質問もありだ!武道家雑談サロン 第4夜

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ではリクエストに答えて。
作品の途中から転載。

その夜、桂子は事の次第を亜由美に説明し、もうあの高校には駄目だから転校の手はずを整えると言った。
「なんなら、田舎のおじさんのとこに行く? そうすれば中学までの友達とまた学べるし」
そういうと、かすかに嬉しそうな笑みを浮かべた。
そのとき突然チャイムが鳴った。
誰だろうと思い出てみると、なんと昼間学校で対面した、純子たち一派だったのだ。
昼間にいじめがなかったといったのは、学校に処分されるのが怖くて嘘をついた、実はいじめてた、直接謝りたいのだと純子は言う。
亜由美がおびえた表情を浮かべるが、桂子は大丈夫、空手黒帯なんだから万が一何かあっても平気と笑った。
そして純子たちを玄関に招きいれた。
5人は玄関先に立ったまま、桂子の後ろに隠れている亜由美に謝罪した。
(やったことはもちろん許せないけど、自分から謝りに来るなんて、少しはマシかな)
などと考えていると、不意に5人が土足で上がりこんできた。
「何するの!」
「うるせえよ、昼間人を叩きやがって」
5人は亜由美に目もくれず、桂子に襲いかかろうとする。
しかし、桂子の反応は早かった。
9188:02/06/11 01:57 ID:cEHdPzmW
リーダーである純子の腹にまず蹴りをいれ、さらに二人に裏拳と正拳突きを浴びせる。
目にも鮮やかな返り討ちであった。
うずくまる三人を見下ろし、無傷な残りの二人は、戦意喪失したかのように呆然としている。
「あなたたちのやったことは住居不法侵入と暴行未遂よ、警察呼びますからね」
と桂子は110番しようとする。
それを見て、純子がうめきながらも笑い声を上げた。
「電話しないほうがいいわよ、お姉ちゃん。亜由美ちゃんの裸が全国に流されるわ」
どういうこと、とプッシュホンを押す手を止める桂子に、純子がなにやら紙切れを差し出す。
HPのアドレスのようだ。
「それにアクセスしてみれば分かるわよ」
何か嫌な予感がする。
桂子は純子たちを見張りながら、亜由美にPCを立ち上げさせ、そのアドレスにアクセスさせた。
亜由美の口から悲鳴が漏れる。
あわてて桂子がPCを覗くと、画面には亜由美の写真がいくつも載っていた。
スカートをめくられて、パンツ丸出しの写真。
バストをむき出しにされ、背後からもまれている写真。
全裸で四つん這いの写真など。
息を呑んで画面を見つめる桂子に、純子が近づいてきて言う。
「私が戻らないと、あのHPをいろんな掲示板で宣伝することになってるの。今のところはまだ誰も見てないだろうけど」
ここで言葉を区切り、ゆっくりと続ける。
「それが誰か探しても無駄よ。学校と関係のない、他所の仲間に頼んでるから。あんたが警察に訴えるなら、あんたの妹は生き恥を掻くのよ。それに掲示板での画像交換で、どんどん全国に広まるわ。亜由美ちゃん可愛いし、巨乳だから、大人気になるわ」
それを聞いて、桂子は今にも掴みかかりそうになったがこらえた。
ここで純子たちを倒すのは簡単だが、そうすると亜由美の恥ずかしい画像が広まってしまう。
9288:02/06/11 01:58 ID:cEHdPzmW
必死に殴りたくなる衝動を抑えた。
「じゃあどうすればやめてくれるの?」
立場が逆転している。
「まず、手を後ろに回して」
純子が命令する。
亜由美のためには仕方ない、桂子は言うがままに手を後ろにまわした。
すかさず取り巻きの一人が、おもちゃの手錠を桂子の両手にかける。
金属の冷たい感触で、桂子の両手が拘束された。
例えおもちゃでも、この手錠は力では外れそうにない。
両手に手錠をはめられた桂子を見て、ようやく純子たちは安心したようだ。
こいつなめやがってとか、よくもやってくれたなとか言いながら、桂子の頬をたたき、足を蹴り、ショートの黒髪を引っ張る。
暴行を受けて座り込んだ桂子を見て、ようやく純子たちは気が済んだようだ。
「どうしたの、空手黒帯さん。あんた本当は弱いんじゃないの?」
純子はあざ笑いながら、悔しそうにしている桂子を見下ろす。
そして、部屋の隅で震えている亜由美を呼んだ。
亜由美に服を脱げと命じる。
「や、やめなさい」
桂子が言うが、純子は聞き入れない。
いつもの通り脱げばいいのよ、もう慣れっこでしょう、とからかわれ、また別の仲間からは脱がないと姉がもっと痛い目にあうと脅され、しかたなく亜由美はスゥエットの上下を脱いで、下着姿になる。
白のブラジャーまで取るように言われ、白いパンティ一枚の姿にされた。