったら
硬いそれなら軟らかいそれよりはるかにダメージは上ですよ.
だいたい脳挫傷を起こした人間が気を失わないとでも思ってますか?

よく軟らかいブラックジャック(砂鉄の入った砂袋状の武器)で殴ると
硬い警棒などより脳震盪を起こしやすい,とかも言いますが
同じ重量配分の鉄棒で殴ったら脳震盪+頭蓋骨骨折です.
同じく素手のフルパワーの打撃を貰ったら脳震盪+頭蓋骨骨折です.
そうならないのは素手で殴る時には拳を傷めないように
無意識のうちに加減をしているからですよ.

もしどうしてもソフトさが脳震盪を起こしやすい原因だと主張されるなら
力学的な説明をお願いします.
128グローブ禁じられ派 :03/02/19 10:05 ID:DiPJzJm3
古武士さん、ありがとうございました。
力学的な説明はできませんが、
自分がグーローブはめた経験から言うと、
はめて顎を軽く叩くと、痛さはないけど脳がすごく振動しました。
拳で叩くと、あたった所が痛かっただけでした。
理屈としては、
拳のように固いものが固い頭を叩くと、弾んだり、(オーバーにいえば)弾丸のように食い込んだりする。したがって振動は少ない。
グローブでだと弾まないし、接地面積が大きいので食い込むのじゃなく押し込む。したがって顔全体が加速し脳が揺れる。
そんな感じと思うのですが。
129名無しさん@お腹いっぱい。:03/02/19 10:20 ID:biyQm14p
>>127
横レス。
例えば素手で顔面を殴れば鼻が折れますが、骨折によって
エネルギーが散逸されているので脳へのダメージは軽減され
KOするのは難しくなります。
最近の自動車が衝突時に潰れて衝撃を吸収するようなものです。
130:03/02/19 20:18 ID:AGJkgq1z
何気に良スレっぽい展開にゃん☆

打撃の衝撃を表すのに、瞬間最大の衝撃度と、極短時間の力積と、両方あり
ます。
もちろん、脳を揺らすにはシャープなカツーーンッ!とアゴに来る打撃が良
い訳でして、グローブは逆に瞬間最大衝撃力を分散させています。
同じ打撃力でアゴを狙うとすれば、素手の方が良い訳です。
131古武士:03/02/20 01:40 ID:RxgSYz+G
>>128グローブ禁じられ派さん
>はめて顎を軽く叩くと
そういう確かめ方をしたのならグローブの方が効くのが当たり前です.
まず第一に重量の軽い手先だけで打つ事になるので
グローブの重さがダイレクトに運動量の増加につながります.
また,速度が遅いので運動量=質量×速度の質量がしめる割合が大きいです.
試しに400g程の重りを握り込んで拳で叩けばグローブを付けた時より効きます.
つまり打撃面が硬い事により頭部の加速度が下がる事はないって事です.
>拳のように固いものが固い頭を叩くと、弾んだり、
>(オーバーにいえば)弾丸のように食い込んだりする。
弾むのと食い込むのは衝突時の挙動としては丸っきり反対のものです.
前者は衝突物が軽いor反発力が高い場合,後者は重いor低い場合です.

>>129さん
理屈の上では破壊や変形により衝突時の運動量は分散しますが
鼻骨は強度が低すぎるので破壊による衝撃吸収の影響は少ないです.
>最近の自動車が衝突時に潰れて衝撃を吸収するようなものです。
ただ潰れて衝撃を吸収しているわけではありません.
構造や材質の粘りにより衝突時間を長くして衝突による減速のピークを下げ
内部の乗員が慣性の法則で受ける車体との相対的な加速度を下げているのです.
それこそがグローブの持つ特性と同じ原理によるダメージの軽減です.
例えとしてはグローブが何故安全か,に使うほうが適切です.