恋愛小説を書こうin失恋板第一章

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1名無しさん
【ルール】
●書き込む奴は前のスレの続きを書く。
●現実に絶対ありえなことは書かない。例→(死んで生き返った)。
●主人公を【♂藤嶋 とし】【♀秋元 由美】とする。
●主人公は死んではならない。
●次スレは990〜の誰かが建てる。

Title【失恋】第一章
としは携帯を手に取った
2名無しさん:2009/08/16(日) 10:43:47
あのときの楽しかった思い出が蘇る
3名無しさん:2009/08/16(日) 10:45:44
もう後ろを振り返ってはダメなんだ…
4名無しさん:2009/08/16(日) 10:49:13
今日は同僚に誘われたコンパに参加する予定
行こうか…行かないか…でも前に進まなくては 
優柔不断は相変わらず。こんなところがいけなかったのか…
5名無しさん:2009/08/16(日) 10:54:35
予定時刻はPM7時。現在AM4時。おじいちゃんか!!
6名無しさん:2009/08/16(日) 12:37:58
眠れない毎日が続いたせいだろうか?
予定までにはまだ余裕がある。

二度寝した。
7名無しさん:2009/08/16(日) 12:52:11
が、熟睡できるはずもなく悪夢にうなされすぐに起きてしまう。「喉が渇いた…まだこんな時間か…」時間の進みかたは常に一定なのだろうか?としは、歩いて5分ほどのコンビニに行くことにした。「こんな時間にコンビニに行くなんてないな」としは呟く。
8名無しさん:2009/08/16(日) 13:05:19
アパートのドアを開けた途端、涙が溢れてきた。不思議な感覚だった。足がすくむ。
9名無しさん:2009/08/16(日) 13:55:16
そこに、あんぱんまんが
現れた
『貴方が〜しゅきだからぁ〜』
10名無しさん:2009/08/16(日) 13:55:56
仙道も独り言スレに書くなら、自スレかここで書けって・・・
11名無しさん:2009/08/16(日) 14:06:12
鮮やかにかわした。
さてコンビニについたがなにしにきたんだっけ?
12名無しさん:2009/08/16(日) 14:12:26
とりたてて理由もなく雑誌の棚に目をやり愕然とした。
ある写真週刊誌の見出しに目が釘付けになる。

そこには…
13名無しさん:2009/08/16(日) 14:14:19
>>10
やめろ〜
14名無しさん:2009/08/16(日) 17:16:54
あやぱんパンチラ激写の文字が。たまらず手に取る。しかし袋綴じ。さて所持金230円。買えない。どうしよう…
15名無しさん:2009/08/16(日) 17:47:24
あやぱんもいいけど、さえたんまで待とう
16名無しさん:2009/08/16(日) 17:53:53
結局、ミネラルを一本だけ買い、ひとりコンビニを出る。
真夜中にふたりでよく来ていたコンビニ。

この場所すらも、今のとしにとっては胸が痛い・・・
17名無しさん:2009/08/16(日) 18:51:29
気付くともうこんな時間。カラのペットボトルを見て時間というものがまた恐くなる。朝からずっとベッドの上だ。焦りと不安が込み上げてくる。
そして約束のコンパまであと3時間。
18名無しさん:2009/08/16(日) 19:03:36
すると携帯のバイブがなった。「ドキッ」。光の早さで携帯を手に取りサブウィンドウを見た。
相手は…
19名無しさん:2009/08/16(日) 21:03:02
お母さんだった…
肩の力が抜けた
20名無しさん:2009/08/16(日) 21:12:48
「なんね〜」
「せっかく心配して電話してやったのに、なんねとはなんね。元気しとるとか?」
「もう、心配せんでもええ。何歳やとおもうとる」

さすがおかん。俺はおかにすべてを見透かされてい気がした。
21名無しさん:2009/08/16(日) 21:22:34
急に寂しくなった。
その後コンパの件で同僚からの連絡があった。参加することを伝えたが、正直もうどうでもよかった。ただなにも変わらないことが恐かった。
支度し顔は洗ったが髭も剃らず寝癖がついたまま待ち合わせ場所に向かった
22名無しさん:2009/08/16(日) 21:23:49
あたりまえたい。
お母さんは、アンタのこと
なら、なんでも
お見通しよ。
風邪ひかんよう
暖かくして寝や
腹出して寝たら、あかんよ

