■デジタル化に向け 送信所のアンテナ交換
県内で2年後に始まる地上デジタル放送に備え、秋田テレビの大森山送信所のアンテナがデジタル放送に対応したものに交換されることになりきょう未明、大掛かりな作業が行われました。
秋田市の大森山にある送信所に設置された、新しい地上デジタル放送対応のアンテナは、長さが12メートルもあります。交換作業は、放送終了後のきょう午前1時過ぎから始まりました。
まず、高さ76メートルの鉄塔の先端部分に取り付けられていたアナログ用のアンテナを大型クレーンを使って取り外し、代わりにデジタル放送対応のアンテナを取り付けました。
新しいアンテナは現在のアナログ放送にも対応できるようになっていてデジタル放送が始まるまではアナログ放送の電波を出しつづけます。およそ2時間後、電波チェックをして、アンテナの交換作業は、無事終了しました。
秋田テレビでは、2年後2006年のデジタル放送開始を目指して現在、準備を進めています。放送開始後、しばらくの間は移行期間として現在のアナログとデジタルの2本立ての放送になりますが、
7年後の2011年には、全面的にデジタル放送に切り替わることになっています。
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