☆レスリングの部屋☆

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187反り投げ@過去の人
>>186 初心者さん
先に、
>タックルそのものを早くするにはどのような練習がいいのでしょうか?
について、僕の意見を書きます。
正直なところ、絶大な効果を得られるコツはないと思います。
まずは、打ち込みの回数を増やすこと、スパーリングの回数を増やすことが、
何よりも効果的な練習だと考えます。
要は、相手のスピードに慣れて、自分がもっと速く動けばいいという理屈ですから。
あえて注意点を上げるならば、
最初のうちは一歩目をとにかく速く踏み出すことを意識するといいでしょう。
ただし、実践的なタックルについて言えば、
2歩目をいかに速く引き付けるかが重要だと僕は考えます。
もし、現状が1歩目と2歩目を「イチ、ニ」のカウントでタックルに入っているなら、
「イチ!」の1カウントで1歩目と2歩目の動きをこなせるようにしてみてください。
あとは、
いなしてから入る動きのバリエーションを自分なりに複数作るといいと思います。
いなしは、相手を崩す意味合いもありますが、自分のリズムを作る役割もあるからです。
188反り投げ@過去の人:02/10/31 18:53 ID:fIDzOvzI
次に、
>タックルを潰されて簡単にバックを取られてしまうのですが
>対処法を教えてください。片足には手がかかるのですが
>タックルきりで外されてしまいます。
とのことですが、これも絶大な効果を得られるコツはないと思います。
理想は潰されないスピードと威力を持ったタックルを身に付けることですが、
どんな名選手であっても潰されないタックルは持ち合わせていません。
自分のレベルが高くなれば対戦選手のレベルも高くなるので、
必ず相手のタックル切りとぶつかり合うことになります。
で、ここから先は、“根性”になってしまうんです。
つまり、一度相手の足に手をかけたら離さない心構えが一番重要ってことです。
いくら相手が自分の頭を押したり、横にずらしたり、体重をかけてこようとも、
自分の手が相手の足にかかっている限りは、絶対にバックには回られません。
実際のタックルの攻防では、スピードや力が勝る方が有利になりますが、
もし潰されたら、「頭を上げながらひたすら前へ出る」ことを心掛けてみてください。
自分が止まったとき、自分の頭が下がったときが、
相手にとってはバックへ回るチャンスになるわけですから、
そのチャンスを与えないようにするんです。
言うまでもなく、これは辛いですけどね……。
189反り投げ@過去の人:02/10/31 18:54 ID:fIDzOvzI
追加で、もう少し具体的な方法を記します。
相手の片足に自分の片手がかかった状態で潰されたとき、自分の片膝だけ立てます。
で、その膝を起点にして、相手の回る動きについていくんです。
そのとき、なるべく自分の頭を上げて、相手の動きを見てください。
そして、相手がバックへ回ろうとしたら、そのタイミングと回る方向に合わせて、
再びタックルに入ってください。
相手がバックへ回るときは、相手が重心を浮かせたときなので、
比較的タックルを決めやすくなるんです。

という感じでしょうか……。
すでに知ってることばかりだったらごめんなさい。
正直なところ、「これだ!」という方法を思いつきませんです。
一発目のタックルでダメだったら、続けて2発、3発とタックルで攻めるセオリーが、
結局は一番効果的な気がします。
きついでしょうが、頑張ってください。