道場破りが来た時にいあわせた人が語るスレ

今ではあまりないと思うが、幸運にもいた人〜。
書き込み頼みやす。

＞合気道家
合気道以外でもいいの？

いいんじゃないの？
って、いいの？って事はネタがあるってことかな。
ワクワク。

うちの道場に昔、ガッツが来た、そう、あの元プロボクサーのガッツ石松、

なんでも、道場の先生とは旧知の仲で近くまで来たから、寄ったとの
こと．．．．。

３０分ほど軽く談笑し、かれは帰ってった。まさにゴリラそのもので、
返事もハイのかわりがウッホだった。

ちなみにうちの先生はオランウータン似、最近あったらますますその
ウータンぶりに磨きがかかってた。

”類は友をよぶ”
でした．．．。

>>4
えーと、（　ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ

何でもいいです。

川崎の武道館（名前はすごいが建物せこい）には来なかったな。

剣道の人が竹刀持って道場にいたことあった。何かスゲー怖い顔してて
道場破りかとマジ思ったら、稽古日間違えてただけだった。
「今日は空手の日だっけ？曜日間違えちゃった。」って言って帰っていったよ。

ボクシングサークルにテコンドーの人が腕試しに来た事があったなー。
しかも私しかいない日に・・。

最近、道場やぶりかなんかわからんけど、どうしても勝負したいらしく、いばってやってきた大きな男がうちの門下生入門１年の者に下段一発で落ちた。

>>9
どんなルールでする気だ・・

>>11
私は蹴りもある程度できるのでK-1ルールで・・。
ただ、適当な防具がなかったので顔面を打つわけにはいかず、
顔面パンチは寸止めにしました。

おいらが高校生の頃、県の強化合宿で、謎の黒人空手家が紛れていた。
これが、基本が下手な奴で、大会でも見かけた事が無かったので、
最初の頃から気になっていたんだけど、
フリーの時間帯になっておいらも向かい合わせの人と組み手をしていたら、
突然、「止め」の声が掛かり、なんだ？と思って見てみたら、
その黒人の相手の人が倒れていた。
まあ、外国人は強く当てる傾向があるから、内心「あ〜あ、俺も気を付けよう」
としか思っていなかったんだけど、2、3分したらまた、「止め！」
の声が掛かり、内心、「もしや」と思ったら案の定、またその黒人の
相手の人が倒れていた。
そうしたら、監督の人が「なんだ、だらしないな。
だれか、彼に空手を教えてやれる奴はおらんのか！」とのたまい。
俺は、内心「自分の番に成る前にフリーが終わってくれと思っていたら、
伝統の某有名強豪大学の三年生だったS先輩が笑いながら「じゃあ、自分が・・」
と言い、その黒人の相手をした。

おいらと相手の人も双方ともその対戦が気になり、お互い暗黙の了解で、
軽く流しながら横目でみていたんだけど、凄かった。
黒人の人の方の構えは腰高のキックボクサーの様な構えで、
S先輩のは典型的な伝統スタイル。
で、S先輩が遠間から攻撃するのを腕を上げて、ガードしながら裁く黒人。
黒人の方も時折パンチやローキックをだすんだけど
（これが完全に突き抜いていた）
間合いを造ってそれを捌くＳ先輩。
そんな攻防を最初の方にしてたら、
段々、S先輩の攻撃の方が入り始めて、
後半の方は、転かしたり投げたりしていた。
で、最後は黒人が「もう辞めよう」風に両手でそんなジェスチャーをして、
その組み手は終わった。
後で、知ったんだけど監督は偶に自分の所の他流の経験者を
合宿にいきなり参加させる人らしい。
ある時など、日拳の二段の人だったりもしたそうだ。
因みにその黒人は昔はキックのリングも経験しているボクシングの
人だったそう。
道場破りでは無いけどプチ異種格闘技戦でした。

