224 :
名無しさん:
デパートの人気の無い階段を兄貴と二人で上ってると、17〜18歳くらいの坊主の男に絡まれた。
その男は俺達の肩を掴んで「おい!お前ら何こっち見てんじゃ。慰謝料払うか殴られるかどっちか好きなほう選べや。」(あまり覚えてないけどこんな感じだったと思う)
相手一人対こっち二人だったので俺は強気で「いや、見てないって。意味わからんし」等と言ってると、
後から19〜20歳のヤンキー二人組が来た。
「おいおい、どうした〜?何やってんの?w」と言って俺らに近づいてくる。
その時点で俺の心臓バックンバックンなりまくりw
すると、坊主の男が「こいつらがガン飛ばしてきたから〜」と男二人組に一連の流れを説明(もちろん俺達は何もやってないが)
男二人の内一人が「で、お前らはいくらもってんの?」と言ってきたので「財布なんて持ってない」と嘘をつくと、坊主の男が俺のポケットに手を突っ込んで財布を取り出す。
ちなみに、その時は年末だったため、早めに貰っていたお年玉もその財布に入っていた。
で、結局「ガソリン代にするわ〜ww」と言って俺らの財布から計3万近く持って行かれたorz
そのあと、一気に力が抜けたと同時に体が震えたよ・・・情けないorz
この事を親に言ったら、すぐにそいつらを探してくれたが見つけられず。
この事件のお陰で、年末になって親戚達と集まる時期になると事件後から3年間くらいはその話題が出て、いいネタにされてたよ。
225 :
名無しさん:2006/10/23(月) 03:07:43
「なあ、君に改造してもらった電話機のことだが、
本当に改造したのかね?全然ライトが光らないんだ。
どこか壊れてないか調べてくれないか?」
仕方ないので、俺は持ち帰って調べてみることにした。
だが、どんなに調べても電話機に異常はないし、
試しに自宅の電話線に繋げて携帯から電話をかけてみると
ちゃんとライトは光のだった。
どこも壊れていない、安心してお使いなさいと
老人に渡しに行ったが、
やはり数日経つと、また同じように電話機を持ってくるのだった。
そんなことを3回か4回か繰り返した後、
「もういい、お前には頼まん」
と老人に呆れられてしまった。
親切心から改造してやったのに、
何故こんなことを言われなきゃならんのか、
腹が経って仕方なかった。
それからしばらくして、老人は妻の後を追うようにして亡くなった。
その時初めて分かったのだが、老人には縁者がいなかった。
老人の友人と言える人もいなかった。
かつて友人だった者は皆その老人より先に亡くなっていた。
老人は電話がきても気付かないのではなく、
そもそも老人には電話がこなかったのだ。
そして、老人はそのことに気付いてなかったのだ。