と、おかんは
言った
23名無しさん:2009/08/16(日) 21:33:04
由美だったらおかんと上手くやれたはず・・・

また妄想・・・・・



しかし別れた原因は
としにあった。
それは・・
24名無しさん:2009/08/16(日) 21:36:53
もうコンパに行ってるなんて由美に知られたら、更に失望されるだろう。何がしたいんだ。俺は!
25名無しさん:2009/08/16(日) 21:41:58
「ごめん…やっぱり今日行けなくなった」


「えっなんで?」
26名無しさん:2009/08/16(日) 22:00:55
かーちゃんが、すべて
お見通しだから。
27名無しさん:2009/08/16(日) 22:06:58
「そっか、まだ引きずってるんだな」

「本当ごめん…」
28名無しさん:2009/08/16(日) 22:50:52
ヒマをもてあましたトシは帰り道、由美の家の最寄り駅まで電車を乗り過ごすことにした。

29名無しさん:2009/08/17(月) 01:13:33
「会いたい・・・・・・。」
無意識に呟いた。半ば判然としないような意識で、焦点も定めないまま
トシは携帯を操作する。そうしようと明確に思ったわけではないのに、
由美からのメール履歴を読み返していた。
30名無しさん:2009/08/17(月) 01:14:29
Re:

送信者 akimoto yumi
あなたの言い訳が積み重なるたびに、あなたが過去に言ったことは
どんどん嘘に塗り変わっていった。
私に対する愛情が薄れてゆくのが手に取るように分かった。
どんどん大事なものがこぼれ落ちていった。
あなたの言葉。死ぬまで由美だけ。もう私には嘘に響いた。
私は、あなたを心底好きでたまらなかった。
だから間違いを犯したのかもしれない。
もっと愛して欲しかったから、必死になってしまった。
それはあなたをを苦しめた。わかってた。もう、おわりにしましょう。
31名無しさん:2009/08/17(月) 01:16:15
トシには、由美の真意が分からなかった。確かに、仕事に打ち込んで
忙しい日々だったかもしれないが、由美への愛情が薄れたとは思わない。

確かめたい。

本当は、由美には新しい男が居るんじゃないのか?
・・・・・・いやいや、由美はそんな女じゃない。
メールをそのまま解釈すれば、俺がなにかを間違っていたんだ。
由美は俺の何について、どんな風に思っていたのだろうか。
32名無しさん:2009/08/17(月) 01:18:26
そうこう考えているうちに、電車は目的の駅まで到着してしまった。
なにをするんだ。どうすればいいんだ。
何も心の準備が出来ていない無防備のまま、トシはプラットフォームに降り立った。
まるで、宇宙船からどこかの惑星に初めて着地する宇宙飛行士のように、
重力を感じない。・・・・・・会いに、いこう。このままじゃ前に進めない!

トシは、自分の両頬をパンッと勢い良く叩いた。
・・・・・・会いに、いこう。このままじゃ前に進めない!
ふと、駅のベンチを見ると、ツナギを着た男がトシを見ていた。
「セルフSMかい? 案外マニアックなんだな。・・・・・・やらなi
ツナギの胸元にあるファスナーを、そっと下げる動作をした
眉毛の太いその男を、トシは力いっぱいに殴った。
33名無しさん:2009/08/17(月) 01:31:39
「阿部さん!!!」
不意に響いた声に、トシは我に返った。
トシは、決して暴力を振るうような性格では無かった。
なぜ俺は、反射的に他人を殴ってしまったのだろうという不思議な後悔。
そして、声の主は、聞き覚えのある懐かしいものだった。
「由美。」
喜怒哀楽と困惑が入り乱れ、トシの思考は停止した。

         この男は、由美のなんなんだ?
     思わずなぜか殴ってしまった、謝らなければ。
                  由美、会いたかった。
            なぜ、別れることになったんだ。
   俺が由美につらい思いをさせたのかもしれない、ごめんな。

思いや考えはトシの胸中を交錯したが、はっきりとした言葉には
出来なかった。
34名無しさん:2009/08/17(月) 01:36:02
阿部さんは口元から流れ落ちる血を、手の甲でぬぐいながら言った。
「俺は殴ってくる奴も食っちまうような」
男のセリフが終わる前に由美は阿部さんを殴った。
35名無しさん:2009/08/17(月) 01:37:26
ageとくから、失恋で眠れない奴が続き書いてくれ。