やくざは来たことあるなあ。
「館長いるかー！！」って
館長すごい怖いひとだったんだけど
やくざには頭上がらないらしくて
幻滅したな

うちの道場にはよく借金取りが来てた。
やくざみたいな人じゃなくて、腰の低い普通の人だったけど、
先生はとてもばつが悪そうだった。いつもぺこぺこ
してた。

だから、子供心にこのひとはきっと先生よりも強くて、えらいんだ
って思ってた。

あとで、あの人借金取りだよって教えてもらって、少し、さみしい
思いをした。

ぼくにとって先生はなにより完璧な人だったから．．．．．．。

俺が通ってた道場は、隣が某テキヤ系暴力団の事務所で、よく幹部の人たちが
遊びにきてました。
たまに師匠と小声で相談してましたが、係わっちゃいけないと思って、離れてましたが
一体何の相談だったんでしょう。気になるね。

>15
あなたはまだまだ子供ですね。
金銭を貸している人が借りている人より偉くて強いのは、大人の世界では常識です。

聞いただけですけど、２０年くらい前に来たそうです。

１秒で終わったそうです。
決まり手は、風池への親指一本拳だったそうです。

正直言って、半信半疑ですが。

道場破りに負けた場合その道場ってどうなるんだろう。
看板とられるってのはマンガの話？

>19
確か道場主の許可を得ずに勝手に持って行ったら「窃盗」になるはず。

>>20
あまりにも現実的だったのでワラタ

なるほど。駄々こねりゃ看板は取られないと。

「佐藤塾」へ見学に行ったら（ほんとに見学だけなのに）
原田師範は道場破りだと思ったらしく、「どうだ、ちょっと汗流してくか？」
と何度もしつこく組み手に誘われた。
ちょっとウンザリした。

>>23
それ道場破りと勘違いしたんじゃないと思う
どこの道場でもやる普通の対応ではないかと

道場破り相手なら・・・

「どうだ、ちょっと”血”流してくか？」

こわー（Ｗ

そう言えば俺の知り合い（芦原会館門下生）が、東京に行ったついでに
芦原会館に道衣買いに行ったら、そこの師範に不審者扱いされて
凄いイヤな思いしたって言ってたな・・・。
関係ないのでsage

１２,３年前に極真の小笠原道場にいた時の実話です。

ある日、一人の男が入門してきました。（仮入門だったかな？）
基本練習が終わり、組み手の時間になると（ってゆーか、フツー入門初日の
白帯に組み手なんかさせないと思うけど、ウチの道場はさせてた）
そいつは、同じ白帯の相手をボコボコにしてしまったのでした。
小笠原先生は「あんまりムキになって、おもいっきりやっちゃダメだぞー！」
などとと言っていたが、無視して、次の相手もボコボコにしてしまいました。
先生は「オマエ何かやってたのか？」と聞くと、
「キックをちょっと」とふてぶてしく答えてました。
先生「ふ〜ん・・・なんだ、そうか・・・なるほど」と言いながら
周りを見まわして、一人の道場生に（茶帯だったが、実力は充分黒帯クラス）
「○○、オマエ相手してやってくれ。優しくな、やさし〜く」と・・・

それから、そりゃスンゴイもんでした。
けっこうキックの奴もがんばっていたのですが、レベルの差は歴然で、
だんだんボロボロになってきました。
そして、とうとう「もう参りました・・」と言い、立ち上がれなくなって
しまったのですが、
先生は「そんな事ないだろう、まだまだイケるだろう？優しくやってんだから」
と言いながら無理やり立たせて、組み手を続行。

そいつは道場に二度と来なくなりました。

私は道場破りに、ほんの少しの同情をしつつ、思いました。
『小笠原和彦、温厚な顔の下はオニだ・・・』と。

私が見た、唯一の道場破りの話でした。

>>27
すげー。
やっぱ「井の中の蛙」でいるとロクな事はないね。
人間的にも小さくまとまっちゃうし。

>>27
＞優しくな、やさし〜く

この台詞恐いね・・

>>27
このスレで一番いい話だね

ある日一人の男が道場の前に立っていた。
館長が出てくると｢○○流空手、○○館長ですね｣といいコインを投げた。
そして突きや蹴りを出してきた。館長も応戦するがかわされる。
その間はわずか一瞬。そして相手は館長の喉を捻り潰すと同時に落ちてきたコインをキャッチ。
血を吐いて倒れる館長を見てにやりと笑い去っていった。

