【まじで】30代の失恋相談所【つらすぎ】

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428名無しさん
今までROMってただけだが・・・参加させてください。
チラシの裏じゃ今の気持ちを整理できそうに無いので。
自分:31歳 彼女:27歳でした。

今日5年付き合った彼女と終った。

ひとり僕の地元に就職していた彼女は上司のパワーハラスメントや
連日の残業に苦しみ、そこで現れた僕に救いを求め
安らぎを感じてくれていたんだと思う。

食事を作り、洗濯をしまい、彼女が寝るまでそばにいてあげて
時には深く愛し合ったりもした。
殆ど通い妻状態の僕はそれでも、いや、それが満足だった。

しかしそれも長くは続かず、付き合い始めて3年目位に
彼女は仕事を辞め、実家に帰ることとなった。


429428:2006/09/07(木) 00:08:05
勿論そこで終るのも考えたが互いがまだ好き合っていたので
片道60`の中距離恋愛に移行することになった。

僕はサービス業で土日の休みなんか殆ど取れない。
でもそのころ彼女は職業訓練所で失業手当を貰いながら
朝9時から夕方5時までという規則正しい生活をしていた為
2人の時間を作るのはさほど大変ではなかった。
彼女の地元のスポーツクラブに通い、終ったらなんとなくホテルへ・・・
そんな1年が続いた。

少し様子が変わったのは彼女が再就職してから。
片道2時間弱の会社に就職してからは朝5:30起き、帰りは定時とはいえ
僕が休みの日に会社に迎えに行く時にはいつも眠そうな顔をしていた。

金曜の夜くらいは、と思い食事をしてホテルに誘おうとしたら
断固として拒否され、でもまぁ疲れているんだろうって思い
諦めているうちにいつの間にか「エッチはしない関係」になってしまっていた。
430428:2006/09/07(木) 00:09:10
浮気なのか?本気でそうも疑ったがどうも違う。
でも彼女を失いたくない一心で臆病な僕は無理強いすることも
できず、別れ際のキスでなんとか我慢してきた。

そこをカバーしようとして平日休みの僕は休みの度に
彼女を会社に迎えに行き少しでも会う努力をしていたつもりだった。

たまの土曜休みや日曜休みを利用して日帰り旅行に行くのが
せいぜいであとは金曜夜出発でUSJに行くとかだった。
9月に取れる僕の夏休みに有給休暇で合わせてもらい
一昨年は沖縄に行く予定が台風直撃で泣く泣くディズニーランドにした。
昨年は念願の沖縄に行く事が出来た。
今思えばおそらくこの頃が幸せの絶頂期だったのかも知れない。

それ以降は僕の仕事が多忙になり、なかなか休みに迎えに行く頻度も
土日に休みがもらえることも少なくなり、彼女はそれでも
「慣れた」「諦めてる」って表面上は許してくれた。
僕もそれに甘えてしまっていたのだろう。
431428:2006/09/07(木) 00:10:38
2人で過ごす時間は激減した。
それでも毎晩決まった時間にメールのやり取りをして
「繋がってる気分だけ」を心のよりどころにしたりしていた。

流石にこんなんじゃマズイ、と僕が転職を決意した今年の6月に
そんな生活が普通のお付き合いだと思えなくなっていた彼女が
「●●(僕の名前)といると楽しい。でも会える時間が少なくて我慢して諦めているうちに
心のバランスを取る為に恋愛感情を冷めさせていた」
って告白された。

僕は喧嘩が出来ない男だった。
一時の感情のアヤで彼女を失うのが怖かったから。
結婚を考え、頑張って貯金も増やし、でも断られるのが怖くて
現状維持しか考えていなかった5年間。
我慢を覚え心が麻痺していた最後の1年間。

しかしもっと我慢していたのは彼女の方だったということが解って愕然とした。

それからは保留としてちょいちょい会う仲だったが
遂に今月2日彼女から別れを切り出された。
432428:2006/09/07(木) 00:11:36
電話も繋がらず、メールの返信もない今日までの5日間。

喪失感、虚無感・・・
どんな表現でも言い現せられない絶望にも似た感情。
この歳にして嗚咽してまで泣くとは思わなかったが
泣き崩れた5日間。
それでも何とか正面向いて最後の別れをしようという気になったのは
やっぱり2人の間に「嫌いになったというわけじゃないから」
っていう事実があったから。

「いつもの場所で待っています。」そうメールを入れて
これが最後かと思うと彼女を待つ車内で早くも涙がこぼれた。
呼び出しに応じてくれずに来てくれなんじゃないかと不安にもなった。
433428:2006/09/07(木) 00:13:00
でも

彼女は来てくれた。
いつもと変わらない足取りで。
いつもと同じように車を覗き込むように乗車して。

しかし笑顔が作られたものだったことは見ないふりをして。


近くの喫茶店に入り、ちょっと見詰め合って互いに目を伏せた。
「ついにこんな日が来ちゃったね。」
バツが悪そうに彼女がいう。
「でも・・・遅かれ早かれ、こうなっちゃったの、かな?」
「僕はさ・・・」
言葉を遮る様に言う
「○○(彼女の名前)との事・・・本当に大事に想ってた。でも、口に出さなきゃそれは
伝わらないって本当に反省している。不安だったんだよね」
彼女が頷く。
「だからといってやり直そうって言っても困るでしょ?」
彼女が無言で頷く。
「だから・・・」
そこまで言って僕の言葉が詰まる。
言ってしまえば本当に終わってしまう。
でも言わなきゃ。言わないと。
彼女が僕を見た。目が合った。
「きちんと終わりにしようと・・・思う。」
人目もはばからず僕は泣いていた。

「○○が本当に好きだから。僕がすがって○○の幸せを邪魔する権利は
無いと思ったから。あえて・・・」
彼女も泣いていた。
「僕は身を引こうと思います」
434428:2006/09/07(木) 00:16:52
きっと、彼女が実家に帰ってしまった時点で
この恋愛はおかしくなっていたのだろう。

認めてしまいたくない臆病な僕が
更に自分を苦しめる思い出ばかりを増やして
ずるずると今日まで来てしまったのかもしれない。

みっともないとか格好付けるとかそれよりも
彼女の事を大事に想った。そして大事に想いすぎた。
言わなきゃならない事を言えず、例え転職しても
一度冷めた気持ちを僕に振り向かせることはできなくなって
しまったところまで来てしまった。

互いが嫌いになった訳じゃない。
でももう2人は2人じゃない。
やりきれない気持ちを抑えて僕は家路についた。

今は1人で今後を考えてそれが出来ずに
思い出を綴ってしまいました。
チラシの裏だって事は重々承知でしたが
誰かに聞いて欲しくて延々と5年分の鬱憤を吐き出したくて。

切ないけれど僕はこれで良かったって思う失恋です。
長々とごめんなさい。
もし読んでくれた方がいたらありがとうございました。