んじゃ俺は寝る。ABBA yo!
36名無しさん:2009/08/17(月) 06:54:41
阿部「えぇええええ〜なんでぇぇ」
(ここで由美の回想)↓
37名無しさん:2009/08/17(月) 12:27:04
由美「ちょっとひろし〜あたしのプリン食べたでしょ!!」
阿部「たべてないよ」「あっちょっとコンビニ行ってくる」ガチャ

あれは1時間もならんでやっと買うことのできた人気のプリンだった。なぜひろしはあんな嘘を平気で言うのだろうか 
38名無しさん:2009/08/17(月) 12:33:03
こんなときとしはなんと言って言い訳していたのだろう…きっと私のプリンを勝手に食べようともしなかっただろう。クソ真面目でなのに不器用で。
不思議だった。もう忘れていたはずなのに…
39名無しさん:2009/08/17(月) 12:36:07
ほらよ。阿部が由美に差し出したものは
40名無しさん:2009/08/17(月) 21:38:40
プリンだった
しかもプッチんプリン
41名無しさん:2009/08/17(月) 22:00:38
それから

渡されたものは鍵・・・
合い鍵なのだろうか?可愛いキーホルダーがついいる。



阿部「返すわ!やっぱり別れて無かったんだな!この二股女!5年も騙しやがって!」


とし「・・・・??ゴネン?(゚Д゚)」



由美「・・・」
42名無しさん:2009/08/17(月) 22:07:00
そのキーホルダーに見覚えがあった

43名無しさん:2009/08/17(月) 23:30:29
あのとき、そう結婚を約束した日だ。
なぜまだ付けているのだろうか…

由美はたまらずその場から逃げるように走り去った。
阿部さんもあとを追った

44名無しさん:2009/08/18(火) 04:32:24


ハッと目を醒ましたトシの視界に飛び込んだのは、
優しい眼差しをした由美の上半身だった。
額には脂汗を浮かべ、ぼんやりとした視覚を拭い去るようにまぶたを擦る。
「由美・・・・・・。俺は、おかしな夢を見ていたよ。」
にっこりと微笑む由美は、トシに問いかけた。
「そう。どんな夢? 悪い夢なら忘れるのがいいわ。」
45名無しさん:2009/08/18(火) 04:34:36
トシの後頭部には、由美の太ももから伝うぬくもりが感じられた。
膝枕の心地は、トシを心の底から安心させてくれる安らぎがあった。
悪い夢から開放されたトシには、これ以上無い天国かもしれない。

・・・・・・悪い、夢?