なんの漫画？

>>31
うそつけ（ｗ

＞３１
マジレすじゃないですよね？

猪木と添野門下生の小競り合いに居合わせました。
エレベーターで移動中、
猪木が「オレが怒ると本当は怖いよ」って言ったら
１５０センチくらいの門下生がいきなり猪木にローを叩き込んで、
猪木は「こいつ狂ってる」って顔してた。
１５、６年前の大阪での話です。

その後猪木の張り手一発でその空手屋はKO
鼻血を出してタンカで運ばれたようです
１５，６年前の大阪での話です(^o^)

>>35
猪木の話が出たので、うる憶えだが、ここで一つ・・・

古舘が新日の興行についていった時、同じホテルに泊まり、猪木と一緒にいたところへ、
ロビーで一般人と若手が揉めているのでどうにかして欲しいと、ホテルの人間が
猪木を呼びに来た。
古舘もついて行ったわけだが、下りのエレベーターの中で「猪木さん、問題を起こすとまずいんで・・・」
と心配した古舘が念を押すと「大丈夫ですよ、一般人には手出してないでしょ」と一言。
安心した古舘、しかし、エレベーターの扉が開いてみると・・・
思いっきり掴み合いをしているをしている若手と一般人（ｗ、あせって止めに入ろうとした古舘が猪木の方を見ると
物凄い形相で素人の首を締め上げている猪木の姿があったとさ・・・

書いていいのか知らんけど、
例の事件で猪木を監禁したのが、その門下生と取り巻きですわ。
寛水流を狙ってたらしいけど、連絡が付かなかったから
猪木でいいやって事になって、
勝手に梶原の名前出して猪木と新間を呼びつけたんですな。
まあその後留置所に行ったけど。

ありゃ？ＩＤ変わってる。
38＝35ね。

>>38
スレ違いは100も承知だが、
極真と寛水流って大きな抗争みたいのはあったのか？
水谷の武勇伝や実力についても知ってたら教えてほしい。

プロレスラーが絡むと話に信憑性がなくなるな。

寛水流と極真は何も無いよ（多分）。
添野館長のトコのイキのいいのは、
若さに任せていろいろ武勇伝をもってるのが多いけど、
それを容認していたのが添野館長と関係の深い梶原だっただけ。

寛水流が「最強の空手」の看板を上げてたのが、
若いモンには気に食わなかったみたいで、
ケンカしたくてウズウズしてるのに理由が無かった。
その時、それに乗ってた猪木が梶原に近くて一番呼び出しやすかっただけ。
タイガーの問題とかもあったしね
（水谷は電話も取らないし、場所も遠かったから）。

スレ違いついでに。

水谷は地元ではハバを効かせてたらしいし、
ケンカも強いとは思うけど、ケンカ好きではないからね。
当たり前だけど、電話にも出ないし、
奥さん（道場責任者らしい）に謝らせてた。
相手ヤクザみたいなモンだから。それが当たり前の対応。
誰彼戦って、売られたケンカも全部受ける人なんていないよ。
それを「武道家としてどうか？」って問うのは酷だろう。
堀部のトコも同じ。
結局、昔の極真の末端部分が狂ってただけだよ。

水谷の武勇伝も知ってるけど、そのうちね。

>>38
「東海の殺人拳」だったかな？あれ読んだんだけど、
倍達の本を読んだ時くらいインパクトがあったわけよ（ｗ
しかし、いかんせん小説じみてるし、寛水流設立後の話が、
猪木に喧嘩売ったことぐらいしか載ってないから、実際はどうなんだろうなと思って･･･

同情破り。

>>44
＞実際はどうなんだろうなと思って･･･
最初に「極真（添野）側の立場から見た」という事を断っておくね。
そもそも、極真にしたって、大山さんの武勇伝を信じきっている門下生は
ほとんどいないよ。
外から見たら狂信者くらいに見えるかもしれないけど、
実は実戦に関して逆にすごい現実的。道場での練習とは別に、
ケンカの話になると「目突きなんかより、砂ひっかける方が早いよ」なんて、
師範代は言うし、１０円曲げがトリックなのもみんな知ってる。
（梶原先生寄りの添野門下は特にそれが顕著だった。大山さんと反目になるしね）
だから、水谷が言ってる
「走る車を追いかけて窓殴ったら窓に手刀が突き刺さった」とか、
「近所の犬は全部殺した」とか、信じる信じない以前に、
「じゃあオレの目の前でやってみろ！」って面白がってたよ。

はっきり言うと水谷の武勇伝は全部ビジネス。嘘。
で、一番苦労したのは水谷の奥さんだろうね。
実際にオレが解るのはそこまで。
本のが全部嘘か、あるいは誇張だとして、実際の所どれくらいだったかは、
門下生しか解らないと思う。すまんね。

追記しておくと、
添野サイドの人間には、
梶原先生本人が「大山倍達の売り方」を全部バラしてるからね。
方法から、仕掛け、その理由までね。
だから、余計水谷の件に若手が反応したんだよ。

>>27
いい話でヤンス（涙

ほ、本当にいい話だと思う？

ちっちゃな道場だったんで一人で居る時に
見かけないでっかいヤシが入ってくると
どうやって逃げようかと焦ったものだった。
先生は2階にいることが多かったが
奥さん？しか居ない時も多かったんでな

道場破りとはちょっと違うが、、、
オレが日本拳法からボクシングジムに転向してから２〜３ヶ月が過ぎた頃だったと
思うが、隣県のジムから３人のプロ選手が出稽古に来た。初めてのスパーリングで
コーチを滅多打ちにした『実績』を買ってくれたのか、会長が一丁やってみろとス
パーリングを薦めてくれた。その数日前に、慣れないウェイト器具で指を怪我して
いたオレは辞退したのだが、会長はオレが無用の遠慮をしているものと勘違いした
のか、オレを隅に引っ張っていって「他のジムのヤツらだから遠慮せず殴っていい
んだぞッ。殺してもいいんだぞッ。こういうチャンスはあまりないぞ、やってみろッ」
と真剣な口調で言った。「他のジムだから殺してもいい云々…」という会長の言葉
に、「なるほど、これがプロのジムというものか！」と、ある意味感心した。

>>51
続きキボンヌ

いいんだぞッ　やってみろッ
この”ッ”が肝と思われ。
萌え〜。

>51
それって、日本ランカーをＫＯしたときの話ですか？

>>51
いいんだぞ　言ってみろ。

>>52-55
結局、指の怪我がひどかったのでスパーは遠慮しました。バーベルのシャフトと置き
台の間に人差し指を挟んでしまい、関節の上の皮と肉がそげ落ちるような感じで骨が
露出していたんです。今考えてもスパーは無理だったと思います。

>>54　
日本ランカーをＫＯどころか、スパーさえしたことはありませんが？
アマチュア時代に世界選手権で３位にはいったことがあるプロ選手なら対戦経験があ
りますが、当時の彼は、ランキングどころか、プロでのキャリアは数戦しかなかった
と記憶しています。

次は、以前にどこかのスレッドに書いて好評だった、同じボクシングジム時代にニア
ミスした道場破り事件のことを再掲したいと思います。

【　道場破りの想ひ出　】

　以前に通っていたボクシングジムでのつまんない話を一席、、、

　ある日、稽古に行くと、会長部屋の窓ガラスが割れていた。いや、見渡
すと、壁に張り巡らされたシャドーボクシング用の鏡があちこち割れてい
る。さらによく見ると、、、床に血糊を拭き取った痕があちこちに、、、
　会長が出てきたので「いったい、これはどうしたんですか？」と訊ねる
と、「んむ、昨日、道場破りが来てな、、、」会長の顔にいくつかの『痕』
が見えた。話によれば、練習生が皆帰った後、ジムを閉めようとしたら、
玄関から、酔っ払ったチンピラ風の男がひとり、ブラリと入ってきて、、、
「おう！こないな田舎にもジムがあるんやのう！ワシの相手を出来るヤツ
はおらんのんかい！」と怒鳴ったそうな。カチンときた会長が「ワシで良
ければいくらでも相手をしちゃるぞ」と、二人きりのスパーリングになっ
たそうな、、、
　会長の話によれば、元プロらしく、それなりの『いかにもボクサーらし
い』熟れた動きだったそうな、、、
　しかし、その頃の会長はまだ20歳台で、半端ぢゃなく強かったのである。
　そのチンピラ氏は、当然の如く、メッタ打ちにされ、完全に意識を失っ
た。なかなか意識を回復しなかったので、、、会長は「ちょっと心配した」
そうである。
　意識を戻したので、もう一回締め上げ、素性を問うと、神戸から『一家』
で観光旅行に来ているのだそうで、宿泊所を聞いた後、再度失神させ、タク
シーに行き先を告げ送りつけたそうな、、、