どんな夢を見ていたのだろう。

「そうだ、鍵・・・・・・。」
46名無しさん:2009/08/18(火) 04:35:35
そう呟くトシ自身にも、なぜ自分が鍵と言ったのか、何の鍵の話なのか
思い出すことが出来なかった。
しかし、”鍵”という単語を聞いた由美の表情が一瞬、
ただ事では無い雰囲気に変わったのをトシは見逃さなかった。
「由美。俺は何か大事なことを忘れている気がするんだ。」
「私がそばに居る。それでいいじゃない。もっと大事なことがあるの?」
由美はそのやわらかい指で、しなやかにトシの鎖骨をなぞる。
指はそのままトシの胸板で遊び、へそをくすぐる。
47名無しさん:2009/08/18(火) 04:36:54
「待て、くすぐったいよ。」
クスリと笑う由美。悪戯っ子が時折見せる、とびきり魅力的な、
イジワルな笑顔。
肌に触れるか触れないかの、微妙な指の愛撫はトシの腹部から
さらに下へと移っていく。トシの下半身は徐々に反応し、
外見からでも男の生理現象がはっきりと分かるまでになっていた。
48名無しさん:2009/08/18(火) 04:39:12
トシは下着の一部分、五百円玉硬貨ほどの面積が、
少し湿るのを感じた。
「由美、違うんだ。何か思い出せそうなんだ。」
思い出さなければいけない重要なことを、由美は、はぐらかそうとしている。
49名無しさん:2009/08/18(火) 04:58:59
トシは、鍵について記憶の引き出しを片っ端から開ける。
鍵・・・・・・阿部さん・・・・・・。
そうだ、駅のプラットフォーム。由美が居て、阿部さんという男が居て、
由美は阿部さんと俺を二股・・・・・。
由美はその事実が明るみになったとき、鍵を取り出して
なにかを呟いた。
トシの記憶が、フラッシュバックする。由美がなにかを呟いたとき、
三人の目前には、大きな扉が出現していた。
50名無しさん:2009/08/18(火) 05:00:59
由美が呟いた言葉は・・・・・・
「XXXXXXX」
トシは思い出した言葉を口に出してなぞった。
由美の顔色が変わる。
「またやり直す必要がありそうね!これで何度目なのかしら!
 なぜうまくいかないのかしら!!」
そこにはトシが見たことの無い由美が居た。困惑するトシは
上半身を起こそうとするが、体に力が入らない。
「まったく、どいつもコイツも!」
由美の手つきは、一変した表情と同調して乱暴になり、
トシの大事な部分を布越しに掴み上げ、ゴシゴシと上下させた。
「ほら!ここでしょ? ここが弱いんでしょ!? イキなさいよ!
 次は鍵のことなんか思い出させないわよ!」
トシは何もすることは出来ず、ただ、視界のふちに
例の鍵があるのを見つめながら気をやるだけだった。
「XXXXXXX」
由美があの言葉を呟くと、鍵は揺らめく彩光を放ち、
大きな扉が出現した。トシは、時折みる落下する夢のような感覚で
意識を奈落の海へと委ねた。
51名無しさん:2009/08/18(火) 12:25:31
射精した。気持ちよかった。そして扉は閉じた。俺は由美に体だけを求めていたということなのだろか…

52名無しさん:2009/08/18(火) 14:15:56
「…はあ」

二度寝して夢精してしまうとは。
53名無しさん:2009/08/18(火) 20:00:48
ふと横をみると…
54名無しさん:2009/08/19(水) 00:07:33
ゲイバーのママだった
ってかここどこ!?
55名無しさん:2009/08/19(水) 00:24:29
君は監禁されたんだよ
どんだけぇ
56名無しさん:2009/08/19(水) 01:22:08
刃渡り10cmほどの鋭利な刃物が、トシの目に向かって
鮮やかな反射光を放っていた。
「トシ。あなたとわたしはひとつになるの。」
左利きの由美の手に握られた果物ナイフ。
鋭利な先端を閃かせる、見慣れたはずの左手。
しかし、違ったのは、薬指に輝くエンゲージリング。
57名無しさん:2009/08/19(水) 01:24:07
「由美。なにがどうなっているんだ。」
トシは恐る恐る由美の表情がわかる角度まで、震えながら首を捻る。
頬には一筋の涙が伝っていた。瞳には、死を目前にした男の表情が
映されていた。
「何度やりなおしても、トシと結ばれない。なぜ・・・・・・なぜ・・・・・・!」
トシの脇腹に熱い鈍痛が走る。
「ッ!・・・・・・ぐ!」
二度、三度。同じ箇所に深々と突きたてられた刃物が、
肉を切り裂いていくのを感じた。
痛みで意識が遠のくのは初めてだった。そして、最後だった。
激しい苦しさは脇腹から胸へのぼり、それはそのまま呼吸の苦しさになった。
喉奥からこみあげる血が、鼻と口から溢れ、こぼれる。
トシは、決して逆らうことの出来ない眠気を、受け入れる他なかった。
薄れていく意識の中、由美への愛おしさだけが残った。
もはや、身体は糸の切れた人形の様相を呈していたが、
トシは強く由美を抱きしめた。実際には、指が少し動いたにすぎない。
しかし、由美は確かにそれを感じ取った。
「そう。ずっと、あなたはわたしだけのものよ。結ばれるまで
 夢は終わらせない。」
58名無しさん:2009/08/19(水) 12:23:14
そこに阿部ちゃん登場!俺死傷!由美何やってんだYO!なぜかラップ調の阿部ちゃん。
とりあえず病院へ向かう。
59名無しさん:2009/08/20(木) 08:44:13
トシは阿部のおかげで一命を取り留めた。

「何故助けた?」
60名無しさん:2009/08/20(木) 10:05:19
とし「穴兄弟だから」
61糞スレ再生工場 ◆BIQ4VbXsYM