　そして、その夜中、『一家』はやってきたのである。
　次号に続く、、、

ヤクザの一家かい、、、

・・・怖ぇぇ！
その一家って○×一家何代目跡取・・・とかって話？

続き早く！早く！

＞５７それならK察呼べよ、同意の上でスパーなら正当防衛と器物損害だろ？

>>61
そのツッコミ白ける
ネタを楽しめよ

じゃそーする（ｗ

Ｗ杯初勝利おめでとうございます＞日本代表

>>57の続き

その夜は、梅雨入りしたばかりで、シトシトと小雨が降り続いていたそうな。

　それは、０時半は過ぎていた。
　会長は、一度は寝入りながらも、２時間も経たぬ間に何故か目が覚めたそうな、、、

　彼らはやって来た。派手な音など一切出さずに、控えめに、密やかに、、、

　気配に気付いた会長が、寝所を出て、ジム内の灯りを付けると、彼等が、玄関
の鍵をこじ開けて侵入してきたのが同時であったそうな。
　ガタイの良い若い衆が５人、、、
　それらが左右に分かれ、間から目つきの鋭い老人が進み出で、「邪魔するで」
と言ったそうな。
「なんや知らん、うっとこの若いもんがエライ可愛がってもろたそうで、、、
おかげで、こないな田舎で入院せなあかんことになってもーたんや。
　重態やがな、、、。
　それで、まぁ『お礼』に来さしてもろたちゅうわけや。落し前付けてんか。」

　「ふーん。用件は分ったけど、そいつは自業自得ちゅうワケやな。」と動じない
会長、、、
　「まァ、ちょっとそこいらで待っとれや。ワシ、糞してくるさかい。」と、
唖然とする連中を尻目に、マジに用足しにトイレに入った会長は、このような
場面においてさえも、己の糞がモリモリと、とぐろを巻いて捻り出で、しかも
男根が隆々と勃起していたことを確認するや、「このケンカはもろた！」と確
信したそうな。

続く…

　…と言うような前振りがあって、リング上で１対５のデスマッチが始まった
わけである。
　会長は、その当時28歳。24歳で実質上のジムのオーナーを始めてから、現役
選手と同じトレーニングをこなしている人であった。ちょいとした『ワケ』が
あって、選手経験は無いが、『実戦経験』は豊富な人でもあった。

　３人目が昏倒し、動かなくなった時、あと二人いたはずと振り返ると、ひと
りがバーベルのシャフトを持ち出し、リングに上がりかけていた。
　「１対５でやっとるんや。卑怯な道具なんぞ使わずに正々堂々とやらんかいッ！」
と御老人が一喝したそうな。
　「おいおい！そもそも、一人に五人で掛かってくること自体が正々堂々とち
ゃうやろ！　さすがヤクザもんの言うことはちゃうな！」と、息を整えながら
会長は感心したそうな、、、
　その４人目が白目を剥いて動かなくなった時、御老人はいきり立つ会長と五
人目の若い衆を制し「分った。ワシらの負けや。最後の一人は残しておいてく
れ。ワシ一人では、よう面倒見れんさかい、、、」と、再びタクシーを呼びつ
け帰っていったそうな。
　その話が、地元の『業界』にも喧伝されたのか、それ以前は憑き物であった
興行関連のもめごとや、嫌がらせがピタリと止まったのは幸いであった。

ガラスは誰にわられたの？

ひとつ付け加えておくと、我が会長は、ボクシングの他に柔道も２段であった。
会長の言に拠ればボクシング技術だけでは勝てなかったであろうと。
ほとんどはフットワークとステップでかわすことが出来たが、組まれた際には
柔道で培った腰の強さと引き付けがものを言ったそうである。

>>66
おそらく、そのデスマッチはリング上だけではなかったのでは？と拝察する
次第です。

ジリノフスキー

横浜に現れた